このところ、なにかと雑事に追われて、PCに向かう時間がとれず、すっかり遅くなりましたが7月19日の梅田芸術劇場のコンサートの模様を舟木さんのトークをメインにご報告させていただきます。聴き漏れ、聞き違いなどあるかとも思いますが、ザックリしたところでということでご了承お願いいたしますね。先ずは、kazuyanさんが、早々とこの日の「お出迎え」の模様を動画作品にしてくださいましたので、ご紹介させていただきます。kazuyanさん、いつも本当にありがとうございます。ことに炎天下での長時間の待ちは、大変だったこととお察しいたします。お骨折りに心からの感謝です。
7月19日大阪芸術劇場舟木さん入り時の素敵な表情_Bgm浜辺の歌
https://youtu.be/VzJV5lRfXHY
https://youtu.be/VzJV5lRfXHY
2016 7月19日 大阪・梅田芸術劇場 舟木一夫 コンサート レポート
舟木さんのトークはピンク文字
~オープニング
眠らない青春
いよいよ夏本番というところですね。でも蒸し暑いですね。お暑い中をようこそおいでいただきました。
どうしたって暑さというのはクーラーを使っても体がおかしくなってしまいます。お互いに結構な年令になってきたんでお大事に!
基本的にお客さまの耳に残ってるものを中心に歌っていきますのでおくつろぎいただければと思います。
~プレゼントタイム
花咲く乙女たち
北国の街
青春の鐘
このあたりの歌を歌ってますと若さとか青春とかのぞみ、希望…そういった言葉が一緒に出てきます。
変な統計をとった人がいて、歌詞の中で「ああ」~鳴くに呼ぶという漢字ですが~ってありますね、この「鳴呼」という言葉を一番たくさん歌ってきたのは誰なんだ?~と、どうやって調べたのかわかりませんが、全部を調べるのはできないでしょうから、そこそこヒットしたものを調べたんでしょう、それが三橋美智也さんなんですね。そうすると「青春」という言葉になると私がダントツ!(笑)
こうやってお客さまと向かい合ってる間は青春だろうと…(拍手)
「青」という字がそのうち凄惨の「凄」という字になるかと(笑)
「青」という字がそのうち凄惨の「凄」という字になるかと(笑)
声の質と多少の見た目で詩を書く方が考えてくださった日本の四季と切っても切れない抒情歌としか言いようがない涼やかな歌。初恋、夕笛、絶唱とつなげます。
初恋
夕笛
吉野木挽き唄~絶唱
まあ、ここ何年か申し上げてますが詩を書く人がいなくなりましたから、こういうのはもう断念しなきゃ仕方ないですね。僕らが通ってきた少年少女時代を通ってきてないわけですから。いい響きのある日本語が最近の歌には使われなくなった…というようなことを言われた舟木さん。全く同感で淋しいかぎりです。
さっき歌った「初恋」は島崎藤村はもちろんですが、「絶唱」を書いてくださった西條八十という方もも純粋詩人ですから…
西條先生の詩を持ち歌で歌ってるのは今は私だけです。当時は作家の方も専属制でしたから他のレコード会社の歌い手は歌いたくたくても歌えない…
2年くらい前から「日本の名曲たち」というのを歌曲も入ってますが流行歌を中心に歌ってます。一昨年は「ゴンドラの唄」「宵待草」を昨年は「上を向いて歩こう」「空に星があるように」を歌いましたが、これは歌われないで放っておかれるのはもったいないということなんですね。今年は流行歌ど真ん中というのを…僕はこういう歌を歌う歌い手になりたかったんですが「♪赤い夕陽が校舎を染めて」になっちゃいました(笑)
~日本の名曲たち
アカシアの雨がやむとき (原曲:西田佐知子)
赤いハンカチ (原曲:石原裕次郎)
名曲としか言いようがないですね。演歌とは違うんですね。アカシアの雨がやむときなんかはブルース系と言っていいでしょう。赤いハンカチは「哀愁の夜」とか「霧にむせぶ夜」もですが、なんとも呼びようがないタイプの歌だと思います。
「♪死ぬ気になれば二人とも、霞の彼方に行かれたものを」なんていう歌詞は、男女のことに限らず、ああ、あの時、一歩踏み込んでいたら…とか、一歩引いていたらとかいうのが時間が過ぎた今だからわかるということでしょうね。
この後、大阪のオバチャンは世界最強!という話題でした(笑)
いきなりこの話題になった?…と最初は思いましたが、次のコーナーが銭形平次のスタンディングとサインボール打ちでしたからサインで思い出されたのかな?(笑)
いきなりこの話題になった?…と最初は思いましたが、次のコーナーが銭形平次のスタンディングとサインボール打ちでしたからサインで思い出されたのかな?(笑)
今年3月の新歌舞伎座公演「花の風来坊Ⅱ」のお芝居のさいちゅうに起きたちょっとしたハプニングの時の出来事だそうですが、このエピソードは拙ブログでは、割愛しておきますね。あくまで大阪では色んな事が起こる…という一例にすぎないと私は思いますのでご了承を!(笑)
~スタンディング&サインボール
銭形平次
1日に2回これをやると疲れるんです。私は今年6回目の年男で12月が来ると72。来年は55周年になるんですね。
そんなにシーンとして聞かれても(笑)…こうして喋ってるのはただ休んでるだけなんです(笑)
ところで来年5月新歌舞伎座におじゃまします…と御本人からの発表!
威勢が好くて明るくて笑いもある…という大阪らしいお芝居のようです。気候もいい時期ですし、おじゃまするのが楽しみですね。充分に「休憩」された後は、淡いさくら色のジャケットに着替えて
威勢が好くて明るくて笑いもある…という大阪らしいお芝居のようです。気候もいい時期ですし、おじゃまするのが楽しみですね。充分に「休憩」された後は、淡いさくら色のジャケットに着替えて
「その人は昔」というアルバムの中から、テーマ曲をお聞かせします。
その人は昔のテーマ
この後、例によって「ギワク」ネタを…
ギワクその1~カツラ疑惑
ギワクその2~整形疑惑
ギワクその3~テープ疑惑(口パク)
でも一番イヤなギワクはテープ疑惑だと舟木さん。こんなギワクが出てくるのは実際にテープを使っている歌い手のステージをご覧になったからということですよね。プロの歌い手がステージでテープを使ってお金をとるなんてお客さまに対して失礼でしょ。ステージをやる意味がない。例えばトンカツ屋でトンカツを注文したら半分が蝋細工だったというのと同じこと、これケンカになりますよね。ここでは、マジ、キビシイ表情の舟木さんでした。
では、ここは思いきり昔に戻って…
明日咲くつぼみに
高校三年生
修学旅行
学園広場
この辺の歌は懐かしいの一言では説明できないものがあります。
「涙の敗戦投手」なんかは本人があまり好きじゃないのにお客さまに人気がある。「只今授業中」なんか70過ぎて歌うもんじゃない、サービスです(笑)
1965.年9月発売のコロシート「舟木一夫・ヒットメロディ」掲載の舟木さんの野球小僧?ポーズ
*こんな嬉しいサービスはファンとしては、どんどん、してほしいものですよね(笑)
来年一年間は日本の名曲たちとは離れて自分の持ち歌でやっていきます。
ラストは自分の好きな歌を並べただけです(笑)「高原のお嬢さん」「哀愁の夜」「End Love」
あの人に逢いたい たまらなく逢いたい
高原に風はわたり 白樺はゆれていた
夏がゆけば 恋も終ると
あの人はいつも 言ってた
リーフ・リーフ…
君にぼくの 恋を語ろう
高原に風はわたり 白樺はゆれていた
夏がゆけば 恋も終ると
あの人はいつも 言ってた
リーフ・リーフ…
君にぼくの 恋を語ろう
つぶらなる瞳よ つぶらなる瞳よ
高原の夏はすぎて 別れゆく夜はきた
一人よせる 夢ははてなく
残り火は 赤く燃えてた
リーフ・リーフ…
ぼくの恋は 消えてしまった
高原の夏はすぎて 別れゆく夜はきた
一人よせる 夢ははてなく
残り火は 赤く燃えてた
リーフ・リーフ…
ぼくの恋は 消えてしまった
あの人に逢いたい たまらなく逢いたい
東京の空のどこか あの人は住んでいる
せめて いちど 逢ってききたい
夏の日の 恋は嘘かと
リーフ・リーフ…
東京の 秋は淋しい
東京の空のどこか あの人は住んでいる
せめて いちど 逢ってききたい
夏の日の 恋は嘘かと
リーフ・リーフ…
東京の 秋は淋しい
明星1965年11月号掲載記事より「高原のお嬢さん」関連記事のご紹介
~♪あの人に逢いたい たまらなく逢いたい♪~
~五番~(舟木さん自作)
若さまかせに 春は往き
交わす瞳に 別れが揺れた
ああこの歌は 二人の恋を
今も優しく強く
抱いてはるかに 輝く星よ
君と見上げた あの星空よ
交わす瞳に 別れが揺れた
ああこの歌は 二人の恋を
今も優しく強く
抱いてはるかに 輝く星よ
君と見上げた あの星空よ
End Love
https://youtu.be/7JXy8jtGKZA
https://youtu.be/7JXy8jtGKZA
~アンコール
春はまた君を彩る
https://youtu.be/U1EI0iUow50 こうせつさんとのコラボです
舟友さんの昼の部のプレゼントのお花です
明日25日は新橋演舞場でシアターコンサートです。
私は今年は足をのばせませんが、行かれる皆さん、楽しんできてくださいね。