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Channel: 舟木一夫の世界~れんげ草の咲くさんぽ径~
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新歌舞伎座 シアターコンサート 2014  5月2日 昼の部/夜の部(下)

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~新歌舞伎座 シアターコンサート 2014  5月2日 昼の部/夜の部(上)のつづき~
 
イメージ 130分の休憩をはさんで、第二部です。
 
「遠藤実スペシャル~決して散らない花々」は、今回は、七回忌としてのオフィシャルコンサートですが、2009年に、ふれんどコンサートとして開催されています。また、遠藤先生のお別れの会の折の、舟木さんの会見の言葉も併せて、少しですがご紹介しておきます。

~密着写真集「瞬・華・愁・透」 の「瞬」掲載文より抜粋~
遠藤実スペシャル~決して散らない花々
俺の中で、先生は”過去”にはならない 自分の想いを精一杯、歌にこめるだけ
(2009年1月29日 遠藤実先生 お別れの会の会見より)
先生には一度も叱られたことがないんです。あまり強いことを言うと、このコはへたりそうだ」と思われていたらしくて・・・。”師匠と弟子”という距離感はありませんでした。負の感情を喉元でぐっと飲み込んで、ご自身の中で消化してしまうような・・・本当に優しい方でした。

2009年2月25日 ふれんどコンサート NO.65 メルパルク東京
セットリスト
十字路/くちなしの花/すきま風/からたち日記/星影のワルツ/若いふたり/高校三年生/おもいをこめて手をふろう/天竜母恋笠/旅鴉/北国の春/他人船/未練ごころ/女の舞台/哀愁出船/襟裳岬/みちづれ/夢追い酒/ギター仁義/ソーラン渡り鳥/お月さん今晩わ
 
第二部   遠藤実スペシャル~決して散らない花々
緞帳が上がると、明るい紺系統のスリーピース、胸に白バラ、ゴールドのペンダントの舟木さん。

イメージ 2お月さん今晩わ(作詩・松村又一)
~藤島桓夫さん歌唱によるSP原盤で~
http://www.youtube.com/watch?v=0rZoCA7TYYw(SP原盤動画)
これは、遠藤先生の最初のヒット曲です。先生、24歳、かずおちゃん、12歳。この時のペンネームが星幸男。聴いてると、藤島先輩の歌い方、可愛いですね・・・とちょっと可愛く歌マネしてみせる舟木さんでした。

十字路(作詩:西沢爽)
http://www.youtube.com/watch?v=6J7MV-3vtZI(小林旭さん歌唱の原曲)

くちなしの花(作詩:水木かおる)
http://www.youtube.com/watch?v=c-GQkc6quiU(舟木さん歌唱:kazuyanさんの動画)
 
イメージ 3
 
すきま風 (作詩:いではく)
http://www.youtube.com/watch?v=sGNqEPweTUk(舟木さん歌唱:kazuyanさんの動画)

3曲とも、俳優さんの歌。遠藤先生は、何よりも歌う人の個性を大切にして作曲された。小林旭さんの歌マネもお上手な舟木さんです(笑)
遠藤先生のところにレッスンに行き始めて、まだ時間がたっていない時に、先生に、今はこういう曲を歌っているけど、君には、将来「湖畔の宿」みたいな曲を歌ってほしいなぁ・・と言われた。ブルーストーンの歌が歌いたくてこの世界に入ったので、「湖畔の宿」は歌いたい歌だった、だから、先生はさすがだと思った・・遠藤先生の一番繊細な部分があらわれた歌。女唄・・お千代姉さんの歌と男唄を・・・デビューした頃、お千代姉さんに、聞いたことがあるんです「なぜ、とぎれ、とぎれに歌うんですか?」と島倉さんの「からたち日記」の歌い方をマネしてみる舟木さん・・爆笑・・とぎれ、とぎれなので、大丈夫かなぁ・・と心配なさって聞いたみたいです(笑)
2曲ともメロディーの美しさを舟木さんが賞賛なさっていましたので、この2曲はカラオケバージョンでお聴き下さいね。

イメージ 4からたち日記 (作詩:西沢爽)
http://www.youtube.com/watch?v=OUjpDa6t0Ko

星影のワルツ(作詩:白鳥園枝)
http://www.youtube.com/watch?v=6Teea_Vy8o0
 
二番のあと、ワンコーラスをインストゥルメンタルでたっぷりメロディの美しさを聴かせる演出が舟木さんらしく、しかもその間、客席に背中を見せたシルエットが、たまらなくステキでした。絵になりますねぇ・・舟木さんのうしろ姿。
 
若いふたり (作詩:杉本夜詩美)
http://www.youtube.com/watch?v=7MIoUVV9Tlg&feature=youtu.be(北原謙二さん歌唱の原曲)
 
遠藤先生が、僕のようなやんちゃな乱暴者と出逢う以前の、青春歌謡の大ヒット曲ということで・・・
舟木さんがデビューなさって数ヵ月の頃に、遠藤先生が舟木さんの特集を企画した「別冊・近代映画」に寄稿されている文章があります。その中で、「若いふたり」のことも書いていらっしゃいますのでご紹介します。

イメージ 5いつまでも謙虚であれ・・ コロムビア作曲家 遠藤実
 
いい青年でしょう。街であっても思わずふり返りたくなる。男のぼくでも・・(笑)
一目見て・・・あ、これだ、これが舟木一夫だ・・そう思いました。
この芸名、じつは、ぼくがだいぶ以前に考えて、あたためていたものなんだ。いまにして思えば、学園ムードが今日のように盛り上がる兆候はなんとなく昨年あたりからあったんだな。
ぼくの作った北原謙二くんの「若いふたり」が大いにヒットした。いわゆる清純ムードへの大衆の要求が、あの頃からあったんだ。舟木クンは、いまや中学生から高校生といった若い世代のアイドルですね。かりに、ここで彼が学生服を脱ぐとしても、やはり白いワイシャツといったところだな。背広をつけたり、へんな色もののシャツを着たんじゃせかっくの若いファンの夢がぶち壊しです。
作曲家としてのぼくも、当面はその心がまえでやっていく。舟木クンの才能と勉強熱心さがこのまま伸びていけば、うち(コロムビア)の美空ひばり、島倉千代子、あるいはこまどり姉妹といったところ、他社でいえば江利チエミ、三橋美智也といったスケールの大きな歌手に成長する可能性は大ありだと思うんだ。敢えて彼にアドバイスをするとすれば、まず、いつまでもデビューのときの感激を忘れないでほしいということ。人気が上昇すれば、自然と収入も増える。だんだん自分がかつて世話になった人たちが、バカに見えだす・・そんなことにならないでほしい。他人のことは気にせず、どこまでも自己のペースで進め。とはいっても決して義理人情を忘れてはならないということですかな。
~別冊近代映画 舟木一夫特集号 高校三年生/ステキなその魅力 (1963年11月号)より~
 
イメージ 6

久しぶりのバージョンなんで、次に何を歌うのかわかんなくなってます(笑)まぁ、イントロが出てくればわかりますからいいでしょう。昭和の流行歌の演歌の世界を、遠藤先生と船村先生、お二人が支えてこられた。遠藤先生は古賀メロディーの後継者、船村先生は、それまでの演歌を切り替えたという好対照。
ここは、三度笠ですか?
・・・と後ろのバンドメンバーを振り返って確認をとる舟木さん。
出逢った頃の、遠藤先生は、どういう人だったかというと「やさしい人」。その頃の先生は老けて見せようとしてた・・髭を生やしてみたり、黒ぶちのメガネをかけてみたり。玉置さんも、同じで老けたフレームのメガネをかけたりしてた。僕は、先生から叱られた覚えは一回もない・・・最初に先生のピアノで歌ったのが「湖愁」・・・先生の曲ではなくて(笑)・・その時に、だんだん、声が小さくなっていって・・先生はピアノがあまり上手ではなかった・・それで「先生のピアノ、歌いづらいですね」と云った(笑)
初めて、レッスンに行って、こんなこと云う舟木さんも大物なら、叱らない先生も大物ですね(笑)
 
イメージ 7天竜母恋い笠(作詩:西沢爽)
 
おさらばヨー 
泣かずにおくれよ ほととぎす
泣いてはれよか 泣いてはれよか
谷間の霧が
一目逢いたい おふくろさんに
逢えぬつらさを 乗せてゆく
天竜 天竜下りの三度笠
 
旅鴉(作詩:藤田まさと)
http://www.youtube.com/watch?v=xaycWRKh4VQ(五木ひろしさん歌唱の原曲)

 
 
 
 
 
「天竜母恋笠」・・・アタマは四分の五、次が、四分の一・・・「おさらばヨー・・」「俺の目を見ろ・・」不思議な拍数ですが、ひっかかるんですね。ひとふし演歌」を実演してレクチャーして下さる舟木先生です。「旅鴉」は、初めて聴いたとき、「詩、メロディ、アレンジ、歌い手」のバランスがとってもいいと思った。
イメージ 8遠藤先生との出逢いは、15歳のとき、漫画か何か読みながら、ラジオから流れてきたこの曲(「初恋マドロス」)に「あれ?」とひっかかった。情のあるいいメロディーだと思った。それまでは、三橋さんの○○とか、春日さんの○○とかいう風に流行歌を聴いていて、誰が作ったかと気にしたことはなかったけれど、この曲はどなたがお書きになったのかと調べてみて、初めて遠藤実という名前を知った・・デビュー前にどの先生につくか二者択一の時のキメテはなんとなくインプットされていたこの時の出逢いだったのかも・・・「高校三年生」まで僕を連れていってくれたのが「初恋マドロス」
演歌から「港唄」「波止場唄」を抜いたら、グンとさびしくなる。そのジャンルの歌を・・

初恋マドロス (作詩:西沢爽)
http://www.youtube.com/watch?v=BFj0GpNe6is(美空ひばりさん歌唱の原曲)
 
哀愁出船(作詩:菅野小穂子)
http://www.youtube.com/watch?v=rI7JlRn13vY(美空ひばりさん歌唱の原曲)

襟裳岬 (作詩:丘灯至夫)
http://www.youtube.com/watch?v=yWV3VVn5il8(カラオケバージョンでお楽しみください)
 
イメージ 9襟裳岬は、大変スケールの大きい歌・・譜割(フワリ)の大きい歌はツボにハマると大きくなる。たったあれだけの四行詩で、スケールが出る。流行歌は風景が見えてこないといけない。心情ばかりを聴かされると疲れる。この間、NHKで船村先生のギターで「夕笛」を歌った時(の対談で)・・あの曲は8小節しかなくて、それを7回繰り返す・・と「ルルル♪」と実演して見せる・・先生に、ズルイですよ。と言ったら、「そこをなんとかするのが歌い手だろ」と・・こんな会話も、歌い手と作家の方の間でなくなってきたようで淋しい。僕は、二十代から遠藤先生にも「今回は、これを歌います。でも、次は、こんなのにして下さい。」と言ってました。遠藤先生に云われたこと、悲しい歌は微笑んで歌うといい・・それで、じゃあ楽しい歌はどうしたらいいですか?と聞いた。勝手に楽しくやれよ!とひとりツッコみする舟木さん(笑)
歌い手としてのスタート地点で仕事に関わることなら、率直な気持ちを目上の人にもぶつけて自ら懐にとびこんでいくという舟木さんの姿勢も、見事ですが、そういう若者を大きく手を広げて受け容れてくれる作家の方たちやプロデューサーに恵まれていたことも今の舟木さんが歌に向ける真摯な想いを失なわずにいられるベースとなっているのだと、あらためて感じる、舟木さんと遠藤先生や、船村先生との関係性を物語るお話を聞かせていただきました。こういったお話を聴けることも舟木さんのライブならではなのですね。

僕が、勝手に思ってる、遠藤演歌のど真ん中の曲を5曲続けて・・・    
                                                                                                三船和子さんと遠藤先生
イメージ 10他人船 (作詩・作曲:遠藤実)
http://www.youtube.com/watch?v=0E7C_VDt0qU(三船和子さん歌唱の原曲)
 
別れてくれと 云う前に
死ねよと云って ほしかった
ああ この黒髪の 先までが
あなたを愛しているものを
引離す 引離す 他人船

背中を向けた 桟橋で
さよなら云えず 濡らす頬
ああ この指切の 指までが
あなたを愛しているものを
引離す 引離す 他人船
 
いつか逢えると それだけを
のぞみにかけて 生きてゆく
ああ この目の下の ほくろさえ
あなたを愛しているものを
引離す 引離す 他人船

詩も遠藤先生による楽曲は珍しいですね。自伝「涙の川を渉るとき」には、この曲のモデルとなった女性との関わりについても赤裸々に描かれています。遠藤氏が、ながしのエンちゃんと云われていた頃の様々な実体験もまた多くの名曲をこの世に送り出すことに深く濃く繋がっていっているのでしょう。

みちづれ(作詩:水木かおる)
http://www.youtube.com/watch?v=C7N82okiiFY (舟木さん歌唱:kazuyanさんの動画)
 
水にただよう 浮草に
おなじさだめと 指をさす
言葉少なに 目をうるませて
俺をみつめて うなづくおまえ
イメージ 11きめた きめた おまえとみちづれに
 
花の咲かない 浮草に
いつか 実のなる ときをまつ
寒い夜更けは お酒を買って
たまのおごりと はしゃぐ姿に
きめた きめた おまえとみちづれに
 
根なし明日なし 浮草に
月のしずくの やどるころ
夢の中でも この手をもとめ
さぐりあてれば 小さな寝息
きめた きめた おまえとみちづれに

 
「遠藤実スペシャル~決して散らない花々」のバージョンを、南座で4公演、中日劇場で2公演、そして今回の新歌舞伎座で2公演、拝見して、毎回、どの曲も何度お聴きしても味わい深いものがありますが、その時々で、私の印象に残る曲というのが、あります。今回は、「みちづれ」を、お聴きしていて、しみじみとぬくもりのある心癒される曲だと感じました。それは、舟木さんが歌っていらっしゃる表情もステキだからかなと思うのですが・・・なんとも穏やかで優しさに満ちたまなざしで歌われています。すっぽりと歌の世界に溶け込んでいらっしゃる感じがします。お酒は飲まない舟木さんなのに、「寒い夜更けは お酒を買って たまのおごりと はしゃぐ姿に」も違和感なく(笑)ただ、ここで歌われている女性が、あまりにも私自身とはかけ離れているので「私はムリ」って感じなのですが・・・作詩は水木かおるとなっているのですが、男性です。男性が求める理想の女性像ってところなんでしょうね。詩も、曲も、男性ですから、牧村三枝子さんでヒットしたのですが、この曲は私的には男性の歌い手の方の方が、素直に歌の世界に入っていけるような気がします。舟木さんも本当に気持ちよさそうに歌っていらっしゃいます。男のロマン、男の夢・・こんな女性には死ぬまでなれそうもないのが残念!(笑)
 

夢追い酒 (作詩:星野栄一)
http://www.youtube.com/watch?v=IAPOhHYwbuY(渥美二郎さん歌唱の原曲)

ギター仁義 (作詩:嵯峨哲平)
http://www.youtube.com/watch?v=rI7JlRn13vY(北島三郎さん歌唱の原曲)
 
イメージ 12二番
 
風の冷たさ 身に沁みる
俺は落葉か ギター弾き
”おひけえなすって
手前おけさおけさの
雪の越後にござんす”
故郷想えば 初恋の
死んだあの娘も 生きてりゃ二十才
俺もあん時ゃ うぶだった

 
 
 
遠藤 実(えんどう みのる、1932年7月6日 - 2008年12月6日)
~ウイキペディアより一部抜粋~
戦後歌謡界を代表する日本の作曲家の一人である。東京府東京市向島区(現在の東京都墨田区向島)生まれ、杉並区南荻窪1丁目に居住していた。第二次世界大戦時に新潟県西蒲原郡内野町(現在の新潟市西区内野)にて疎開生活を送っていた。新潟特有の門付けという演芸スタイルが、後の作曲家人生に大きな影響を与えた。門付けとは、越後獅子等の芸を民家の軒先で披露し、金品を貰う習慣である。1949年、17歳の時上京。さまざまな職を経て、ギターを携えて流しの演歌師になる。
 
「ギター仁義」・・・この曲は、若き日のながしのエンちゃんと呼ばれていた頃の遠藤先生を思わせる曲です。
 
イメージ 13ソーラン渡り鳥(作詩:石本美由起) 原曲:こまどり姉妹
http://www.youtube.com/watch?v=VWBbtcEGoTw
 
三番
 
瞼の裏に 咲いている
幼馴染の はまなすの花
辛いことには 泣かないけれど
人の情けが 欲しくて泣ける
ヤーレン ソーラン
ソーラン ソーラン
娘ソーラン ああ 渡り鳥

こまどり姉妹(こまどりしまい)
北海道厚岸郡厚岸町出身の双子デュオ歌手である。1938年(昭和13年)2月16日、北海道厚岸郡厚岸町で炭鉱労働者をしている父親の双子として生まれた。家族は、その後樺太へ渡り、敗戦まで樺太で育つ。太平洋戦争後は、極貧生活の中、帯広市や釧路市の炭坑町を転々とし、銭函でついに家賃が払えなくなり夜逃げ。大楽毛に移り住み、ここで姉妹は日銭を稼ぐために門付けを始めた。1951年(昭和26年)上京。東京都山谷の木賃宿に住み、父親に連れられ、三味線を片手に台東区浅草の飲食街を流すようになる。その頃スカウトを受け、1959年(昭和34年)、コロムビアに入社し「浅草姉妹」でデビュー。デビュー曲は当初「三味線姉妹」であったが、浅草を流していたという経歴から「浅草姉妹」へ変更となった。またデビュー当時の芸名は「並木栄子 並木葉子」だったがまもなく新たな芸名を一般公募、2人の意思で「こまどり姉妹」という名が選ばれた。~ウイキペディアより一部抜粋~
 
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遠藤先生と同じように門付けから、メジャーの世界に入られたこまどり姉妹への想い入れは、強くおありだったんだと思います辛いことには 泣かないけれど」こんな風に、歯を喰いしばって世に出てきた人たちを「根性」という言葉とともに評価することも昭和の価値観だったのでしょうね。私が高校時代には、クラスで文化祭のために「根性」という旗を手づくりしました(笑)昭和は遠くなりにけり・・・です。
アレンジも、舟木さんの歌唱も、原曲と比べると、力強さやソウルフルなところが、より感じられるのがなぜか不思議です。平成の世にも「スマートな根性、ここにあり!」という舟木さんならではの素晴らしい歌唱に客席中が酔いしれていたのが伝わってきました。

~アンコール
北国の春(作詩:いではく)
 
大満足の客席。例によってアンコールの拍手・・・お約束で再び上がる緞帳。のどかな風景が目の前に広がってくるような舟木さんの「北国の春」でした。
終演後は、お見送りの列に並びました。ゆっくり目のお出まし。タクシーに乗り込まれるところ、車中で笑顔で手を大きく振ってくださる舟木さんを見届けてから帰路に着きました。あともう1日、新歌舞伎座でのコンサートに行かれる方、お楽しみ下さいね。
 
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