昨日9月6日、やっとやっと、木曽川資料館の展示会に行ってきました。
もっと早くに行きたかったのですが、なかなか、時間がとれずにいましたが、昨日、拝見してきました。一宮七夕まつりや、市民会館でのコンサートなどに併せて遠方から行かれたて、もう既に楽しまれた方が多いかと思いますが、ちょっとだけ、撮ってきた写真などでご報告させていただきます。
名鉄新木曽川駅から徒歩3、4分ほどなので、とても交通の便がいい場所でした。…といっても私はたまたま、この日娘の仕事が休みだったので自宅から車で出かけました。資料館までの所要時間は約1時間ちょっとでした。朝は小雨でしたが、御昼前には雨も止んで、涼しくて助かりました。
岐阜方面行のお馴染み赤い名鉄電車
商工会議所の奥が資料館。このあたり、木曽川町は山之内一豊の生誕地
とってもクラシックな趣のある資料館です。登録有形文化財だそうです。
建物の脇に看板を出してくださっているので、わかりやすくて嬉しいです。
資料館正面。1924年といいますから大正の終わり頃の建築ですね。
カワイイ舟木さんが微笑んでお出迎え
イラストも地元の方が描かれたものだそうで、手作り感があふれています。
戸をガラガラっと開けて中に入ると…今度は和服姿のシブイ男前の舟木さんがお出迎えです
どうやら、ここで記念写真を撮る方がたくさんいらっしゃるみたいですね
入口付近の展示品
壁の上の方にもいっぱいに大型の舞台ポスターが掲示されています
レコードジャケット
映画のスチール写真
大河ドラマ「赤穂浪士」の右衛門七さんと明治座「魔像」の神尾喬之助
こちらは近々の舞台、新歌舞伎座「桶屋の鬼吉」さん
今回のメイン展示はこちら。素敵な舟木さんに囲まれてシ・ア・ワ・セ 満喫
☆この浴衣についての記事☆
反射してよみづらいですが、後援会が実費で頒布。柄は「火消し若衆」にちなんで
「まとい、格子、柳につばめ」をあしらったものだそうです。
珍念さんこと白木みのるさんのサイン色紙と舟木さんが「てなもんや三度笠」に
ゲスト出演なさった時のスナップ写真。
ファンから舟木さん、展示会主催の地元有志の皆さんなどへの寄せ書き
デビュー当時の地元発信の記事・資料など
ビニールで覆ってありますので反射して読みづらいですが
当時の舟木さんの人気のスゴさに地元の方たちがフィーバーされている雰囲気を
お伝えできればと、撮影させていただきました。
そういえば、NHKは「新人テスト」なるものがあって人気だけでは使ってもらえなかった…
歌の巧さはもちろん、NHKにふさわしい諸々の条件を満たしているかどうか…
そんなところをチェックする「テスト」だったんでしょうね。
展示されている記事の読みづらい部分はこちらの資料で
補ってみました。別冊「近代映画11月号 舟木一夫特集号」(1963年)
最後に…
今回、55周年のお祝いイベントとして舟木さんの数々の資料を集め、このように
心のこもった手づくりの展示会を開催してくださった地元有志の皆さまの舟木さんへの
愛にあふれた想いに感動し、熱いものがこみあげてきました。
「本当に愛されてますね、舟木さん…」
事前のご準備はことのほか大変だったことでしょう。そして7月20日から9月20日まで
ほぼ60日間という長期にわたる開催期間に、休館日以外毎日シフトを組んで
地元の皆さんが、ボランティアで、資料館で私たちを出迎え、お世話くださっているワケですが
こんなことって、他の芸能人の方に起こりうることなんだろうか…って思っています。
舟木さんも素晴らしければ、地元のファンの皆さんも本当に愛情深く舟木一夫という人を
心から誇りに思っていらっしゃることが、深く、深く伝わってきます。
8月29日に開催された一宮市民会館でのコンサートも…
ここだけの、特別バージョン「ROCK'N ROLLふるさと~ハーモニカ演奏入り」
私が訪れた日に、資料館でお世話くださっていた舟友さんは、
舟木さんが、十分に私たちの想いをうけとめてくださった…とおっしゃっていました。
特に、今回、舟木さんへこの曲を御願いしたワケではないんですよ…とも。
ファンの想い、故郷の人たちの愛情は、しっかり受け止めてステージでしっかり返す…
それが舟木一夫という人なんだということをあらためて印象付けられました。
地元の皆さま本当にありがとうございました。
まだ20日まで展示会は続きます。まだの方、ぜひお運びになってくださいね。
来るまで、行も帰りもここを通りました。舟木さんの大きな看板がある串作の交差点