9月18日に急性前立腺炎を発症し、都内の病院に緊急入院していた歌手・舟木一夫(72)が16日、島根県民会館でのコンサートで仕事復帰を果たした。9月29日に退院し、自宅療養を続けていた。
 退院後は、肩と肩甲骨の周りに筋肉の強い炎症を起こし、高熱などで今月11日から14日まで、都内の病院に再入院していたことも明らかになった。
 この日は痛み止めを服用し、ステージへ。痛みなどの不安も感じさせず、昼夜2回公演で3000人のファンを前に、代表曲「高校三年生」など20曲以上を熱唱。「歌は大丈夫。元気に歌えるよ。だけど俺も72歳なんだから、調子に乗らないようにしなきゃいけないね」と苦笑いだった。