わが家の裏庭のオニユリ
こちらは娘が作った冬瓜。ミニサイズです。
穫れたての時は、うぶ毛がトゲトゲで痛い!
小玉スイカもそのうち収穫できそうです。
今年の新橋演舞場公演のお芝居は、「天保六歌撰」を題材にしたものとのこと。
舟木さんと「天保六歌撰」といえば、三十周年の年、1992年12月(1日~25日)に新宿コマ劇場で開催された「歌と喜劇の年忘れ公演~爆笑!花の天保六花撰」というお芝居が思い出されます。喜劇俳優の由利徹さんの芸能生活50周年記念とのジョイントという形だったとのこと。もちろん、私は、その頃の舟木さんの芸能活動について全く存じ上げていませんでしたので、残念ながらこの舞台も拝見していませんし、資料も全く持ち合わせていません。
舟木さんと「天保六歌撰」といえば、三十周年の年、1992年12月(1日~25日)に新宿コマ劇場で開催された「歌と喜劇の年忘れ公演~爆笑!花の天保六花撰」というお芝居が思い出されます。喜劇俳優の由利徹さんの芸能生活50周年記念とのジョイントという形だったとのこと。もちろん、私は、その頃の舟木さんの芸能活動について全く存じ上げていませんでしたので、残念ながらこの舞台も拝見していませんし、資料も全く持ち合わせていません。
ネット上で見つけた、パンフレットとチラシ、テレカなどです。
由利さんのほかに共演された方たちは、関敬六/南風カオル/人見明/南利明/なべおさみ/橋達也/正司歌江/小鹿みき(*敬称略)の皆さん。
「天保六歌撰」って何? (例によってwikiってみました)
天保六花撰(てんぽうろっかせん)は、二代目松林伯圓の創作による講談。また、これらの話に登場する六人の男女の総称でもある。
この講談をもとに河竹黙阿弥が歌舞伎化した演目に「天衣紛上野初花」(くもに まごう うえのの はつはな、通称「河内山と直侍」または「河内山」)がある。
講談を文字におこした書籍もあるようですが、youtubeで講談「天保六歌撰」を見つけました。こちらの方が手っ取り早いと思いますので、よろしければお聴きください。
二代目 松林伯圓(にだいめ しょうりん はくえん)
1834年7月8日(天保5年【戸籍上は天保5年、実際は天保3年(1832年)とされる】6月2日)~1905年(明治38年)2月8日)
生涯に口演した作品は120作を越えたと言われ、時代物や世話物も秀でたほか、創作も意欲的に行い70作以上の新作を手がけた、講談の中興の祖。主な創作に「鼠小僧」などや、「雁金五人男」を元にした「天保六花撰」など。
1834年7月8日(天保5年【戸籍上は天保5年、実際は天保3年(1832年)とされる】6月2日)~1905年(明治38年)2月8日)
生涯に口演した作品は120作を越えたと言われ、時代物や世話物も秀でたほか、創作も意欲的に行い70作以上の新作を手がけた、講談の中興の祖。主な創作に「鼠小僧」などや、「雁金五人男」を元にした「天保六花撰」など。
以下は「浮舟No.591」から一部抜粋させていただきました。
~「六歌撰」とは河内山、金子、直次郎、丑松の四人の無頼者のグループに森田屋清蔵、直次郎と恋仲の三千歳と云う遊女を加えた六人のことを指す。~中略~今回の「どうせ散るなら」のサブタイトル”天保六歌撰”も芝居の中では森田屋と三千歳にはほとんど触れずに河内山、金子、直次郎、丑松の”四歌撰”をふくらませて行く形になる可能性は高い。~
初日の幕が開くまで、本当にワクワクで、いろんな想像を重ねるのも楽しみのひとつですが、今回も、もう私の勝手な夢想は広がっています(笑)
過去にどんな「天保六歌撰」を題材にした映像作品があったんだろう?…とネット上でちょっと調べてみたところ、大川橋蔵さんが金子市之丞を演じた「大江戸評判記・美男の顔役」(1962年公開・東映)というのを見つけました。
脚本・小国英雄 監督・沢島忠
キャスト
金子市之丞:大川橋蔵
河内山宗俊:山形勲
暗闇の丑松:渥美清
片岡直次郎:里見浩太朗
おもん:浪花千栄子
中野碩翁:月形龍之介
キャスト
金子市之丞:大川橋蔵
河内山宗俊:山形勲
暗闇の丑松:渥美清
片岡直次郎:里見浩太朗
おもん:浪花千栄子
中野碩翁:月形龍之介
今回の公演では、舟木さんが金子市之丞、河内山が笹野高史さん、里見浩太朗さんは、”無頼の徒である四歌撰”を追いつめる側の「闇目付」的なお役とのこと。1962年公開の映画「大江戸評判記 美男の顔役」では、里見さんが直次郎を演じていらっしゃるのにも注目ですね。
さらに、里見さんは2000年3月の御園座「里見浩太朗特別公演・美男の顔役」で金子市之丞をなさっているとのこと。
以下は「浮舟No.590」から一部抜粋させていただきました。
~拙者は今回の演目で正直もうこれが最後だろう…ってな立廻りの上に”大”の字がつく大詰を演ることになる。「月形…」のあの大立廻りまでは無理だろうが久し振りに”二刀”を使って華やかな大立廻りに挑戦しようと思っている。~
昭和の娯楽時代劇を背負ってこられた橋蔵さんと里見さん。舟木さんが、心から敬愛なさっている先輩であるこのおふたかたが演じてこられた金子市之丞を舟木さんが、今回どのように味付けをされて、舟木テイストの市之丞が新橋演舞場の舞台の上で大暴れするのか期待に胸がふくらみます。
書籍としては以下のような読みやすい文庫本もあります。私は読み始めたところ…
天保悪党伝 藤沢周平著 新装版 (角川文庫) 文庫 (2011年発行)