BS TBS 「由紀さおりの素敵な音楽館」 7月11日放送 2時間スペシャル
オンタイムで、そのままいきなり携帯カメラでカシャ!の映像です。御見苦しい点はご容赦を!
録音もせず、記憶のみですが、ちょこっと解説もつけました。
聴き漏れ、聞き違いもご容赦ください。
お兄さま、お姉さま とお互い呼び合って おふたりの気持ちの距離がとっても近い感じ
この部屋に「殿方」が入ったのは初めてなのよ、と由紀さん。
「殿方」っていう言葉、最近は聞かないね…っていいつつ舟木さん嬉しそう。
男性っていうよりリスペクトの感じなので「殿方」(笑)と由紀さん。
この部屋に「殿方」が入ったのは初めてなのよ、と由紀さん。
「殿方」っていう言葉、最近は聞かないね…っていいつつ舟木さん嬉しそう。
男性っていうよりリスペクトの感じなので「殿方」(笑)と由紀さん。
こうせつさんとの出逢い、「春はまた君を彩る」のことなど…
こうせつさんの舟木さん観は…
今も現役でライブもきちんとやっていらっしゃるし
お芝居も役者さんとして「きちんと」現役でがんばっているところが素晴らしい。
先ずは、舟木さんセレクトの2曲 「高原のお嬢さん」「哀愁の夜」
由紀さんに、それぞれの曲についてどういう想いがあるかを質問されての舟木さんのお答えは…
「高原のお嬢さん」~この作品で足が地に着いたかんじをうけた
「哀愁の夜」~昭和の流行歌こそこれだ!今は、こんな歌は、もうない…っていう感じがする
お互いに長い間、歌の世界で生きてこられた舟木さんと由紀さんならではのやりとりも…
「高原のお嬢さん」「哀愁の夜」の2曲のあと、由紀さんが、こう言われました。
今、夢のようだわ…って思ってるの。歌い手になりたいとおもってた頃に「高校三年生」や「学園広場」を聞いてて、月日がたって、今こういう番組をさせていただいて、舟木さんをおむかえしているなんて夢みたいだわ。
僕はこの世界でずっと生きてきて、何が恩返しできるかなっていうことを考えるようなった。結果、現役でこうやって歌っていることが恩返しなのかな…と舟木さん。
舟木さんの、ステージでは、コンサートでもお芝居でも、こういった舟木さんの自分が生業として長い時間を生きてきた芸道の世界への「恩返し」という想いが常に伝わってきます。
マキシーのために 南こうせつ
ひとりきり 南こうせつ
ひとりきり 南こうせつ
パフ 由紀さおり
~期待の新人コーナー~
由紀さんに、フォークやニューミュージックが出てきた時の舟木さんの想いをたずねられて…
これは、こっちはやられちゃうぞ…と、でも、やっつけられる側なのに、これはいいぞとおもった。
太っ腹な見方…とこうせつさん。
舟木さんは、確かに、常にものごとを俯瞰的にご覧になれる人だと、いつも感服してます。
~南こうせつ・スペシャルコーナー~
アビーロードの街 南こうせつ
からたちの小径 南こうせつ
神田川 南こうせつ
夢一夜 由紀さおり
からたちの小径 南こうせつ
神田川 南こうせつ
夢一夜 由紀さおり
*「からたちの小径」の紹介の時、これで舟木さんとつながってきた、とこうせつさん。
舟木さんも、お千代姉さんのこの歌をきいて、こうせつさんにお願いしようと…と。
~今、気になるあの人~
「君をのせて」 サラ・オレイン
さて、いよいよ舟木さんのスペシャルコーナー
来年デビュー55周年なんですね。ステージでのいろんな新企画をされてて…ひばりさんの歌をお歌いになってるとか…55周年の新企画は?と由紀さん。
来年は、「持ち歌」中心にもどそうかなと…、アルバムの中の隠れた名曲なんかも、甲羅を経てくると、ああこういう歌だったのかと思ったりする…。色々の「なくなったもの」へのいとおしさなんかが出てくるんですね。
舟木さんを、すごいなと思うのは島崎藤村とか西條八十さんの詩が持ち歌になってるでしょ…と由紀さん。
舟木さんが、いきなり、こうせつさんに、人前で最初にうたったのはいくつのとき?と質問。
こうせつさんは小学校2年…とか。舟木さんが、僕も小学校三年のときに「スキー唱歌」をいきなり上田、二番はおまえひとりで歌え!と言われて…とファンの間では、周知ですが、「人前歌唱・初体験」のお話もされました。
すると、きれいな声で「♪真一文字にと…」見事に二番の歌詞で歌ってみる由紀さん「今も歌ってますよ」由紀さんは、子どもの頃から童謡など歌っていらしたのでライブで歌う機会も多いのでしょうね。
55年歌ってきて、今、どうですか?というようなことを由紀さんが尋ねられると。
プラスの作業はしない。どうしても声がおとろえてくるといろんなテクニックを足そうとするもんですが、それをしない。カーブは、投げないで、ストレートに…と舟木さん。
「春はまた君を彩る」のこと…
由紀さんが、「そんな舟木さんに楽曲をお願いされたときの気持ちは?」とこうせつさんに質問。
舟木さんは哲学者ですからね…と舟木さん観を述べるこうせつさん。
ひとりの人が生きてきたみちを歌にする、舟木一夫じゃなくひとりの人としての「シゲちゃん」の歌にしたかった。十分にそういう生き方をしてきた人ですから。
こうせつさんのお答を受けて、舟木さんが、プロだからメロディーをつみかさねるのは当たり前。でも、歌うヤツのツボにはめるっていうか、しっかりつかんでいてくれて…と舟木さん。
ピアノ一本でって、いわれたんですよ。と、こうせつさん。
舟木さんは、最初にレコーディングしたのと今ライブでうたっているのはあきらかにちがってきてる。今、レコーディングしないと…(笑)
「うれしいなァ~、そういう歌をつくりたかったんです…よかった!」とこうせつさん。
おふたりで「春はまた君を彩る」のスペシャル・ヴァージョン
「初恋」 舟木一夫&由紀さおり
「吉野木挽き唄~絶唱」 舟木一夫
「恋唄」 舟木一夫
「学園広場」 舟木一夫&南こうせつ
ぴーたけさんも、画面に…
ラストは 由紀さんも、私も仲間にいれて~と登場
「高校三年生」 舟木一夫&由紀さおり&南こうせつ
肩を組もう!…という感じでおふたりをうながしてスクラムを組み、こぼれる笑顔でノリノリの舟木さん
最後のショットはブレましたが、くちゃくちゃのこんな楽しそうな表情
最後に由紀さんが、ふだんはこういう収録番組にはお出にならない舟木さんが出てくださって本当にうれしいとおっしゃっていたのも印象的でした。現役でライブでの活動を中心にめざましい活躍をなさっている舟木さんのポリシーを代弁してくださったようで、とても嬉しく思いました。
もちろん、こうせつさん作曲の新曲「春はまた君を彩る」をメインにして最後の〆は「学園広場」「高校三年生」であること全く異存はないのですが、「高原のお嬢さん」「哀愁の夜」という舟木さんが、今も大切に育ててステージにのせていらっしゃる曲、そして舟木一夫という歌い手の真骨頂でもあり、このジャンルでは第一人者である抒情歌の世界の代表曲三曲の披露。由紀さんも、おっしゃっていたように「初恋」が島崎藤村、「絶唱」が西條八十、そして「恋唄」は、これらの2曲と並べても決して遜色がないと言っていいほどの舟木さんご自身の詩。「作詩 すずきじろう」と映像に出ました。舟木さんご自身の作詩であることは、「知る人ぞ知る」ではあるのですが(笑)でも、とはいえ、この三曲が並んだことは、私としては大満足でした。
そして、テレビ画面には、ステージでは、おなじみの、すーやん、ぴーたけさん、よっちんの姿も、チラリと見えて、これもなんだかほっとする風景で、嬉しく拝見しました。
来週、7月18日(月)も、舟木さんに逢えそうですね。