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Channel: 舟木一夫の世界~れんげ草の咲くさんぽ径~
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「~糸車~」~舟木一夫自作曲によせて その11

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2015年卓上カレンダー 9月/10月の舟木さん

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吾亦紅 すすきかるかや 秋くさの さびしききはみ 君におくらむ (若山牧水)
「吾亦紅」という花の名には、「我も恋う」をかけています

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~糸車~  1982年6月発売 WHITE収録
 ~シンガーがいる・現在ここにいる、限りないメッセージ ただ歌いたくて~
https://youtu.be/jKwP1D5Wm5k  舟友の沢田舟木さんの動画です。感謝とともにご紹介します



イメージ 2糸車  作詩・作曲:上田成幸  編曲:杉村俊博

胸をふさぐものを
ひとつ重たいものを
抱いて歩く 生きる
そう……誰もがきっと
にぶい都会の陽ざし
つかれはてた愛
ゆれて男と女 ~糸車~
止める恐さ 若さ
立ちつくして負けて

瞳そらすことで
消えるものなどないと
知った去年の秋
ふいにむかしが見えた
熱にふるえた こぶし
死んだ 青い鳥
あなた、あの頃、あいつ ~糸車~
ひとりつなぐ糸に
やっと夢をのせた
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鉄の扉あけて
旅に出ようと決めて
軽いめまいの中
立ちあがれば夜明け
明日という字を摑む
時をかけのぼる
弾むこころが戻る ~糸車~
まるでうそのように
透きとおって止まる

好きなレコード廻す
シャツをぬぎすてる
白いこころが戻る ~糸車~



一度だけナマのステージで「~糸車~」を聴いたことがあります。昨年(2014年)9月の演舞場公演千穐楽翌日の「サンクスコンサート」での第一部「バンドメンバーとスタッフのリクエスト~WHITE系」でした。

この曲もコアな舟木さんファンの間で人気のある曲だと思います。私も初めて、CD音源のアルバム「WHITE」で聴いて、強く心惹かれました。

青春前期のソフトなラブソングとは、ひと味違う青春時代の終わりを連想させるような少し複雑な感情の入り混じった詩。言葉を変えるといくらか生々しい、とでもいいましょうか…「冷静と情熱のあいだ」というタイトルの小説が15年ほど前にありましたが、イメージでいうならば、そんな感情が、描かれたような詩だと感じました。

「何が何してどうなった」というきれいにセイリされた脈絡とはほど遠い言葉の羅列だからこそ、当時の舟木(=上田成幸)さんの、様々な想いが、自分自身の精神的な実体験と重なって痛いほどに伝わってきて「青春後期あるある」という共感をもって心に沁み入りました。

今回、沢田舟木さんがyoutubeにアップしてくださいましたので、この作品の持つ世界に、あらためて触れなおす機会ができましたことを、心から感謝したいと思います。舟木さん三十代の精神世界をこころゆくまでイメージしてお聴きになってみてくださいね。


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舟木さんが7月14日の相模女子大グリーンホールのコンサートのトークの中で、取材を受けられたことを話題にされた番組「BS朝日  心にのこる美空ひばり名曲物語」の放送日が下記のBS朝日の公式サイトにアップされています。
今年のシアターコンサート「演歌の旅人~船村徹の世界」でアンコール曲として歌われている「三味線マドロス」もとり
あげられているようです。BS放送を、ご覧になれる方はお見逃しなく!

BS朝日  心にのこる美空ひばり名曲物語
http://www.bs-asahi.co.jp/hibari/

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【2015年9月7日(月)ごご6:00~7:56放送】

イメージ 7ゲスト:舟木一夫・大川栄策

今も心に残る美空ひばりの名曲の数々。その一曲一曲に物語がある…
今回のゲストは、舟木一夫と大川栄策。ともにコロムビアレコードの後輩で、ひばりとの共演も多く、ひばりの名曲を自
身のステージに取り入れ、歌い継いでいる。
 舟木は、一緒に行ったレコーディングの思い出などを語る。
【紹介楽曲】
♪一本の鉛筆 ♪8月5日の夜だった ♪白い勲章
♪大川流し ♪江戸の闇太郎 ♪三味線マドロス
♪やくざ若衆祭り唄 ♪越後獅子の唄 ♪裏町酒場
♪遊侠街道 ♪娘船頭さん ♪津軽のふるさと  ほか




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