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Channel: 舟木一夫の世界~れんげ草の咲くさんぽ径~
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ローチケ演劇宣言!β版/インタビューしちゃいました

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インタビューしちゃいました!!

『舟木一夫特別公演』 舟木一夫 インタビュー

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12月2日(金)から新橋演舞場で上演される『舟木一夫特別公演』
第一部 『華の天保六花撰』どうせ散るなら
第二部 シアターコンサート
来年で芸能生活55周年を迎える舟木一夫さんに公演への意気込みを伺った。
 
「『華の天保六花撰』どうせ散るなら」は、どのような作品ですか?

舟木 テンポがあって、軽くて、それでいて華やかな面白い本に仕上がっています。天保六花撰というぐらいですから、パァーッとした芝居に仕上がらないとつまらない。里見先輩以外は全員小悪党をやるので、ダーティーヒーローとまではいかないんだけれども、無頼派ですよね。世の中つまらないから面白おかしく泳いでやろうと。現代にも大いに通じると思います。やっぱり、30年も前と比べると、非常識だったことが常識として通用するようになっていますよね。そういうところで生きている楽しいボウフラ達、言ってみりゃあそういうところですよね。こういったちょっとアウトローという人達は、跳ね返ってきた分、実は真面目な人よりは、人恋しいところがあるのかなと思いますね。
 
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今回のお芝居はどんな感じになりますか?

舟木 今回は幕前芝居を一切作らないで作っています。2・3場の間があって、“前の何々の屋敷”とか“長屋”とかっていう作りのお芝居もあると思うのですが、今回は全て違くしているので、そういう意味ではちょっと贅沢な作りの芝居だと思います。
 
立廻りは激しいですか?

舟木 今回は激しいでしょうね。(今回のように)大詰が立廻りで切れている芝居というのは、やっぱり立廻りを短くできないので、どうしたって手数が多くなります。なので大詰めの立廻りは、おそらく現役最後の大立廻りになるのではないでしょうか。
 
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55周年を迎えるにあたっての心境は?

舟木 我ながら「よく来たな」という感じはどこかにありますね。これは歌っている人にしかわからないと思うんですけれども、70歳を過ぎて一カ月公演を生で歌う、またコンサートでいいますと4・50分のものを通しでやるわけで、良い悪いは別にして、それが出来ていることだけでもかなり幸せなことだと思っております。来年55周年がきますけど、そうすると「もういいや」と。むしろ“55”より“60”(周年)という数字をおいちゃって「いけるかおい!」みたいなもので、なんかいっちゃおうという感じの方が強いですね。
 
今回は第一部が、講談「天保六花撰」でもお馴染みの金子市之丞らが江戸の世を生き生きと駆け抜ける「『華の天保六花撰』どうせ散るなら」。
第二部は昼の部、夜の部を別構成で想い出に残る名曲・大ヒット曲を中心とした「シアターコンサート」。
「みんなde舟木」や、舟木一夫バースデースペシャルイベントなど、おなじみの企画も予定されているのでお楽しみに!
 

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