Quantcast
Channel: 舟木一夫の世界~れんげ草の咲くさんぽ径~
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1510

50周年ファイナル特別公演記録~その1 コンサート昼の部れぽ

$
0
0
   舟木一夫 芸能生活五十周年記念ファイナル特別公演~新橋演舞場
            2013年  6月7日~6月29日 
 
イメージ 1
 
イメージ 2
 
 
23日間、サンクスコンサートを含めれば24日間にわたる50周年記念ファイナル公演の記録をどのようなくくりでまとめればいいのか・・・悩みましたが、先ずは通常公演の昼の部のコンサートでの舟木さんのトーク(MC)を軸にレポートします。舟木さんのトーク部分はピンク
私の演舞場公演「詣で」スケジュール
6月13日 昼の部  終演後のトーク
6月22日 昼の部
6月22日 夜の部 
6月23日 昼の部
6月23日 夜の部
6月24日 昼の部  終演後のトーク
6月27日 夜の部
6月28日 昼の部
6月29日千穐楽 昼の部 
6月29日千穐楽 夜の部
6月30日サンクスコンサート 
 
おもに28日昼の部のコンサートの中での、トークの内容について記録します。
 
~オープニング~  黒のベストスーツにレッド系のジャケットで登場、胸に白バラ
友を送る歌
 
今日を含めて、あと2日となりました。芝居が始まる前に揚げ幕のところでスタンバイしてると、舞台の袖から里見センパイが深編笠をかぶって舞台に出てくるとお客さんが「あれって、里見?、舟木? どっち?」とザワザワ・・・ハ・ハ・ハ。でも身体つきでわかりそうなもんですけど・・(笑)
里見センパイは芸歴かれこれ120年(笑)あの方がいて下さるんで重石(おもし)がかかって安心してやれます。あ、忘れないうちに・・・来年もまた9月に演舞場でやります。(拍手)無責任に請け合っていいのかなぁ・・・(笑)時代劇は顔だけじゃなく胸まで塗ってますから落とすのに時間がかかる、頭には羽二重をつけているから髪もペシャンコになってる、シャンプーして乾かしてこうしてまた美しくなって出てきてます。(拍手)こういうと、「なんだ、お前は、それが言いたかったのか!」と・・・(笑)
 
~プレゼントタイム~
イメージ 3北国の街
くちなしのバラード
花咲く乙女たち
二十代に入った頃に 「ここはお前さんの持ち場だよ、というように抒情歌を歌うようになった・・声の質と言うのもありますが、多少はみかけも・・・(多分おっしゃりたかったのはルックスが抒情歌の雰囲気に合ってたからという意味ですね)
島崎藤村の「初恋」は中学のとき教科書に載っていた。まさか自分が歌うようなことになろうとは・・・40周年の時に作ったご自作の『浮世まかせ』は抒情歌だと位置付けていらっしゃいます。)これからは、『ゴンドラの唄』『荒城の月』や僕が高校生の頃に流行った『川は流れる』のような歌を歌っていきたい。やっぱり舟木さんは、しっとりした抒情歌系がお好きみたいです。
 
初恋
浮世まかせ
 
君よ振り向くな
銭形平次
 
 
 
 
スタンディング・手ぬぐい撒きの後、ジャケットをスカイブルーに着替えます
 
「手ぬぐい」撒きの後は、昔はなんでも、手ぬぐいを使ったというお話を・・飯台の上にかけたり・・大阪の大学(阪大)みたい(笑)はたきをかけるときに姉さんかぶりにしたり、怪我をすると、こう裂いて縛ったり、お風呂でも使った・・昔は男の子の仕事は薪割り、水汲み、風呂焚きなんかだった。おばあちゃんが一番風呂で・・「シゲ、ぬるい!」「シゲ、あつい!」(笑)・・おばあちゃんとの会話を懐かしそうに再現する舟木さんのお顔の優しいこと・・おばあちゃんとのちょっとしたエピソードはMCの際によくなさいます。おばあちゃんのことは大好きだったんだなぁ・・と想像できます。

 
あぁ青春の胸の血は
修学旅行
仲間たち
君たちがいて僕がいた
高校三年生
学園広場
 
イメージ 4ヒット曲が必ず好きかというとそうでもない・・むしろ歌い手が好む歌はヒットしない。でも、このラストブロックの四曲は間違いなく名曲(ヒット曲)だし、好きな歌でもある・・・ 四曲とも映画の主題歌というところから並べてみました。
 
絶唱
哀愁の夜
高原のお嬢さん
その人は昔
 
~アンコール~
君へ心こめて
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
七色のライトの輝きにも、ステージを埋めるたくさんの花束たちの美しさにも負けない舟木さんのオーラは魂の輝きであり、精神の崇高さが放つ美しさであると実感するラストブロックのステージでした。
 
ラストを飾る『その人は昔』は、その壮大な自然を想わせる歌唱が秀逸でした・・・いつの間にか紺碧の海のようなブルーのライトが波型になって客席を包んでいます。そしてステージの右上からはオレンジ色の一条の光りがまるで天上から射し込んでいるように舟木さんを真っ直ぐに照らし出しています。この素晴らしい舞台照明美術の中で歌われる『その人は昔』は、舟木さんが好んで使われる「流行歌手」という言葉の域を、否応なく超えてしまっていると感じました。少なくとも『その人は昔』は「流行歌」ではなく、どんなジャンルにも属さない「舟木一夫の世界」そのもののように思えました。
 
イメージ 5
 
 
 
 

(一部期間限定画像有)

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1510

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>