わが家の庭の木瓜の花はやっと咲きはじめました
新歌舞伎座 舟木一夫特別公演 3月4日~3月23日
第二部 コンサート 11日夜の部&12日昼の部
11日夜の部と12日昼の部のコンサートのトークを私が前回おじゃました初日と二日目にはなかった印象的だった部分のみをひろってみました。ピンク文字は舟木さんのトーク部分です。(まとめています)
11日夜の部 セットリスト 「ロビーの撮れたて写真館」より
~オープニング
よみがえる夜明け
よみがえる夜明け
~プレゼントタイム
そばにいるから
花咲く乙女たち
北国の街
友を送る歌
その人は昔のテーマ
高原のお嬢さん
~バラードヴァージョン
哀愁の夜
~日本の名曲たち
神田川
川は流れる
(4日~13日)
君よ振りむくな
~スタンディング&サインボール
~スタンディング&サインボール
「ロビーの撮れたて写真館」より
夕笛
恋唄
吉野木挽き唄~絶唱
高校三年生
修学旅行
学園広場
~アンコール
春はまた君を彩る
☆11日夜の部のトークのまとめ
爺の名誉のために…とお芝居で爺のお役をなさっている文童さんより私の方が2つ上です。私は12月に71になりました。…といいながらジャケットの右裾あたりを可愛くつまんで左足の靴のつま先をチョンと右足の後ろの方に置くぶりっこポーズが久しぶりに見られました。このポーズの舟木さんメチャクチャ可愛くてこちらのテンションあがりました(笑)
それにしても丸々53年過ぎて来年は55年になるんですが、お千代姉さんが亡くなって僕がコロムビアでは一番古くなってしまいました。「高校三年生」が一番古いんだからしょうがない(笑)
最前列にお二人の舞妓さんが…
今日は一番前に舞子さんが座っていらっしゃいますが…学生の頃、修学旅行で京都に行って舞子さんを見て憧れました。
21の時初めて西條先生にお座敷に連れていってもらいました。「絶唱」の映画を撮るので…原作が大江賢次という方で主人公の園田順吉という実在の方、当時もう80才くらいになっていらっしゃいましたがその方に逢いに行ったんです。
西條先生の右側に60くらいのもと舞子はん、左側に70くらいのもともと舞子はん、ほかにもともともと舞子はん…(笑)その後、西條先生の艶話やら舟木さんのチャーミングな「ありがとおした」という舞子さん言葉も聞けました。
21の時初めて西條先生にお座敷に連れていってもらいました。「絶唱」の映画を撮るので…原作が大江賢次という方で主人公の園田順吉という実在の方、当時もう80才くらいになっていらっしゃいましたがその方に逢いに行ったんです。
西條先生の右側に60くらいのもと舞子はん、左側に70くらいのもともと舞子はん、ほかにもともともと舞子はん…(笑)その後、西條先生の艶話やら舟木さんのチャーミングな「ありがとおした」という舞子さん言葉も聞けました。
左から西河監督、大江氏、西條先生(京大時計台前)
舟木さんが私の大好きな「絶唱」の主人公園田順吉さんと実際に逢われていたことや西條先生との思い出やらがこれまた私の大好きな京都祇園を背景にしたエピソードとして聞けたのもまたまたテンションアップでした。
華やかな舞子さんの存在で舟木さんのトークもいつにも増して楽しくてよい日におじゃまできてラッキーでした。
プレゼントタイムにはお二人の舞子さんからも花束のプレゼントがありました。
12日昼の部 セットリスト
~オープニング
紫のひと
~プレゼントタイム
東京は恋する
雨の中に消えて
くちなしのバラード
雨の中に消えて
くちなしのバラード
哀愁の夜
高原のお嬢さん
高校三年生
学園広場
春はまた君を彩る
舟木さんのMCで村木弾さんの紹介
村木弾
「ござる~GOZARU~」
~日本の名曲たち
おんな船頭唄
長良川艶歌
(4日~13日)
火消し若衆
喧嘩鳶~サインボール
銭形平次
吉野木挽き唄~絶唱
初恋
~アンコール
京の恋唄
☆12日昼の部のトークのまとめ
こうしてみるといろんなタイプの歌を歌わせてもらってたいへん幸せなヤツだと思います。
僕はブルースが好きだったんですよ。「霧にむせぶ夜」とか「夜霧よ今夜もありがとう」みたいなのが歌いたかったんですが「♪赤い夕陽が…」になっちゃった。
僕はブルースが好きだったんですよ。「霧にむせぶ夜」とか「夜霧よ今夜もありがとう」みたいなのが歌いたかったんですが「♪赤い夕陽が…」になっちゃった。
「高校三年生」「学園広場」を歌った後に…
なんたって幼児体験というか三つ子の魂…おそらくはその辺から始まって、その後の青春時代…この二つの出発点が自分の道を作ってくれる…
「高校三年生」は本来こんな早いとこに出てくるもんじゃないんですが、後半は和物ですから早く歌っとかないと叱られちゃうので…「高校三年生」が「昔の僕たちの今」なら、僕たちの「今」を歌った歌…
なんたって幼児体験というか三つ子の魂…おそらくはその辺から始まって、その後の青春時代…この二つの出発点が自分の道を作ってくれる…
「高校三年生」は本来こんな早いとこに出てくるもんじゃないんですが、後半は和物ですから早く歌っとかないと叱られちゃうので…「高校三年生」が「昔の僕たちの今」なら、僕たちの「今」を歌った歌…
と「春はまた君を彩る」で前半を〆られました。
舞台上手に舟木さんが消えて暗転後、すぐに舟木さんによる村木弾さんのプロフィール紹介。
村木さんがデビュー曲「ござる~GOZARU~」を歌われた後、光沢のある淡いグレー系の着流しの舟木さんが登場してしばし船村先生のことなどお二人のトークがありますが、初日、二日目よりリラックスした雰囲気になって楽しさも増してきてました。
村木さんがデビュー曲「ござる~GOZARU~」を歌われた後、光沢のある淡いグレー系の着流しの舟木さんが登場してしばし船村先生のことなどお二人のトークがありますが、初日、二日目よりリラックスした雰囲気になって楽しさも増してきてました。
村木さんはスーツの上着の胸元の内側をちょっと開いてみせて、ここに舟木さんのお名前を入れてくださってます。と言うと舟木さんが僕も昔、船村先生に衣装を作ってもらった時に船村と名前を入れていただいた、こんなことが時間が経つと大切になってくるんです…と
僕は昭和という流行歌の宝の山という時代に育ったわけだからできるだけ残しておきたいものをお聞かせしたいというのもあるんですね。
「おんな船頭唄」は小学校の頃に初めてきいたんですが、その頃すでに名曲だと思ってた。三橋先輩の声は独特の透明感ていうか…歌ってみると高い!高いのにやわらかいんですね。一番好きな先輩でした。
ここは時代ものを…
火消し若衆
喧嘩鳶 (ここでサインボール打ち)
銭形平次
喧嘩鳶 (ここでサインボール打ち)
銭形平次
二曲目の喧嘩鳶でサインボール打ちですがスタンディングはなしで客席の私たちは座ったままでお行儀よくサインボールを待ちます(笑)昨年12月に右手を傷めて、まだちょっと痛い…と初日には言っていらっしゃったので無理をなさらないようにと心配してましたが…
着物だとボールが飛びにくいから舟木さんは余計に遠くまで意識して打たれますからこの日も三階席めがけて何球もトライされましたが二階席のひさしに二個、落ちました。スタッフの方が危険だから体をのり出して取りに行かないよう制止されてました。
最後の一球は舟木さんがリベンジとばかり思い切り打たれたので幸運にも三階一列目のほぼセンターの私の席に直球で飛んできてくれてスポンと私の手の中におさまってくれました。
着物だとなかなか飛ばないですよね。でも、今日は遠くまで飛びました。僕らの世界では手ぬぐいは縁起物ですが今は出番がないですね。うちのおばあちゃんは日本手ぬぐい一本でずっとやってました。年末年始などに炭やさんとかにもらうので十分…それに手ぬぐいは色っぽいところがあるんですね。雨が急に降ってきて…たまたま雨宿りして一緒になった若い男女が手ぬぐいを小道具にむにゃむにゃ…なんて舟木さんらしい粋な出逢いのストーリーなど楽しげなトークも…
昼の部のラストの「吉野木挽き唄~絶唱」と「初恋」がたっぷり聴かせていただける構成は本来に嬉しいです。
次回は17日昼のみ一回公演にまたうかがってじっくりラストの抒情歌とアンコールの「京の恋唄」聴かせていただくのを楽しみにしています。