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Channel: 舟木一夫の世界~れんげ草の咲くさんぽ径~
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新歌舞伎座 舟木一夫特別公演・コンサート~11日・12日・13日(下)

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新歌舞伎座 舟木一夫特別公演・コンサート~11日・12日・13日(上) のつづきです。
イメージ 1
 
 
ピンク文字は舟木さんのトーク部分
 
12月12日 夜の部(一階席) 
 
オープニング~
くちなしのバラード
 
今日から69(才)です。お芝居ではおもいっきり舌をかんじゃいました・・おじいさんは山へ洗濯に行っち
ゃいけない・・けちらすオニをけちらして・・あたり前じゃないか(笑)
 
舟木さんのシール付のお茶↓
 
イメージ 2哀愁の夜
北国の街
高原のお嬢さん
 
みっつとも日活の映画の歌・・・和泉雅子という人といっしょでした・・あの頃はポッチャリして可愛かった。
今は・・・○○みたい・・元気な人でしたが・・あのポチャッとした感じと病み上がりの割り箸みたいなのとが合ってたんでしょうか・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3次に歌うのも映画の曲ですが・・自分の映画の中で北海道の自然の景色がきれいで一番好きな映像です。
 
「その人は昔」のテーマ

後ろ姿の素敵なシルエットで、演奏が終わると、客席の方に振り返って・・ざっと、こんなところで・・・
またもや、テレ隠し???・・・センターで歌うには、あまりに余韻が残り過ぎる曲なので、テレちゃうのかも(笑)
内藤洋子さんという女優さん・・おでこが広くて、目がまあるくて可愛い・・・このアルバムは船村先生の作曲でしたが、譜面だけでも72枚というもの・・三日間で録音した。
僕はブルースが歌いたくて歌手になって・・・「♪青い夜霧に 灯影が赤い」「♪夜霧よ今夜も ありがとう」なんて歌いだして、ご自分で、いい声だなぁ・・(笑)
 
高校三年生
学園広場

学園広場を唄いながら舞台下手の花道の方へ、歩いていく舟木さん・・花道のすっぽん(セリ)に姿が消えて・・・そのあと舞台中央セリから林さんとかずきさん、舟木さんが消えた花道のセリから川上さんと真木さんが可愛い?童(わらべ)姿の衣装で登場して、童心にかえってわらべ唄に合わせての踊りで楽しませてくださいます。

:林啓二/長谷川かずき/川上彌生/真木一之

イメージ 4再び、「かわいい魚屋さん」の歌声とともに舟木さんがすっぽんからセリ上がって来た時には、ぶどう色がかったグレーの髭紬の着流しでした。長襦袢は、3日の初日には茶系統に見えましたが、今回は、紫がかった鳶色に見えました。座席によってライトの反射の関係で、微妙に違った色合いに見えるようですね。いずれにしても舟木さんのコンサートの時の和服のコーディネイトも着こなしも最高にすてきで惚れ惚れします。「かわいい魚屋さん」が終わって、四人の皆さんが舞台から消えると「今、踊ったのは・・」と皆さんを紹介。

京の恋唄 
 
プレゼントタイムになりましたが、「京の恋唄」でプレゼントを受け取るのはちょっと大変かも・・
僕の歌を書いてくれた作詩の先生たちは、もうひとつもふたつも前の日本の四季を知っていた先生方ですから・・・もうどうしようもない。もうこんな世界を書ける作詩家は今はいません・・・
 
絶唱
夕笛
恋唄
 
和服で歌う機会も少なくなってきましたが・・・19才の時、NHKの「赤穂浪士」に出演した時に記念曲として
作られた「右衛門七討入り」を、久しぶりにフルコーラスで・・

イメージ 5右衛門七討入り
 
歌い終わって・・テレビドラマの「赤穂浪士」のオープニングのテーマ曲をアカペラでちょっと唄ってみる舟木さん・・長谷川先生が53才、僕が19才・・・時代劇映画と流行歌はきってもきれない・・「小判鮫の唄」
「むらさき小唄」
・・・と何曲もあげる舟木さんですが、私は追いつかない(笑)
威勢のいい「火消し若衆」を・・と  ここでまたプレゼントタイム
 
火消し若衆
喧嘩鳶
銭形平次
 
夜の部の銭形平次は、スタンディングはなしです。私たちもちょっとラクできます(笑)
 
~アンコール
浪花の歌ごよみ   
 
ふたたび緞帳が上がって、階段を降りてくる舟木さんが、唄いながら御祝儀の手ぬぐい撒きです
今回でお聴きするのが二度目の「浪花の歌ごよみ」です。この曲は、ちょっと調べてみたら昭和50(1975)年頃から大阪のステージの時に、時々歌っていらっしゃるようです。おそらく舟木さんが大阪のファンの方へ向けて親愛の情を込めて作られた歌のようです。手ぬぐい撒きなさりながらで、また風邪気味でもあり、一生懸命に耳をダンボにして、聴きとろうとしましたが、やっぱり全部は聴き取れませんでした。
間違ってるところもあると思いますが、とりあえず、こんな感じ・・・?っていうところで・・・
歌詩を御存知の方、また教えてくださいね。

イメージ 6春の浪花をほどよく染めて
蝶も見返る花摘みまつり
○○○? ふたひら みひら
香り桜の 花車 花車
 
弾むうわさに役者の華が
咲いてうれしい 上本町よ
三十路 四十路を はるかに超えた
贔屓どころも 賑やかに 賑やかに
 
秋を彩る 銀杏の並木
わたるそよ風 通天閣へ
月を肴の ○○?酒に 
艶も仄かな 衿ぼくろ 衿ぼくろ
 
 
 
 
 
 
12月13日  昼の部(三階席)

イメージ 7オープニング~
想い出通り
 
だいぶ寒くなりました。今日は、もう半ば(公演の)ですが・・さっき、あんな落書きされた顔を美しくしてまた、出てきました・・あっ、ちゃんとご挨拶しなきゃ・・今日はどうもありがとうございます。

北国の街
花咲く乙女たち
友を送る歌
 
「友を送る歌」・・こういう小ざっぱりしたタイプの歌が好きなんです。昔は、四行詩のような短い歌が多かった。いつごろからか歌が長くなった・・・主にニューミュージック系の歌を例に挙げて、歌詩談義のようなことを話されたあと次のコーナーの曲の紹介をしようなさったのか・・・ここはいくつになっても・・・と云えば、私は69(才)になりました。といきなり舟木さんがおっしゃると大きな拍手。今お聴かせするには寸法がピッタリの歌・・と
 
明日咲くつぼみに
高校三年生
修学旅行
学園広場
 
懐かしい歌のあとは、しばらくは舟木先生による「歌謡史講座」のような感じ・・次々に年代順になめらかに
舟木さんの口から出てくる往年の流行歌手のお名前・・最後の方は舟木さんにとって直近の先輩である「潮来のおじさん」・・知ってる方ばかりですが省略します(笑)
 
胸のクリーム色のバラのつぼみをちょっとはずしてみせて、ほら、ステージがどんなに暑いかわかるでしょう。ほんの20分ほど前に出てくるときにはつぼみだったのが、もうこんなに開いちゃって、可哀そうに・・私も昔は可愛いつぼみだったのに・・・(笑)
 
銭形平次

イメージ 8この曲は「高校三年生」よりも広く知られているかもしれません。確かに、12日の夜の部で初めて同伴した長女は「高校三年生」は知りませんでしたが、テレビの「銭形平次」は再放送されていたので「男だったら~♪」は知ってるようでした。
お芝居に出演されている大川橋蔵さんの御子息の丹羽さんのことなどにもちょっとふれて、しばし、橋蔵センパイにまつわるなごやなトーク・・・
 
 
 
手ぬぐい撒きが終わって・・・サインボールなら三階まで届くんですが、さすがに手ぬぐいは届きません。どーも、すいませーん・そんなこと気にしないでくださ~い(笑)それより二階にギリギリとんできたのを身を乗り出して取ろうとなさってる方を見る度に、落っこちないかと、とても心配になります。事故でも起きたら・・なんて心配するのは私だけでしょうか?
 
ピンクのジャケットに着替えながら「ピンクってトシじゃないんですが・・」なんておっしゃりつつも、本心は
まだまだイケてる・・なんて思ってらっしゃるんじゃ・・(笑)でも、本当にこの甘いピンク色は舟木さんにとっても似合っててステキです。
 
「初恋」・・中一のときに教わったんですが、いい詩(うた)です。その次は「絶唱」をフル・コーラスで・・

初恋
絶唱
 
「初恋」は、11日が一番、三番。12日が一番、二番、そして13日のこの日は、再び一番と三番・・
日替わりの三日間でした(笑)この曲もできれば詩が素晴らしいのでスリーコーラス聴きたいものです。
私のナンバー・ワンの「絶唱」が今回の公演の昼の部では、一番から三番まで聴けるのが最高に楽しみなのですが、11日と12日は風邪のために舟木さんの喉の具合が万全ではなく、ちょっとだけ残念に思っていたので、この日の「絶唱」には、思わず「よっしゃ~ッ!」とガッツポーズしたくなりました。この時点では完全に復調された舟木さんの歌声でした。

イメージ 9そしてまたこの日は、私にとっては特別な歌である「絶唱」について思わぬトークがありました。
作品と歌い手の縁とは不思議なもので・・・それまではヒット曲が映画になっていた・・「絶唱」は映画の「企画」が先で、歌は今回は入れるのをよそう・・「木挽き唄」だけで・・ということになっていたんですが、二週間ほど前になってから日活から歌が欲しいと言ってきた・・僕が19才の時に、市川昭介さんが僕に唄わせようと思って作っておいた「まぼろしの君」という曲・・♪ただひとり 酒場にて 酒を酌む 涙ぐむ♪・・とアカペラで「絶唱」のメロディーで唄ってみせる舟木さん・・これには本当に感激しました。
大ヒット曲の「絶唱」は、映画封切り前のギリギリに生まれたのだという話は知っていたのですが、「誕生秘話」を舟木さんの口から直接お聞きできるとは思っていなかったので、この場に居合わせることができて本当に嬉しくラッキーでした。
 
青春という時間の中の「初めての恋」・・という舟木さんの紹介で・・ラストブロックへ

東京は恋する
高原のお嬢さん
眠らない青春
 
この日のラストブロックの舟木さんは、声ものびやかに響いて、ピンクのジャケットで「初めての恋」を唄う
姿は、やっぱり永遠の青春歌謡スターという感じがしました。11日から13日まで全四公演を舟木さんと一緒の時空間を共有させていただきましたが、やっぱり体調も声もいい状態の舟木さんは輝きが違います。何よりも健康が一番大切としみじみ思った三日間でした。
 
イメージ 10アンコール~
哀愁の夜 五番付き
 
ベージュのジャケットに着替えた舟木さんが再び登場。歌い終わっていつもの笑顔なのですが、やっぱりこの日は、四回のコンサートの中で一番キラキラしたお顔に見えました。
 
まだまだ、公演は続きます。どうかくれぐれも健康にお気をつけて、舟木さんにとっても会心の舞台となりますよう心から祈っています。

 

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