すっかり秋が深まりました。当地では、昨日20日は、ほぼ一日中雨模様でしたが、今のところ、雨はあがっています。週の半ばまでは、お天気は、イマイチのようですが、天気予報では、週末はまた行楽日和になるみたいです。私事ですが、明日と明後日は、母と東京に住んでる妹と大阪に住んでる私の長女とその子どもたちの大学生の孫ふたりとで伊勢に一泊二日のプチ家族旅行に行ってきます。
私は、三重県人なれども、伊勢は、わが町桑名からは意外と時間がかかることと、長く三重から離れて暮らしていたので、伊勢へは、小学五年生(舟木さんのデビューの年です)の遠足で初めて行ったのと、二十代に海の幸をいただきに一回、つい3年ほど前に、落語会(またかよォ
)が、あったのでおはらい町に一回、と生まれてこの方、3度ほどしか行ったことがありません。実質、お伊勢参りの経験はなし・・・ってことですね
お天気はあまり良くなさそうですが、楽しんできま~す![]()
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さて、今回も、舟木さんの15周年を記念してリリースされた1977年発売のアルバム「一葉舟」の中から、舟友のkazuyanさん制作の動画をご紹介します。秋の紅葉をバックにしたステキな動画です。
めぐる季節に心さらして
時代(とき)の流れに身をまかせる
流れ流され 浮いては沈む
枯葉じゃないと思ってはいたが
たどりつく場所(ところ)も知らぬまま
ただ歩きつづけたあの頃
止まることを知らぬ時代の流れよ
今は想い出過ぎし日々
時代(とき)の流れに身をまかせる
流れ流され 浮いては沈む
枯葉じゃないと思ってはいたが
たどりつく場所(ところ)も知らぬまま
ただ歩きつづけたあの頃
止まることを知らぬ時代の流れよ
今は想い出過ぎし日々
友の嘆きも愛の涙も
今はちぎれてもう見えない
過ぎた風景(けしき)を追うのはつらい
知っているのに振り向いてしまう
今はちぎれてもう見えない
過ぎた風景(けしき)を追うのはつらい
知っているのに振り向いてしまう
*胸の傷癒えたその時に
もう一度明日に向かおう
止まる事を知らぬ時代の流れよ
今は想い出過ぎし日々
もう一度明日に向かおう
止まる事を知らぬ時代の流れよ
今は想い出過ぎし日々
(*くりかえし)
よく演歌が人生の応援歌と云われますが、私たち世代には、こういった曲が「応援歌」になっていたように思います。舟木さんの「あの頃」も、そういったニュアンスがあるようで中島みゆきさんの「時代」と重なるものを感じて聴いています。
時代 作詩・作曲:中島みゆき
http://www.youtube.com/watch?v=7nCLfJxh1HQ
http://www.youtube.com/watch?v=7nCLfJxh1HQ
(オルゴールの音色です)
(1975年)
(1975年)
今はこんなに悲しくて
涙も枯れはてて もう二度と笑顔には
なれそうもないけど
涙も枯れはてて もう二度と笑顔には
なれそうもないけど
そんな時代もあったねと
いつか話せる日がくるわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう
まわるまわるよ 時代はまわる
喜び悲しみくり返し
今日は別れた恋人たちも
生まれかわってめぐりあうよ
いつか話せる日がくるわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう
まわるまわるよ 時代はまわる
喜び悲しみくり返し
今日は別れた恋人たちも
生まれかわってめぐりあうよ
いつか故郷に出会う日を
たとえ今夜は倒れても
きっと信じてドアを出る
たとえ今日は果てしもなく
冷たい雨が降っていても
めぐるめぐるよ時代はめぐる
別れと出会いをくり返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれかわって歩き出すよ
まわるまわるよ 時代はまわる
別れと出会いをくり返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれかわって歩き出すよ
今日は倒れた旅人たちも
生まれかわって歩き出すよ
別れと出会いをくり返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれかわって歩き出すよ
今日は倒れた旅人たちも
生まれかわって歩き出すよ
~オマケです~
ー 舞台「いろは長屋の用心棒」で座長を務める 舟木一夫 ー
~記事本文を転載させていただきました。太字は舟木さんの言葉~
同劇場では十二回目の座長公演となる。演じる信兵衛は、剣の腕前は超一流ながら大酒飲みで、道場破りをなりわいとする浪人だ。常識にとらわれず情に厚い人柄で、同じ長屋の住人から慕われている。
「何か感動を与えようというんじゃない。こういう気楽な時代劇ってね、なくちゃならないものだと思う。まあ、お客さんをもみほぐすだけもみほぐして、帰っていただくというのが目標です」。
第二部のコンサートは昼夜別の曲目で構成し、今回は「日本の名曲」たちというコーナーを加えた。
「自分のふるさとに帰ってきて歌うということで、”ふるさと”というくくりで選曲しました」
曲目は「帰ってこいよ」「リンゴ追分」などだ。十二月に古希を迎える心境を「句読点にすぎない」と語る。
「納得できる声をキープできているうちは現役をやっているでしょう。セーブは一切しません。」
「納得できる声をキープできているうちは現役をやっているでしょう。セーブは一切しません。」
舞台での立ち姿はもちろんのこと、端正な素顔は年齢を感じさせない。
「最近、ステージ写真とかオフの写真とか見ると、大人の男の顔になってきているのかと思う」と話す。声に関しても「四十代半ばにならないと、本当の男の声にはならない。年齢とともに体から出る光が変色していくと思う」ただ「大いにプロセスに関係している」とも。
学生服姿でデビューしてから激動のスター街道を歩んできた。
「僕らの仕事って完成型と破滅型とタイプが二つある。僕は決定的に破滅型。だからまとまっちゃうとだめ。常識に疲れているお客さまの前で、常識出したってしょうがない」
芸道を貫く無頼の精神は、舞台で演じる信兵衛の生きざまと重なる。
舟木さんらしさが、しっかり伝わってくる、いい記事だと嬉しく拝見しました。記事の結びの言葉にもあるように「芸道を貫く無頼の精神」・・・詰襟学生服で、清潔感と一方で憂いを感じさせる姿と声で、多くのファンを得た舟木さんですが、その本質の中には、今に繋がる、こういったバックボーンが潜んでいたんだなぁとあらためて、舟木一夫という芸道者の魂に想いを致しました。
記事の出典が、私のところではわからないのですが、この記事を書かれた方にも心からの感謝です。