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舟木一夫コンサート 2015/大阪フェスティバルホール(10/6)レポート


桑名から10時47分発の近鉄特急に乗り、12時53分に大阪難波着、地下鉄御堂筋線なんば駅から淀屋橋へImage may be NSFW.
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…開演40分ほど前にフェスティバルホールに到着 Image may be NSFW.
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淀屋橋から臨む大阪フェスティバルホール

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5分ほど歩いてビルの真下あたりから

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さらにズームでロゴを撮影

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毎年、中野サンプラザでファイナルとなる「通常コンサート」ですが、私は、今年は残念ながら家庭の事情で中野へは行けませんので、今回の大阪フェスティバルホールが、今年最後の通常コンサートということになりました。

昼・夜、たっぷりと楽しみたかったのですが、これも、家庭の事情で昼の部のみとなりましたImage may be NSFW.
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開演40分ほど前にホールに着いて、帰りもできるだけ早く帰宅しなければならないので、すぐに劇場を出られるようにアンコールは、客席の外に出てロビーのモニターで拝見しました。「♪過ぎて悔いなき 光を灯せと」という舟木さんの声に送られて、余韻にひたりながらホールをあとにしました。舟木さんの「お見送り」ができなかったのが、ちょっと残念でしたが……ということで、2015年通常コンサートの私のレポートは、今回がラストということになります。


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舟木一夫 コンサート 2015 大阪フェスティバルホール 10月6日 昼の部

舟木さんのトーク部分はピンク文字です

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オープニング
~・高原のお嬢さん

幕が降りたまま舟木さんの歌声だけが聴こえてきます。私は、三階席の最前列のセンターからステージに向かって右寄。この時に、フェスティバルホールの音響の良さを感じました。
音については全くの素人なのであくまで私の好みであったり、また座席位置とか、ホールの設計によるところもあるのかも知れませんが、一週間前に姫路市文化センターと大津のびわ湖ホールで聴いた時よりも舟木さんの歌唱もバックバンドの演奏も音の響きがとても心地よく感じました。

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幕が上がると、舟木さんが登場です。
このお衣装です。→

どうやらいい季節になってきましたね。先月は二度目の梅雨が来たようでしたね。
楽屋は川側なんでカーテンを開けてパンツいっちょうで…そんなことはない(笑)…ようこそいらっしゃいました。こういうコンサートはおなじみのものをメインにあれこれほうりこんでというところですが…
どうぞ、ごゆっくりお楽しみください


~プレゼントタイム・メドレー

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舟友さんの夜の部の花束です。ピンクのカトレアが華やか!

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花咲く乙女たち
https://youtu.be/7JRj1NP_gsc



くちなしのバラード
https://youtu.be/RYtfXi8vP5c












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さっき唄った「友を送る歌」はこざっぱりしたいい歌で僕が21の時でした。「♪夢を育てた青春の日よ 忘れてくれるないつまでも♪」 …21でこんな歌詞の意味がわかってたとは思えないですね(笑)
でも僕の場合はデビューがアレですからね。大抵の歌い手はラブソングでデビューですから。
若くても、経験があろうがなかろうが関係なく与えられた歌を歌うのが歌い手ですから…。良かった!「赤い夕陽」で(笑) …青春というのを今さらのように振り返ってみると特殊きわまりない(時期)…
僕らの世代の青春は15才くらいからでしょうね。27、8になるまでに嫁さんをもらってという時代でしたからね。

ここで3つ用意したのはタイプは違いますが誰もがどこかでカスってきたという歌ですが…
三者三様に特徴があります。その辺を楽しんでいただければ


その人は昔のテーマ

哀愁の夜

眠らない青春

長いよ!(笑)…ああ、アツい!…ステージは年がら年中アツいです…今、歌いながら考えてたんですが、「その人は昔」を四小節くらいとばしてました…言わなきゃわからないんだけど(笑)

律儀に自己申告する舟木さんでした。私は、聴いてて一瞬アリャリャ…と思いましたが以前にも同じハプニングがあった時にキイボードの陶山さんが、スゥ~ッとなにげに立ち上がってバンドの皆さんにサインを送るともなく送り?(笑)何事もなかったように、ごくナチュラルに舟木さんに合わせられましたから今回も安心して聴いてました。バンドの名前はアバウト9なのに実力はさすが見事なプロフェッショナル!
舟木さんも全面的にアバウト9の皆さんを信頼されてますから思いきり堂々と歌われますし、まさに「言わなきゃわからない」んですよね。こういうハプニングの対処こそが芸能の世界においてはプロの腕の見せどころなんですね。舟木さんとアバウト9のステキな信頼関係をまざまざと見せつけられるのもライブならではの嬉しいところ。

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僕は昭和19年申年生まれですから12月が来ると71(拍手) …お客さまは自分のことは忘れてこっちだけ年とってるみたいに…(笑)71になって「高校三年生」歌ってていいのかと反省もしながら…(笑)
僕らの世代からすると流行歌は昭和に始まって昭和で終わってる…と。平成になるとちょっと違うんですよね。先輩方が歌った歌が山積みに残っていく…こういうのはスタンダードにしてちゃんと歌い手が単にカバーと言うのじゃなくお客さまの前で名曲として歌っていかないとマズイよ…ということで(こうして唄っている…)

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去年は「宵待草」「ゴンドラの唄」でしたが、今年は唄っていても聴いていてもなんとなく背中を押されるような応援歌
のような歌を2つ。

~日本の名曲たち

空に星があるように

上を向いて歩こう


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この辺の歌なんてもう生まれて来ない…空間ですね。僕らが子どもの頃、僕は田舎育ちですからビルなんかは名古屋まで
行かないと見られない…濃尾平野のど真ん中ですからね。れんげ畑とか…柿なんて子どもの頃は買うもんじゃなかった…
盗むもの(笑)垣根から出てる枝の柿を友だち同士で肩車しあって(笑)…おじさんに見つかって「コラッ!」って怒られて逃げる…おじさんはどこの子か知ってても翌日、返せ!とか親に言いに来るなんてことはない。毎年(盗みに)行ってるわけですから顔なじみなんです(笑)

ギスギスしてないのどかないい子ども時代だったという舟木さんのふるさとの思い出話は何より心なごみます。

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さてここは一緒に騒いでいただいて…と言いながら客席の最前列に目を向けて…その前に…そのお花は私がいただけるの?(笑)早く言っていただかないと(笑)…ステージからだとキラキラ光るんで、いつ、くれんのか、いつくれんのか…と気になってると歌詩を間違えるから…(笑)

気をとりなおしてあらためてスタンディングに…では皆さん、ちょっと重くなったお尻を上げていただいて…


~スタンディング2曲

銭形平次
 ~サインボールはここで





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そばにいるから  作詩:松井五郎 作曲:南こうせつ

茜の空に あの日のおぼろ雲
さよならに背を向けて 泣いてた女(ひと)
あれから君は どこで暮らしてたの
遠回りしたけれど また逢えたよ
さみしさを抱いて 育てた気持ち
この空はきっと 見ててくれたんだよ

 こめんね 待たせたね
 いつまでも  いつまでも
 そばにいるから

季節を継いで 咲かせる花もある
ひとりでは誰だって せつないもの
離れていても 忘れずにいたんだ
この腕にふと気づく その残り香
さみしさはいつも 形を変えて
僕たちをつなぐ 糸になったんだよ

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 ごめんね 待たせたね
 いつまでも いつまでも
 あゝ 二人で

幸せをずっと 信じた気持ち
この星もきっと 見ててくれたんだよ

 ごめんね 待たせたね
 いつまでも いつまでも
 そばにいるから

アツい!いいトシなんだからこんなことやんなきゃいいのに…アホだからすぐノッちゃう(笑)
さすがに今日は三階まで届かなかった…
サインボールをキャッチした方へのお約束のアナウンス…歌い手のサインなんて読めた試しがない…と右手でサインをササッといたずらっぽい表情で書くマネをする舟木さんがメチャクチャ可愛い(笑)とても再来月71になるとは思えないお茶目ぶりに、今回もノックアウトされました(笑)
あ~、疲れたぁ…一度脱ぐと着るのがアツくてイヤ!…半分だけ…と言いながらまた左肩にお色直しのアイボリーの光沢のある素材のジャケットをひっかけたままステージをセンターに向かって歩いていきました(笑)

来年の三月には新歌舞伎座…今年の二月に演った「花の風来坊」のパートⅡ。二月からちょうど一年、丸一年経ってあの話はどんな風になってるのか…こんな風な感じで…片足をあげて椅子に足を組んで座っているようなジェスチャーをする舟木さん…観ていただくお芝居です。そして、そんな結構キツいポーズが出来たので「おっ!片足で立ってられる、まだ”山田の案山子」が出来る!(笑)”」とご自分の若さに我ながらご満悦!ってカンジでとっても楽しそうな舟木さんでした。

声っていうのは、もうそのままで、どうにもできませんから、歌い手は、その声を磨いて調えていくだけ…そういう声に生まれついたのは幸せなこと…とご自身の天性の魅力的な声に、歌い手として、半世紀を超える歳月、とどまることなく精魂を傾けて来られた自負にあふれる言葉だと思いました。歌ひとすじに生きてこられた舟木さんをあらためて素晴らしい人生を送っていらっしゃるんだなぁ…と羨ましく思うと同時にスゴいことを成し遂げていらっしゃるんだと感服しました。

赤い夕陽が校舎を染めて…これを、いつまでもやってるワケにはいかない…そして「花咲く乙女たち」「北国の町」「東京は恋する」「高原のお嬢さん」というのがあって、二十代でまとまって出てきたのが抒情歌…唄っても聴いてもすずやか…そんなのをメドレーで…「絶唱」から

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~抒情歌メドレー

絶唱

まだ見ぬ君を恋うる歌

あゝりんどうの花咲けど

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夕月の乙女

夕笛

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初恋

浮世まかせ


「初恋」は島崎藤村の詩で、僕は高校時代に教わりましたが、この歌は初恋の中にあって、初恋を喜んでいる珍しい風景の歌ですね。

まあ、ここまで来るとあと何年もつのかというハナシですが…先輩たちを見てると、あとどれくらい行けるのかと…


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ご自身のステージシンガーとしての寿命というものを目をそらさずしっかりと見つめる舟木さんだからこそ今なお、日々
進化して私たちを驚かすような素晴らしいステージを見せて下さるのだと思います。

声というのは絶対に甘やかしちゃダメですね。甘やかすとすぐに衰えますから…こうして、お客さまの前で歌わせていただけるのは幸せなこと…という舟木さんの想いが胸に響きます。
私の方だけでなく、お客さまの方も限度がある…僕のお客さまは平均すると僕の五歳下ということですから、これから先は楽しんで遊んで下さい。もうその権利があるんですから。
皆さん、社会に出て、働いて、そのうち結婚して、子どもが生まれて、一人ならいいですが、三人もいたら大変…これからは、もうお金は自分のために使って下さい。僕は、お客さまと一緒にステージを楽しむことが幸せなんです。ラストは思いきって52、3年前の歌を並べてみました。


あゝ青春の胸の血はImage may be NSFW.
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君たちがいて僕がいた

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高校三年生


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学園広場







少年いろの空

~ 一旦幕が降ります。

再び幕が上がって、黒のスリーピースで登場

~アンコール
春はまた君を彩る


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この日の昼の部では、ホール入口のチケット売り場には、「当日券完売」の札が立てられていました。夜はどうだったのかな?昼の部の熱気から想像すると、きっと、夜も大盛況だったことと思います。
フェスティバルホールの客席数は、2700席で。これほどの大きなホールを満席にする、50年選手のソロ・シンガーは、おそらく他にはいないのではないでしょうか?
私は、歌謡界のことには、あまり詳しくないので、断言はできませんが、テレビなどへの露出度も高い、舟木さんと同じくらいのキャリア、また何年か後にデビューされた、名の知れた歌い手の方でも、集客ということでは、皆さん苦労されていると思います。ですから、舟木さんの実績の見事さは空前絶後じゃないかと思います。50余年のキャリアの流行歌のソロ・シンガーとしての延べ観客動員数、いったいどのくらいになるのでしょうね。一度数字にしていただきたい(笑)



私は、三階席の最前列でしたが、三階席でも、「銭形平次」「そばにいるから」のスタンディングは、ほとんどの方が立ち上がって手を打っていらっしゃいましたし、一階、二階の客席は、いうまでもなくガンガンに熱く盛り上がっていました。やはり、大阪中心部のホールでの客席の熱気というのは格別だと、毎度ながら大阪にメッポウ強い舟木さんの人気を痛感しました。

2015年の通常コンサートは、あと4会場、8公演を残すのみとなりました。いずれも大盛況となりますように! 

           10月13日(火) 岡山県 岡山市民会館
           10月15日(木) 福岡県 福岡サンパレスホテル&ホール
           10月19日(月) 新潟県 新潟県民会館   
           11月8日(日) 中野サンプラザ  ファイナル・コンサート

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