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Channel: 舟木一夫の世界~れんげ草の咲くさんぽ径~
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「舟木一夫ヒット12」 COLO SHEET スター特集より

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灯火親しむ秋~今、話題の「ノーベル文学賞」のニュース

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ボブ・ディラン 風に吹かれて  
(1963年5月リリース)

Blowin’ in the wind 

How many roads must a man walk down  人はどれ位の道を歩めば
Before you call him a man?  人として認められるのか
How many seas must a white dove sail  白い鳩はどれ位海を乗り越えれば
Before she sleeps in the sand?  砂浜で休むことができるのか
How many times must the cannon bolls fly  どれ位の砲弾が飛び交えば
Betore they’re forever banned?  永久に禁止されるのか
The answer, my friend, is blowin’ in the wind  友よ答えは風に吹かれて
The answer is blowin’ in the wind  風に吹かれている
 
How many years can a mountain exist  山は海に流されるまで
Before it’s washed to the sea?  何年存在できるのか
How many years some people exist  人々は何年経てば
Before they’re allowed to be free?  自由の身になれるのか
How many times a man turn his head  見ないふりをしながら
Pretending he just doesn’t see?  人はどれくらい顔を背けるのか
The answer, my friend, is blowin’ in the wind  友よ答えは風に吹かれて
The answer is blowin’ in the wind   風に吹かれている
 
How many times must  a man look up  人はどれくらい見上げれば
before he can see the sky?  空が見えるのか
How many ears must one man have  人にはどれくらいの耳があれば
Before he can hear people cry?  人々の悲しみが聞こえるのか
How many deaths will it take till he knows  どれ位の人が死んだら
That too many people have died?  あまりにも多くの人が亡くなったと気づくのか
The answer, my friend, is blowin’ in the wind  友よ答えは風に吹かれて
The answer is blowin’ in the wind   風に吹かれている


ほぼ舟木さんのデビューと同じ時期にボブディランのセカンドアルバムに収録され、のちにシングルカットされた曲だそうです。
私たちが高校時代にバンドをやっていた同級生たちの定番レパートリーと言ってもいい曲でした。
当のボブ・ディランは、今回の受賞を柳に風…のようで、文字通り「風に吹かれて」?みたいです(笑)
それもまた、オルタナティブな彼の生き方の現れなのでしょうね。


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だからボブ・ディランがノーベル文学賞をとった!

歌うことで切り開いた壁

ディランの作品では、現代社会がかかえるさまざまな問題――自由の抑圧、人種差別、戦争といった主題が比喩的表現によって展開されてゆく。「激しい雨が降りそうだ」から1行ずつ引用してみよう。

「ぼくは七つの悲しい森の真ん中に、入っていったのです」、「野生の狼に囲まれた、生まれたばかりの赤ん坊を見ました」などの言葉に続き、「いまにも、激しい、激しい、激しい雨が降りそうなんです」という一節が繰り返される。
さまざまな経験をしてきた「青い目をした私の息子」に、母親は「これから何をするんだい?」とたずねる。
それに応えて息子は、「…飢えが醜く、魂は忘れ去られ」たような混沌とした世界で、「…ぼくは沈み始めるまで、海の上に立つのです/しかし歌い始めるまえに、自分の歌がよくわかるでしょう」としている。
「激しい雨が降りそうだ」は、聖書の「ノアの洪水」にみられるような危機的状況が、差し迫っていることを暗示している。この作品からは、時代の語り部の姿が浮かびあがってくる。
このようなバラッド、あるいはフォークソングやブルースのメロディを基調にしながら、聖書や文学作品からの引用、そしてトピカルな事象やそこから連想したイメージを組みあわせながら、ディランは「ここ・・、そして、いま・・」の意味を創造してゆく。
過去のものをそのまま使えば単なる真似まねにすぎないが、ディランの場合は、過去を同時代的なものとして、伝統を新たなものへと変容してゆく。
興味深いのは、詩の作り方だ。
それは、断片的なイメージを組み合わせながら、作品の総合的な意味を聴衆・読者に喚起させる手法だ。これはモダニストの詩人たちが実践した「コラージュ」の詩学と似ている。
ディランは、その詩を曲にのせて歌うことによって、多くの聴衆に詩を聴かせてきた。そして現代詩とポピュラー・ミュージックの間にあった壁を壊し、コトバの可能性を切り開いてきた。コトバが使い捨てにされる私たちの時代に、ボブ・ディランの作品は、詩と音楽、両方のジャンルを刺激しながら、詩のコトバを復権し、新しい「現代詩」を創造してきたといえる。

ボブ・ディランの「風に吹かれて」が掲載された高校教科書

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ブルートランペット
https://youtu.be/hsP-lsCurgQ

話してごらんこの僕に
https://youtu.be/HQXfYJNBgxw

おやすみ恋人よ
https://youtu.be/Z7pZGTJ_S20

真白き富士の嶺
https://youtu.be/PvpkfAmDk-A

ジングル・ベル
https://youtu.be/S1bI23NAkRQ

ふたつちがい
*私の大好きな歌なのですが、残念ながら未だ、youtubeへのアップがありません

花の応援
*残念ながら、これも動画が見当たりません。


映画「絶唱」の撮影が終わったばかりで、まだ坊主頭の髪が伸びきっていない舟木さん、カワイイ

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