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Channel: 舟木一夫の世界~れんげ草の咲くさんぽ径~
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55th Anniversaryふれんどコンサート NO.76 メルパルク大阪(7/8)レポート

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ふれんどコンサートNO.76 レポート  2016年7月8日 14時/17時半
テーマ 1/2(ハーフ)演歌? 

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まずは、開幕前のプレゼントタイムのトーク
舟木さんのトーク部分はピンク文字。昼夜ごちゃまぜで…
黒で地模様の入った長そでシャツにブルージーンズ

舟友さんのプレゼントの花束

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暑いですね、当たり前ですけど、う~ん…うなってもしょうがない(笑)年々、暑くなる。大きな都市は、人間が住むところじゃなくなってる。
ステージはどうしてもしっかりした生地の衣装を着ますから、夏でも暑い…、ずいぶん長い事ネクタイを締めてない。ダメですね、メンドクサイ…。
一年の間に、こんなにいろんなヴァージョンのコンサートやるヤツも少ないでしょうね。変えないとつまんなくなるタイプかな?考えてみたら55年間、おんなじことをやってるんですからね。歌い手なんて仕事だと思ってないところがある。
最近、ぼちぼち同級生がアブナくなってる。72、3…渡瀬君も同じですから…19年生まれ。でも、私は相変わらずちゃらんぽらんな人生で…。ある年令がくるとDNA、遺伝で身体のヨワイところに病気が出てくる。だいたい俺ん家はノー(脳?)に問題がある。まあいちいち気にしてもしかたない…。白髪(シラガ)のことなども話題に…。72くらいになたらヘアダイやめようと思ってたんですが…でも、皆さんのイメージではシラガのフナキカズオは…(笑)どうも、アイツは特別なものを持ってる…(ってそう言われてるみたいですが、ということ?)何もしてないんですが…そんなに美しいですか?(笑)最近ね、ウエストが細くなっちゃった。ベルトの穴で2つくらい…ウラヤマシイでしょ!ステージ衣装もツーサイズくらい細くなって、ここ、2、3年くらいでウエストが締まってきてプロポーションがよくなった。ウソだ~い!(笑)

イメージ 22~オープニング  淡いグレー系のスリーピースで登場
サンチャゴの鐘 作詩:横井弘 作曲:船村徹 1973
https://youtu.be/iVs8gQd0FPs

今年は、いろんなコンサートで、できるだけ曲目がダブらないように選んでいるんですけど、内輪のコンサートでしか歌えないのもいっぱいありますし、そんなのを並べてみました。「説明に困る歌」…今日はそんなものを…。どのジャンルにも入りづらい。メロディーは演歌でも「絶唱」なんかそうですが…詩の世界が違うとか、アレンジが変わってるとか、歌い手の個性が変わると表現に困る歌が結構あるんですよ。そういうものを集めてみたんですが…どうかごゆっくり。
軽い演歌系なんでしょうね。3つばかりつなげましょう。


イメージ 5夕映えのふたり 作詩:丘灯至夫 作曲:現英生 1969
https://youtu.be/YcnVBDPUJtI

「夕映えのふたり」は、なんだかとても昭和の流行歌っていう香りがして、個人的に大好きな曲なんで、ライブで初めて聴けて感激!

永訣の詩  作詩:横井弘 作曲:古賀政男  1969
https://youtu.be/lpw8qfp6kOo



野菊  作詩:石本美由起 作曲:船村徹
https://youtu.be/xDwuZNT8Q34
アルバム「ゴールデン・ダブル・フォー・ユー舟木一夫」初収録盤(1971)

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「永訣の詩」…古賀先生の曲ですが、これなんか思いっきり演歌ですよね。「野菊」…これはアルバムだけ。僕は人の名前が入った歌ってあまり好きじゃないんですよ。♪かおるちゃん、遅くなってごめんね♪、♪ひとりで江梨子は~♪…と歌ってみる舟木さん。♪アコ…「再会」とか…、「夏子の季節」これは夏子っていう女の子を歌ってる歌じゃないんです。「夏」を歌ってる。「夏」が女の子とは知らなかったなぁ!(笑)水着が赤いとか、黄色いとか…ドコ見てるんだ?オマエは…(笑)名前が出てくる歌は、好みの問題としてドーモ…。この中にアキコさんが何人いらっしゃるかわかりませんが…アキコっていう響きはあまり歌詞にならない…。僕は好きで歌い手になったワケなんで好みが激しい。カズコ、ケイコ、トモコ…明るい響きの名前は、歌詞になりにくい(笑)昭和になると、和子、昭子が増えた。私が「つばさ」を歌ったら翼が増えた(笑)シゲユキ、カズオ…色んなカズオさんがいます。一の夫の一夫は少ない。長谷川一夫さんくらいのもの。
♪夕日が赤く染めてゆく♪…なんで私は「夕陽(夕日)」が多いんですかね?やっぱり「♪赤い夕陽が…」のイメージがあるから…?
このへんはオトナの歌です。

イメージ 7風のワルツ  作詩:秋元康 作曲:徳久広司  1990
https://youtu.be/NcsdTujxn28


夜汽車は北へ  作詩:すずきじろう(自作) 作曲:浜圭介  1977
https://youtu.be/dbOtAwicnXE
アルバム「一葉舟」収録

「夜汽車は北へ」は、浜ちゃんと、仕事してた頃の曲。ここらへんのタイプの歌は僕はあまり歌ってないです。森くんに多いタイプですね。流行歌の本線に入る。ぼくの場合はデビュー曲がアレで何で「絶唱」へ行ったのか…もともとの声の質でそういう方向の歌い手になったんでしょうね。「木挽哀歌」を遠藤先生からもらったとき、なんちゅうムツカシイ歌なんだ!と。ムツカシイ歌を10ケあげれば…「木挽哀歌」「銭形平次」「花咲く乙女たち」…「花咲く乙女たち」…♪街に花咲く乙女たちよ♪…で止めるの!?遠藤先生に、この歌尻でいくんですか?と聞いたら「そうなんだよ。舟木クンなんとかしてくれよ」と遠藤先生(笑)それで、ちょっと歌尻を上げて♪乙女たちよ♪と歌ってみたら「それでいいよ!」って(笑)船村先生の「あなたの故郷」、最初っからあんなメロディー…どっから出てくるの?(笑)発想がフシギ(笑)
ここは、「友」というところで…
「思いをこめて手をふろう」は遠藤先生が、コロムビアをやめる時、西沢爽先生に詩を書いてもらって、舟木クン、歌って!と

イメージ 8思いをこめて手をふろう 作詩:西沢爽 作曲:遠藤実 1966
https://youtu.be/AGpkaVgbexI


友よ  作詩:里中さとる(自作)  作曲:浜圭介  1977
https://youtu.be/EOo88o4qhIA
アルバム「一葉舟」収録

流行歌の大きなテーマに友との出逢い、別れ…デビュー当時はそういう歌がたくさんありました。「仲間たち」「君たちがいて僕がいた」
色々な都合でステージに出てこれない歌の中にも、さりげなくていい歌があります。今年も後半に入りました。もうすぐクリスマス(笑)一ヶ月公演が2回挟まっているので余計に早い。お芝居は稽古っていうのもあって今度のは、2週間ではできないですし…

~スタンディング&サインボール
(*55周年なので後援会のコンサートでサインボール打ちがあります)

親不孝通り  作詩:山川啓介  作曲:いずみたく  1973
https://youtu.be/RKseSNMTMCs

イメージ 23サインボール…このくらいだと二階まで届きますが、一昨日の京都なんて4階まで届くワケがない!(笑)
来年7月、御園座の杮落としが四月から。地元ということもあるんでしょう。舟木一夫特別公演を7月に受け持ってほしいと…。四月、五月は歌舞伎、六月はジャニーズ、その後ですが…。むこうが関ジャニ、こっちはカンジジ?マケルモンカ!(笑)
新歌舞伎座から四月に舟木一夫公演をというお話があったんですが、もうムリ!前進のための縮小…一日でも長く皆さんとの旅を続けるために落っこちるカーブを少しでもゆるやかにと…コンサートも一回(一日)にして、二部制で…お客さまの体力も考えなきゃいけない。真冬と真夏は休むのがいいんですが(笑)一ヶ月公演で新作をやるなら1年に2回。

12月の通し狂言…歌舞伎だと「仮名手本忠臣蔵」、新派の「婦系図」、新国劇の「大菩薩峠」…などを例にあげての説明。主役が昼夜通しで出るわけではない。今回は私がひとりですから、昼夜それぞれ2時間10分ぐらい。演るほうも、観るほうもたいへんですが…。豪華メンバーも揃ってますので、どうぞよろしく!!
演歌系、ポップス系って言いますが、明快に説明できない曲がある。歌い手が受け持つ責任範囲っていうのはそういうところ…声の質、トーン…最近の歌い手はね…
この後、「ここだけのハナシ」っておっしゃったので残念ながらオフレコ(笑)でも、全く舟木さんに同感!…でした。

ここも説明ができません…と

イメージ 9    うわさのあいつ 作詩:西川ひとみ 作曲:井上かつお 1970

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めぐり逢う日を  作詩:建石一 作曲:津村泰彦  1994

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演歌のジャンルの真ん中へん。ブルース演歌?「WHITE」をやっていた頃、ちょっとこういうのもやってみたんですが…特に二つ目のなんか無茶苦茶久しぶりです。どうなるか…。

幸せこぬか雨  詩・曲:自作
♪騙されたふりをして 幸せを祈られて♪
*1982年2月  ふれんどコンサート SINNGER&「演歌」WRITERで歌唱
それ以前は「たそがれこぬか雨」のタイトル。詩も改作(参考:「15周年記念歌集」)

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幕切れ 詩・曲:自作
♪終わるはずなどなかった愛にはぐれて独り旅立ちます♪
*1980年8月 ふれんどコンサートで歌唱
「心残り」と前半はおなじ歌詞(参考:「15周年記念歌集」)

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「女唄」…いつ頃から歌うようになったのか?デュエットの「愛染かつら」「人妻椿」…古いです(笑)美川くん、森くん、五木くん…ですかね。私はガラでもない。ツメエリ着て女唄…キモチワルイ(笑)あるキャリアいかないと歌えない歌もある。年が経つと同じ歌でもツボが違ってくる。
ここからラストです。軽い演歌というか、演歌というには詩がやさしいのを5つばかりトントンと…

イメージ 16流浪  作詩:松坂直美 作曲:遠藤実  1972
https://youtu.be/WmmdvELY1lY


さんざしの花 作詩:中山大三郎 作曲:中島薫  1981
https://youtu.be/juDo3qLrmas

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ちぎれ雲 作詩:すずきじろう 作曲:里中さとる  1977
https://youtu.be/4ew7tZ900-I
アルバム「愛はまぼろし」収録


どうしているかい 作詩:吉法かずさ 作曲:徳久広司  1980
https://youtu.be/dZYj41kcmiA

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~ラスト
慕情の街  作詩:吉野哲哉  作曲:桜田せい一  1971

アルバム「花のステージ第10集」収録

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*1980年8月 ふれんどコンサートで歌唱の記録あり

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イメージ 26舟木さんがライブでしか歌わない曲、また、手元に持っている過去の音源だけでしか聴いたことのない曲がいっぱい聴けるので、私としては、ふれこん、ラブコン、風アダルトに…など後援会主催のコンサートは、とっても楽しみにしています。毎回、期待を裏切らない構成と舟木さんの「ここだけのハナシ」も含めたトークと、めったに歌わないものばかりなのに、素晴らしい歌唱にウレシイオドロキと感動をいただいています。

今回は、特に舟木さんの自作曲でライブでは、初めて聴く曲もたくさんあって、「何だろう?なんて曲?」…なんてワクワクさせていただきました。

「夕映えのふたり」…これも、のんびりしたリズムとマイナー調のメロディーが、とっても古典的というか昭和テイストで大好きなんですが、ナマで聴けて最初ッからテンション上がりました。
「永訣の詩」…映画「永訣(わかれ)」の牧人さん、とってもステキでしたよね。しかし、あらためて、この「永訣の詩」が、とてつもなくムツカシイ歌だってことに気づき、それをなんとも言えない節回しで情感こめて歌われる舟木さんの歌唱力・表現力に感動!こういう感触の歌をこんな風に歌える歌い手はもう今は、残念ながら他にはいらっしゃらない…そう思いました。古賀先生の曲はホントムツカシイ!

イメージ 27遠藤先生の曲、船村先生の曲…「ハーフ演歌」という舟木さん独特の造語の構成の中に、織り込んで、堪能させてくださり、また、今回もご自作の曲もいっぱいでしたからウレシイのなんの…

「うわさのあいつ」…今の舟木さんの歌で聴くととってもポップで、今風に聞こえて、私的にはオリジナル盤よりもずっとステキな歌に聞こえました。

「幸せこぬか雨」「幕切れ」…御自作の曲は、折々に手を入れられるので、タイトルのみじゃなく。詩もメロディーも変化していくようで、一応セットリストにタイトルをあげましたが、正確なのかどうか…
また、何か、気づかれた方は、お知らせくださいね。

イメージ 28今回、ステージを楽しみながら、タイトルをいっしょうけんめい思い出そうとしたんですが、最後まで思い出せない曲が「慕情の街」でした。最初は自作曲?と思いましたが、1971年リリースのアルバム「花のステージ10集」収録曲でした。「哀愁の夜」でお馴染みの古野哲哉さんの作詩です。手元にレコードがあったのに、多分2回ほどしか聴いてなかったので、記憶から飛んでました。今回、ラストに聴かせていただいて、とっても印象深くて、これぞ昭和演歌!って感じで終演後もずっと耳についてました。レコードを出してきて聴いてみましたが、レコードは、まだ20代の舟木さんが歌ってますから、なんたって今の舟木さんの歌唱に軍配があがります(笑)詩だけで見てると、スラーっと流れるカンジの曲かな?と思いますが、パンチがきいていて、今の舟木さんの声質と佇まいにとってもフィットしてて素晴らしいと思いました。ラスト曲に選ばれただけのことはあるな~っと大得心でした。

11月の「風アダルトに」もこの流れでいくそうですから、ますます楽しみです。早く来い来い11月。おっと…その前に、通常コンサート、シアターコンサートなど目白押しでしたね。
御本人もおっしゃってましたが、すっかりスリムにキュッとしまったプロポーションになられて、トシが減っていってるような舟木さん(笑)ほんと、うらやましいかぎりですよね。

これからの本格的な暑さに備えて、体力つけて、お元気でステージをおつとめください。
私たちも、なんとかドッコラショ…っとついていきま~す!


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