紫モクレンは桜に先駆けて今が盛りです
2015年のツアー・コンサートも大宮ソニックシティからスタートして、宇都宮市文化会館のステージも終わり、これから、桜の開花とともに関東の各地でファンの皆さんのもとへ幸せを運ぶことになると思います。
このコンサートの中で舟木さんが「日本の名曲たち」としてセレクトして下さった曲のうち「空に星があるように」は、皆さんご周知のとおり、オフィシャルの音源があります。舟木さんが三十代の頃のライブ「舟木一夫リサイタル‘76」のステージで歌われています。透明で爽やかな中に舟木さんならではのほのかな哀感が匂い立つ歌唱です。
アルバムに掲載の写真より
舟木さんが、大切にしていきたいと思われている、昭和の流行歌…もうこれからは生まれてくることが望めない言葉の世界観、なにげなく心に沁み入ってくるあたたかくやさしいメロディー…そんな歌たちへの深い想いを込めて選んでくださった「空に星があるように」を、多くの皆さんとご一緒に楽しみ、また55周年に向けてかろやかに帆を揚げて舟旅を楽しんでいらっしゃる舟木さんへの共感と、ほんの少しのエール…として動画作品にしていただけないかと舟友のkazuyanさんにご相談しました。もちろん、快くご快諾いただき、早速に、素晴らしい作品を届けて下さいました。
「2015 舟木一夫 コンサート」の盛況と舟木さんのご健康をお祈りして、kazuyanさんと私・春日局がコラボでお届けさせていただく心ばかりのエールとして皆さんに楽しんでいただけたら幸せです。
本当に、いつもいつも、私の勝手なわがままな想いを、こうしてステキな形として作品にして下さるkazuyanさんに、心からの感謝と敬意を込めて、ここにご紹介させていただきます。kazuyanさんありがとうございます。
空に星が あるように
浜辺に砂が あるように
ボクの心に たった一つの
小さな夢が ありました
浜辺に砂が あるように
ボクの心に たった一つの
小さな夢が ありました
川が流れて 行くように
時の流れに たった一つの
小さな夢は 消えました
淋しく 淋しく 星を見つめ
ひとりで ひとりで 涙にぬれる
何もかも すべては
終わってしまったけれど
何もかも まわりは
消えてしまったけれど
ひとりで ひとりで 涙にぬれる
何もかも すべては
終わってしまったけれど
何もかも まわりは
消えてしまったけれど
秋に枯葉が 散るように
それは誰にも あるような
だたの季節の かわりめの頃
「空に星があるように」舟木一夫リサイタル’76 (2枚組)1976年11月郵便貯金ホールリサイタルライブ
*2014CD復刻盤 にも収録
なお、荒木一郎さんが、ペンネーム水木京子で舟木さんに提供された「北国にひとり」もkazuyanさんが動画作品にして下さっていますので、併せてお聞き下さいね。こちらは1969年シングル吹込み盤の音源です。
アルバムに掲載の写真より
北国を遠く 訪ねて来たのに
あなたはもう 私を忘れていたの
変わらぬ心で 愛していたのよ
嘘でもいい 私を抱いてほしかった
さよなら あなた
別れて 行くわ
あなたの 倖せを
祈って いつまでも
あなたはもう 私を忘れていたの
変わらぬ心で 愛していたのよ
嘘でもいい 私を抱いてほしかった
さよなら あなた
別れて 行くわ
あなたの 倖せを
祈って いつまでも
北国の空に 太陽がゆれる
見上げていなければ 涙が落ちる
見上げていなければ 涙が落ちる
嘘でもいい あなたの言葉をかえして
さよなら あなた
別れて 行くわ
あなたの 思い出を
雪に うずめて
北国を遠く 離れて行く時
並んだ山だけが 私を見てた
並んだ山だけが 私を見てた
*なお「北国にひとり」も「舟木一夫リサイタル’76」に収録されています。