舟木一夫コンサート 2017 8月29日(火)一宮市民会館 14時/18時
遅れ馳せながらですが、それなりにレポートさせていただきます。
聴き漏れ、聞違いなどなどご容赦を!
舟木さんのトーク部分はピンク
~オープニング
幕が上がると舟木さんのシルエットに「君たちがいて僕がいた」のイントロに続いて、原盤の「君たちがいて僕がいた」のセリフが流れます。
~清らかな青春 爽やかな青春~ 詩と声がピッタリ!
つづいて、「高校三年生」のイントロ…
ライトが舟木さんの姿を照らし出して…お衣装のジャケットは、2017年の通常コンサートで、もうすっかり目に慣れた赤基調に黒のクラシックな感じの模様。衿はサテン系の黒。蝶ネクタイ。黒のベストに黒のパンツ。
地元の舟友さんのプレゼントの花束
高校三年生
この夏は、なんだか湿度が高いですね。東京なんかは、朝晩降ってるんじゃないかってカンジです。蒸し暑い中ようこそ、ありがとうございます。
ここは私のふるさとです。そんなハナシも歌いながら、しゃべりながら進めて行こうと…
12月が誕生日で、あと3ヶ月もたてば…ワッ!…と言って指で7と3を表して大袈裟にジェスチャーするキュートな舟木さん。そんなことは忘れて行ってみましょう!
ここは私のふるさとです。そんなハナシも歌いながら、しゃべりながら進めて行こうと…
12月が誕生日で、あと3ヶ月もたてば…ワッ!…と言って指で7と3を表して大袈裟にジェスチャーするキュートな舟木さん。そんなことは忘れて行ってみましょう!
映画「あゝ青春の胸の血は」スチール写真
プレゼントタイム~メドレー
あゝ青春の胸の血は
修学旅行
仲間たち
君たちがいて僕がいた
友を送る歌
「友を送る歌」以外は、デビューしてすぐの歌。一番目に歌った「あゝ青春の胸の血は」は今年前半の大ヒット曲(笑)ダジャレはヨコに置いといて…
懐メロという言い方はあまりピンとこない。NHKでやる「思い出のメロディー」という言い方が一番ストレートですね。「高校三年生」なんて50何年も歌ってて、飽きないですか?とよく聞かれるんですが、全然飽きない…声が変わってきてますから。20才の時の「高原のお嬢さん」と今歌う「高原のお嬢さん」は違うんですね。これは歌い手だけじゃなく、お聴きになるほうも同じ。ここで、7、8曲メドレーを…まず、もう一曲のデビュー曲から。
懐メロという言い方はあまりピンとこない。NHKでやる「思い出のメロディー」という言い方が一番ストレートですね。「高校三年生」なんて50何年も歌ってて、飽きないですか?とよく聞かれるんですが、全然飽きない…声が変わってきてますから。20才の時の「高原のお嬢さん」と今歌う「高原のお嬢さん」は違うんですね。これは歌い手だけじゃなく、お聴きになるほうも同じ。ここで、7、8曲メドレーを…まず、もう一曲のデビュー曲から。
水色の人
ブルー・トランペット
あいつと私
雨の中に消えて
くちなしのバラード
たそがれの人
その人は昔
最後に歌った「その人は昔のテーマ」、これなんか流行歌のジャンルに入るのかな?船村徹作曲、松山善三作詩…55周年ということで、去年久しぶりに「その人は昔」のDVDを見てて気がついたんですが、内容洋子さんは顔の半分がオデコ…目と目が少しはなれてて目鼻がチョコチョコっと顔の真ん中に集まってて犬のポメラ人系のカワイイ顔。
ポメラニアン似の洋子ちゃん
僕なんかべらぼーに映画を撮った世代ですね。日活、大映、東映、東宝、松竹全部に出てますからね。いい時代に出逢ってるんですね。
若い頃は歌をお聴かせしよう、お聴かせしよう…としてた。終わってから、アレッ?…と思うんですが、また同じことをやってました。お客さまも側もキャリアが積み重なってる。だからいいんです。これで聴いてるのが今の高校生なら…何が「ぼくらフォークダンスの手をとれば…」だい!オレたちゃロックだぜ!(笑)
こういうステージの構成は、お客さまが退屈しないように流れていく曲が70%でちょうどいい。20%がお聴かせする歌。あとの10%は歌い手と一緒に手など打って楽しむ曲…ここで2曲、あッ…3曲だな、ちょっと立ち上がっていただいて…
~スタンディング ジャケットを脱いで…
銭形平次
夏子の季節(サインボール)
ROCK' N ROLL ふるさと
♪ハーモニカ ピプポ…の間奏の部分で、ポケットからハーモニカをス~ッっと出してきてカッコ好く演奏。「ふーけゆく あーきのよ たーびのそーらぁのー…」
舟木さん世代の男の子は、ハーモニカのとっても上手な子がクラスに必ず一人はいたような気がします。なぜだかハーモニカは男子の方がウマい…という印象があります。
♪単線電車で12、3分…これは歌詞ですから…ちゃんと計った時間じゃない(笑)流れ上の詩です。
小林旭さんの歌で「熱き心に」~大袈裟な歌~「オーロラの空の下 夢追い人ひとり…」の一節をちょっと歌ってみて、先輩が言ってました「この歌むつかしくて覚えるのに2ヶ月かかったよ!」先輩はやっぱり「ギターを持った渡り鳥」みたいなのが合いますね。…今、しゃべってるのは、ただ休んでるだけ(笑)
この後、サインについてのいつものお話があって、その後も、もう少し休みましょう!(笑)…と。
僕の名前は、画数が少ないいから、西郷くんよりはラク…(笑)
ここからは、日本の四季が豊かだった頃、そういう時代に生まれてくれた歌たちを…風、月の光、雲の流れ…そんなものまで運んでくれるんですね。
小林旭さんの歌で「熱き心に」~大袈裟な歌~「オーロラの空の下 夢追い人ひとり…」の一節をちょっと歌ってみて、先輩が言ってました「この歌むつかしくて覚えるのに2ヶ月かかったよ!」先輩はやっぱり「ギターを持った渡り鳥」みたいなのが合いますね。…今、しゃべってるのは、ただ休んでるだけ(笑)
この後、サインについてのいつものお話があって、その後も、もう少し休みましょう!(笑)…と。
僕の名前は、画数が少ないいから、西郷くんよりはラク…(笑)
ここからは、日本の四季が豊かだった頃、そういう時代に生まれてくれた歌たちを…風、月の光、雲の流れ…そんなものまで運んでくれるんですね。
ブルーがかったシルバーのジャケットで(岡山からこのお衣装が入ったみたいですね)…
舟友さんの昼の部のプレゼントの花束
初恋
あゝりんどうの花咲けど
夕笛
吉野木挽唄~絶唱
やんちゃ時代?のシゲちゃん。カワイイ
「夕笛」なんて美しい…書き手も歌い手も変わってきてるから、今、出てくるワケがない。西條先生の詩を持ち歌にしてるのは舟木一夫ひとりだけになっちゃった。淋しいですね。
一宮におじゃまするのは四年半ぶりくらいになる。なんで自分のふるさとに来ないのか!と言われるんですが、これは意図して来ないんです。子ども頃のワルサがみんなバレてますから、アブナイ!(笑)文房具屋で消しゴムをひとつ盗んだ…とか。友だちみんなやってますが、ワルイことをしたと思ってない…文房具屋のおじさんが、コッソリ親父に教えて、シゲ、ちょっと来い!って叱られた。今、注意しておかないとあとで困るのは本人だから…という配慮なんですね。柿、イチジク、ザクロなんて買うもんじゃなく盗むものだった(笑)お前、どこの子だ!?って、毎年行ってるんだから知ってるんですよ(笑)でも家には言って来ない。豊かですよね。
55年の後は、どこに目標を置くか…とりあえず60年でいいか…(拍手)気楽に拍手してますがお客さまとは一対なんですよ!どちらが欠けても成立しない。60周年にたどりつけたら77。
青春時代と切っても切れないのが初恋。大抵はうまくいかないんですね。「花咲く乙女たち」から…
花咲く乙女たち
東京は恋する
北国の街
哀愁の夜
高原のお嬢さん
昼は「哀愁の夜」から、夜は「北国の街」から、ジャケットをフォーマルな黒に着替えて
僕はつくづく作品に恵まれた歌い手だなぁ…と。さっきの話ですが、ふるさとには意図的に来ない…ジョーダンはさておき~と一宮にあまり来られない理由をきちんと真面目に説明なさいました。
名古屋(市内)での公演とかコンサートの開催が多いんでその周辺の浜松、岐阜とかも5年に一回くらいになるんですね。そういうことなんで、どうかご勘弁を願います。
この3年くらいで、今の僕らの世代の歌に出逢えてホッとしています。「明日咲くつぼみに」、一昨年出した「春はまた君を彩る」そして「みんな旅人」…この辺が今の僕らの歌。
舟友さんの夜の部のプレゼントの花束
みんな旅人
春はまた君を彩る
最後の御挨拶が終わって客席に向かって手を振る舟木さん、それに応えて会場のお客さまも手を振って、緞帳が降ります。そして、駆け足で階段を下りてきて右手を差し上げて緞帳を止めるポーズの舟木さん…
「♪あ~かぁい ゆうぅひが♪」アンコールのかわりに、会場全員で「高校三年生」のワンコーラス目を大合唱。そのあと舟木さんがフルコーラスでオープニングでも歌った「高校三年生」を再びフルコーラス歌われました。次は、「学園広場」も、同じようにワンコーラス目を大合唱のあと、舟木さんが「学園広場」をゆったりとフルコーラスで聴かせてくださいました。
ふるさとならではのサプライズ「ROCK' N ROLL ふるさと」にハーモニカ演奏。それに、子どもの頃のシゲちゃんのやんちゃぶりのお話も楽しく聞かせていただけてとてもあったかい気持ちになったコンサートでした。