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Channel: 舟木一夫の世界~れんげ草の咲くさんぽ径~
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「ごごナマ おしゃべり日和」(10/25放送)~ダイジェスト版でご紹介

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DVD「再生」機器はあるのですが、録画はできないので、リアルタイムでスマホで撮影。
小型録音機で、音声を録ったものを、それなりにまとめてみました。

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阿部アナ

今日のゲストは舟木一夫さん。
 今年で芸能生活55年。
しかし、その道のりには山あり谷ありの壮絶な人生がありました。
きょうは、舟木さんの人生を一気に振り返ります。

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舟木さん登場!

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 舟木さん
足かけ55年ですね。 まさかデビューしたときはこんなに長くやることになるとは
思ってもみないわけですけどね。


阿部アナ
今日のお客様舟木さんへのご質問、メッセージを番組ホームページからのメールFAXでどしどし、
お寄せください。お待ちしております。

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舟木さんの芸能生活を今日はたどってまいります。
 「舟木一夫さん山あり谷あり芸能生活55周年一気に振り返るぞSP」。

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まずは「いきなり山のてっぺんへ!元祖シンデレラボーイ」。
 皆さん、ご存じですよね。


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阿部アナ
デビューに至るきっかけは?

舟木さん
中学3年のころから歌い手になろうとは思ってたんですよ。
基礎が大事なのでクラシックの先生(NHKの専属だった合唱団の指揮者をしていた方)
に弟子にしてもらったのがスタート。

 昭和36年、 「湖愁」という歌がヒットしていた松島アキラという先輩のステージ。 松島さんが、オープニングに「湖愁」を歌って、エンディングで松島さんと一緒に歌う人はいませんか?と。
それで一緒に歌ったんです。
松島さんを取材に来ていた「週刊明星」の記者さんに名刺を渡された。僕も住所と電話番号(電話といっても借り電話ですよ、当時、ご町内に3〜4軒あって借りに行くというね。)お教えして。

2〜3か月して学校から帰ったらおやじに、東京の堀威夫という人を知ってるかと言われてね。
堀さんが、お前と連絡を取りたい、ここへ電話くれって
…翌年の5月くらいに上京。

 阿部アナ
上京するときはご自身は迷いなく?

舟木さん
なんにも迷いないですね。 一本に絞ってましたからね。
この家業でいくと決めていましたからね。

レコード大賞新人賞受賞さらには「紅白歌合戦」出場を決められたと。
 当時の映像がございますのでご覧いただきます。
今から54年前当時19歳の舟木さんの初々しい姿です。

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今、ご覧いただいたとおりトレードマークが学生服ですよね。
 当時のレコードジャケットを用意しました。

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美保さん
うちの壁に舟木さんの等身大のポスターがじかに貼ってありましたよ、壁に。
ノリでぴったり貼ってあったんです。 着物着ているやつ。
おばあちゃんがめっちゃファンだったの。

 舟木さん
多分、「絶唱」のときの写真ですよ。
 すみませんでした。いろいろご迷惑をおかけして。

冒頭でも紹介された、おなじみのエピソードです。

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舟木さん
そもそも橋さんがコロムビアのオーディションに合格していればあの方が舟木一夫だった。
 僕がもし、コロムビアのオーディション落ちてビクターへ行ったら「いたこがさ」ないわけでしょ。
 両方とも売れませんよね。


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阿部アナ
当時の人気、覚えてますか?そういうなかで、舟木さん二十歳であるものを買うんです。
すごいですよ。 家をお買いになったという。

 舟木さん
僕は歌い手になった動機のいくつかの中に貧乏だった家族をなんとかしたいというのが
あったんですよ。 13歳違いの弟もいましたしね。

 阿部アナ
ちなみに、大変失礼ですが給料というのは月給制だったんですか?どういう状態だったんでしょうか。

 舟木さん
月給だったのはねデビューした6月の1か月間だけ。それは今でもよく覚えています。
 赤坂のホテルに堀さんに呼び出されて行ったんですよ。
 上田君、こんなに早く売れちゃってね、どうギャラを換算していいか分からないと…
堀さんが、 今月だけとりあえず1か月分で了承してくれないかと。 
封筒を開けたら5万円が入ってた。大学出の初任給が2万円いきませんよね、まだ。

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舟木さん
今までは何も手に入らなくて我慢でやってくるでしょ。
 先輩を見てると大きいうちに住んでる。みんな外車に乗ってる。
 流行歌の世界っていうのはそんなものなんだぐらいに思っちゃうんですよね。

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舟木さん
もう、自分が危ういなと思ったのは24〜25ですね。
このままでいってももう、伸ばしきれない。
だから、竹じゃないですけどポイントをつけていくから伸びられるわけですよ。
ただ、長いの1本でずっと伸ばせといわれたってこれはもう無理ですよという話になって。
 26〜27のときかな。 仕事がどんどんうまくいかなくなるのと同時に自分でテーブルを
ひっくり返しちゃってついていけないわ、これという感じで。
だって1回ご破算に願いましてはにしてくれないと次にいけないよ、そんなものって。
それをつなげていかれるわけです。 無理、無理ってひっくり返しちゃった時期があったのね。

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阿部アナ
復活は、あるひと言がありました。 息子さんのひと言と。

 船越さん
どんなひと言だったんですか?

舟木さん
息子のひと言っていうんじゃなくて風呂に入っててねお前、なんか欲しいものあるか?
ってファミコンのソフトくらいの感覚で僕は聞いてるわけです。
そしたら、自分の部屋って言ったんです。この野郎と思って。

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舟木さん
タクシーに乗って「どこそこ行ってください」っていうと舟木一夫さんですかって
言われるわけですよ。僕よりちょっと下くらいの人に。声でわかる。 
そうすると着いても料金受け取ってくれないとか。
それから、乗ってもらっただけでハッピーですからとかね。
それから、学生時代に友達が「学園広場」を一緒に歌ってて、
そいつが病気で亡くなりましてねとか話を聞かされて
そっちが痛いわけです。こっちにしてみたら。

だから業界の人がどう言うとか息子がどう言うとかそんな段じゃないんです。

 どこで次のバッターボックスがくるのかと考えたときにこれは、
やっぱり30周年ぐらいかなというふうに思ったんですよね。
そのとき、47になるころですよ。そのときに、改めてもう1回、
バッターボックスに立とうと思って。

1人の歌い手が流行歌手は30年も40年も時代を背負って
走っていけるわけがないんです。そんなものはあり得ない。
そこしか向くのをよそうと決めてそこで一瞬うーんと思ったことが1つだけあって
そうすると、同世代にしか通用しない歌い手でいいという覚悟がいるわけでしょ。
ですから、メディアにのってワーッともう1回やろうとか
そういう思考を持ったら同世代のほうだけは向けないわけです。

 阿部アナ
そうした覚悟、思いを胸に見事、復活を果たされるわけですが1992年、
舟木さん21年ぶりに「紅白歌合戦」へ出場されます。そのときの映像をご覧ください。


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船越さん
この音が鳴りましたのでこちらのコーナーに移らしていただきます。

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船越さん
本当は御三家と呼ばれるのがあまりお好きじゃなかったんですね。

 舟木さん
いや、もろ嫌いでしたね。あれは三人三様に迷惑だったと思いますよ。 
三羽がらすっていい言葉があるのに。
 新しさを出そうと思って誰が言いだしたか知らないけど御三家なんてね。
でも、見事に三人三様に雰囲気が違ったというのがよかったんでしょうね。
このお二人がライバルというよりは誰にも負けたくないわけです。
 関係ないですよ、誰って。 自分がとにかくナンバーワン、オンリーワンになりたいわけですから。
 全員に負けたくないですからね。


船越さん
今もお変わりないですけど若さを保つ秘けつがある。
 最初、ノーっておっしゃってましたがイエスに変えましたね

 舟木さん
ちゃらんぽらんでいることなんですよ。あんまり自分に決め事をしないで、
仕事も含めて結構長く続けていくにしたがってちゃらんぽらんになっていったほうが。
だから僕は四文字熟語で好きなのは、支離滅裂。 座右の銘ですから、僕の。
まじめで務まる商売じゃないじゃないですか。

船越さん
学生服について…今も学生服が大好きだ。これはノー。

舟木さん
あの当時の詰め襟着てる当時の舟木一夫って一見まじめそうで近所の評判もよさそうで。
事実、評判はよかったみたいなんですよね。あの子はいい子だみたいな。
それが、自分と食い違っちゃってるから。 居心地悪かったの覚えてます。


船越さん
今でも割と夜ふかしされてしまうんですか?

舟木さん
ちょっと悔しいんで夜ふかしするんです。この間、主治医に上田さん、何時ごろ寝るんですか?
って言うから大体1時ぐらいですね、夜の、って言ったら朝は何時に起きるんですか?
大体10時ぐらいですねって。あのね、上田さん、70過ぎてそんなに寝てる人いませんよって。
だから、仕事でもなんでも自分に10%の負荷は多めにかけて。

 美保さん
ファンの人が撮った写真っていうのがすごいシャツが派手なんですよ。
 Tシャツと服装をチェックされてるんですね。ファンの方に。
 今日は割とシンプルなほうですよね。なんか、外国人みたいなどこで買ったの?みたいな。
 着てますよね、ガンガン。いいなと思って。

舟木さん
 歌い手になって、ずっと何年か詰め襟なんて着ていてつまらなかったっていうのが。
その反動がどこかで出てきたのかもしれないですね。それ以来、結構、着道楽のほうで。

船越さん
最後の質問がとんでもない質問ですが逮捕されそうになったことがある。
↓こちらでご覧くださいね。
スポーツ報知~「ごごナマ」出演の舟木さんの記事


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24日、大阪フェスティバルホールでのコンサートの模様が紹介されました。

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船越さん
お客様たちはこれを舟木さんに手と手でお渡しするというのが
大変な楽しみになってらっしゃるんでしょうね。

 舟木さん
そうですね。それと、世代が出ますけど僕らのデビュー世代はこういうのは
流行歌のライブの風景の1つなんですよ。当時はテープが 1曲歌ってると200本ぐらい飛んでくる。
そういうものが風景の1つで流行歌としてはとてもいい景色なんです。
 僕は今でもこういう景色が好きでやっぱり、ジャズとかシャンソンとかだとこうはあまり…。
だから、国産の軽音楽のよさかなという感じがとてもするんですよね。
 聴かせようとか聴いてくださいというスタンスばかりじゃだめなので
1つの空気の中へ早くお客さんと入るということも必要ですからね。


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ファンのコメントを楽しそうに聴いてる舟木さん、笑顔、笑顔…です。

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舟木さん
僕らはやっぱりなんだかんだいっても、お客様と変な意味にとられると困るんですが
色気と情のやり取りがないと成立しない。
だから3歳のお嬢さんであろうが80歳のおばあちゃまであろうが僕は女性としてしか見ない。
ステージに立ってるときは女性なんですよ。 男性は男性なんですよ。
だから、そういうスタンスに自然になれることがお互いに色気とか、情を
キャッチボールしあうということに自然になるんですよね。

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阿部アナ
「55周年の新たな挑戦」ということで。 赤穂浪士ですよね。


舟木さん
新橋演舞場で12月にやらせていただくんですけど55周年で、3年前から話が出てまして。
ちょうど、頃合いでいいんじゃないか「忠臣蔵」を通し狂言でやったらと。

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阿部アナ
デビュー当時の大河ドラマでは矢頭右衛門七役でしたけど今回は大石内蔵助ということで。
当時の大河ドラマのときのお写真も。


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舟木さん
ご縁があるんですかね。 初めて時代劇をやったのがNHKの「赤穂浪士」。
それで、55周年で73に、もうなりますけれどもそこで言ってみれば
舞台の時代劇の総集編みたいな感じで「忠臣蔵」の大石をやらせていただけるのは
本当に、ありがたいというかね。ここまで歩かせていただいて。 「忠臣蔵」が縁があるんですね。

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阿部アナ
 放送をご覧の皆さんからのお便り。
まず、イラストですが71歳の方からイラストをいただきました。
 永遠の高校三年生ということでありがとうございます。
こちらもイラストですね。 沖縄の方です。

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最後に…まるで自分のメッセージが読まれたみたいに嬉しかったことが…

ファンからのメッセージで、懇意にしていただいている舟友さんのものが読まれました。
少女時代からず~っと、舟木さんと一緒に「青春」も共にしてこられた方。
彼女の想い、それが、とっても素直にシンプルに込めれたメッセージ。
自分のことにように嬉しく、放送後、すぐにメールで感激!の想いを伝えてくださいました。


 阿部アナ
女性が多いですね。 60代の方。

イメージ 51 国際劇場でテープとレイを手に持って黄色い声援を送っていた乙女のあのころ。
 結婚、子育て、介護と年を経て今は客席で感謝の拍手を心穏やかに精一杯送る。
 イメージ 52来年70歳になります。 今年55周年、舟旅は続きます。
 永遠のアイドル、舟木さん。お身体に充分お気をつけて



 舟木さん
ありがとうございます。

 
阿部アナ
まさにご自身の人生と重ねてらっしゃいますね。

 舟木さん
これだけ長いおつきあいになるとこちらもそうですよね。


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これでオシマイ  すっかりお元気でヤンチャ坊主っぽい舟木さん健在…でしたね






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