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Channel: 舟木一夫の世界~れんげ草の咲くさんぽ径~
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2018 舟木一夫コンサート アクトシティ浜松(5/9)れぽーと

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GWも開けた5月9日(木)、名古屋から新幹線で浜松に向かいました。
2018年のツアーコンサートとしては、私は、まだ2回目です。
ツアコン「初日」の大宮ソニックシティホールでのコンサートは2月8日でしたから
3ヶ月ぶりになるので、行く前にセットリストのおさらいをしていきました(笑)

ハーモニカをシンボライズしたアクトシティの建物。楽器の町浜松らしいインパクトのある外観です。

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いつものように、舟木さんのトークを中心にご報告します。
私が撮った季節の野花・草花の写真をちょっと彩りにして…

モレ、聞き取り間違い等はご勘弁を…
舟木さんのトーク部分はピンク文字

一部 抒情歌系

着物は白地に紺色系(藍)の細かな絣か小紋柄のように見える着流し
兵児帯も同系色の濃紺に見えました、素足に紺色系の下駄

 イメージ 3~オープニング
初恋

昨日は雨が降って…ひと雨ごとに暑くなるかと思ったら、今日は寒い…。もう五月ですから今年も半分終わった!もうすぐクリスマス(笑)ようこそお越しくださいました。今年は二部構成で…一部はこんなことでやろうと…。今はもうできなくなった四季の香りがする歌を3、40分。どうぞごゆっくりおくつろぎください。

あゝ荒城の月哀し

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恋唄

こういうタイプの歌をひとくちで抒情歌というんですが、そういうとちょっとカタイ感じがする。抒情歌は日本の四季がはっきりしてる。そこに出てくる女性は和服…絣、紬…浴衣なんかを着てる…そういう世界観がある。唱歌、童謡、歌曲…ゴンドラの唄とか宵待草とか…そういうところまで指がひっかかる。そうかと思うと色っぽいものもある。昔はレコードですからA面、B面と云いましたが、A面よりずっといいB面がある。そういうものを…。ここを三つ並べたらちょっとメルヘンチックな感じがする。
「貝がらの唄」「夕月の乙女」「木挽哀歌」つづけてお聞きください。


イメージ 4貝がらの唄

夕月の乙女

木挽哀歌

こういうのは名曲と云っても過言ではないでしょう。ただし、大振りではないですがクリーン・ヒットと云っていいかと。ホームランばかりがいいわけじゃない。僕らの世代までしかわからない景色、色…夕焼けの色も今とちがう…
演歌という言葉があって、流行歌っていうのはもともと演歌が主流ですね。他にもブギウギとか青い山脈みたいなものなんかもありますが。演歌は色んな字を充ててる。艶歌と書いてエンカと読ませる。それをそのまま「つやうた」と云うとこれから二つ並べた歌になる。

イメージ 6京の恋唄


恋人形

色っぽいですね。こういう格好で歌うとき、雪駄だといいんですが、下駄はもうトシだからアブナイんですね。こういうのを歌う時は何を着てステージに出ればいいのかと…ああ、そうだ日本の男の子の昔の普段着でいいんじゃないかと思ったのが21(才)の時、今から9年前…ほっといてください!(笑)…舟木さんのノリ・ツッコミ、今回もでました(笑)ラスト2曲。「夕笛」「絶唱」


イメージ 7夕笛


吉野木挽唄~絶唱

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二部  青春と恋 日本の名曲たち


煉瓦色の地にグリーン系の細かな格子柄のジャケットで登場。黒ベスト、黒パンツ、シャツも黒。
 
イメージ 9~オープニング
友を送る歌

…てなことで二部に入らせていただきます。云わなくてもわかってるよ!(笑)
と最初っからノリ・ツッコミでスタート(笑)
ステージで優遇される歌…赤い夕陽が校舎を染めてる…とか絶唱とかもあるが、可哀想な歌もあるので虫干しがてら入れていこうと…

プレゼントタイム前半~メドレー
眠らない青春

くちなしのバラード

雨の中に消えて

はやぶさの歌
(映画「北国の街」挿入歌)

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花咲く乙女たち


*このコーナーで毎回、1曲ずつ替えて「可哀想」なのを入れていらっしゃるそうです。
私は、今年一番最初の大宮ソニックシティ以来の通常コンサートですが、大宮の時は4曲だけでした。舟友さんによると、神戸こくさいホールでは「星の広場へ集まれ!」前日のアクトシティ浜松は「北風のビギン」だったそうです。
プレゼントタイムでは、この日もたくさんのプレゼントが…歌いながら受け取ってはテーブルに並べ、また受け取ってはテーブルに…

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宅配便をやると疲れる(笑)中には重いものもありますね。紙袋は、だいたい中に何が入っているかわかる(笑)煎餅とクッキーは重さがちがう…饅頭と餅菓子もちがう。餅菓子は片寄ってコンなになってる。ご自分のホッペに手を当ててギュッとなってるカンジをお茶目に表現する舟木さんでした。中には大きなぬいぐるみもあったので…73にもなってぬいぐるみをもらいました(笑)今、アレをどうするか。進退窮まってます。アレ、部屋に飾っといたらキモチワルイだろうな(笑)いただきものでケータリングもうるおってます。と後ろのバンドを振り返ってメンバー、きり~つ!れい!(笑)バンドの皆さんからが頭を下げてお礼の御挨拶(笑)
歌の構成の70%ぐらいは聞き流していただくのがいい、20%ぐらいは聴き込んでいただけるもの。あとの10%はお客さまも一緒に騒いでいただく。ここでちょっとお尻を上げていただいて。

ジャケットを脱いで
黒ベスト、黒パンツ、黒のシャツでスタンディング&サインボール打ち

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銭形平次

とってもパワフルなボール打ち姿の舟木さん。お元気ですねぇ!4球ほど二階席まで届いてご満悦でした。最近はボール打った直後は歌うのがツライ(笑)ここは毎回、こうやっておしゃべりして休むことにしてます(笑)
日本の名曲たちっていうのをステージでやってますが、持ち歌以外ばかりでも「遠藤実スペシャル」「演歌の旅人・船村徹の世界」「ひばりが翔んだ日」というのもやりましたが、こういうステージではせいぜい2曲ほどしかやれない。今回は傑作中の傑作、名曲たちの中に入れないワケにはいかない。

ベストスタイルのままで

イメージ 12日本の名曲たち
~クレージーキャッツヒット曲メドレー



ゴマスリ行進曲
https://youtu.be/9IyyYqUhmtA

五万節                             懐かしい、「シャボン玉ホリデー」
https://youtu.be/a7NYQDMfn7E

「およびでない…およびでない、こりゃまたシツレイしました!」
「アッと驚くタメゴロー…ってか!」
「ガチョーン!」などなどノリノリで植木等さんの世界を楽しませてくださった舟木さんでした。
どこが、名曲かっていうと、「わかっちゃいるけどやめられない!」お酒、かけごとなどから女性の好きなスイーツ(太っちゃう!)などなど、わかっちゃいるけどやめられないものを漫談風にアレコレあげて…かぞえあげればキリがない、人生わかっちゃいるけどやめられない、それのみです。この後、ドリフターズも出てきましたが、ドリフターズは子ども向け。植木さんはオトナ向けですよね。こういう歌をワキに置いとくのは、シツレイ!
~このジャンルの歌たちも名曲としてきちんと位置付けるのが舟木さんらしい価値観ですね~

ここで55年前の歌を並べてみようと。受け皿になる歌からスタート。
ジャケットはラメ入りの濃紺

プレゼントタイム後半~メドレー

イメージ 13みんな旅人

あゝ青春の胸の血は

修学旅行

仲間たち

君たちがいて僕がいた

高校三年生

学園広場


おおらかですね。のびやかでコセコセしたとこがない。僕らの青春時代は、いい時代におくれましたよね。あんなにふくよかな時代はなかった。今はトンガってきてる。
12月で74になる。来年は75ですから…皆さん他人事(ひとごと)のようにしてますが…もう自分のことだけ考えて健やかにお過ごしください(笑)いずれは誰でもおなくなりなる。どういう風におなくなりになるか…僕は田舎の子ですから、あったかな縁側で日向ぼっこしながらおなくなりになれたら…(笑)男も女も色々ありましたが、青春時代の初めての恋、そんなところを並べてみました。初恋の人の顔を思い出しながらお聞きください。

イメージ 14東京は恋する

北国の街

哀愁の夜/(自作五番付)


その人は昔
イメージ 16

真紅のライトを浴びてステップの中ほどで背中をこちらに向けた舟木さん。一旦、幕が降りて…





再び上がると、ジャケットラメ入りの白
~アンコール
高原のお嬢さん

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イメージ 18

イメージ 19今年のコンサート形式の二部構成は、とってもぜいたく。13時開演で20分の休憩入れて2時間の予定が、やっぱり20分ほど超過しました。これから行かれる方は余裕をもって終演まで2時間半くらいをみておかれるほうがいいかな?

今年になってからステージのトークで逆流性食道炎だとか気管支炎だとかの病名が飛び出して、ちょっと心配しているのですが、9日のステージでの舟木さんは相変わらずとってもお元気で安心しました。実に楽しそうにサインボール打ちをなさる舟木さんのヤンチャ坊主っぽい表情も健在で、胸キュンの可愛らしさでした(笑)

イメージ 20一部のお着物は2月の大宮ソニックシティでは、羽織付のアンサンブル、足袋も履かれてましたが、初夏に向かう今回はすっきりと粋な着流し姿で、素足に下駄という多分、私含めて舟木さんファンみんなが一番大好きなお衣装です。
二部の前半のプレゼントタイムでは、毎回一曲はちがったものを入れてくださっているようですから、ファンそれぞれのマイ・ベストっていう歌も、もしかしたら聴けるチャンスがあるかも…という期待もあって、それも今年の目玉かもですね。
7月に新吹込みのシングルCDがリリースされるという「その人は昔のテーマ」が二部のラスト・ワンを飾ります。これまた舟木さんファンが大好きな後姿で幕が降りるという演出もGOOD!
一会場、一日ワン・ステージで二日間開催になっても、二日とも大盛況で2000席をこえるキャパシティのホールもほぼ満席になっているのですから、ファンの皆さんの熱もまったく衰えを知らないということですね。

イメージ 21一日ツー・ステージからワン・ステージへの移行は、舟木さんご自身にとってもファンにとっても年令に見合ったゆとりができて、結果オーライ!のように感じます。
もちろん、いいことばかりではなく私が心配することではないですけど興行上はコスト面など諸々の不都合もあるかもですが、総体的には55年目を見事にクリアして、56年目からの仕切り直しという意味では正解だという印象を持っています。
舟木さんもファンもムリなく、それぞれの身の丈でこれからの舟旅を続けていける…そんな新たな旅路の行く手が見えてきたような爽やな心持がしている私です。

2018年のコンサート・ツアーはまだまだこれからも続きます。盛況を心からお祈り申し上げます。








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