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Channel: 舟木一夫の世界~れんげ草の咲くさんぽ径~
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「女学生の友」(1964年2月号)掲載の舟木さん関連の記事 その2

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この木、何の木?

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気になる木…

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娘の出産を控えて、猫の鶴松クンと犬の亀次郎クンを、一ヶ月ほど前から預かっているのですが、亀次郎クンの散歩が、私の毎日の日課です。

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散歩のコースは、その日の気分で変えています。一週間ほど前、ちょうど桜が、満開だった頃、わが家からほんの近くなんですが初めて見つけた「かくれ径」発見!マンションの駐車場を通り抜けすることができていて、街中では珍しく舗装がされていない砂利道を進んでいくと、桜のような色と形ですが、明らかに桜より大きくて葉っぱの形状や、花の付き方がちがう木を見つけました。家に帰ってからネットで調べてみると、どうやらアーモンドの花のようです。そっくりですよね

                                        ネット上にアップされているアーモンドの花の画像です

イメージ 4アーモンド(wikipedia)

バラ科モモ属の落葉高木。原産はアジア西南部。現在では南ヨーロッパ、アメリカ合衆国、オーストラリアなどで栽培されており、アメリカ合衆国のカリフォルニア州が最大の産地である。日本では小豆島など
で栽培されている。日本では3 - 4月にかけて、葉のない枝に、サクラとよく似た白色・桜色・桃色の花弁の端に小さな切込みの入った花をサクラ同様一斉に咲かせる。7 - 8月に実が熟する(ただし花柄が非常に
長いサクラの花と違いアーモンドは花柄が非常に短く、枝に沿うように花を付けるため、桜色・桃色の花の品種の場合は一見モモの花のように見える)。



すみれの花も咲いていて、この日は大収穫でした。

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前回に続いて「女学生の友」(1964年2月号)掲載の記事をご紹介します。

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「舟木一夫が出した五人の女性への年賀状」なんて思わせぶり?(笑)なタイトルで、当時の舟木さんファンの女性には、とっても気になったことと思います。
先ずは、三人の女性への年賀状です。あとのお二人は高田美和さんと、お母様の節さんです。こちらは「その3」でご紹介させていただきますね。


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特集 舟木一夫が出した五人の女性への年賀状

病気になったらたよりにします   舟木一夫のクラスメイト 安藤秀子さんへ

安藤クン、いいお正月でしたか?
何年前のお正月だったか忘れたけど、ぼくの家で、楽しくいっしょに遊んだこどがあったけね。トランプ
をしたり、ジェスチャーゲームをしたり、歌をうたったり…。なつかしいなあ、あのころが。
ひさしぶりの手紙(いや、はじめてかな?)だというのに、相手が安藤クンだと思うと、ついらんぼうな
口調になってしまう。なぜなんだろ。
ぼくたちは、しょっちゅう口げんかばかりしていたね。きみが書いていた”卓球事件”ぼくもたしかにお
ぼえてるよ。ぼくは小さいころから、何かに熱中していると、大声で呼ばれても聞こえないくせがあったんだ。
たとえば、テレビを見たり、レコードを聞いたりしているときなど。あのときも、卓球に夢中になってい
たので、きみの声が耳にはいらなかったにちがいない。きみとのけんかは、たいてい、ぼくが知らんふりしていたことが原因だったことを認めるよ。
それにしても、きみは、よくおこるやつだったなあ。ぼくのくせは知ってたんだから、もうすこし寛容の
精神があってもよかったと思うな。
しかし、けんかのおかげで、仲直りのたのしさも味わえたわけだ。きみは、おこりんぼの反面、じつにさ
っぱりしたところがあった。いまおこった(?)からすがもう笑う――その変ぼうぶりのあざやかなこと
。そういう意味では寛容の精神が底抜けに発達していた。
心の片すみといえば、たしかにあのころ、ぼくには”初恋の人”とよんでもいいようなひとがいた。きみ
が指摘していたとおりきみの同級生の農家の人がそうだ。
中学時代に初恋をするのは早いかおそいかしらないが、あれは、だれでもある時期に一度は経験する、異
性に対する淡いあこがれのようなもの。会わなくなれば、すぐ忘れてしまう。時にふっとなつかしくなることはあるけど、それはその人がなつかしいのではなく、自分の思い出がなつかしいのだ。
だが、友情の場合は、ちがう。友情の思い出がなつかしいのではなく、友人そのものがなつかしいのだ。
昨年の夏、一宮の家できみと会った時は、ぼくもすごくうれしかった。あのとき、きみは、ぼくの背がの
びたことに驚いたそうだが、ぼくは、きみのニキビのはなやかさに驚いた。(失礼!でもホント)中学時
代の安藤クンは、いつもスベスベとまっ白な顔をしていたのに…。でも、いまやきみもお年ごろなんだもの、しかたないよね。ぼくも、ときどき出るんだ。ニキビは、気にするとよけい出るという話だから、お
互いさま、ぜんぜん気にしないことにしよう。
安藤クンは、橋幸夫さんの後援会にはいってるんだってね。大いにけっこう。ぼくだって、橋さんのファ
ンなんだ。なんてったって、歌うまいもん。だけど、今に見てろ、ぼくのほうが橋さんよりうまくなって
、きみがテレビのチャンネルを、橋さんのほうへ切りかえる手をストップさせてやるぞ。
ぼくも、がんばるから、きみも、早く一人まえの看護婦さんになって、ぼくが病気になったときは、ぜひ
・・・たよりにしてまっせ!
*当時、安藤さんは病院で看護婦の見習いとして働いていたとのこと。


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思い出の”梅乃湯”で誕生パーティー  もと梅乃湯の従業員 新田とし子さんへ

イメージ 17新年おめでとうございます。
いま、料理屋さんに勤めているんですって?暮れからお正月にかけては、さぞ忙しかったことでしょうね

「女学生の友」であなたの近況を知るまで正直言って、ぼくはあなたの名まえを知りませんでした。”梅
乃湯”で顔を合わせていたころは、「あの…」とか「ちょっと」とか「きみ」とか呼んでいたんじゃないかしら。あなたも、テレビでぼくが歌っているのを見るまでは、ぼくの舟木一夫という名まえは知らなかったにちがいありません。
でも、顔のほうは、おたがいによくおぼえていたわけです。ぼくも「女学生の友」の写真を見たとたん、
あなたであることがわかりました。まったく、なつかしいなあ。
あなたと口をきくようになったきっかけは、たしかに、ぼくが脱衣場へ上着を忘れたことからでした。上
着がとりもつ縁というわけ。
目の大きい、気さくな下町っ子。それが、あなたの印象でした。ぼくはテレ屋だから、すぐに打ちとける
合える女性は、気さくな人にかぎられるんです。あなたに対しては、妙に親しみを感じ、いろんなおしゃべりをすることができました。ほんの二、三か月のご縁でしたが…。
新田さん――もう名まえをおぼえたんだからこれからは、あなたのことを、そう呼ぶことにします。新田
さんは、昨年の十二月十二日に、梅乃湯でぼくの誕生パーティーがひらかれたことをご存知でしょうか。
近所のファンや後援会の人たちがおおぜい集まってくださって、ほんとうに楽しい夕べでした。会場には
、おでん、おすし、タイ焼きなどの模擬店も出て、身動きも7できないくらいのぎっしり超満員。
倉石功さん、守屋浩さん、本間千代子さん、紫倉麻里子さんなども、忙しい中をわざわざ祝いにかけつけ
てくださって、あんなに感激した誕生日は生まれてはじめてです。
申しおくれました。その日は、ぼくの十九歳の誕生日、あと一年でオトナの仲間入りというわけです。十
代最後の年を、せいぜい有意義に過ごさなくっちゃね。新田さんは、いまいくつですか?
新田さんが、梅乃湯で働いていたころは、ぼくは毎晩しまいぶろにつかって、のんびりと大きな歌声をは
りあげていたものです。まさか、一年後にこの場所で、ぼくのために盛大な誕生パーティーをひらいてもらえようなどとは夢にも思わずに…
でも、いまのぼくも、一年前のぼくと少しも変っていないつもりです。誕生パーティーでお会いできなか
ったのは、残念ですが、新田さんもおそらく、あの頃のまんまの新田さんでしょうね。気さくで、明朗で
、思いやりがあって・・・どうか、いつまでも、ぼくがおぼえているとおりの新田さんでいてください。
では、おげんきで!


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体重二貫目ほどゆずってほしい  舟木一夫の下宿のお嬢さん 橋口真理子さんへ

おめでとうございます。
以前は毎日のように会っていたのに、このごろはおたがいに忙しくって、めったに顔を合わせる機会があ
りませんね。
思えば、一昨年の四月、一宮市から上京して、あなたのアパート(四谷の青葉荘)の住人になってから、
もう二年近い月日が流れました・・・ナーンテ、これでは卒業式の答辞の文句みたいだ。
とにかく、まりちゃんは、ぼくの東京生活がはじまっていらいの友人。いろいろとコワいところをにぎら
れてるから、あだやおろそかにはできない。「女学生の友」に手記を書かれたときには、どんなことをスッパぬかれたやらと、ひやひやしながら拝読した。
だが、その読後感は「ありがとうございます」の一語につきる。なにしろ、舟木一夫という人物が、ぼく
まで大好きになっちまうような男に書かれているんだから。
よく眠り、よく食べ、生活態度はまじめそのもの、精神年齢高く、包容力あり・・・どうです、この調子
。だけど、上京したころのぼくが、無我夢中だったことは、まちがいないね。(今だってもちろん、そう
だが。)
夜中に外で発声練習をしたり、いつでもどこでも、いきなり大声で歌いだしたり。まりちゃんはびっくり
したらしいけど、ぼくは声さえだしていれば、ゴキゲンなんだ。
ダンスパーティーから逃げ帰ってきたこともまりちゃんの書いてたとおり。だが、あの真相をもう少しくわ
しく説明しておこう。
ある会社のパーティ―券をもらったので、社会勉強のつもりで出かけだんだ。ところが、ぜんぜん、つま
んない。もともと踊る気はなかった。(だいいち踊れない!)から、クリームソーダを飲んで、ぼんやりみんなが踊っているのをながめていたら、なんだかバカバカしくなっちゃって、そうそうに引きあげた。これは、ぼくが女性に冷たいかどうとかいう問題ではなく、純粋につまらなかったから帰ってきたまでのこと。ぼくが、女性に冷たいという人があるとしたら、それはぼくがテレ屋のせいだと思う。自分では男にも女にも変わらない態度をとってるつもりなんだけどやはりどこかにちがいがあるのだろうか。テレかくしのために、無意識のうちに冷たい態度が出るのかもしれない。
だから、ぼくは、あんまりおとなしすぎる女性や、あんまりきれいすぎる女性は苦手。反対に、ワッとさ
わぎたてるような人や、心の醜さが顔にでたような不美人もきらい。やはり、いつかまりちゃんに話したとおり、「適度に気さくで、なにげないところに女らしさの感じられる人」が好きだ。
むろん、まりちゃんもぼくも好きな女性の部類だけど、欲をいえば、もう少し細いほうがいいナ。といっ
て、ぼくみたいなヤセッポチも困るけどサ。
どうです、新年のプレゼントとして、ぼくに二貫目ばかりゆずってくれませんか。


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生後2日目(昨日10日)のももちゃんです。ばばバカですが、しばらくの間ご勘弁を!

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少女  作詩:石本美由起  作曲:山路進一
https://youtu.be/i77y8CHaBX4 (kazuyanさんの動画です)
(1964年7月「アロハ・オエ」カップリング曲)



花の匂いが するようなイメージ 15
少女に逢った 遠い町
風に ふさふさ 前髪が
ゆれて夕陽に 光ってた
海につづいた 白い道

青い空より 海よりも
少女の澄んだ 眼の清さ
紅もつけない 横顔に
いつか 仄かな いとしさを
胸に いだいた 僕だった

いつも浜辺で 行きあった
少女は遠い 夢の人
なぜか別れが かなしくて
海に小石を 投げながら
泣いた あの日が なつかしい


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デビュー当時のようですが、角刈り風?(笑)ちょっと珍しい舟木さんの写真ですね。





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