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日本コロムビア インフォメーション 舟木一夫ニュー・シングル 春はまた君を彩る webサイト
http://columbia.jp/artist-info/funaki/info.html#43551
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フルコーラス「春はまた君を彩る」と「そばにいるから」ツーコーラス目まではこちらを開いて聴いてみてください
http://blogs.yahoo.co.jp/ycmay26/70395159.html
http://blogs.yahoo.co.jp/ycmay26/70395159.html
連載のラスト「その3」です。先にアップさせていただいた「杉紀彦のラジオ村」の放送でも先ず1曲目は「初恋」でこの曲についてのお喋りも少し、お聞きすることができました。2曲目は「修学旅行」で学園ソング、ラストの曲は、新曲「春はまた君を彩る」でしたが、こういったセレクトからも、舟木一夫といえば、間違いなく「抒情歌謡」の騎手ということが証明されるのだと思います。
そういうことからも、藤村の処女詩集である「若菜集」所収の最高峰「初恋」を連載の「その3」として最後に記しておきたいと思います。
若き日の藤村 「藤村詩抄」(岩波書店刊)
「高楼」「君がこゝろは」「初恋」の原詩所収
素通りして舟木さんから遠く離れてしまった私が、二十歳ごろだったでしょうか、テレビで着物姿で「初恋」を歌っている舟木さんを見て、舟木さんらしい歌を唄われていることを嬉しく思った記憶があります。
ある意味では、この時の「初恋」という曲が、私が舟木さんのところに戻る、ひとつのチャンスでもあったのかもしれないと思っていますが、時期的に、舟木さんご自身も、そして私自身も、人生の旅路の「うず潮」の真ん中のような場所にいたのでしょうか、それっきりになって今に至りました。でも、とても思い出深い曲であることに変わりはありません。
抒情に誘われて「懐古園」を訪れたのも二十歳のこの頃でした
それから、何十年も経って、舟木さんと再会した後に情報を得てから、この「初恋」が舟木さんご自身にとっても、「最後の切り札」という気持ちで、ずっとあたためていらした曲であったことを知りました。
以前にも拙ブログでご紹介しましたが、作曲者・若松甲さんの公式HPには、「初恋」リリース当時の舟木さんの文章が掲載されています。再掲載します。
「初恋」に燃える秋 舟木一夫 (昭和46年10月発行「浮船」ニュースより)
http://www5a.biglobe.ne.jp/~ko-w/page24.html
http://www5a.biglobe.ne.jp/~ko-w/page24.html
2014年9月発売CDジャケット。 「舟木一夫 抒情歌謡を歌う」に、「絶唱」などのオリジナル曲を加えて再発売されました
「藤村」「初恋」に関する私の過去のブログもよろしければ、こちらでどうぞ
MY復活記念日によせて~抒情歌の名曲「初恋」をメインに舟木さんのナレーション「藤村の生涯」を一部再掲載
http://blogs.yahoo.co.jp/ycmay26/69715556.html
http://blogs.yahoo.co.jp/ycmay26/69715556.html
https://youtu.be/uCtUswpWAfQ (1977年盤)
まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり
やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に
人こひ初めしはじめなり
林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に
人こひ初めしはじめなり
わがこゝろなきためいきの
その髪の毛にかゝるとき
たのしき恋の盃を
君が情に酌みしかな
その髪の毛にかゝるとき
たのしき恋の盃を
君が情に酌みしかな
*原詩は四連目まであります
林檎畑の樹(こ)の下に
おのづからなる細道は
誰(た)が踏みそめしかたみぞと
問ひたまふこそこひしけれ
おのづからなる細道は
誰(た)が踏みそめしかたみぞと
問ひたまふこそこひしけれ
「初恋歌碑」(長野県木曽郡木曽町)
島崎藤村の姉、園(その)が嫁いだ家である高瀬家跡の「高瀬家藤村資料館」近くの道端にあるそうです
島崎藤村の姉、園(その)が嫁いだ家である高瀬家跡の「高瀬家藤村資料館」近くの道端にあるそうです