本日も、新幹線からくっきり、はっきり富士山が見えて気持ちもアップしました。
新橋演舞場公演中に開催される嬉しいイベントに昼の部終演後の舟木さんの「アフタートーク」というのがあります。
私が舟木さんと再会して初めての新橋演舞場公演は「花の生涯」でしたから、私はその公演の際に初めてこのイベントを楽しませていただきました。
それ以来、幸運にも毎公演ごとに参加することができています。
今回も主催者がそれぞれ異なりますが3回「アフタートーク」が予定されています。
本日7日は一回目の高島屋友の会主催のイベントの開催日でした。
昼の部のお芝居とコンサートももちろん楽しみましたが先ずはアフタートークの報告をさせていただきます。
聞き手の石川敏男さんは芸能レポーターとのことですが申し訳ないことに私は年に一回このアフタートークでお目にかかるだけなんです(笑)多分テレビにはよく出ていらっしゃるのでしょうね。
高島屋友の会 劇場めぐり「お話し会」 新橋演舞場地下食堂「東」 14時40分~15時10分
先ほどアップした、この服装で、登場でした。
黒のTシャツ、淡い色合いのブラウン系の花柄シャツ、黒のジーンズ、ブラウン系のジャケット。ジャケットはトークの時は脱いでいらしてトーク終わりで席を立たれる時に着て帰られましたよ。
12月7日 アフタートーク
石川さん
新橋演舞場公演も15回目、どんなお気持ちですか?
新橋演舞場公演も15回目、どんなお気持ちですか?
舟木さん
特に15回目だからとかはないですが僕は演舞場の空間が好きですから大事にしています。
特に15回目だからとかはないですが僕は演舞場の空間が好きですから大事にしています。
石川さん
これまでの出し物はいっぱいありますが今回のはいかがですか?
これまでの出し物はいっぱいありますが今回のはいかがですか?
舟木さん
初めてのタイプの芝居ですが、軽くなりすぎないのは実在の人物のものですから…史実からは大きく離れないという意味かな
初めてのタイプの芝居ですが、軽くなりすぎないのは実在の人物のものですから…史実からは大きく離れないという意味かな
石川さん
子ども(子役)を使うと安易なお涙頂戴みたいになるといわれますが…
子ども(子役)を使うと安易なお涙頂戴みたいになるといわれますが…
舟木
今までも、沓掛とか次男坊烏とか子どもがらみの芝居は多かったですよ。
石川さん
子どもがらみのは泣かすでしょ?
舟木さん
小吉と麟太郎の関係は浮浪曇(はぐれ)と新之助の関係みたいなもの
親子というより男の子からみた男親への視線、男同士でわかりあえるものを前面に…という意味合いでの舟木さんの答えなのかな…と私の勝手な読みですが(笑)
石川さん
今頃から疲れが出てくるのでは?
今頃から疲れが出てくるのでは?
舟木さん
いや、身体が慣れてきますし、風邪もやっと抜けてきましたし…二年半ぶりに風邪引きましたがよくなりました。トシだから仕方ないですよ。
いや、身体が慣れてきますし、風邪もやっと抜けてきましたし…二年半ぶりに風邪引きましたがよくなりました。トシだから仕方ないですよ。
石川さん
よくもう70とか71とかいわれますが、来てるお客さんも一緒に青春を過ごしてきたわけですね…
舟木さん
先輩方を見てると、そこそこ僕なんかは長持ちしてる方じゃないかと、恵まれてると…
歌い手冥利、役者冥利に尽きます。大きな間で考えると、お客さまが元気でこちらもできる、こちらが元気でお客さまが来られる…ということでしょう。
先輩方を見てると、そこそこ僕なんかは長持ちしてる方じゃないかと、恵まれてると…
歌い手冥利、役者冥利に尽きます。大きな間で考えると、お客さまが元気でこちらもできる、こちらが元気でお客さまが来られる…ということでしょう。
石川さん
チャンネルNECOが人気ですが…
舟木さん
若い頃はむき玉子みたいなツルンとした顔してますね(笑)
石川さん
今回、水谷八重子さんと初めての共演ということですが
舟木さん
今までも何度か会ったことはありますよ。網タイツ履いて脚上げてジャズ歌ってましたから(笑) チャリティの「あゆみの箱」で何度かご一緒したこともあります。
青山の喫茶店から出て来られた時の八重子さんのインパクトのエピソードも話されました。
石川さん
週刊文春に歌手の公演記事が取りあげられるのは今までなかった珍しいことでは?
この記事のことですね
舟木さん
僕らは自分の都合のいい時だけ取材をお願いするということもあります(笑) 都合のよくないことは事務所を通して…とか言って(笑)
石川さん
週刊文春はとってもいい記事になってましたね
舟木さん
書く方もこんなじいさんけなしたって仕方ない…(笑)
僕のファンは世代感の強いファン…幼児体験の次の青春時代のインプットは強いですから…
僕のファンは世代感の強いファン…幼児体験の次の青春時代のインプットは強いですから…
石川さん
子どもの頃のお友だちとは?
舟木さん
萩原にいますよ。みんなハゲてます(笑)…コラコラ!(笑)…でも面影は残ってる、女性の方は変わり方が激しいのでわからない…
石川さん
お芝居では息切れもあるということですが歌ではない?
舟木さん
歌もいただきものした後とかスタンディングの後は多少整えますが、70過ぎってことを考えるとホントによくもってる。60の時、70に届くまでもつと思ってなかった。
石川さん
80までサロンコンサートすると言ってますが…
パンフレットのインタビュー記事のことですね。
パンフレットのインタビュー記事のことですね。
舟木さん
できたらいいなとは言ってますが個人差がありますからね。年とるとコントロールが甘くなってくる、それをどうできるか…です。
歌詩は結構間違ってますよ(笑)いいかげんになってるワケじゃないんですよ、与一さんなんか立ち回りで動かない人だもん…ズルイんだもん(笑)
年の功、楷書の芸から行書、草書の芸へと…というところかな?
枝葉末節が気にならなくなるベテランの風格が台本通り、原詩通りでなくても補って余りある味わいということなんでしょうね。
枝葉末節が気にならなくなるベテランの風格が台本通り、原詩通りでなくても補って余りある味わいということなんでしょうね。
石川さん
歌詩もですがセリフを覚えられなくなったら役者はやれないと先日飛行機の中で中尾彬さんに会ったときに彼が言ってましたが…
舟木さん
青春時代に二回で覚えたのが三回かかる、立ち回りのテも年をとれば変えていくとかテンポをゆっくりにするとか…
年配になってくるとセリフの数も自然に少なくなってくる。それはいいんですけど、走った後の息のおさまり方が遅いんですよ。なきゃいけないワケじゃないですが、早いとこスムーズにするためにちょっと酸素を利用するとか…
年配になってくるとセリフの数も自然に少なくなってくる。それはいいんですけど、走った後の息のおさまり方が遅いんですよ。なきゃいけないワケじゃないですが、早いとこスムーズにするためにちょっと酸素を利用するとか…
歌舞伎役者さんもハードな動きの演目では若手でも酸素は使ってると思いますから間もなく71才の舟木さんがあれだけ走るんですから当たり前っちゃ当たり前だと思います。
僕はありがたいことに呼吸器系が強い、そのかわりこのヘン(頭を指差して)が弱い(笑)これは婆や(お芝居のお熊さんのオッパイ)のせいですから…(笑)
舟友さんのお花です
石川さん
12日にお誕生日がきて71になるとステージに並ぶ花が楽しみですが…
舟木さん
豪華な花になるの?お気遣いいりませんよ(笑)
石川さん
マイクを変えられたとか
マイクを変えられたとか
これもパンフレットのインタビュー記事のこと…
舟木さん
電波法なんかでね、勝手に変えといて古いのを引き取ってもくれない…これまでのも電波法で6、7年前に変えたマイクなんです。出会ったマイクがわりといい…このへんもツキなんですね。どっか支えられてるというか…マイク選びはスタッフにまかせています。僕たちにはわからないもの…スタッフが僕のことわかってくれてますからね。6の力で8くらい伝わると、そうなると寿命(声の)が延びる。のどを開いて歌うのを軽くできると歌も長持ちしますよ。
石川さん
声の伸びがいいと感じましたがプロはマイクによって声が伸びるんですね
舟木さん
プロでも伸びないやつは伸びない…
舟木さんらしい辛口トーク?(笑)昔の某アイドル系女性歌手のモノマネをひとふしやられたもののすぐに、僕らの世界はうまい下手じゃないんです。個性が大事ですからときっちりフォローも忘れず
この日のコンサートのトークの中で若い頃の地方巡業先で美空ひばりさんがよくお酒を飲んでいたという話のあと、女優さんでは意外にも吉永小百合さんが酒豪という話をされたからかこんな石川さんの質問も…
石川さん
吉永小百合さんがお酒強いっていうのは…
舟木さん
そうですよ。十朱幸代さんとかも…あんな清純な顔してね(笑)
石川さん
でももう今は年もいってらっしゃるから…
舟木さん
女性は男と違って身体丈夫ですから…
そういわれてみれば私も小百合さんが二十代の頃の雑誌で酒豪番付のトップという記事見た記憶あります(笑)まあお酒は強いとしてもいくらかネタっぽい感じの記事だった気もしますが(笑)
小百合さんの名前が出ると男性は(石川さんも)やっぱり間違いなく食い付きますね(笑)
石川さん
冬の体力の持たせ方は?
舟木さん
夏はカーンと暑くて、冬は寒いのがいいですね。どっちかっていうと星まわりからは夏場の方がいい。季節ははっきりしてた方が…子どもの頃そうでしたからその方がいいですね。
石川さん
昼と夜のある日はその間何してますか?
舟木さん
時間ないですよ。御飯食べて、ひといきついて、次の支度にかかる。時代劇の場合は30分前には準備が出来ていたいので…
石川さん
楽屋にいろんな人が来られてたいへんでは?
舟木さん
僕の場合はそんなに来ないですよ。マコちゃん、昨日は松島アキラさん。丹羽くんも…彼はウルさかったです(笑)
石川さん
新曲の「春はまた君を彩る」についての想いは?
舟木さん
これはライブで最も生きるタイプの歌です。ヒットは水モノですがステージでは生き残っていく歌ですね。
石川さん
皆さんに買っていただきたい?
舟木さん
もちろん歌い手にとって歌は商品ですから売れないといけない…でも大袈裟に考える必要もないしこだわる必要もない…
30分という時間の枠内なので、時間切れとなったからか、ここでいきなり石川さんが「舟木さん今日はどうもありがとうございました…」とちょっと唐突な終わり方でしたが(笑)
舟木さんが退場、そのあとサイン色紙抽選会で五名様が幸運を掴まれました。いいな、いいな(笑)
私は掴み損ないました(涙)
私は掴み損ないました(涙)
石川さんより、「15日のアフタートークの聞き手も私です」とのこと。ぽけかる倶楽部イベントです。
11日と12日のバースデーイベントのポスターも掲示されていました
サンクスコンサートの告知版も立てられてました