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Channel: 舟木一夫の世界~れんげ草の咲くさんぽ径~
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ちょっと箸やすめ~「Hit Song JAPAN 昭和/同窓会コンサート」&舟木さん歌唱「あずさ2号」

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雪をかぶった梅

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3月11日、わが家から徒歩10分のところにある桑名市民会館の大ホールで開催された「Hit Song JAPAN 昭和『同窓会コンサート』 ~あの日に帰る歌がある」というとっても長いタイトルのコンサートの夜の部に行ってきました。

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桑名市民会館は8年ほど前に大改修工事が行われたようです。ずっと地元を離れて暮らしていたので私はいつ大改修されたのか全然知りませんでした。小ホールへは郷里に戻った二年半前から年に二回開催される落語会に行ってたのですが、大ホールへは今回初めて入りました。約1400席、三階席まであって座席も空間的にも結構ゆったりした造りになっていたので驚きました。桑名は、何もない田舎ですが市民図書館と市民会館は、まあまあかな?(笑)

さて、このコンサートですが、全国各地を回っているのでご存知の方もあるかと思います。私も3年ほど前、まだ京都に住んでいた時に「京都会館」で、このコンサートが開催されるというポスターを見た記憶があります。

今回は「三重公演」ということで、三重県松阪市出身のあべ静江さんが、MCをなさっていました。あべ静江さんは1951年11月生まれだとおっしゃっていましたから私の一学年上ということになります。彼女のお話では、この「同窓会コンサート」は第二期として2009年からスタートしたそうです。

前身は「昭和青春歌謡同窓会コンサート」のようで、さらにその起源はというと「ロッテ歌のアルバム」と、その後のニッポン放送「玉置宏の笑顔でこんにちは!」の流れをくむコンサートらしいです。「昭和青春歌謡」と言えば玉置宏さんと「ロッテ歌のアルバム」が連想されますから当然の流れなのでしょうね。

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「同窓会コンサート」については下記のサイトを参照下さい。
同窓会コンサート webサイト
http://www.oldies-station.com/

夜の部は18時に開演、19時までが前半で20分ほどの休憩のあと後半。終演時刻は20時半でした。後半が始まって、東日本大震災で犠牲になられた方たちにステージの皆さんと私たち客席全員も起立して1分間黙祷をしました。

全国を旅公演なさっているのでバンドメンバーの皆さん含めてとってもチームワークがいいという印象を受けました。それと、あべ静江さんもおっしゃってましたが若い頃はみんな忙しくていろんな番組で一緒になっても話をするヒマもなかったので今になってゆっくりお話しできるようになったということです。

イメージ 4昨年拝見した「BIG3コンサート」でも感じましたが、若い頃は互いにライバルというポジションでしか周囲も見てなくて、自分自身もそう思わざるを得ない状況だった者同士が、大きな時間の流れの中で同じ風景を見てきた者同士という「仲間」「同窓生」というスタンスで向き合うことができるようになったということなのかもしれませんね。
「時の流れ」が生み出してくれる、恩恵というものは、私たちの年代になって初めてわかるものなのでしょう。

脳梗塞の後遺症が残っている西城秀樹さんを「同窓生」の皆さんたちが温かく見守りサポートなさっている姿、また西城秀樹さんの「あるがまま」のご自分を受け入れステージで全力で頑張っていらっしゃる姿、そして、この「同窓会コンサート」を次の東京オリンピック開催の2020年までは元気で続けて行こうという皆さんの想いも熱く伝わってきて嬉しく感動的でした。

~出演者の皆さん~
西城秀樹/加橋かつみ(ザ・タイガース)/大野真澄(ガロ)/山田パンダ(かぐや姫)
あいざき進也/晃(フィンガー5)/小川知子/今陽子/あべ静江
西口久美子(青い三角定規)/LILIES(=リリーズ)/高道(狩人)

私の懐かしく感じた歌は、加橋かつみさんが唄った「落葉の物語」です。確か明治チョコレートのCMソングになっていたと思います。

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大ヒットした「花の首飾り」も好きでしたが、「落葉の物語」の詩がとても好きでした。
http://youtu.be/c9jL0TkWIWo (メロディーのみ)

イメージ 7長い坂道の 落葉の丘に
やさしいあの人は
住んでいるのです
コートにつつんだ
愛のショコラーテ
あたたかいまなざしが
僕を待っています

ふたりで見つけた
小さな秘密を
信じておくれよ
すてきな
すてきな 恋の物語 アア
冬の坂道に 星がこぼれる
美しい心が 忘れられません



そして、小川知子さんの「初恋のひと」の詩も好きでしたね。
https://www.youtube.com/watch?v=WS0JeMeRHpA

イメージ 8そよ風みたいにしのぶ あの人はもう
私の事など みんな忘れたかしら
のばらをいつも 両手に抱いて
朝の窓辺に 届けて呉れた
何故だか逢えなくなって
恋しい人なの

麦わら帽子のような 匂いをさせて
私を海辺へつれて 走った人よ
光の中を もつれるように
はずんだ胸は 熱かったわね
懐かしがっても 遠い夢の人なの

小麦色した あの日の笑顔
私ひとりが 知っているのに
今なら恋だと分る はるかな人なの

かぐや姫の大ヒット曲「神田川」は客席も全員で合唱


ガロの「学生街の喫茶店」…当時は東京で文字通り学生でしたからこの歌にはハマりました。なんとなく退廃的というか虚無的というか(笑)でも、そこが「学生運動」の嵐が去った頃の当時の学生にはウケたのでしょうね。
https://www.youtube.com/watch?v=yY3GRzzTYU0

そして舟木さんもカヴァーされている狩人の歌った「あずさ2号」は弟さんの高道さんがソロで歌いました。高道さん、とってもいい声、巧い歌い手さんなんですね。すみません、今頃気づきました(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=OCK-nWaYxJE (狩人の「あずさ2号」)

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舟木さん歌唱の「あずさ2号」                
http://youtu.be/JYfsKzSYX3I (kazuyanさんの動画です)

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