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Channel: 舟木一夫の世界~れんげ草の咲くさんぽ径~
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来週土曜日9月24日は山内賢さんのご命日。山内賢さんを偲んで

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来週の土曜日、9月24日は山内賢さんのご命日です。亡くなられてから早、5年が経ちました。
舟木さんとの映画での共演は「学園広場」が最初。私が初めて観た舟木さん出演の映画「北国の街」での、やんちゃだけれど男気があって、思いやりの深い同級生「藤田」を演じられた賢さんはとても印象的でした。それ以来、数多くの映画作品、そして舞台のお芝居、歌のステージでも舟木さんと共演されています。賢さんと舟木さんとの青春の1ページにあらためて想いを馳せて振り返ってみます。


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「花咲く乙女たち」 オリジナル予告編
https://youtu.be/VRFIGZXsuo0




映画「北国の街」予告
https://youtu.be/ANS9_o2yjf4





「高原のお嬢さん」 オリジナル予告編
https://youtu.be/iMTlfSAO_bg




舟木一夫 _友を送る歌
https://youtu.be/DZKhNZ8mtQ4



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「二人の銀座」 和泉雅子 山内賢


1970年(昭和45年)12月31日(木) 於東京・帝国劇場。第12回日本レコード大賞受賞式(企画賞)での映像。


山内賢

本名:藤瀬 賢晁(ふじせ のりあき)。1943年12月9日~2011年9月24日
東京都出身。北区立滝野川第四小学校、北区立新町中学校卒業。玉川学園では、浜田光夫と同級生だった。俳優の久保明は実兄。身長170cm。血液型A型。
1955年『姿なき目撃者』で「久保賢」の芸名で子役として、デビューする。その後、東宝作品に出演。1962年4月1日、日活と契約し芸名を「山内賢」に改める。
多くの日活映画に出演する。第一作目は『雲に向かって起つ』(石原裕次郎主演)。1960年代にブームとなる日活純愛・青春路線を支えた。和泉雅子との共演作が多く、なかでも鈴木清順が監督した『悪太郎』『悪太郎伝 悪い星の下でも』は、代表作である。また、舟木一夫とも多く共演した。
歌唱及びギターを得意としており、1962年には日活の俳優仲間であった和田浩治、杉山俊夫、杉山元、木下雅弘とともにヤング・アンド・フレッシュというバンドを結成し、レコードをリリース、また彼らをフィーチャーした映画も数本製作された。1966年には和泉雅子とのデュエット曲「二人の銀座」「東京ナイト」が大ヒットし、同名の映画も製作された。
日本映画の衰退とともに活動をテレビに移し歌手そしてドラマや司会などで活躍する。1979年から6年にわたり放送された「あばれはっちゃくシリーズ」の先生役や1983年、1997年、1998年放送のNHK「趣味講座」(釣り、登山)などで人気を博す。
2003年夏、右肺にガンが見つかり除去手術を行った。その後も食道・左肺と転移が発見され計4度の手術を行った。
2007年11月17日、新宿の京王プラザホテルで開催された日活出身の俳優にて、構成する「俳優倶楽部」とスタッフ等で構成する「旧友会」の合同パーティーに、渡哲也・浅丘ルリ子・宍戸錠・芦川いづみ・松原智恵子・川地民夫・沢本忠雄・鈴木清順・井上梅次・齋藤武市・舛田利雄らとともに出席した。
2008年9月、和泉雅子との約40年ぶりデュエット新曲「おとなの銀座」を発売。また「二人の銀座」を含む往年のヒット作品を新たに録音したアルバムも発売する。
2011年9月24日午前4時53分、肺炎のため東京都新宿区の病院で死去。67歳没。戒名は「常慶院高岳賢尚居士」。同年9月26日の葬儀では日活の同僚であった浜田光夫、吉永小百合、和泉雅子らが参列し、和泉が弔辞で「天国では先輩がいっぱいいるから、同窓会を作ってもらって。パーティーしましょうね。」と語りかけるなど、200名の葬儀参列者が故人を偲んだ。

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上記写真は2011年当時のwebニュースより
舟木一夫(66)は「年齢が1歳しか違わないので自分に置き換えるとこんなに頑張れない。お疲れさまでした」と悼んだ。

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舟木一夫大全集「限りない青春の季節」付録解説書より

舟木君の十五周年記念に・・・ 私も鮑になりたい   山内賢

十五周年オメデトウ!思うに私と貴君との付き合いも十五周年にならんとするわけですが、ひとくちに友といっても、親友、良友、勝友、執夕、とETCであり―僕と貴君に於いてはそれとは異なったケースで、造語を使用すれば珍友が一番ピッタリ来るのではないでしょうか?それぞれ生活観、女性観、趣味が違っており、それでいて何故か強く惹かれるものがある。今日まで続いたのが不思議でならないのです。強いて共通点を挙げれば、同じ世代の芸能人といった程度の、それとなく付き合って来た珍なる友であったように思われます。ところがお互い結婚したことによって、今までとはひと味もふた味も違った妻帯者同志の「愚痴」、いや!かなり高尚な問題を語り合える、本当の意味での心友になってゆける気がするのです。
今年の一月に、あるテレビの公開番組の楽屋で、一時間ほどお互いの家庭について話し合いました。結婚生活では、貴君の方が先輩なので、何かと参考になったのですが、その中で貴君の持論とするものが最近、私自身に強く感じたものがあり、確信をもって話す様子に、以前にもまして人間として、また、男としてのスケールの違いを見出した驚きを、ここでファンの皆様にご報告申し上げたいのです。その自信とは、私の推察するところ、十五年もの間、サイクルの短い歌謡界にあって、常に自己を見失わず、理念を貫き、それをかたくなに守り続けて来た結果ではないかと思うのです。最近とみに、信念のない人間があまりにも多く、目の前の現象にしか興味を示さないのが近ごろの風潮のようです――。ここで私は貴君を鮑に例えてみました。アワビは、静かな海の大きな岩に囲まれ、良い餌に恵まれてどんどん成長し、ひたすら時間を待つ。やがて成熟しきったところで、人の前に供され、みんながその味に堪能する。いささか消極的な考え方と批判されるかもしれませんが、そんな鮑に私もなってみたいものです。本当に、オメデトウ!    
                                         行方知らずの回遊魚より。  

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