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Channel: 舟木一夫の世界~れんげ草の咲くさんぽ径~
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長谷川一夫の次女・稀世さんが語るNHK大河『赤穂浪士』の圧倒的強さ

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九華公園の花しょうぶ

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先日、ネットで見つけた記事です。
デビューから55年、矢頭右衛門七から大石内蔵助へ…
あらためて、感慨深い想いになりましたのでご紹介させていただきます。


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~朝日新聞 デジタル AERA dot.  6/11(日) 11:30配信 ~
 
長谷川一夫の次女・稀世さんが語るNHK大河『赤穂浪士』の圧倒的強さ〈dot.〉

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170609-00000060-sasahi-ent

イメージ 51964(昭39)年は日本で「初めてアジアで夏季オリンピックが開かれた年」として記憶されている。10月10日に行われた開会式のテレビ中継の瞬間最高視聴率は80パーセントを越える驚異的なものだった。
そんな中、第二回作品は「赤穂浪士」が放送された。原作は大佛次郎の同名の新聞小説で、後に「画期的な『忠臣蔵』」と評価された「赤穂浪士」だ。
従来の「忠臣蔵」では主君の仇をとる赤穂四十七人を「義士」として捉えられていたが、大佛の「赤穂浪士」では幕藩体制や時代風潮に抗う「浪士」として捉えていること、浪人堀田隼人や怪盗蜘蛛の陣十郎といった第三者的視点で物語が構成されている点が「画期的」と評価された主な理由だ。
また、中国大陸の不穏な政情を背景に軍部が暴走し始めようとしていた執筆時の1929年前後の「暗い谷間の時代」に対する大佛の怒りと、「理不尽な幕府に物申す」という大石の権力に対する抗議を重ね合わせているところが、この小説の面白さだともいわれた。
「赤穂浪士」は、「困ったら義経・秀吉・内蔵助」という川柳のとおり、圧倒的な人気を博した。「花の生涯」の平均視聴率20.2パーセントに対して31.9パーセントと大幅にアップしたのだ。
その一番の勝因はキャスティングの豪華さで、「花の生涯」同様、大物起用の戦略によって大石内蔵助には長谷川一夫が抜擢された。銀幕の大スターだった長谷川がテレビに出る、ということが大きな話題になったのだ。
長谷川の次女で女優の稀世さんは当時の父親の様子を次のように振り返る。
「父がテレビの『赤穂浪士』に出演していたころ私はまだ女学生だったので芸能界のことはあまり知らなかったのですが、帰宅がいつも深夜だったので健康面が大丈夫だろうかと母と心配したのを覚えています」
現役の大スターとはいえ出演当時の長谷川は56歳、平均寿命が65歳の時代だから「老人」といってもいい年齢で、稀世さんの心配は当然だっただろう。
稀世さんは続ける。
「映画出演300本記念作品『雪之丞変化』あたりからはさすがにもう映画は無理だと思っていたようです。父は常にファンに気を配っていましたから、映画のクローズアップは無理だけど、テレビではまだ大丈夫だと考えて『赤穂浪士』のお話をうけたのだと思います。常にファンへのサービスを優先していましたから、映画の大スクリーンでは無理でもテレビ画面ならファンの声援に応えられると思ったのでしょう」

それを裏付けるように、長谷川本人がインタビューに答えて次のように語っている。
「地方のファンの方々から“ぜひテレビに出てほしい”といった便りが矢つぎ早やに舞い込んできました。出演決定のニュースと同時に、今度は“ありがとう”の感謝のお便りがたくさん届きました。私はしみじみと今度のテレビ出演はよかったと思っています」(毎日新聞)

その他のキャスティングでは、歌舞伎界から守田勘弥、坂東三津五郎、映画界から山田五十鈴、志村喬、新劇界から宇野重吉、滝沢修などの大物、舟木一夫という当時人気絶頂のアイドル歌手までも起用された。
他局から「札束番組」と揶揄されたほどのキャスティングは、NHKの大河ドラマにかける意欲の現れでもあった。「日本人が最も好きな忠臣蔵、空前絶後の超豪華配役」の「赤穂浪士」のクライマックスは吉良邸討ち入りだ。その吉良邸のセットをどこに、どのように作るかが最大の問題だった。

制作助手だった大原誠氏は自著「NHK大河ドラマの歳月」で次のように述懐している。
〈まずオープンセットの場所をどこにするか。討ち入る吉良邸は相当に大きなものだったと考証班が調べ上げます。東京都内でそう簡単に広大な空き地などありません。そこで富士見ヶ丘(東京都杉並区)のNHKグラウンドに白羽の矢が立ちました。そこに約九百平方メートル、総面積千二百平方メートルの吉良邸が一週間がかりで建てられたのです〉
  大佛の「赤穂浪士」を原作とする劇化はこれまで、映画化が4回、テレビドラマ化が3回なされているが、質量ともにこのNHK大河ドラマ版に勝るものはない。最高視聴率は53.0%(平均視聴率は31.9%で歴代4位)で、昭和39年の日本は東京オリンピックと「赤穂浪士」で沸いたという世相が浮かび上がってくる。(文/植草信和)

 
「赤穂浪士」で大石内蔵助を熱演した長谷川一夫さん (c)朝日新聞社

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赤穂浪士 オープニングテーマ  第47回「討入り」
https://www.youtube.com/watch?v=Rh05t-eZnrw


*上記の動画のクレジットタイトルで舟木さんの役名・名前も、もちろん出てま~す*


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右衛門七討入り
https://youtu.be/vlCJ4uWPAa8



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こちらも、どうぞ↓

右衛門七討入り
https://youtu.be/cSSFZAt68rY



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