昨日、末娘の飼ってる猫の鶴松くんと犬の亀次郎くんを一日預かりました。てんやわんやの大騒ぎでした。次女のところの小学校三年生と小学校一年生の男孫ふたりのほうがずっと手がかかりません。
鶴松くんを追いかける亀次郎、ついにテーブルの上に避難する鶴松くん
やんちゃな亀次郎くんと一緒に散歩に行った九華公園のお堀にはユリカモメが飛来してました
さて本題へ…
舟友kazuyanさんのブログで、「北の道しるべ」の動画が再紹介されていましたので、私も嬉しくなって以前にアップしたこの曲についての記事を再度ご紹介します。
清新でフレッシュなデビュー時代、悩み多き10周年の頃、そして新たに歌い手としての旅路を歩き始めた三十代半ば頃の透明感のある歌声……それぞれの時代の舟木さんの歌声を聴き比べるのが大好きな私です。この「北の道しるべ」の頃の舟木さんは、デビュー30周年ということで今に至るめざましい活動のスタートを切って快進撃をはじめた頃にあたります。そして、その歌声は、しみじみとした大人の魅力を感じさせ、ふうわりと包み込んでくれるような深みが加わった歌声となっていることに涙がこぼれるような感動を覚えます。心身ともにエネルギーがみなぎっていて、包容力に満ち溢れているのを感じます。ガラス細工のような繊細なイメージから頼れる男という逞しさがにじみ出てきた頃なのでしょうね。
以下が、「北の道しるべ」について掲載したブログの記事です↓(2013年10月31日付)
http://blogs.yahoo.co.jp/ycmay26/68730734.html
http://blogs.yahoo.co.jp/ycmay26/68730734.html
その時の記事から少々抜粋します。
舟木さんの数々の歌の中から、好きな曲を選ぶのは至難の業ですが、ここで挙げた二曲はおそらく私の中ではオリジナル曲のうち10本の指に入っていると思います。この2曲(*もう一曲は「星の夜北へ帰る」)
が発表された時期には、16年という隔たりがあるのですが、二つの曲がどうしても連動して、私の中では繋がってしまいます。「北の道しるべ」については、「泣かないで」(1993年)のB面ですので、あまり知られていないかも知れませんが、お気に入りの曲です。
舟木さん特有の抒情性に、いくらか艶歌の香りをふりかけたような曲で「星の夜北へ帰る」のような崇高な詩と曲調とは少し趣が異なりますが、後の「浮世まかせ」にも通じていくような、大人の哀感と共に凛とした諦感とでもいうようなある種の達観した心の在り様を示してくれているようで「いいさ そうだよ 誰もみな浮世まかせの 風車」というフレーズで勇気づけられるのと同じような癒しを感じるのです。
夕焼けに染まるはまなす
ひそやかな 色は紫
ぬくもりに背を向けて
今日も又 旅を続ける
星を枕に 星を枕に
北の道しるべ
ひそやかな 色は紫
ぬくもりに背を向けて
今日も又 旅を続ける
星を枕に 星を枕に
北の道しるべ
忘れない季節(とき)が過ぎても
今もなお 愛しくちびる
おもいでを ひもとけば
人知れず 涙こぼれる
明日(あす)を手さぐる 明日を手さぐる
北の道しるべ
今もなお 愛しくちびる
おもいでを ひもとけば
人知れず 涙こぼれる
明日(あす)を手さぐる 明日を手さぐる
北の道しるべ
足を留め ひとり飲み干す
とまり木に 背中丸めて
つかのまの 安らぎが
すり切れた 心うすめる
夢を枕に 夢を枕に
北の道しるべ
とまり木に 背中丸めて
つかのまの 安らぎが
すり切れた 心うすめる
夢を枕に 夢を枕に
北の道しるべ
画面下の船がゆっくりゆっくり右から左に動いていきます。まさに人生の「舟旅」のようです・・
空の色が、変わっていく様が、本当に素晴らしく、この曲とともに動画の美しさにも感動します。
大好きな曲のイメージと味わいをそのままに描いて下さったkazuyanさんに心からの感謝です。