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Channel: 舟木一夫の世界~れんげ草の咲くさんぽ径~
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演舞場九月公演「天一坊秘聞~ 八百万石に挑む男」について尾上松也さんが語っていらっしゃいます。

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イメージ 1こちらでご覧になれます。歌舞伎美人公式サイト↓
 
聞き手
~9月は新橋演舞場の「舟木一夫特別公演」の『―天一坊秘聞― 八百万石に挑む男』で天一坊をなさるそうですね。映画の「八百万石に挑む男」(中川信夫監督、橋本忍脚本)の初の舞台化で、舟木さんが山内伊賀之亮を演じられるとうかがいました。これはまた新たなジャンルへの挑戦ですね。
 
松也さん
~びっくりしました。僕が出てもいいのかなと思いました。『天一坊』は、歌舞伎でも馴染みのある芝居で、僕も菊五郎のおにいさんが『天一坊大岡政談』(平成13年6月歌舞伎座)をなさったときに、出演いたしました。そのとき、ちょうどコクーンで『三人吉三』をやっていたんですよね…。
 
舟木さんにはまだお目にかかったことはありませんが、先日お電話でお話をさせていただきました。舟木さんという大先輩の大スターと二枚看板でさせていただけるなんて、こんな光栄なことはありません。信頼する齋藤雅文さんが脚本を担当されるので、楽しみです。

聞き手
~歌舞伎では大役が続いています。それも『菅原伝授手習鑑』の桜丸、武部源蔵、『心謎解色絲』の山住五平太、そして『仮名手本忠臣蔵』の顔世御前と、敵役から二枚目、女方まで幅が広いですね。どんな俳優になりたいとお考えですか。
 
松也さん
~立役が増え、女方の機会もあまりないだろうと思っていた矢先の顔世御前(平成24年4月新橋演舞場)で、驚きました。その後も女方が続いたので、こういう路線で行くのかと思いきや、今度は大敵が来たり。どんな役が来るか、まったく想像できないので、敵役から女方から二枚目から何が来ても、できるように準備をして、楽しんでいけるようにできたらと思います。
最近は敵役をさせていただくことが増えました。敵役は面白いです。いじめる楽しさというか、最後はやっつけられることが多いですが、つくっていく楽しさがあります。敵役もどんどんやっていきたいです。
 
聞き手
~お父様の松助さん(六世尾上松助 平成17年12月26日没)が、今のご活躍をご覧になったら喜ばれるでしょうね。
 
松也さん
~僕にいい役が付くと、父は「若いのにいい役をやりやがって」と怒っていました。自分が僕の年代のときに、いい役なんてしていませんでしたから。40歳を超えてようやくある程度の役がつくようになってきたと思います。ですので、うれしさとジェラシーと半々だったでしょう。役者は親子でもライバル。今でも多分、上の方で父はそう思っているのではないでしょうか。
父の生きているとき、僕は女方ばかりでした。今回の『三人吉三』のお坊も、父がやるタイプの役でしたし、敵役も父は得意でしたから、今なら毎月のように聞きたいことが山ほどあります。いてくれたらなと思うことは多いです。

イメージ 2以上が、舟木さんとの共演となる新橋演舞場九月公演の「天一坊秘聞― 八百万石に挑む男」についての意気込みのインタビューです。
ちょうど昨夜の「SMAP×SMAP」に、来月6月のシアターコクーン「三人吉三」に出演なさる中村勘九郎、中村七之助ご兄弟とともに出演、され、そのユニークなキャラクターで爆笑の連続でした。今なら動画がご覧になれそうです。↓
http://video.fc2.com/content/20140526sk3zeZvA

6月公演の「コクーン歌舞伎・三人吉三」についても、「歌舞伎美人」サイトで是非ご覧になってみて下さいね。
http://www.kabuki-bito.jp/special/welcometokabuki/32/index.html
 
                    松也さんは御自身の研鑽のための自主公演も開催さ            れています。
 
イメージ 3

 

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