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Channel: 舟木一夫の世界~れんげ草の咲くさんぽ径~
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4月27日付 日刊ゲンダイ「あらえびす賞」特別賞受賞についてのコラム記事

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道路わきで咲いているのを見つけました。マーガレット、懐かしい感じがする野花ですね。

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少女雑誌・マーガレット

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日刊ゲンダイ デジタルサイト

賞金5万円でも…舟木一夫「あらえびす文化賞」の格別感

              「銭形平次」制作発表の際の舟木(C)日刊ゲンダイ


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金はわずか5万円だったとか。受賞のコメントでは「パチンコの資金にして3倍にするよう頑張りたい」とやって会場の笑いを誘った。24日、「あらえびす文化賞」の特別賞を受賞した舟木一夫(71)のことである。

 舟木といえば、昭和38年に「高校三年生」でレコード大賞最優秀新人賞を受賞するなど、これまでもカクカクたる賞を受けているが、ひょっとしたら、今回の賞が一番うれしかったのではないか。

「それを理解するためには、まず『あらえびす文化賞』を説明しなければなりません。日本作家クラブが新たに設定した賞で、『あらえびす』とは娯楽時代小説『銭形平次』の作者・野村胡堂のもうひとつのペンネーム。作家クラブには以前から『野村胡堂賞』がありましたが、主に文芸・文学を表彰するもの。しかし、それだけでは野村の多岐にわたる活躍がカバーしきれないとして、このほど『あらえびす文化賞』を設けたのです」(出版関係者)
それがなぜ、舟木にはうれしいのか。前述の通り、舟木といえば「高校三年生」を含む“青春歌謡”の旗手として一般には認識されているが、歌手として大ヒットを飛ばしたのは実は最初の3年だけ。今年で芸能活動53年になるが、その後の約50年は娯楽時代劇に情熱を燃やしてきたからだ。

「デビュー翌年、NHK大河ドラマ『赤穂浪士』に出演した頃から、時代劇に興味を持ち、長谷川一夫、大川橋蔵、萬屋錦之介らの知遇も得て、自らも時代劇の勉強に励んでいます。昭和42年からは7年間、明治座で座長公演を行い、平成4年からはほぼ毎年、新橋演舞場で娯楽時代劇を演じている。その中にはもちろん、野村胡堂原作の『銭形平次』も取り入れていたのです」(芸能関係者)

 舟木はかつて日刊ゲンダイ本紙の連載で「僕の何よりの趣味は時代劇と歌。つまりは『舟木一夫』です」と語ったことがある。もうひとつの自分が認められたのだから、喜びもひとしおのはずである。


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デビュー当時の少女たちを夢中にさせた、清潔感あふれる爽やかなお兄さんのようなイメージを55年後の今なお保ち続けつつも、一方で粋でいなせで情味あふれる銭形平次の世界をも体現できる多面性が、舟木一夫ファンの息の長さ、幅広さとなっているんだと思います。こういった重層的な汲めども尽きない舟木一夫ワールドの魅力が今後さらに多様に、また高く評価されていくことを信じ、心から祈っています。日刊ゲンダイさん、舟木ファンにとっても的を射た内容の嬉しいコラムをありがとうございました。
ちなみに、ロームシアター京都のコンサート、銭形平次のスタンディングもあり、トークで受賞について何かふれられるかと思ってましたが、昼の公演で橋蔵夫人と御食事なさったというお話はあったようですが、「あらえびす賞」については、ひとことも話題になさいませんでした。それも舟木さん一流のダンディズムなんだろうなァと思っています。どこまでもカッコいいですよね

 

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