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Channel: 舟木一夫の世界~れんげ草の咲くさんぽ径~
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中日劇場 舟木一夫特別公演 2014年11月9日昼の部 & 萩原郷土資料館訪問

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中日劇場 舟木一夫特別公演  10月28日~11月15日
 
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11月2日の日曜日に、中日劇場に出かけてから一週間経った9日は、朝から雨模様の一日でした。2日は、昼夜の2回公演でしたが、日中は雨、どうも私は「雨おんな」のよう(笑)
 
今回の中日劇場公演は、公演期間の前半の11月5日までの14公演のうち、「貸切」が6公演もあって、一般のお客様がスケジュールを組みにくくなっていて、行きたくても足を運ぶのを躊躇されたファンの方も少なくはなかったのでは?と気になっていましたが、後半にきて、徐々に盛り上がってきたように思います。9日は、いい感じに客席も埋まっていて、これから千秋楽に向けて、さらに盛況になることを願っています。              
 
舟友さんがプレゼントされた花束をアップさせていただいています
 
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9日は昼公演だけだったので、終演後に、先日、このブログでもお知らせした「萩原郷土資料館」に足を伸ばす予定を当初からしていました。
たまたま、この日、お席が隣り合わせになった方とおはなしをしていたら、なんと北海道の日高郡から来られたとのこと、名古屋に来るのは初めてだということでした。「日高」・・・とくれば、舟木さんファンなら誰でも連想するのが「その人は昔」・・・です。
 
~東京には夢があると僕が キミを誘わなければキミは日高の山麓(やまふところ)でどこまでも走る馬にまたがり波にうちよせる百人浜を 走っていたのに~(アルバム「その人は昔」より)
 
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そこがお話の入口となって、おしゃべりも盛り上がりました。その方は、中学二年の時に、舟木さんや内藤洋子さんたちがロケに来ていたすぐ近くで、毎日のように見学に行ったというステキな思い出をお持ちでした。
そこで、終演後の予定をお尋ねしたら、特になにもないとのことでしたので、萩原郷土資料館のことをお話したら、何も御存知なくて、やはり、なかなか広くには情報は伝わっていないのかな
と残念に思いました。それで、終演後に、今から私と御一緒しませんかとお誘いしてみたら、とても喜んで下さって、一緒に出かけました。
ということで、9日の昼の部コンサートの簡単なれぽと、萩原郷土資料館情報をまとめてご紹介します。

その前に、この日の信兵衛さん、今までと違っていたリアクションを、ひとつだけ・・・
 
お芝居~いろは長屋の用心棒~
 
浪人者の角倉重三郎(大門正明さん)と姉上・芳枝(葉山葉子さん)のカップル、そして若侍・岡本謙之輔(
丹羽貞人さん)と綾香(川上彌生さん)のカップルが生まれた場面でひとり残された信ちゃん、大ショック!
そこで、「サビシイ~ッ!」と叫んで、右へ左へ、走り回るリアクションがありますが、この日は、長屋の井
戸まで走って行って上半身を突っ込んで今にも身を投げそうになって、長屋のみんなが慌てて止めるというニューヴァージョンで、爆笑でした。
 
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舟木さんのおふざけシーンに遭遇すると、なぜだか、一番悲しい「絶唱」の場面の順吉さんのことを想い出してしまう私なのですが、そのギャップが、なんとも言えず舟木さんの幅広い魅力が凝縮された象徴のようで、ますます舟木さんを大好きになってしまいます。
舟木さんの感性、感受性の奥深さによって、人間の持つ、多種多様な感情を、自然な形で表出されることに天性の表現者としての才を見ることができます。お芝居もシリアスなものからコミカルなものまで、歌も、抒情あふれるものから、軽快で威勢のいいものまで、その表現力の幅広さに、唸ってしまいます。
 
 
さて、9日のコンサートの模様を、舟木さんのトークを中心にご報告します。
舟木さんのトーク部分はピンク文字です
 
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11月9日 昼の部   コンサート
 
オープニング~
 よみがえる夜明け
 
まだ降ってますかね?この頃は、ひと雨ごとに冬に近づきます。御足もとの悪い中、ようこそお越しください
ました。
幸せな事に、僕はヒット曲に恵まれていますので昼と夜と振り分けないと、1時間という枠の中入れるには限りがあって、なかなか唄えない歌が可哀そうだから、ちょっと虫干しに出して、ワンコーラスでも多くお聞かせできればと・・・

プレゼントタイム~
 東京は恋する
 花咲く乙女たち

イメージ 5花咲く乙女たち 作詩:西條八十 作曲:遠藤実
http://www.youtube.com/watch?v=AGSd6H4J06k

カトレアのように 派手なひと
鈴蘭のように 愛らしく
また忘れな草の 花に似て
気弱でさみしい 眼をした子
みんなみんな どこへゆく
街に花咲く 乙女たちよ
みんなみんな どこへゆく
街に花咲く 乙女たちよ

黒髪を長くなびかせて
春風のように 笑う君
ああだれもが いつか恋をして
はなれて嫁いで ゆくひとか
みんなみんな 咲いて散る
街に花咲く 乙女たちよ
みんなみんな 咲いて散る
街に花咲く 乙女たちよ
 
ステージの流れというのは、どの作品を選んでどこに置くのか、まだ単独で置くのか、メドレーにするのか、また、フルコーラスかワンコーラスかなどで70%が決まっていくわけですから、60分のうちであまりベラベラ喋っていると時間がなくなっちゃう。何をフルコーラスにで唄うかも歌の質によりますから・・・
なぜだか、最近、この歌はあまりフルコーラスで唄ってなかったので今回は・・
と「絶唱」をたっぷりと・・・
 
 
イメージ 6絶唱

こういうタイプというかテンポの歌をつなげるのは三曲が限度なんですね。全部をフルコーラスにすると、ちょっと重たかったりするんですね。
 

 
 
 
 
 
~スタンディング(サインボール)
銭形平次

ジャケットを脱いでサインボール打ちの後・・
ボールをキャッチした方は、グッズ売り場で手拭いを受け取って下さい。としばし「手拭いトーク」僕のおば
あちゃんは、お風呂も手拭いでした。と私の好きな、おばあちゃんのエピソードも出ました。
 
このところ、どんなステージでも「日本の名曲」というのを唄っていますが、ひとつは古典・・僕の場合は小
学生の時に音楽で習った「荒城の月」などの歌曲、もうひとつは昭和の流行歌、僕がデビューした頃は歌い手の先輩も、作家の方も個性豊かな時代で幸せだった。流行歌は、その時代の風、風景がイメージできないと唄うのが難しい。「ふるさと」というくくりで、昨日からは、曲が切り替わってるんですが・・
「ふるさとのはなしをしよう」はツーコーラス、「ふるさとの燈台」は、フルコーラスでした。

日本の名曲たち~ふるさと (後半 11月8日から)
 
イメージ 8ふるさとのはなしをしよう 
作詩:伊野上のぼる  作曲:キダ・タロー  
 
砂山に さわぐ潮風
かつお舟 はいる浜辺の
夕焼けが 海をいろどる
きみの知らない ぼくのふるさと
ふるさとの はなしをしよう
 
今頃は 丘の畑に
桃の実が 赤くなるころ
遠い日の 夢の数々
ぼくは知りたい きみのふるさと
ふるさとの はなしをしよう

2曲目「ふるさとの燈台」昭和27年(ちなみに私の生まれた年です)舟木さんが、8歳の頃に聴かれただろ
う田端義夫さんのオリジナル音源でお聴きください。
 
イメージ 9ふるさとの燈台 作詩:清水みのる 作曲:長津義司
http://www.youtube.com/watch?v=KzkUYrXK2TE
(1952年発売)

真帆片帆 唄をのせて通う
ふるさとの 小島よ
燈台の岬よ
白砂に 残る思い出の
いまも仄かに
さざなみは さざなみは
胸をゆするよ
 
 
 
イメージ 10漁火の 遠く近くゆるゝ
はるかなる 小島よ
燈台のわが家よ
なつかしき父のまた母の
膝はゆりかご
いつの日も いつの日も
夢をさそうよ
 
歳ふりて 星に月にしのぶ
むらさきの小島よ
燈台の灯よ
そよ風の 甘き調べにも 
想いあふれて
流れくる 流れくる
熱き泪よ

2曲目の「ふるさとの燈台」は昭和27年ですから、僕が8歳の時・・ギリギリ間に合った歌です。田端義夫
さん・・・「オイッス!」
と田端さん風にマネてみる舟木さん(笑)
流行歌は時代の中で生まれ、流れるものですが、残っていくものもたくさんある。いい作品ですから、ちょっとと御聞かせしようかなと・・おっしゃる舟木さんでした。
 
 
こんな哀調に満ちた歌が、八歳だった舟木さんの心を捉えたことに深い感慨を覚えます。
子どもが持つ感性の豊かさを、ともすれば大人になった私たちは忘れてしまいがちですが、舟木さんと流行歌の関わりの軌跡を知るにつけ、自分自身の子ども時代の感受性の記憶もほのかに甦ってくるようです。昭和歌謡の背景になった昭和の時代を舟木さんのセレクトされた「流行歌」たちによってあらためて懐かしく想い出させていただけるひとときが、このコーナーなんですね。
 
イメージ 11
 

~ちょうど「ふるさと」つながりですので、ここらで、萩原郷土資料館訪問の様子を挿入します~
 

侍姿 舟木一夫さんずらり~郷土・一宮 時代劇ポスター展
 
一宮市萩原町出身の歌手舟木一夫さんが、これまでに出演した 娯楽時代劇のポスターを集めた「ちょんまげ舟木ポスター展」が 萩原町串作の郷土資料館で開かれている。
名古屋・栄の中日劇場で公演中の「いろは長屋の用心棒」に合わせ萩原町郷土史研究会が開いた。
展示しているポスターは計16枚で、芸能生活10周年記念として東京・明治座で公演された「魔像」のA1版ポスターにはサインがある。
 
 
JR尾張一宮下車、名鉄一宮駅から名鉄尾西線に乗って12、3分♪・・・で萩原へ到着
 
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http://www.youtube.com/watch?v=6obu_Anasbs ふるさとROCK’N ROLL
 
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駅の正面右折して徒歩で6分突きあたり~♪・・・生家跡
 
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資料館の館内は撮影禁止ですが遠目でボンヤリとならいいですと了解を得てボンヤリと・・・(笑)
 
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今回の展示会の目玉はなんといっても・・・
10周年記念の明治座公演「魔像」の超特大(A1版)のサイン入りポスターです。
 
A3を4枚並べた大きさ(594mm×841mm) で、紙質もとっても良くて、二十代後半の舟木さんが素敵で、ウットリ、いつまでも眺めていたいポスターでした  
 
撮影は、できませんので、ご紹介できないのが残念ですが、私の手持ちの以下の資料を参考のためにアップしておきますね。
 
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「魔像」は林不忘原作の小説。主人公は神尾喬之助。
舟木さんは喬之助ともうひとり茨右近の二役でした。
上の画像が喬之助。右上の光本幸子さんと写っているのが茨右近です。
今回初公開の超特大ポスターでは、右前方にアップの喬之助、後方左に全身の小さめの右近という画面構成で写っていますが、センス抜群の美しいポスターです。
 
10周年には篠山紀信さん撮影でたくさんの舟木さんの写真が撮られていて日本橋・三越本店で、写真展も開催されています。
 
 
 
 
 
写真展の会場での舟木さんです。
 
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~再び、コンサートのれぽに戻ります~
 
高校三年生
http://www.youtube.com/watch?v=nNY_bFhiC94
(カラオケバージョン:ふるさとの萩原町でのロケ映像です)
 
修学旅行
学園広場 
 大合唱~舟木さんのソロ
~「修学旅行」舟木さんのソロ「学園広場」が二度目のプレゼントタイム

12月で70(才)です。高校三年生も大変なことになってます(笑)
僕がデビューした時、東海林太郎さんが、65才で、エラくおじいちゃんでしたが、今は、それも通り越しちゃった(笑)今の若い人が僕を見る目は「赤城の子守唄」(笑)
どんな時代でも、どこにいても、男も女も、青春時代に必ず通ってきた風景・・・と「初めての恋」ソング
 
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イメージ 23哀愁の夜

高原のお嬢さん

眠らない青春 
~ジャケットを脱いで~

アンコール
~友を送る歌

 
お芝居と歌の二本立て、舟木さんの魅力が、いっぱいの中日劇場の舞台公演、11月15日まで
 
なお、資料館開館日は、公演中は、余すところ12日水曜日のみです。それ以降は、16日日曜日、19日水曜日、23日日曜日。いずれも、時間帯は14時から16時です。是非お運び下さい。
 

 

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