町内の神社に咲いた大輪の芍薬
あとわずかで5月に入ります。新歌舞伎座の一ヶ月公演も間近に迫りました。
舟木さんと新歌舞伎座のご縁の最初は、デビュー3年目の初座長公演。
そこで、これまでの座長公演をたどってみると…
1966/10 若君風流/雨月道成寺 初座長公演
1972/12 江戸の淡雪
1976/4 さくら仁義
1994/12 はぐれ鴉
1995/12 銭形平次捕物控
1997/2 坊ちゃん奉行
1998/6 銭形平次・仕切り恋供養
1999/12 新吾十番勝負
2001/6 鯉名の銀平・雪の渡り鳥
2002/6 忠臣蔵異聞・薄桜記
2003/8 てなもんや三度笠
2004/5 銭形平次・蛍火の女
2006/1 月形半平太
2007/10 次男坊鴉
2008/8 梅川・忠兵衛~恋染めて風の花
2011/8 銭形平次・蛍火の女
2012/9 浮浪雲 新作続編
2013/12 ぶらり信兵衛~いろは長屋の用心棒
2015/2 花の風来坊~おとぼけ侍奮闘記
2016/3 花の風来坊~おとぼけ侍奮闘記 新作続編
1972/12 江戸の淡雪
1976/4 さくら仁義
1994/12 はぐれ鴉
1995/12 銭形平次捕物控
1997/2 坊ちゃん奉行
1998/6 銭形平次・仕切り恋供養
1999/12 新吾十番勝負
2001/6 鯉名の銀平・雪の渡り鳥
2002/6 忠臣蔵異聞・薄桜記
2003/8 てなもんや三度笠
2004/5 銭形平次・蛍火の女
2006/1 月形半平太
2007/10 次男坊鴉
2008/8 梅川・忠兵衛~恋染めて風の花
2011/8 銭形平次・蛍火の女
2012/9 浮浪雲 新作続編
2013/12 ぶらり信兵衛~いろは長屋の用心棒
2015/2 花の風来坊~おとぼけ侍奮闘記
2016/3 花の風来坊~おとぼけ侍奮闘記 新作続編
こうして見てくると2002年「 忠臣蔵異聞・薄桜記」までは、シリアス系のお芝居が続き、2003年になると、一転して「てなもんや三度笠」という喜劇にチャレンジなさっています。
「てなもんや三度笠」は、私たち世代にとっては誰にでも馴染み深く、また懐かしい、当時大ヒットしたナンセンス喜劇。私は、ナマの舞台を拝見していないのですが、舟木さんのコメディセンスでさぞかし楽しい舞台だっただろうと、想像しています。来月の「清水次郎長外伝~鬼吉喧嘩状」も「賑やか系」の楽しいお芝居とのこと、季節もちょうど新緑の候でもあり、心が晴々とするような舞台になることと拝見するのを楽しみに待っています。「てなもんや三度笠」のパンフレットだけは手元にあるので、ご紹介します。舞台をご覧になった方も、ちょっと思い出してみてくださいね。
2003年8月1日~26日 舟木一夫特別公演 新歌舞伎座
すみません、読みづらいですが、拡大ボタンをポチッ!とやって、読んでみてください。
ネット上で、こんなサイトもみつけました。
「てなもんや三度笠」の音楽を担当された大河内元規さんのHPです。
連日大入り満員!
大好評のうちに千穐楽を迎える事ができました。
皆様本当にありがとうございました!
大好評のうちに千穐楽を迎える事ができました。
皆様本当にありがとうございました!
8月1日に幕を開けた『てなもんや三度笠』今回の仕事は作曲家と言うよりもサウンドプロデューサーとして、あの伝説のコンビ”藤田まこと””白木みのる”のお二人が当時番組で歌っていた『スットントロリコ』『てなもんや数え唄』や『てなもんや三度笠』のテーマソングを舟木さんの歌で現代に蘇らせるのが私のメインの仕事でした。もちろん芝居用にオリジナル曲も作曲しましたが…。幕開けで流れる舟木さんの歌う『てなもんや三度笠』のテーマソング、舞台上で歌う『スットんトロリコ』と『てなもんや数え唄』のオケ(伴奏)の制作。そして舞台でのバック・アップ用も含めて4曲(あんかけの時次郎/舟木一夫の追っ掛け役でかしまし娘の三女”正司花江”さんと珍念/若井みどりさんも一緒に)レコーディングしました。歌手として40年のキャリアを持つ舟木さんの声の力強さ迫力にレコーディングしていて本当に驚きました。私も思わず「すごいですね!」と素人みたいな事をご本人に言ってしまいました。私の制作したオケの音をミュートして(ボリュームを下げて)舟木さんの歌声だけを聞いても、その後ろに演奏が聞こえてくる様な素晴らしい空間と奥行きを感じました。舟木さんのような国民的歌手と一緒にレコーディングする機会はなかなかありませんので大変光栄で非常に貴重な体験でした。さすが高校三年生、銭形平次も思わず銭を投げます!!
役者としての舟木さんも男の私が見ても本当に色気のある美しい立ち姿でした。最近は男性のファンが急増していると聞きましたが、それもうなずける気がします。実際客席から野太い声で『よ~っ舟木一夫!!」と声がかかっていました。今回の舞台に監修で関わっていらしたプロデューサー&演出家の澤田隆治(オリジナル『てなもんや三度笠』の制作者)さんも舟木さんの立ち姿は美しいし、品があるとおっしゃってました。
役者としての舟木さんも男の私が見ても本当に色気のある美しい立ち姿でした。最近は男性のファンが急増していると聞きましたが、それもうなずける気がします。実際客席から野太い声で『よ~っ舟木一夫!!」と声がかかっていました。今回の舞台に監修で関わっていらしたプロデューサー&演出家の澤田隆治(オリジナル『てなもんや三度笠』の制作者)さんも舟木さんの立ち姿は美しいし、品があるとおっしゃってました。
2003/7/26 at アバコクリエイティブスタジオ
(左:テーマソングレコーディングでかなり緊張気味の音楽人/大河内元規)
先ほど届いた「青春の軌跡 Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」(4月26日発売)