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Channel: 舟木一夫の世界~れんげ草の咲くさんぽ径~
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28日昼の部~50周年記念ファイナル公演本公演コンサート最終日

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新橋演舞場1ヶ月公演もいよいよ本日29日で千穐楽を迎えます。

舟木さんの1ヶ月公演の千穐楽のコンサートは前日までとは全く違う構成となりお芝居もお遊び満載のお祭り騒ぎのようになると聞いていますから、実質的には昨日28日が本公演最終日と考えていいのでしょう。

今回の公演の目玉とも云える『花の生涯~長野主膳ひとひらの夢~』についてのれぽと感想は後日まとめてみたいと思っています。

27日は夜の部のコンサートの形式が最終日となり、28日は昼の部のコンサート形式が最終日となりました。

27日夜の部のコンサートも途中までしかアップできてませんが、とりあえず28日昼の部コンサートでの舟木さんのMCから記憶に残ったものを少し以下に…

~今日も芝居が始まる前に袖でスタンバイしてると里見先輩が深編笠で出てくるとお客さんが「あれ里見?、舟木?どっち?」と言うのが聞こえてくるんですが(笑)…でもね体つきでわかりそうなもんですけど、ハ・ハ・ハ(笑) 里見さんは芸歴がかれこれ120年(笑)あの方がいてくださるんで「重し」がかかって安心していられます。
あっ、それと忘れないうちに来年9月に新橋演舞場公演が決まりました。~と報告がありました。

二十代に入った頃に「ここはおまえさんの持ち場」だよというように抒情歌を歌うように…声の質もありますが多少は見かけも合ってたのかな

と『初恋』『浮世まかせ』を …

『浮世まかせ』は舟木さんの中では抒情歌なんですね。なるほど今回のコンサートで『初恋』と並べて抒情歌として最初から紹介してくださったことで改めて気づかせていただきました。
四行詩と起承転結で四季の風景とその風景を心象風景と重ねて詩に織り込んだまさに「抒情歌」しかも現代的でアダルト世代に向けた新鮮味のある抒情歌なんだと思います。
聴けば聴くほど味わい深い名曲です。

NHKからのTV出演依頼は、『高校三年生』ばかり(笑)
やっぱりTVというのはお客さんの体温を感じることができない、一方通行。やっぱりナマモノ同士がいいです…

とのお言葉に我が意を得たりでした。だから私は舟木さんのステージにこんなにも心惹かれるんだと思いました。メディアを通さない伝統芸能の舞台に魅力を感じてかれこれ二十年の私が最後の最後でたどりつき出逢えたのがナマモノ舟木さんのステージだったという理由の根源は舟木さんのナマの舞台への強い想いにあったんだなぁと本当に嬉しく感じる言葉を直接聞けて幸せでした。

僕らが子どもの頃は今と違って夕方早く帰ると「じゃまだよ!」っておこられた。男の子の仕事は風呂炊き、中でも薪割りはプロ級~こんなこと自慢しても仕方ない(笑)~今思えばあれは身体のバランスをとるのにいい仕事だった。子ども時代に今みたいに保護されてなくて放り出されて育ちましたけどアレが良かったんだ。

ぶぅ~っ!とほっぺたをふくらまして火吹き竹で火を起こすマネをするキュートな舟木さんのお顔は少年時代に戻ったようで可愛かったぁ~ッ

君よ振りむくなと銭形平次で汗をかいた後は学園ソング

~明日から今日までとは違う曲ばかり歌います、~後ろのバンドを振り返り「何曲だったっけ?」~千穐楽とサンクス合わせて70曲だそう。
僕ら(舟木さんとバンドメンバー)明日からデスマッチ(笑)こちらが倒れるかお客様が倒れるか(笑)
舟木さんは通常コンサートとはまた違う趣向でご自身が好きな歌を歌えるのが心から楽しみなご様子です。

若い頃にたくさんの歌に出会ったけれどこれはもう少し「男の声」になってから歌ったらいいんだろうなと思う歌もあった。ヒット曲と好きな歌は少しズレてますが、この四曲はどれも名曲と断言されてラストブロックへ
『絶唱』
『哀愁の夜』
『高原のお嬢さん』『その人は昔』

昼の部のラストはブルーのジャケットでしたが私はラストナンバーの『その人は昔』のドラマチックな堂々たる歌唱を聴いて黒のタキシードに蝶ネクタイでお聴きしたいなぁと思いました。流行歌というにはあまりにも壮大なその歌声にはそんな気品と格調を感じました。

舞台演出も素晴らしく低い波の音がイントロとなって流れると北の深い海の色を思わせるブルーのライトが波形に客席をゆらし、クライマックスでは燃えるような深紅のライトが舟木さんを包み、重厚な中に熱く煮えたぎる「その人」への想いや残されてもなお行き続けてゆかねばならないあの映画の中の「青年」の決意と情熱があふれるように思い出されました。この曲も舟木さんがおっしゃるような「男の声」で歌いあげるとまた当時の切なく美しい繊細な舟木さんの歌唱とはまた違った味わいがある曲の代表のように感じました。

ラストの「胸をはって♪」と高く高く歌いあげる響きと余韻はとともにああこれで最後…という淋しい思いがこみあげてきました。

そしてあのなんともいえない舟木さんの陰影漂う背中を見せたシルエットに重なって流れる音楽の終章、『その人は昔』の映像を思い出しながら感無量でした。
アンコールの『君へ心こめて』は舟木さんからの私たちへのエールでもあり感謝の想いでもあるのでしょうね。
アンコールでは七色のライトに華やかに明るく照らし出された舟木さんを堪能しました。まさに永遠のアイドルの笑顔がそこに輝いていました
ブラボー!サイコー

口から心臓が飛び出してくるんじゃないかと思うほどトキメキました。乙女のように(笑)

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