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Channel: 舟木一夫の世界~れんげ草の咲くさんぽ径~
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いよいよ明日初日~祝!新歌舞伎座舟木一夫特別公演開幕

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新歌舞伎座舟木一夫特別公演  2月1日~20日
 
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明日から2月、そして待ちに待った新歌舞伎座特別公演の開幕です。
 
散歩の時に見つけた蝋梅。その香りが春を運んでくるようです
 
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沈丁花もまだ蕾は固くて、あの強い香りはないのですが、準備万端!という感じで出番待ちです。
 
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2月と言えば、わが家では味噌の仕込みがあります。例年は、節分の頃に仕込むのですが、今年は例年より早く終わりました。
 
左が、先日仕込んだばかりのもの。右は昨年仕込んで秋から美味しくいただいている味噌です。 
 
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2月の日本古来の呼び方を「如月(きさらぎ)」と言いますが、言葉の響きがなんとも雅びで美しくて1月から12月まである「和風月名」の呼び方の中で一番ロマンチックな呼び名の月のような気がします。
 
「きさらぎ」と聞いて思い浮かぶのが学生時代にも習った西行の詠んだ有名な和歌があります。
 
ねがはくは花のしたにて春死なんそのきさらぎの望月の頃

与謝野晶子にも「きさらぎ」を詠った下記のような短歌があって晶子の歌らしくとても絵画的、視覚的なインパクトがあります。私の好きな二首をご紹介します。

萌野ゆき むらさき野ゆく行人に 霰(あられ)ふるなりきさらぎの春
 
*行人とは、仏道を修行する人。または旅人。
旅人が霰が降ってはいるけれどやわらかな春先の陽射も見え隠れしている春浅き野辺の小径を旅している情景が浮かびます。
 
 
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青色の をしどりの毛の浮きし水 なまめかしけれきさらぎの朝
 
*「をしどりの毛の浮きし水」をなまめかしいと見る晶子の感性。青色の羽毛は雄(オス)のものですが「青色」という鮮やかな色彩をリアルに詠み込んだところに晶子ならではの文学的エロチシズムの香りが漂います。
 
「きさらぎ」という呼び方の由来には諸説あるそうです…
 
・まだ寒さが残っているので衣を更に重ね着する「衣更着(きぬさらぎ)」
・陽気が発達する季節「気更来(きさらき)」
・草木の芽が張り出す月「草木張月(くさきはりづき)」

私の感覚では、旧暦2月は季節的には新暦で3月にあたるので、厳しい冬の寒さにガマンにガマンを重ねて耐えてきた自然(森羅万象)が春の活動の時期に備えて蓄えたエネルギーが爆発寸前という気配を感じる頃です。寒気が徐々に緩んできて、心がうきうきとするようないのち息吹を感じさせる印象があります。
 
「きさらぎ」という響きには厳しさと優雅さが同居しているような不思議な魅力があるようにも思います。
「きさらぎ」は漢字で「如月」と書きます。これは、中国の古い書物の中に「二月を如と為す」という記載があるということで、2月のことを「如」と表していたことに由来しているのだそうです。
「如」という字には「従う」という意味があり、「ひとつ動き出すと次々に、それに従って動き出す」つまり、自然や草木、動物など、全てが春に向かって動き出す月、ということでこの時候を表すのに「如」をあてたという説があるそうです。
 
冬の寒さに耐えて春のおとずれを待つ力強い生命力を秘めている2月、如月の候に、2015年の活動の
スタートである新歌舞伎座特別公演が開幕するのはとっても幸先がいい気がして、これからの一年間の舟木さんの活動の力強い幕開けになることだろうと期待で胸がいっぱいです。
 
      二十代の舟木さん                                       三十代の舟木さん

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おかげさまで、昨日、拙ブログ「れんげ草の咲くさんぽ径~舟木一夫の世界」へのご訪問数が20万アクセスを超えました。あくまで訪問者の数字として更新されているものですので、たまたまのご訪問もあれば、訪問してくださっていてもアクセス数に反映されていない場合もありますが、2013年の3月1日に初めて記事をアップしてから2年弱です(ブログ開設は2012年9月ですが記事のアップは半年近くしていなかったため)が、これほど多くの皆さまにご訪問いただけたことに心からの御礼を申し上げます。
 
ブログの更新については、マイペースでさせていただきますので、滞ることもままあるかもしれませんが勝手気ままな個人的楽しみとしての記事掲載となりますことを予めご容赦いただきますようお願いいたします。あくまで私一個人、一ファンとしての目線で「舟木一夫」さんのこれまでのお仕事の実績を振り返り、遅まきながら追体験させていただくこと、またこれからのご活躍に心からのエールを贈らせていただくことを主旨とするブログということで、併せて多くの皆さまと共に、楽しませていただければこれに勝る幸せはありません。どうか今後とも宜しくお付き合いいただきますよう、お願い申し上げます。

「れんげ草の咲くさんぽ径」というのは、もちろん舟木さんの御自作の「れんげ草」からお借りしたネー
ミングです。舟友のkazuyanさんのステキな動画でご紹介します。

イメージ 11れんげ草  作詩・作曲:上田成幸
https://www.youtube.com/watch?v=tD2xOOI5Iic
 
愛する人の胸で
夜明けの雲をみたい
まるで初恋の 少女のように願う
恋手紙(こいぶみ)のひとつさえ
書けぬまま
い・の・ちを花びらに
宿せるものならば
あなたのふるさとの
小さな れんげ草
 
あなたがもしも・・もしも
ふりむく時が来たら
かたく瞳(め)をとじてそっと髪をほぐし
美しく見えるよう
祈るだけ
い・の・ちを花びらに
宿せるものならば
あなたのためにだけ
イメージ 12こぼれる れんげ草
 
い・の・ちを花びらに
宿せるものならば
あなたの夢に咲く
ほのかな れんげ草

 
 

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