春分の日も過ぎてしまい、いよいよ桜前線北上のニュースが待たれますね。そして、桜の開花と共に、28日と29日には名古屋の中日劇場でシアターコンサートが開催されます。ワクワクしてお待ちかねの方もたくさんいらっしゃると思います。私も、2月22日、23日に開催された京都南座のシアターコンサートがとっても素晴らしかったので、中日劇場で再びあのステージの感動をいただけるものと楽しみに待っているのですがその前に、「ちょっと箸やすめ」・・として、18日に通常コンサートが開催された堺市民会館での48年前の「舟木一夫ショー」開催の頃のことを、少しだけ振り返ってみることにしましょう・・・
堺市民会館での、コンサートのトークの中で、舟木さんがおっしゃったように、この会館のオープンが昭和40年(1965)1月で、その年の8月に開館記念イベントとして「舟木一夫ショー」が開催されたのだそうです。また、そういったご縁から建て替えのためにいったん閉館するにあたって、閉館記念のイベントの一環として、舟木さんにオファーがあって、今回のコンサートの開催となったことなどをトークの中で説明なさいました。
そして、私のブログをご覧になって下さった、舟友さんから、昭和40年8月当時の舟木さんのスケジュール詳細を教えていただきましたので、ご紹介します。移動日すらないほどのビッシリ詰まったまさに秒刻みとも言えるスケジュールに、当時の舟木さんの人気のものすごさがうかがえます。
この頃の舟木さんの何枚かの写真と一緒にご覧ください。
←3月18日に堺市民会館で配布されたプログラムです↓
「素晴らしきトップ・スター 舟木一夫 デラックスグラフ集」(別冊・近代映画1965年9月号)
(写真は上記雑誌に掲載のものです)
舟木さんがトークで、こうおっしゃっていました。
~ちょうど、この頃は「東京は恋する」が出たあたりですね。多分「花咲く乙女たち」とかでエンディングしていたんでしょう~
注:「花咲く乙女たち」は、前年の昭和39年9月発売で大ヒットしました。映画「花咲く乙女たち」は、昭和40年1月に公開されました。
~ちょうど、この頃は「東京は恋する」が出たあたりですね。多分「花咲く乙女たち」とかでエンディングしていたんでしょう~
注:「花咲く乙女たち」は、前年の昭和39年9月発売で大ヒットしました。映画「花咲く乙女たち」は、昭和40年1月に公開されました。
この頃は、既に「火消し若衆」「渚のお嬢さん」「北国の街」などのヒット曲も出ていて、民謡や、「ウナセラディ東京」なども歌っていらしたそうです。
昭和40年8月の“ヤェちゃんのスケージュル”
(そう云えばデビュー当時の舟木さんの愛称は”ヤェちゃん”でしたね)
(そう云えばデビュー当時の舟木さんの愛称は”ヤェちゃん”でしたね)
1日 長野
2日 豊田
3日 コロムビアアワー 雑誌
4日 NHKグランドショー
2日 豊田
3日 コロムビアアワー 雑誌
4日 NHKグランドショー
5日 民音・厚生年金
7日 TBSロッテ歌のアルバム
10日 TBSヒットショー
11日 フジTV歌の饗宴
12日 NHK若い民謡 TBS
13日 TBSヒットショー
14日 NHK若い民謡
15日 TBS・TV・映画
16日~18日 同じく
19日 三条
20日 新潟、吉田町
21日 新潟、高田
22日 城端
23日 能登、飯田
24日 金沢
25日 和歌山
26日 堺
27日 彦根
29日 名古屋舟木一夫ショー
12日 NHK若い民謡 TBS
13日 TBSヒットショー
14日 NHK若い民謡
15日 TBS・TV・映画
16日~18日 同じく
19日 三条
20日 新潟、吉田町
21日 新潟、高田
22日 城端
23日 能登、飯田
24日 金沢
25日 和歌山
26日 堺
27日 彦根
29日 名古屋舟木一夫ショー
昭和40(1965)年 年表 (大倉明著「青春賛歌」より)
1月 「火消し若衆/木挽哀歌」発売
1月 日活映画「花咲く乙女たち」のロケを故郷・一宮市などで行う
1月20日 東京・日劇公演「舟木一夫ショー」を開催(25日まで)
1月24日 日活映画「花咲く乙女たち」公開
3月 「北国の街/はやぶさの歌」発売
3月 「成人のブルース/あの娘をまもろう」発売
3月 「竹千代音頭/竹千代の唄」発売
3月20日 日活映画「北国の街」公開
4月 「東京は恋する/虹のむこうに」
4月28日 東京・浅草国際公演「舟木一夫ショー」を開催(5月5日まで)
6月 「あゝりんどうの花咲けど/待っている人」
6月 アルバム「舟木一夫 花のステージ(第三集)」発売
7月 「渚のお嬢さん/月とヨットと遠い人」発売
7月5日 福島県小野町の小野町劇場で作詞家・丘灯至夫氏のリサイタルに出演
1月 「火消し若衆/木挽哀歌」発売
1月 日活映画「花咲く乙女たち」のロケを故郷・一宮市などで行う
1月20日 東京・日劇公演「舟木一夫ショー」を開催(25日まで)
1月24日 日活映画「花咲く乙女たち」公開
3月 「北国の街/はやぶさの歌」発売
3月 「成人のブルース/あの娘をまもろう」発売
3月 「竹千代音頭/竹千代の唄」発売
3月20日 日活映画「北国の街」公開
4月 「東京は恋する/虹のむこうに」
4月28日 東京・浅草国際公演「舟木一夫ショー」を開催(5月5日まで)
6月 「あゝりんどうの花咲けど/待っている人」
6月 アルバム「舟木一夫 花のステージ(第三集)」発売
7月 「渚のお嬢さん/月とヨットと遠い人」発売
7月5日 福島県小野町の小野町劇場で作詞家・丘灯至夫氏のリサイタルに出演
7月20日 地方巡業先の盛岡から仙台に向かう列車の中で倒れ、東京・板橋の日大病院に入院
8月 「たそがれの人/夜霧のラブレター」発売
8月 「浜の若い衆/磯浜育ち」発売
8月 「あゝ鶴ヶ城/お城かこんで輪になって」発売
9月18日 日活映画「東京は恋する」公開
デビューから2年目でも、まだ詰衿だったんですね