昨日のさんぽ径で見つけたむらさき色の花ですが「♪花は名を語らずに…」なもんで名前は不明です(笑)
「絶唱」の原作で、順吉と小雪が駆け落ちして、束の間の新婚生活を送った松江市に出かけます。
宍道湖の夕日、松江城など、短くも幸せな日々に、順吉と小雪が見たであろう風景の中に浸ってみたいと、ずっと念願していました。また戻りましたらご報告させていただきます。
今晩、四日市からバスで京都に向かい、京都からさらに、夜行バスを乗り継いで22日早朝松江着。
24日の午前中には帰宅の予定です。夕日がみられるようなお天気になりますように
携帯から、松江の風景のお写真くらいは、アップできればと思っています。
~園田順吉の下宿は経師屋の二階六畳で、窓からは宍道湖の入江ごしに城の天守閣が見えた。その天守閣の傾影が、カイツブリのさざ波でうつくしくゆれた。
「ついそこに、志賀直哉が若いときに住んだという家があるんだぜ」と順吉は指さした。
「小泉八雲も住んでいたし、森鴎外もこの地方の出身だし、文学にゆかりのある土地なんだから、君もうんといいものを書くさ」~
「ついそこに、志賀直哉が若いときに住んだという家があるんだぜ」と順吉は指さした。
「小泉八雲も住んでいたし、森鴎外もこの地方の出身だし、文学にゆかりのある土地なんだから、君もうんといいものを書くさ」~
~僕たちは、その日、あの城の天守閣へのぼった。そして天守閣からふたりで手をつないで『天下のみなさん、園田順吉と木村小雪はただいま結婚しました』ととなえただけ」「ううむ、とってもロマンチックじゃないか、それから?」「小雪は紙の折り鶴をつがいに、湖の方へむけてとばした。すると・・白い僕の折り鶴は天守閣の甍にひっかかって、赤い小雪の折り鶴は風に吹かれて・・山鳩みたいにとび去った。~
(講談社文庫・大江賢次「絶唱・湖畔の記録」より)
舟友のkazuyanさんの動画でお聴きください(*24日までの期間限定アップです)
絶唱 作詩:西條八十 作曲:市川昭介
https://youtu.be/2m6HEn2cUwg (1977年再吹込み盤)
https://youtu.be/2m6HEn2cUwg (1977年再吹込み盤)
舟木さんのテレビ出演情報:いずれもNHK総合テレビ
7月7日(火)20:00~ NHK「歌謡コンサート」
7月19日(日)12:15~ NHK「のど自慢」
8月8日(土)19:30~ NHK「思い出のメロディー」
(*「のど自慢」「思い出のメロディー」は同時にラジオ第一でも放送があります)
つい今しがた、ポストに届いた「歌の手帖」です。あえて中は解読不可能な画像にしていますご了承下さいね。