1月19日に大阪のホテルニューオオタニで開催されたバースデー・ディナーショーで歌われた中には、最近のコンサートでは歌われていない曲がいくつかありましたので、行かれた方はラッキーでしたよね。その中から、3曲、ネット上にアップされているものをチョイスしてみました。
それぞれ、舟木さんが二十代、三十代、四十代の頃にリリースされたものなので、あらためて原盤を並べて聴いてみると、年代と共に変わってきた舟木さんの声も楽しめますし、作品の中に歌われているそれぞれの時代の心の風景が見えてきて、人生の旅路の縮図のようでもあります。
夜霧のラブレター 作詩:安部幸子 作曲:山路進一
https://youtu.be/3M8BCqyUF1I (kazuyanさんの動画です)
https://youtu.be/3M8BCqyUF1I (kazuyanさんの動画です)
(1965年8月/「たそがれの人」カップリング曲)
なんの返事も もらえぬ手紙
かいてふるえる 文字ならば
あおい夜霧に したいもの
わかってくれぬ あなたの窓に
すがる 夜霧に したいもの
かいてふるえる 文字ならば
あおい夜霧に したいもの
わかってくれぬ あなたの窓に
すがる 夜霧に したいもの
たまらないほど 悲しいきもち
口に出せない なみだなら
あおい夜霧に したいもの
ふりむきもしない あなたの影と
ついて いっしょに ゆけるよに
口に出せない なみだなら
あおい夜霧に したいもの
ふりむきもしない あなたの影と
ついて いっしょに ゆけるよに
好きになってと といきがにじみ
ひとりみだれる 文字ならば
あおい夜霧に したいもの
いのちをあつめて あなたの傍で
きえる 夜霧に したいもの
ひとりみだれる 文字ならば
あおい夜霧に したいもの
いのちをあつめて あなたの傍で
きえる 夜霧に したいもの
あなたは美しい 今も変わらない
夕暮れの人波に 押されてめぐり逢い
久しぶり元気かと ありふれた言葉
煙草のけむりに 心かくして立ち話
夕暮れの人波に 押されてめぐり逢い
久しぶり元気かと ありふれた言葉
煙草のけむりに 心かくして立ち話
あなたも覚えてる 忘れたふりしても
傷ついた恋の日を その瞳(め)がなつかしむ
見る夢が違うのさ 男と女は
二人で過ごした 淡い季節の中でさえ
あなたは逃げるのか 急ぐだけなのか
さりげない物腰に さよならも優しく
忘れよう今日かぎり 捨てよう思い出
一つの青春 今は二つの物語
一つの青春 今は二つの物語
傷ついた恋の日を その瞳(め)がなつかしむ
見る夢が違うのさ 男と女は
二人で過ごした 淡い季節の中でさえ
あなたは逃げるのか 急ぐだけなのか
さりげない物腰に さよならも優しく
忘れよう今日かぎり 捨てよう思い出
一つの青春 今は二つの物語
一つの青春 今は二つの物語
いつか 愛した
おまえのことなど
今じゃ 何んにも
覚えていないよ
おまえのことなど
今じゃ 何んにも
覚えていないよ
街で 偶然
出逢ったくらいで
遠い昔を
思い出せないよ
出逢ったくらいで
遠い昔を
思い出せないよ
おまえと何を話せばいいのだろう
俺には飲むしか
飲むしかないよ
いつか 愛した
おまえのすべてを
酒と一緒に
飲み干してしまおう
俺には飲むしか
飲むしかないよ
いつか 愛した
おまえのすべてを
酒と一緒に
飲み干してしまおう
痩せたみだいだね
そんなあやふやな
愛の名残じゃ
時は 戻らない
後悔なんて ただの幻だよ
あの日の二人が
美しすぎる
あの日の二人が
美しすぎる
いつか 愛した
女はいたけど
しあわせにさえ
できなかったから
女はいたけど
しあわせにさえ
できなかったから
おまえと何を話せばいいのだろう
俺には飲むしか
飲むしかないよ
俺には飲むしか
飲むしかないよ
いつか 愛した
おまえの背中を
見送りながら
どうしようもないね
おまえの背中を
見送りながら
どうしようもないね