待ちに待った舟木さんのテレビ生出演を拝見しました。お元気で若々しく、楽しそうにお話しなさる舟木さんをビックリ猫のような目でまじまじと、みつめ、ダンボの耳でお話をお聴きしました。
NHK「スタジオパークからこんにちは」7月24日(木)13時5分~13時50分
オープニングでは、伊藤アナウンサーが「永遠のアイドル・・ 私が生まれる前からアイドルをされてる舟木一夫さん」と紹介なさいました(笑)この日のMCの戸田恵子さんは、舟木さんと同じ愛知県のご出身だけあって「おらがくにのスターなの!」と親しみを込めた嬉しいご紹介でした。
想像通り、やっぱり「高校三年生」の曲とともに、Tシャツにジーンズというラフなスタイルで軽やかに舟木さんが登場です。
(舟木さんのトーク部分はピンク文字です)
デビュー52周年 53年目に入ったと舟木さん。
中に入れないたくさんのファンの方々がガラス越しにいっぱいでした。早い方は、8時から並んで待っていたそうです。お馴染みの舟友さんのお顔もみつけました(笑)
たくさんのファンの方がいらしてますね。の伊藤アナに答えて・・・「そこそこの平均年齢で(笑)」と舟木さん。
舟木さんにお会いになるためにファンの皆さんは、お洋服も御化粧も念入りに・・・御主人や周りの人のためにはしないんでしょうね。舟木さんのおかげで、女子力がアップ!・・と戸田さん。
去年のコンサートの映像 「あゝ青春の胸の血は」 が流れました。
「歌いながらプレゼントを受け取る」際に舟木さんが気をつけていらっしゃることなどについての話題など・・
昔は、ああいうのは当たり前の風景で、その上、テープが100本、200本飛んでくる状態だった、と舟木さん。玉置さんに「あんたみたいに御客様からたくさんものをもらう歌い手はみたことない」と言われていたとも。
歌いながらいただく・・・難しいですよ。まずマイクに雑音を入れないことが前提。プレゼントをお持ちになる御客様、そうでないお客様と比べれば、そうでない方が多いわけですから・・そういった御客様が、集中して聴いている時に、雑音が入って中断されてしまうことがないように・・・そこが一番大事なんですよね。
昔の国際劇場のエピソードから・・・
昔は、プレゼントを受け取って、いっぱいになると舞台の袖に持っていってたり、司会の方が取りにきて下さったりしていたんですが、或る時、あまり何度も行ったり来たりするのも・・と思って、いただいた花束を何気なくステージの上にじかに置いた。そしたら、次の歌を歌う時になって「いけねぇ」・・と気になって仕方がなかった。それから、ステージにテーブルを置いて、その上に並べるようになったんです。
「高校三年生」で、デビューした当時の衣裳~学生服~は自前の学生時代の制服だったこと。
デビュー前にたまたま、出演した生番組で着たら、それっきり脱がせてもらえないということになった・・・
デビュー前にたまたま、出演した生番組で着たら、それっきり脱がせてもらえないということになった・・・
あのヘアスタイルは、転向した学校の机の中になぜか入っていた鏡の破片でいたずらして削ってたらああなった。・・・ミラーカット(笑)自然に削ってたらあんな風になったんです。
赤い詰衿について・・・
ここで問題 舟木さんがある時に、これを着ようと思った服はどれ?
セーラー服 赤い服 宇宙服 (三択) 答え 赤い詰襟
*赤い詰襟に話題を持っていこうというネライ?でも、ちょっと問題にムリがあるかも・・ですね(笑)
ファンからのメッセージ 何通かの紹介(伊藤アナ)
二十代の頃に、もし百万が一 還暦になっても歌っているようなことがあったら・・赤い詰衿をと洒落を言っていたら、60歳までたどりついて・・・と
十年放ってあるからずいぶん、黒くなってますね。ボタンに名前や「60」という数字が彫ってあるんです。
印章には高校三年生の最初の部分の音符♪が入ってる。靴も赤・・・こういうのは、僕らの世界では最高の洒落でね。面白がりじゃないとだめなわけなんで・・
プロフィール紹介 (戸田さん)
後援会結成パーティー映像 音声なし
御三家~絶唱は高校三年生に次ぐミリオンセラー
今考えるといい時代にデビューできたなと思います。流行歌の第何期かの黄金時代にデビューできたのは幸せなこと。「高校三年生」は、ぼくはその世代を代表して歌ってるだけ・・
大河ドラマの話題
「赤穂浪士」の右衛門七
「源義経」 平敦盛
「源義経」 平敦盛
当時の貴重な映像 須磨の浜辺のシーン、音声もあり。琵琶の音と波の音がバックとなった重厚なシーン
大磯でロケをしたんです。鎧兜で10キロ以上を身に付けて、馬に乗って走る・・・熊谷直実役の中村竹弥さんから「舟木を殺すなといっぱい手紙がきて困ってる」といわれました(笑)
私的な、一番のサプライズは、この大河ドラマ「源義経」の平敦盛の最期の場面が音声付で流れたことでした。映像が残っていたんですね。私は初めて拝見しました。少し早口でしたが、しっかりとしたセリフで凛々しく美しい若武者の敦盛にあらためて若き日の舟木さんの魅力を再発見しました。私は今よりも、子どもの頃の方が大河ドラマが大好きでしたし、右衛門七の頃から舟木さんが好きになっていたので、楽しみにして観ていたのですが、当時はただドキドキしてテレビの前に座っていただけだったので、今日、しっかりと拝見することができて感激でした。
赤穂浪士撮影のエピソードも・・
当時の大スターがおおぜい出演なさった中で、林与一さんと僕が一番若かった。皆さん、忙しい方ばかりなので、例えば山田五十鈴さんなどがいらっしゃるとそちらを先に撮影するので、僕たちはずっと待っていて、待ち時間長くなって扮装のままラーメン食べたり、与一さんと衣裳のまま、タクシーでコーヒーを飲みに四ツ谷のマンションまで行ったりした。四ツ谷の交差点でおまわりさんにとめられたことがあった(笑)
討ち入りのリハーサルの場面で、吉良邸にむかって粛々と走るんですが・・・若い者は一番最後からついていく・・なのに走るのが速すぎて気がついたら、大石内蔵助の横を走ってる・・君、大将追いぬいちゃダメだよ・・・と言われたり(笑)
人生晴れたり曇ったり・・・
20代の真ん中から、おかしかったですね。と、御自身の挫折の時のことを、明晰に分析なさる舟木さん。
あまりに、忙し過ぎて、自分の寸法も歩幅もわからなくなる。
いいですか、まだしゃべってて。。。実はね、紅白に初出場するのを3回辞退したんですよ。
これからずっと紅白に出ていける自信がありませんから・・
最終的に四回目にNHKの部長さんに、紅白の立場もわかってくれと言われた。今年の紅白に「高校三年生」が出てこなからったら困るよ・・と言われて、そうか人に迷惑かけちゃいけないなと、初めてこの世界のことがわかった。
これからずっと紅白に出ていける自信がありませんから・・
最終的に四回目にNHKの部長さんに、紅白の立場もわかってくれと言われた。今年の紅白に「高校三年生」が出てこなからったら困るよ・・と言われて、そうか人に迷惑かけちゃいけないなと、初めてこの世界のことがわかった。
色々あって寒い時期に入って、もう一回バッターボックス入ってやるかと思ったのが30周年。
理由は 転業するでもなく、うだうだしてる自分に、お前は何やってるんだと腹が立った。
理由は 転業するでもなく、うだうだしてる自分に、お前は何やってるんだと腹が立った。
やるんなるやる、やらないならやらない・・・転機の理由は自分に対して腹が立ったこととおっしゃいました。
銭形平次全国公演 30周年
二十代の頃から舞台の時代劇と縁が深くなっていった。(明治座公演でしょうね)
子供の頃から時代劇が好きだったがら映画をみてた。でも、レギュラーとしての仕事になるなら勉強しなくちゃと思った。
新橋演舞場について・・・
思い入れが深い、大好きな空間 自分とピッタリ合う この空間はおれ好きだ!と思った。
薄桜記の舞台の映像紹介。
「みんなde舟木」の写真が紹介される。
僕は未だにわかんないんです。どうしてこんな写真が撮れて写ってる人みんなに写真をお送りできるのか・・不思議と、舟木さん(笑)
新曲「眠らない青春」 29日放送「NHK歌謡コンサート」の告知あり
舟木一夫流「男のおしゃれな生き方3ヶ条」
・女性を崇めよ
男は仕事と称するゲーム以外はなにひとつ女性にかなうものはありません。これは実感です。
・明日を楽しめ
明日を楽しむためには、今日、仕込みをしておこうと・・・今日を楽しめってことでもあるんですね。
・「?」であれ
「少年」であれ!(最初は「?」と言葉が隠れてました)
男の子はね、いくつになっても少年の頃のやんちゃさを持ってないと・・特に僕らのような芸事をやる人間はダメですね。「まとまらないこと」ですね
男の子はね、いくつになっても少年の頃のやんちゃさを持ってないと・・特に僕らのような芸事をやる人間はダメですね。「まとまらないこと」ですね
「お洒落」・・・ジーンズやTシャツのコレクションを披露
あそび心のあるおしゃれ・・・数えてみたらジーンズが127本ありました。
このお話の時の舟木さんが一番楽しそうでした(笑)
質問・メッセージ
・古希を迎えられるのにお若い舟木さん・・若さを保つために毎日の食生活はどうしてますか?
食べたいものを食べてる、ラーメンもしょっちゅう食べてるし・・
古希っていうのはやめてください(笑)70歳と・・・
食べたいものを食べてる、ラーメンもしょっちゅう食べてるし・・
古希っていうのはやめてください(笑)70歳と・・・
・最近の奥さま孝行はなんでしょう?
「奥さま孝行」なんてのは、僕の辞書には、ありません(笑)・・・ときっぱり。こういうところは舟木さんらしい。
・御休みの時は何を?
コンサートのあとの声のもどりがおそくなったので次の仕事のために、3日間は休ませています。
私は中学二年生です。「高校三年生」を聴いていたら担任の先生から「渋い」と言われた。というメッセージもありました~やっぱり、「中学二年生」には、反応する舟木さんでした(笑)
最後の写真がピンボケでどーも、すいません
NHKはCMがないので、45分間、ビッシリと舟木さんのお顔とお喋りが楽しめて本当に嬉しい時間でした。