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Channel: 舟木一夫の世界~れんげ草の咲くさんぽ径~
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青春歌謡BIG3 大阪フェスティバルホール  8月5日 

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4月8日の神戸国際会館こくさいホール、6月30日の日本特殊陶業市民会館フォレストホール に続いて、三回目の「青春歌謡BIG3」を楽しませていただきました。近畿圏では、この後は、新歌舞伎座で12月20日と21日に開催されます。それまでの4ヵ月間は、長期公演が、東京と名古屋で続き、恒例の中野サンプラザのコンサートなど、私たちにも嬉しいスケジュールがぎっしりですが、舟木さんが先ずはこの暑い夏をお元気で乗りきってくださることをお祈りしています。
 
イメージ 1
 
でも、そんな心配は無用なほど、ステージの舟木さんはお元気で、声も素晴らしく、ソロ・コンサートのよう
な長時間ではありませんが、舟木さんの魅力がギュッと凝縮された「舟木さんコーナー」も堪能させていただき、また、三田さん、西郷さんとの、楽しい「昭和38年、39年のヒット曲」のメドレーコーナーでは、少
年のようなお顔を見せてくださり、このコンサートを心から楽しんでいらっしゃるようで、こちらまで嬉しく
幸せな気持ちになりました。

基本的には、構成もこれまでと変わりなく目新しい御報告はできませんが、少しでもコンサートの熱気や雰囲気をお伝えできればと思います。昼の部のみです。
舟木さんのトーク部分はピンク文字です。三田さんと西郷さんのトーク部分はグリーン文字。

青春歌謡BIG3  大阪フェスティバルホール  8月5日   14時半開演
 
イメージ 2開幕前、緞帳に3つのスポットライトが当てられ、くるくるとライトの位置が変わります。
緞帳が上がって、下手から三田さん、センターが舟木さん、上手が西郷さんという並びです。
衣裳は、どの公演も、通しで、お三人ともずっと変わらずです。
 
暑い中、ようこそお越し下さいました。三田明です。・・・としょっぱなからふざける舟木さん、そして続けて、舟木です。と西郷さんが、云えば、西郷です。と三田さんが、なぜかむっちゃカッコつけて御挨拶(笑)
舟木さんが、このところの暑さについて、新宿東口なんかは、体感温度が50度くらいあるんじゃないかと・・・ニュースで言ってる最高気温は、どうやって計ってるのか?・・・一番暑いところからずらしたところで計ってるらしい・・などとおしゃべりすれども、あとのお二人は、我関せず・・であまりハナシに乗ってこない様子に、なんでオレだけ喋ってるの?!と舟木さん、さびしそう(笑)
 
 
最初に緞帳が上がって、お三人登場の時の衣裳 ↓
舟木さんは黒のフォ―マルなタキシードです。
 
イメージ 3
ステージはトントンと進み・・まずは三田さんのコーナーから
 
 
三田明さんのコーナー
 
美しい十代
 
美しい60代を聞いていただきました(笑)前半は懐かしい曲を・・昔を思い出して若返りましょう。
 
 

「ごめんねチコちゃん」僕は、この歌で紅白に初出場しました。デビュー曲は「美しい十代」ですが、あの頃は9月までにレコードデビューしていないと年末の紅白には出られなかったので私の初出場の時の曲は翌年のヒット曲の「ごめんねチコちゃん」でした。
 
イメージ 4メドレー
 ごめんねチコちゃん
 若い港
 恋のアメリアッチ
 夕子の涙
 
「恋のアメりアッチ」「夕子の涙」の時には、パーカッションの方がノリノリでクルクル回りながら叩いていらっしゃいました。舟木さんの曲は、アップテンポのものは少ないので、こういう曲だとテンションが上がるのかしら?と見ているこちらも、楽しませていただきました。
三田さんも、このメドレーが終わると、あ~疲れたァ・・、息が切れたァ(笑)同世代の方の前で歌うと皆さんの気がバンバン伝わってきて、どうしても気持ちが入りすぎるんですね。ここからは大人の歌を聞いていただきます。50周年に出したエルダーミュージック・・・しっとりと歌う三田さん、ホントに歌が上手くなられたなァと、お聴きするたびに思います。

青山通り
北のなごり駅
月の港ボルドー
君に似た人
 
さて、上手から西郷さんが真赤なお衣装で登場。おふたりでの、トークです。
僕たちは、ジャズ喫茶から出たんで、歌謡曲を唄うことになるとは思ってなかったんです。坂本九さんのようなポップスを唄うつもりだったんですから・・と三田さん。そして、三田さんが、西郷さんコーナーのスター
トのMCをなさって「星のフラメンコ」からが、西郷さんのコーナーです。
 
 
西郷輝彦さんのコーナー
 
イメージ 5星のフラメンコ
 
三田さんのリズム歌謡の時はパーカッションがノリノリでしたが、西郷さんの「星のフラメンコ」では、キイボードの方がノリノリで、立ち上がって、チャチャチャの手拍子をなりきりでやっていらっしゃいました(笑)
この年で、舟木さんや三田さんとステージに立てるのは本当に幸せです。あの頃ボクラは、少年だった。そして皆さんは女学生だった、大きくなりました(笑)
 
僕だけの君
ねがい
星娘
 
 
ステージ狭しと動きまわる西郷さんに、ここでも、キャーッ!の黄色い声がいっぱい。西郷さんの曲には黄色い声は、拍手よりも、ステージの盛り上がりに一役かっていて似合いますね(笑)
衣裳がツアーを通しての冬物なんで、この暑さに耐えるのが、今日のテーマです・・まだ、生きてます・・と
歌って踊る西郷さん、フウフウ言ってらっしゃいます。それにしても、やっぱり脚が長くてスタイル抜群です。
今の若い男性の脚の長さにも決して負けていらっしゃらないですね。
自分の曲の中で、この曲は、転機になった曲です。と「ア、ニ、キぃ~ッ!」と絶叫で始まる「涙をありがとう
」を・・・50年という歳月の中で、お三人、それぞれの悲しみや苦境の時を乗り越えて、今、ご一緒にステー
ジに立っていらっしゃるのは、本当に奇蹟に近いことなんだとあらためて感じます。
 
涙をありがとう
君だけを
 
フツーの歌でも、つい動いてしまうワルイくせがあって・・と西郷さん(笑)
 
恋人ならば
西銀座五番街
恋のGT
 
客席に手拍子、足拍子を促して・・リハーサル。大阪の人はリズム感がすごいですね。今度はフルコーラス踊ります!と・・・パワフルなダンス・ステップを見せる西郷さん。
 
燃えろ夜明けまで

 
下手から、舟木さんと三田さんが登場。西郷さんに冷凍庫で冷やしたというおしぼりを手渡す舟木さん。大丈夫?年々、きてるんじゃない?と舟木さん。西郷さんがすがさず、日々きてます(笑)
三田さんが袖から、歌詞カードを載せた譜面台をもってこられて、「昭和38年、39年のヒット曲メドレー」
のコーナーへ

イメージ 6僕らがデビューした頃に流行ってた歌を・・・村田さんから始まって三波さんまで行ってみよう!

皆の衆(村田英雄)三人
恋のバカンス(ザ・ピーナッツ)西郷さん
ウナセラディ東京(ザ・ピーナッツほか)三田さん
東京の灯よいつまでも(新川二郎)舟木さん
霧子のタンゴ(フランク・永井)三田さん
ああ上野駅(井沢八郎)西郷さん
涙を抱いた渡り鳥(水前寺清子)舟木さん
東京五輪音頭(三波春夫)三人
 
三田さんが「ウナセラディ東京」を歌ってると、上手にいた舟木さんが、ふざけて三田さんに投げキッス(笑)
この日、初めて聴く舟木さんの第一声「東京の灯よいつまでも」には、私の耳がダンボに・・・ひときわ大き
な拍手は、私と同じように、舟木さんの歌声をやっと聴けたという思いをこめての拍手だったんでしょう。
「涙を抱いた渡り鳥」の舟木さんの「んにゃ」・・・これは、ついつい構えて聴いてしまいます(笑)三田さん、西郷さんも、必ず、ここでズッコケポーズ。「東京五輪音頭」では、またしても舟木さんが、なりきり三波春夫さんで、大爆笑です。「飛んでくるくる赤トンボ」の歌詩のところでは、西郷さんの赤いお衣装のジャケットの裾をつまむ舟木さん。他にも「柔」「アンコ椿は恋の花」とかありますね。オレの好きなのは、春日八郎さんの「長崎の女」と舟木さん。
 
ここで舟木さんが、12月20日、21日の新歌舞伎座の「青春歌謡BIG3」のご案内をなさいました。チケットは9月25日発売のようですね。
 
西郷さんが、では、ここでアニキに締めてもらわなきゃ・・・と、すると「ア、ニ、キぃ~ッ!」とボケる舟木さん(笑)舟木さんの「涙をありがとう」続けて聴きたかったァ・・・
 
 
さて、いよいよ舟木さんのコーナーです。
 
イメージ 7君へ心こめて (舟友のkazuyanさんの動画でお楽しみ下さい)
http://blogs.yahoo.co.jp/uesaka679kazuo/12014596.html#12014596
 
前半戦は、みんなでワアワアやってきましたが、僕にはひとつだけ不満がある・・・アキちゃんのコーナーが30分、テルさんが30分、デビュー当時のヒット曲メドレーが約25分・・ちょうど僕のところでお客さんがトイレへ行きたくなる・・キズつきながらやってるんです(笑)ここで静かな歌を・・最初が「初恋」、二曲目が「絶唱」
 
初恋
絶唱
 
やっぱり舟木さんの抒情歌は落ち着きます。客席も水を打ったようにシーン、終わると大きな拍手。舟木さんのコンサートは、これが醍醐味でもあるんですよね。
 
 
さっき私が、歌い始めた時に、9人がトイレへ・・そのうち7人が生還なさいましたが、あとのお二人が気になってます・・(笑)先輩から、ヒット曲は御客様からいただいた財産だから大切にしろよと言われてきました。アキちゃんも、テルさんも、もちろん大切に歌っていますが、私は、アレですからね・・「あ~かぁい~ぃゆうひがぁ~♪」とアカペラで歌い出す舟木さん・・・繰返し「あ~かぁい~ぃ・・」で客席から「ゆうひがぁ~」と歌声が後に続き、徐々に広がって「高校三年生」の大合唱。
この演出の素晴らしさには、毎回、鳥肌が立つほど感動させられます。まさに「青春歌謡」の最高峰であるこの曲の真価が遺憾なく発揮される瞬間です。少なくともワンコーラスを知らない人、歌えない人は、同世代にはいないと断言してもいいのですから、あらためて「日本の歌・昭和の歌」なのだと痛感します。
この大合唱の時の舟木さんの笑顔は、いつにもましてきれいで爽やかで、こちらまで幸せな気持ちにひたることができます。そして、舟木さんが歌い出すと、大きな手拍子が、フェスティバルホールに響き渡り、いつにもまして大きな感動に包まれるようでした。キャパシティ2700名という会場で「高校三年生」という歌はやっぱり一番映える歌のような気がしました。

イメージ 8高校三年生
学園広場
 
このへんの歌を歌っているとお互いさまにずい分と遠くまできたなぁと・・・
かえってこないものだからこそ、愛おしく、不思議なもので、その頃のイタかったことの方がむしろ、今、愛おしく温もりを感じる・・中でも、「はじめての恋」というやつですね・・大抵は沈没して終わる・・
ここからは、そんな「はじめての恋」を・・「高原のお嬢さん、バラードバージョン」「哀愁の夜」、新曲の「眠らない青春」

高原のお嬢さん
哀愁の夜
眠らない青春
 
 
「青春歌謡BIG3」では、持ち時間が短い分、舟木さんが厳選なさった曲と、その構成の妙が感じられます。
ピアノソロのシンプルで流麗な演奏からはじまり、「リーフ リーフ・・」からパーカッションが効果的に加わるアレンジが、ラストブロックのイメージをしっかりと支えて、赤と白のライトの交錯が曲調にピッタリとなじんで心地よい世界に誘ってくれます。聴きなれた「高原のお嬢さん」がこれほど新鮮で格調高いものになるんですね。舟木さんの歌唱も、歌い込まれていくごとに、「高原のお嬢さん」はバラードじゃなきゃなんて思わせるほど、どんどん進化しているように感じました。
「哀愁の夜」は、御自作の詩の五番までの歌唱で、しっかりと格上の風情を纏ってラストブロックを飾ってく
れます。
新曲の「眠らない青春」は、軽やかなリズムと、感傷的な詩のコラボが、なんともシャレていて、決して古さを感じさせないのが、驚きです。かる~く、ステップを踏む、舟木さんを拝見していると、なんだか、私が舟木さんと「再会」する前に、抱いていたイメージの舟木さんは、もちろん二十歳前後の舟木さんなのですが、その頃の舟木さんよりも、ずっと若々しく感じます(笑)摩訶不思議な感覚です。
ラストは、サックスのヴィヴィッドなドライブにニコニコしつつ「長げぇよ!」の舟木さんの一声がかかって楽しさの余韻を残しての幕です。
 
アンコール
 
大きな拍手の中、いったん緞帳が降りて、すぐに幕が上がり、それぞれのデビュー曲を入れ替えて歌うお三人です。
 
「君だけを」 舟木さん
「美しい十代」西郷さん
「高校三年生」三田さん
オーラスは、全員で「高校三年生」 青春歌謡の金字塔ここにあり!ですね。
 
真夏の大阪フェスティバルホールは、青春がこぼれんばかりの熱さでした。
 
私は、昼のみ拝見して、京都に向かいましたので、お三人のお見送りはできませんでしたが、皆さま、お疲れ様でした。また、12月には、新歌舞伎座で、締め括りの「青春歌謡BIG3」のステージを拝見できるのを楽しみにしています。
 
「眠らない青春」について・・・
以下は 「チャンネルNECO 舟木一夫 オン・ザ・ロード」HP 大倉明氏の「コラム」より
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イメージ 9新曲
序章として、舟木一夫の2014(平成26)年前半の活動の一端をお伝えしたが、本編の第1回として、今年6月18日に日本コロムビアから発売された新曲「眠らない青春/恋人形」を中心に、今の舟木一夫の歌への想いなどを綴ってみたい。
 
新曲は新たに作った曲ではない!?■

舟木にとって「新曲」とは新しい歌に違いはないが、必ずしも新たに作る歌とxいうわけではない。2012(平成24)年1月に発売した芸能生活50周年記念曲「明日咲くつぼみに」(作詞・永六輔、作曲・久米大作)はかつて三波春夫が歌った曲をたまたまテレビの三波春夫特集番組を見ていて「これだ!!」と閃いた曲だった。以来およそ2年半ぶりにリリースした新曲「眠らない青春/恋人形」もいわゆる新曲ではなく、舟木の長いお客さんにとっては"懐かしい歌"のひとつになる。「眠らない青春」のほうは1976(昭和51)年8月に発売された舟木のオリジナルアルバム「レマンのほとり」の中に「想い出通り」「噂めぐり」「別れの部屋」などとともに収録されている1曲。舟木に詳しいお客さんの1人によると、舟木がステージで初めてこの曲を歌ったのは同年8月8日に大阪・御堂会館で開かれた後援会主催の「第一回ふれんどコンサート」だったという。「恋人形」も同じころに作ったものだが、これまでレコーディングはしていなかった。
 
複数のペンネームで作詞・作曲
アルバムを見ると、「眠らない青春」は「作詞・里中さとる、作曲・岩鬼まさみ」となっている。当時大人気だった野球漫画「ドカベン」(少年チャンピオン)に登場するドカベンこと山田太郎の仲間、里中智と岩鬼正美と同じ名前だ。まさかがまさかでないのが舟木流。案の定、舟木自身が漫画の原作者・水島新司に直接電話して「使ってもいいですか」と了解をとったのだという。水島からの返事は「一向に構いませんよ」だった。「あしたのジョー」(少年マガジン)の大ファンでもあった舟木らしいシャレといっていい。実は舟木は里中さとる以外にも何曲かを異なったペンネームで作詞・作曲している。最初が「残雪」の作詞・高峰雄作。舟木が作詞することを知った島倉千代子が「私にも是非作って!」ということになり、のちに作詞・高峰雄作で島倉にプレゼントしたのが「慕情はかなく」だこのほか、「恋唄」では作詞・すずきじろう、アルバム「WHITE」では全曲で作詞&作曲・上田成幸(本名)が使われている。ちなみに、今年6月発売の「眠らない青春」は、「作詞・舟木一夫、作曲・川崎浩史」に変わっている。

イメージ 10■"寒い時代"の中で生まれた曲
1976年8月というと、舟木31歳。ヒット曲もテレビ出演もほとんどない"寒い時代"あるいは"寒い季節"の足音が聞こえ始めたころで、その2年後からは毎年1、2枚のシングル、アルバムを出す程度で、表舞台から完全に姿を消すようになり、お酒も飲めないのに、毎晩、フォークソング・グループのメンバーらと朝まで遊び回るという日々が続いた。たまに仕事のお呼びがかかると、自らカラオケとハンドマイクを持って単身で現場まで駆けつけていた。一世を風靡した大スターの姿ではなかった。しかし、舟木一夫という歌手のすごいところは、そんなことがあっても他の仕事に転職するとか芝居に転向するなどという考えは微塵もなく、しかも「歌」を忘れることはなかった。というより「歌」から離れることができなかった。等身大の自作の歌を作っては後援会員のためのコンサートで披露、一方のお客さんも後援会を中心に決して舟木を見捨てることをしなかった。「眠らない青春」もフォークグループ「フリー・ランサー」のリーダーだったヒロこと川崎浩史と「誰が歌うということもなく、ここんとこの展開はこうしようなどあれこれイタズラしていて出来た曲」(舟木)だそうで、メロディーを先に作り、サビのところに取り掛かった時に2番の歌詞にある「逝く春の哀しさを胸深く抱きとめて...」というフレーズがぽーんと出てきて、その"痛さ"を全体に広げてマイルドな歌詞に直しながらまとめていったという。
 
~以下は、春日局の付記です~
イメージ 11慕情はかなく 昭和43年(1968)
作詩:高峰雄作 作曲:市川昭介 
http://recochoku.jp/song/S22389406/ 
ワンコーラス目の半ばくらいまで試聴できます。
 
島倉さんの声にとってもよく合う抒情性にあふれた詩です。舟木さんの歌唱で是非、聴いてみたいです。

さよならも 告げずひとりで
あの人は いつかどこかへ
旅をゆく風よ 唇の 紅の香りを
運んでください あの人に
 
イメージ 12背伸びして 涙ぐんでも
あのひとは いつかどこかへ
旅をゆく風よ 黒髪を そっと一筋
運んで下さい あの人に
 
いつの日か きっと帰ると
あの人を 胸にだきしめ
旅をゆく雲よ 泣かないで 待っていますと
伝えてください あの人に
 
 
← 作曲の市川昭介氏と島倉さんと
 「絶唱」の作曲者市川氏とのコンビの曲なんだ!                                                             
 
イメージ 13
 
 
 
オマケ・・・写真でたどる、大阪、京都の二日間
大阪に出るなら、やっぱり京都にも足を伸ばしたくなる私です。ホテルを二泊京都にとり、京都を足場にして関西の2日間を楽しみました。メインは、いうまでもなく、もちろん、舟木さんですけどね。
 
8月4日  
イメージ 14「浪漫図案展」  大阪くらしの今昔館  
地下鉄・天神橋筋六丁目駅直結
http://konjyakukan.com/ 公式サイト
 
夏休み文楽特別公演 国立文楽劇場 大阪日本橋 
 
現在、国立文楽劇場での文楽公演は1月の初春公演、4月の文楽公演、10月か11月の錦秋公演が、昼と夜の二部制公演で、今回の7月から8月にかけての夏休み特別公演は、三部制となっています。そして、その第一部は「親子劇場」と銘打って、小中学生の子供たち向けの演目が並びます。私が、初めて文楽を観たのは末娘が小学校四年生の時に、出かけたこの親子劇場でした。それ以前から、せっかく文楽発祥の地である大阪に暮らす縁を得たのだから、一度は観てみたいと思っていたので、娘をダシにしての鑑賞でした。初心者ですから、子ども向けの演目の方が馴染みやすいと思ったというのも一因です。
 
 
イメージ 15ちなみに今年の「親子劇場」の演目は・・・
かみなり太鼓 (新作文楽) 
作者:小佐田定雄 作曲:鶴澤清介 演出:桐竹勘十郎 作調:望月太明蔵
・解説 ぶんらくってなあに
太夫解説:芳穂大夫 人形解説:簑紫郎
・西遊記
初演:文化13年(1816)7月
改作作者:山田庄一 作曲:竹澤團七 作調:望月太明蔵
 
 
 
 
イメージ 16私が鑑賞したのは、第二部の名作劇場と第三部のレイトショーです。

第二部 名作劇場
・平家女護島(へいけにょごのしま)
「鬼界が島の段」
作者:近松門左衛門
初演:享保4年(1719)8月、大坂竹本座

・鑓の権三重帷子(やりのごんざかさねかたびら)
作者:近松門左衛門
初演:享保2年(1717)8月22日、大坂竹本座

イメージ 17
 
 
 
 
 
第三部 レイトショー
女殺油地獄(おんなころしあぶらのじごく
作者:近松門左衛門
初演 享保6年(1721)大坂竹本座
8月4日は、文楽鑑賞のあと、大阪日本橋から京都に向かい、ホテルで一泊して、翌日は「青春歌謡BIG3」へと・・・舟友さんたちと、「入待ち」ために、早目に待ち合わせをしました。場所や時間など詳しく調べて下さった舟友さんに感謝です。ありがとうございました。「入待ち」でステキな舟木さんを拝見した後は、皆さんと楽しくミニOFF会でお茶とお喋りを楽しみました。私は、昼の部のみ拝見して、京都に戻り、久々の京都での落語会へとGO!
 
8月5日  第287回桂米朝落語研究会  安井金比羅会館  京都東山安井
 
イメージ 18桂米朝師匠が一門の若手落語家の勉強のために半世紀近く前から続けていらっしゃる、その名も「桂米朝落語研究会」、歴史ある落語会で、この日は287回。2ヶ月に一回開催なので単純計算すると・・・今年で48年目ということになります。関西在住の頃は、一年に数回は行っていたので、懐かしい落語会です。
米朝師匠が、高座の脇の、廊下で椅子に腰かけて、若手の落語を聴いていらっしゃる姿も2回ほど拝見しました。この落語会は、一門の皆さんが一番緊張なさるというので有名でもあり、初高座がこの会だという落語家さんも、多くて米朝一門の皆さんにとっては「特別」の会なのです。
しかイメージ 19も、八席聴いて1500円という破格の木戸銭という落語ファンにはとっても嬉しい会でもあります。
 若手の落語家の成長ぶり、精進の結果が、見られることも楽しみで、お客さんは若手が育っていく姿をあたたかく見守っているという空気があふれています。だいたい、偶数月の第一週目の平日開催となっています。今回、タイミングよく「青春歌謡BIG3」と併せて、スケジュールを組むことができました。
 
 
 
 
 
京の七夕祭り  8月2日~11日開催 
 
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「出待ち」前に、大阪中之島界隈を散歩・・・暑かったぁ~! でも、このあたりは、大好きなスポットです。
 
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中央に見えるのがフェスティバルホールのビルです。楽しかった真夏の関西プチ旅行

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