ステージ・ナタリー
http://natalie.mu/stage/news/258936
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「舟木一夫特別公演」が、12月2日に東京・新橋演舞場にて開幕。これに先駆け、本日11月30日にゲネプロと囲み取材が行われた。
今年2017年に芸能生活55周年を迎えた舟木一夫。55周年を締めくくる本公演の第1部では「通し狂言『忠臣蔵』」が上演され、第2部では「シアターコンサート」と銘打ったステージが展開する。「忠臣蔵」は昼夜で構成が異なっており、昼の部では「前編(花の巻)」、夜の部では「後編(雪の巻)」を上演。また劇中では、大石内蔵助役を舟木、浅野内匠頭役を尾上松也、千坂兵部役を里見浩太朗が演じる。
本日行われた囲み取材には舟木、松也、里見が出席。舟木は「『忠臣蔵』というのは、役者さんの顔ぶれがそろってくださらないと成立しない物語」と共演者に謝辞を述べ、「みんなでがんばりたいと思います」と意気込みを語る。
舟木と2度目の共演となる松也は「浅野内匠頭というのは、歌舞伎だと塩冶判官ですが、僕の中では憧れの役のひとつでしたので、今回舟木さんの大石内蔵助で浅野内匠頭を勤めさせていただけることを本当にうれしく思います」と思いを噛み締め、「大石内蔵助をはじめとする家臣たちが、敵討ちをしたいと思えるような浅野内匠頭をできたらいいなと思っています」と抱負を述べた。
特別出演の里見は過去3度の共演を振り返り、「おいしい役で参加させていただいてます(笑)」とニコリ。また主演の舟木について、「本当に素晴らしい大石内蔵助を見せてもらっています。お客様もきっと満足してもらえるかと。乞うご期待です」と語り、観客の期待を煽った。公演は12月24日まで。