5月2日、3日、4日の三日間、新歌舞伎座での「シアターコンサート」が開催されています。現時点では、4日の昼・夜に2公演を残すのみとなりましたが・・・。私は初日の2日のみですが、大阪上本町まで遠征しましたので、ご報告させていただきます。少し長くなりそうなので「上・下」に分けて・・・
開演時間の1時間前には、近鉄の大阪上本町に到着してましたが、舟友さんから教えていただいた、新歌舞伎座の入っているビルのYUFURAから、徒歩10分ほどのところにある「青い山脈」の歌碑を先ず観に行きました。この歌碑は、「青い山脈」の作曲者、服部良一さんの出身小学校の跡地の一角に建てられています。今は、グラウンドとして使用されているようで周囲は高いフェンスで囲まれていて使われていない時は、出入り口はカギがかけられていて自由に出入りはできませんので、フェンスの外側から覗いてきました。フェンスの網の目が結構細かく、道路に向けて建てられていなくて、多分、グラウンドの中に入っても木や草がかなり生い茂っていたので、あまり目立たない感じで少しもったいないなと思いました。
フェンスの外側に、説明文と押しボタンが取り付けられていて、ボタンを押すと「青い山脈」のメロディが多分スリーコーラス分続けて流れます。ですからカラオケのように合わせて一番から三番まで歌うこともできますが、ひとりで歌うのもちょっと気が引けて、ひたすら聴いてきました(笑)
フェンスの外側に、説明文と押しボタンが取り付けられていて、ボタンを押すと「青い山脈」のメロディが多分スリーコーラス分続けて流れます。ですからカラオケのように合わせて一番から三番まで歌うこともできますが、ひとりで歌うのもちょっと気が引けて、ひたすら聴いてきました(笑)
~説明文~
我が国を代表する作曲家・服部良一氏は、この地にありました大阪市立東平尋常小学校を卒業され、ここで学びここで遊んで音楽の才能を育まれました。氏を偲び代表曲である「青い山脈」の歌碑を好きだったの桜の木の下に直筆の楽譜を彫り込んでいます。下のスイッチを押すとメロディが流れます。(午前十時~午後五時)
我が国を代表する作曲家・服部良一氏は、この地にありました大阪市立東平尋常小学校を卒業され、ここで学びここで遊んで音楽の才能を育まれました。氏を偲び代表曲である「青い山脈」の歌碑を好きだったの桜の木の下に直筆の楽譜を彫り込んでいます。下のスイッチを押すとメロディが流れます。(午前十時~午後五時)
http://www.youtube.com/watch?v=tZiKR1xZXPk(音と映像がyoutubeにアップされています)
新歌舞伎座 シアターコンサート
2014 5月2日 昼の部/夜の部
6階のエレベーターの壁には、12月に開催される「青春歌謡BIG3」のポスターが貼られていました。劇場の入口には『満員御礼」と出ていました。
そして、来年2月の特別公演の看板もデ~ンと置かれていました。9月の演舞場、10月から11月にかけての中日劇場、そして来年の2月と半年に、3回もの長期公演です。舟木さんの「やる気」は、本当にハンパじゃないですね。嬉しさ9割、でも、あまりのハードスケジュールに1割りは心配・・・って感じです。このことについては、コンサートのトークでも少しふれていらしたのでまた後ほど。
劇場に入ると、すぐ目の前に「舟木さんあめちゃん」の看板が・・・・(笑)ワンコインはちょっとお高いですけど、記念に4番だけ買いました。新歌舞伎座さんの商売上手には、参りま~す(笑)
開演の10分程前に舟木さんが下手から低音の渋い声で「長らくお待たせしました・・」などという感じで登場!「え~ッ!あり得へん!」とどこからか嬉しい悲鳴(笑)確かに、通常なら、プレゼント類は受付に預けるのが一般的なことですから、ふつうなら「あり得ない」ことなのかも(笑)
以下は、舟木さんのトークを交えてのレポです。昼をメインに夜も少しミックスです。
舟木さんのトーク部分はピンク文字です。
舟木さんのトーク部分はピンク文字です。
白地にピンク系の可愛い手刺繍のような刺繍が入ったオーバーシャツにジーンズ、白系統のスポーツシューズ。いつものようにアメダマをなめながら、お喋りしつつプレゼントを受け取る舟木さんです。
開口一番は、今、客席の皆さん、トシのわりになんちゅう派手なのを着てるんだという目で・・(笑)ここに来る時も、雑草にいたるまで新緑の季節ですね。早いですね、こないだ年が明けたと思ったら、もうすぐクリスマス(笑)プレゼントは、ロビーでお預かりでいいじゃないかってなもんですが、やっぱりいただきものは、直接・・中身を確認したりしながら(笑)受け取る途中で腰を伸ばしたり叩いたりしつつ、もうおじさんじゃなくてじいさんですから・・独り言のように「古希・・希に古いって何だって云うんだ・・」(笑)
最近、何が、ハラたつたって、長いこと同じ姿勢で本読んでたりすると、かたまっちゃう・・昔から僕は活字中毒で、何か読むものを持ってないと落ち着かない・・雑読中の雑読です。でも、昔は、時代小説は結構読んだ気がします・・・時々、プレゼントの紙袋の中を覗き込んで、ニコッと笑って、お菓子でしょう・・リポビタンD・・これ飲んで頑張れってか!(笑)・・十代の頃、リポビタンDを2本飲んで酔っ払ったこと、あります(笑)今、お元気で頑張って下さい!って言われました。言って下さった方のトシは?・・(笑)舟木さんよりも年長の方だったのかな?(笑)重たそうな鉢入りの花?を受け取って・・・マンションのガーデンごと頂いたような(笑)・・・では、大急ぎで着替えて・・そうですね1時間20分くらい待っていただいて・・・(笑)と袖に引っ込む舟木さんでした。
開口一番は、今、客席の皆さん、トシのわりになんちゅう派手なのを着てるんだという目で・・(笑)ここに来る時も、雑草にいたるまで新緑の季節ですね。早いですね、こないだ年が明けたと思ったら、もうすぐクリスマス(笑)プレゼントは、ロビーでお預かりでいいじゃないかってなもんですが、やっぱりいただきものは、直接・・中身を確認したりしながら(笑)受け取る途中で腰を伸ばしたり叩いたりしつつ、もうおじさんじゃなくてじいさんですから・・独り言のように「古希・・希に古いって何だって云うんだ・・」(笑)
最近、何が、ハラたつたって、長いこと同じ姿勢で本読んでたりすると、かたまっちゃう・・昔から僕は活字中毒で、何か読むものを持ってないと落ち着かない・・雑読中の雑読です。でも、昔は、時代小説は結構読んだ気がします・・・時々、プレゼントの紙袋の中を覗き込んで、ニコッと笑って、お菓子でしょう・・リポビタンD・・これ飲んで頑張れってか!(笑)・・十代の頃、リポビタンDを2本飲んで酔っ払ったこと、あります(笑)今、お元気で頑張って下さい!って言われました。言って下さった方のトシは?・・(笑)舟木さんよりも年長の方だったのかな?(笑)重たそうな鉢入りの花?を受け取って・・・マンションのガーデンごと頂いたような(笑)・・・では、大急ぎで着替えて・・そうですね1時間20分くらい待っていただいて・・・(笑)と袖に引っ込む舟木さんでした。
第一部 ヒットパレード
階段の最上段にあらわれた舟木さんのこの日の衣裳は、あずき色(ライトによっては海老茶色?)のようなタキシード、胸に白いバラ。おなじバージョンのシアターコンサートですが、第一部は、南座ではシルバーのタキシード、中日劇場ではピンクのジャケットと変わりました。今回も、期待どおりお衣装が変わっていて本当に毎回どんな雰囲気の舟木さんを見せていただけるかも大きな楽しみですね。
瞼にあわき 花すみれ
ゆきずりの 君 今いずこ
虹は消えても 若き日の
はかなき 思い出 忘るまじ
あゝ・・青春の胸の血は
夢ひとすじに 燃えるもの
ゆきずりの 君 今いずこ
虹は消えても 若き日の
はかなき 思い出 忘るまじ
あゝ・・青春の胸の血は
夢ひとすじに 燃えるもの
暑くもなく寒くもなくいい季節になりました。ここんとこ、かたまって(新歌舞伎座に)おじゃまするんですよね。12月には、輝さん(西郷輝彦さん)、三田さん(三田明さん)と一緒に、来年の2月には一ヶ月公演で(拍手)、もう上本町六丁目にアパートでも借りた方が・・・(笑&拍手)遠藤先生の七回忌ということもあって、遠藤メロディは二部のほうで聴いていただきます。一部では、こんなにヒット曲ばかり詰め込んだということはないというような構成で・・
花咲く乙女たち 作詩:西條八十 作曲:遠藤実
http://www.youtube.com/watch?v=AGSd6H4J06k(ライブ音源)
http://www.youtube.com/watch?v=AGSd6H4J06k(ライブ音源)
北国の街
こういうヒット曲というのは、長い間歌ってきても、自分の声が変わっていくから歌い手のほうも飽きない。若い頃、歌ってた曲は年数が経つと難しくなってくる・・言葉が若いですから・・「高校三年生」が、今、歌いづらいかというとそんなことはない。三十代、四十代の頃は気持ち悪くて歌いづらかった。若い頃の唄は、時間が経てば経つにつれて値打ちが出てくる。デビューした頃は、こんなに長くやってこられると思ってなかった。僕らがデビューした頃はざっくばらんな先輩が、たくさんいて先輩との距離感が近く、とびこんでいけるいい時代だった。
絶唱
哀愁の夜
高原のお嬢さん
この9月に新橋演舞場一ヶ月、10月から11月は中日劇場、そして来年2月がこちら・・6ヵ月の間に一ヶ月公演が3回あって・・大丈夫か、オイ!とか云われるんですが、やれるうちにやっておかないと・・お互いさまに・・舟木さんとしては、お客様の方が、来られるうちにという意味も含まれているのかも・・僕らの世界は、シャレの世界ですから、マジメな奴に勤まる世界ではない・・「この世界では比較的マジメ」という人でも、世間では、つとまらない(笑)僕が、今まで会った人で、あのひとは頑丈だ・・と思ったのは里見先輩。年をとれば誰でも、色々、こまかいこと(身体の衰えなど)は出てくる。70才過ぎて、いちいち精密検査どかしたって仕方ないだろうと・・それよりも、お客様に喜んでいただける仕事を楽しくする方が・・・一生かけてやってきたことですから・・自分自身が楽しまなくちゃ・・・
銭形平次
~サインボール/スタンディングなし~
銭形平次
~サインボール/スタンディングなし~
ここ20年くらいの間に、一番数多くやったのが銭形平次。でも、もうやらないでしょう。十手の立ち回りはシンドイんです。十手は二本あって、鉄ですから刀より重い。もしこれが立ち回り中に客席に飛んだら大変なことになる。「手首が折れても、十手は放さない!」という事が常に頭にある・・それに比べると刀は意外とラクなんです。着流しでの立ち回りは、線(身体の動き)が見えるから難しいんですが、型がインプットされてしまえばラク・・・・袴は、逆に立ち回りの時、中で足の動きがあっても外には見えないので、動きが大きく見えるように構えないといけないから結構ハードです。後、待ってる出し物は「水戸黄門」しかない(笑)と黄門様のおなじみのセリフを云って笑わせる舟木さんでした。どーして、こんなハナシしてるんだろ?(笑)舟木さんが、ひとつひとつの立ち回りの型を実演で見せて下さるのですが、その形が実に美しくキマっていてうっとりしました。コンサートで立ち回りの型まで見せていただけてとってもトクした気分でした。
夜の部では、「銭形平次」の後に、お仕事仲間の女性歌手の方たちのすっぴんエピソードを「その1」からいくつか・・舟木さんはお話がとても上手くて、客席は、笑いの渦で楽しませていただきました。すっぴんの女性歌手の方に、あいさつされても、誰だかわからなくて、おデコに手を当てて下向いて、左右に歩きながら一生懸命、う~ん、う~ん、と考えてるジャスチャーにも笑いました。特に美空ひばりさんのすっぴんエピソードは、人からお聴きになった話か、はたまた伝説レベルかは不明ですが、いかにひばりさんの歌が素晴らしいかということがオチになっていて舟木さんらしい見事な洒落のセンスを感じました。僕らの世界は、特に女性の場合、衣裳が派手なので、メイクがおとなしいと衣裳に負けてとんでしまうので、どうしても普通のメイクというわけにはいかないんです。そして、舟木さんがデビュー当時に、メイクを嫌がって逃げ回っていて、デビューから3ヵ月くらいはノーメイクだったそうですが、ついにメイクさんにつかまってしまったというお話は、何度聞いても可愛いくて好きです。
一部ラストは・・これは歌っとかなきゃどうしようもない・・と「高校三年生」「学園広場」を
高校三年生 作詩:丘灯至夫 作曲:遠藤実
学園広場 作詩:関沢新一 作曲:遠藤実
http://www.youtube.com/watch?v=NLI_R6mQ56s(映画「学園広場」より チーちゃんといい感じ)
~新歌舞伎座 シアターコンサート 2014 5月2日 昼の部/夜の部(下)につづく~