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舟木一夫さんをキイワードに無限大に広がるかも知れないブログです

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       舟木一夫特別公演 9月2日(火)~9月24日(水) 新橋演舞場
     
    いつも最新の舟木さんニュースをお知らせ下さる舟友さんからの情報です。ありがとうございます。
     
    待ちに待った、9月の新橋演舞場特別公演のチラシがアイエスのHPにアップされました。
    詳細はアイエスの下記サイトを御覧下さいね。
     
    イメージ 1第一部 
    天一坊秘聞 八百万石に挑む男
     
    舟木さんのお役は、山内伊賀之亮、天一坊役は歌舞伎界の若手人気役者の尾上松也さんです。脚本と演出は、昨年の「花の生涯~長野主膳ひとひらの夢」に続いて斎藤雅文さん、金子良次さんです。
     
    原作:柴田錬三郎
    脚本:斎藤雅文
    演出:金子良次
     
     
    1961年公開の映画「八百万石に挑む男」の
    初めての舞台化。共演は、林与一さん、田村亮さん、長谷川稀世さん他、おなじみの方々です。
    http://movie.walkerplus.com/mv20258/ (←映画「八百万石に挑む男」についてはこちらで)
     
    第二部 昼夜別構成 シアターコンサート
     
    新曲「眠らない青春」「恋人形」ほかオリジナルヒット曲、そして「日本の名曲たち」と題し昭和の名曲も・・・
     

    チケットの一般発売は7月25日午前10時より電話・webなどで受付開始
     
    これから続々と、9月公演の情報が入ってくることになるでしょうね。とっても楽しみです。
     
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    ファンがワクワクして楽しみに待っている、舟木さんの今年のメインイベントとも言える、新橋演舞場での特別公演の内容が発表されました。全国各地をツアーで回る「青春歌謡BIG3」も大好評のようですし、主要都市での「シアターコンサート」も、5月には大阪と東京で開催され、後援会主催のコンサートもその合い間に入って、舟木さんは、ますますエネルギッシュに魅力的に、私たちの前に立って下さっています。嬉しくもありますが、これほどのハードスケジュールなので、ファンとしては、あまり無理をなさらないでほしいという一抹の心配もありますね。でも、90%は、「嬉しい」です(笑)
     
    イメージ 1
     
    さて、数日前に「もうすぐ舟木さんの結婚記念日ですね」という記事をアップしましたが、本日が「結婚記念日」当日です。おめでとうございます。ご家庭で、どのようなお祝いをなさっていらっしゃるか、気になりますが、そこはプライベートですから・・・あっさりとスルーしましょう(笑)いい記念日を迎えていらっしゃることを心からお祈りします。
     
    イメージ 2舟木さんファンの皆さんには、ご周知の曲であると思いますが、この日にふさわしい曲をと考えて、本日は1975年発売のアルバム「暦 十二ヶ月の愛の詩」から「四月の詩/素晴らしい春」をご紹介します。youtubeには現在は、残念ながらアップされていませんので(私が最初にこの曲を聴いたのは、youtubeでしたから、再び、アップしていただけると嬉しいです)、最初のほんの少しだけを視聴できるサイトがありましたので、お聴きになったことのない方は、雰囲気だけでもお楽しみ下さいね。

     
    このアルバムの解説文の中にもありますが、この頃の舟木さんの歌唱の突き抜けた明るさと、得も言われぬあたたかさ、温もりがあふれ、当時はまだ、とってもとっても細かった舟木さんの身体ではありますが、そのエネルギーに満ちた体温までもが伝わってくるようで、聴いていると本当に幸せのおすそ分けをいただいているような気持ちになります。
     
    この時の、舟木さんのお気持ちは、きっと今も変わらずに心の奥深くに大切に大切に刻まれているのだろうとレコードを聴きながら、あらためて感動している私です。今、私たちが舟木さんの素晴らしいステージを拝見できるそのスタート地点ともいえる頃に、このような楽曲を音源として残して下さっているのも、遅れてきたファンとしては、本当に嬉しく、ありがたい限りです。
     
    素晴らしい春 作詩:吉田旺 作曲:佐伯亮
    (1975年発売 アルバム「暦 十二ヶ月の愛の詩(うた)収録 四月の詩) ↓視聴サイト
    イメージ 3あの時に 君を失くしていたならば
    素晴らしい素晴らしい 春はめぐってこなかった
    あんなにも つらい思いをさせたのに
    ありがとう ありがとう いつも変わらぬほほえみを
    ひたむきな君の愛で 生まれ変わることができた
    いまこのしあわせを けしてけして忘れない

    あの頃は 花のかおりもやさしさも
    みすごしてみすごして 暗い季節をさまよった
    好きだから ついてきたのと何気なく
    ゆうけれど ゆうけれど ほかの女(ひと)にはできないさ
    ひたむきな君の愛で うしろむかず生きてゆける
    いまこのしあわせを けしてけして忘れない
     
    ひたむきな君の愛で 生まれ変わることができた
    いまこのしあわせを けしてけして忘れない

     
    もしかすると 舟木君の偽らざる心境を、代弁しているのではないか?と思えるような詞です。愛を得た喜び、再び起つ喜びの歌で、歌と人が重なったような雰囲気が、説得力を持っていそうです。感情抑え気味に、素直に歌った舟木君の唱法が、かえって情感しみじみとしたものにし、中音から低音、ザラっとした声に男っぽさもちらりとします。こういう歌を力まずに歌えるところに、今、舟木君は居るのかも知れません。(解説 小西良太郎)

    イメージ 4アルバム「暦 十二ヶ月の愛の詩」
    作詩はすべて吉田旺氏です。()内は作曲者
    1 四月の詩 素晴らしい春
    2 五月の詩 津和野川 (船村徹)
    3 六月の詩 楡の雨 (遠藤実)
    4 七月の詩 むかえ火 (船村徹)
    5 八月の詩 ゆきずりの夏 (山路進一)
    6 九月の詩 宵祭り(戸塚三博)
    7 十月の詩 或る手紙 (戸塚三博)
    8 十一月の詩 兄・妹(船村徹)
    9 十二月の詩 縄のれん (佐伯亮)
    10 一月の詩 嵯峨野雪草紙 (古関裕而)
    11 二月の詩 紙の指輪 (遠藤実)
    12 三月の詩 さかみち (山路進一)
    ~「青春賛歌」(大倉明著)の巻末年表より~
    1975年
    1月「愛の新雪」「別れの瞳」発売
    精力的にコンサート活動始動、後援会員200人とハワイ・バカンスツアーなども行う。
    4月「津和野川」「むかえ火」発売
    4月アルバム「暦 十二ヶ月の愛の詩」発売
    4月27日大阪新歌舞伎座「舟木一夫リサイタル」開催
     

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    イメージ 3月が変わって、五月に入りました。世間は間もなくGWになりますね。私の勤務していた職場は、昔から祝祭日は関係なく業務があってGWの楽しみはありませんでしたが、普段と違ってガラガラの通勤電車にのんびりと揺られていくのが、むしろ楽しみだったりしたものでした。今は、毎日がGW?なんですけど(笑)
     
    そして、五月は、私の生まれ月でもあるので、毎年、五月が来ると、なぜか心が浮き立ちます。きっと子どもの頃に、ささやかながらお友だちを招いてお誕生会をしたり、両親からお祝いに本をプレゼントしてもらったりした楽しい思い出があるからかもしれません。一番最初に買ってもらった本は、オルコット原作の「若草物語」でした。今、朝ドラ放映されている「花子とアン」のヒロイン村岡花子さんが訳された「小公女」「あしながおじさん」「赤毛のアン」も、誕生日とかクリスマスに親からプレゼントしてもらった本で親しみました。多分、本をもらうのを一番喜んでいたから、プレゼントはいつも本だったのでしょう。それにおもちゃより本の方が断然、安いですから、親にとっても好都合だったんでしょうね(笑)
     
     
     
    イメージ 4わが家の小さな庭と、空き家になったお隣の庭に咲いている草花たちの種類も、季節とともに少しずつ変わってきています。うちには残念ながらバラの木はないのですが、散歩に出かけると、まもなく初夏のバラがあちこちで見られます。バラは、品種によって、秋も、冬も一年中見られますが、やっぱり今の季節がバラにはピッタリ似合うような気がします。
     
    下の写真のコンサートで「五月のバラ」を歌唱なさっています。
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    舟木さんもカバーなさっている名曲「五月のバラ」
     
    五月のバラ  作詩:なかにし礼 作曲:川口真
    http://www.youtube.com/watch?v=Fa2WK8yYs9Y
    舟木さんの歌唱ではありませんが、尾崎紀代彦さんの歌唱で
    ライブアルバム「限りない青春の季節~歌とモノローグで綴る15年の歩み」(1977年)に収録
                               
    イメージ 6(さよなら)
    五月 この僕が帰るまばゆい五月
    紅いバラは 思い出のバラは
    君の庭に咲くだろうか
    (さよなら)
    水を花びらにあげて涙の水を
    恋のバラに 悲しみのバラに
    君の白いほほよせて
    わすれないで わすれないで
    時は流れすぎても
    むせび泣いて むせび泣いて
    別れる君と僕のために
    (さよなら)
    五月花ひらきめぐるふたりの五月
    紅いバラを美しいバラを
    僕のもとに とどけておくれ
    (さよなら)
    花に唇を寄せてふたりの花に
    恋の夢を 消えさらぬ夢を
    おいもとめる ひとり泣いて
    わすれないで わすれないで
    時は流れすぎても
    むせび泣いて むせび泣いて
    別れる君と僕のために
     
     
    イメージ 1初夏の花・・・と言えば、わが家の庭に今、ちょうど咲いてるのが石楠花です。舟木さんの一番最初のアルバムに収録されている「美しい人」にも登場するので、カシャッと撮影してみました。
    遠藤実氏、西沢爽氏による私の大好きな作品です。
     
    美しい人   作詩:西沢爽 作曲:遠藤実
    (1963年11月発売 舟木さんの初アルバム「花のステージ第1集」 収録)
    http://www.youtube.com/watch?v=-8_TlqIA6qw
    kazuyanさんの美しい動画でお楽しみ下さい。
               
    白いボートに 手をふって
    ほほえむひとの 美しさ
    名前も聞かず 別れたが
    湖畔の旅の スナップを
    僕は大事に いまもなお
     
    若い同士の 気やすさに
    イメージ 2カメラをむけた あの汀(なぎさ)
    湖水に咲いた うす紅の
    姫石楠の 花のよに
    とても可愛い ひとだった
     
    僕の手帳に こっそりと
    しまっておこう あのひとを
    せつない胸が とどいたら
    どこかできっと 逢えそうな
    夢と一緒に いつまでも
     
     
     
     
     
     
    イメージ 7最後に・・・
    写真集「瞬」をうっとり眺めていたら偶然にニューシングルとして6月に発売予定の「眠らない青春」について、舟木さんご自身が語られている記事を見つけましたのでご紹介しておきますね
    ~この歌もメロ先(メロディを先に作ること)なんだよ。フォークのフリー・ランサーというグループがいてね、メロディはリーダーの川崎弘との合作。”ヒロ、そこんとこの展開、こうしよう”とか言いながら(笑)でも、ただ書いていただけで、俺のための作品でもなんでもなくて。そうこうしていくうちに、サビのメロディに後付けしてるとき”ゆく春の~”の痛さがぽーんときたんだよ。その痛さをね、全体に広げてマイルドな歌詞にできないものか・・・ということになって、まとまったのがこれだよ~
                       (密着写真集「瞬・華・愁・透」 の「瞬」掲載文より抜粋)
     
     
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    イメージ 15月2日、3日、4日の三日間、新歌舞伎座での「シアターコンサート」が開催されています。現時点では、4日の昼・夜に2公演を残すのみとなりましたが・・・。私は初日の2日のみですが、大阪上本町まで遠征しましたので、ご報告させていただきます。少し長くなりそうなので「上・下」に分けて・・・
     
    開演時間の1時間前には、近鉄の大阪上本町に到着してましたが、舟友さんから教えていただいた、新歌舞伎座の入っているビルのYUFURAから、徒歩10分ほどのところにある「青い山脈」の歌碑を先ず観に行きました。この歌碑は、「青い山脈」の作曲者、服部良一さんの出身小学校の跡地の一角に建てられています。今は、グラウンドとして使用されているようで周囲は高いフェンスで囲まれていて使われていない時は、出入り口はカギがかけられていて自由に出入りはできませんので、フェンスの外側から覗いてきました。フェンスの網の目が結構細かく、道路に向けて建てられていなくて、多分、グラウンドの中に入っても木や草がかなり生い茂っていたので、あまり目立たない感じで少しもったいないなと思いました。
    フェンスの外側に、説明文と押しボタンが取り付けられていて、ボタンを押すと「青い山脈」のメロディが多分スリーコーラス分続けて流れます。ですからカラオケのように合わせて一番から三番まで歌うこともできますが、ひとりで歌うのもちょっと気が引けて、ひたすら聴いてきました(笑)
     
    イメージ 2
    ~説明文~
    我が国を代表する作曲家・服部良一氏は、この地にありました大阪市立東平尋常小学校を卒業され、ここで学びここで遊んで音楽の才能を育まれました。氏を偲び代表曲である「青い山脈」の歌碑を好きだったの桜の木の下に直筆の楽譜を彫り込んでいます。下のスイッチを押すとメロディが流れます。(午前十時~午後五時)
    http://www.youtube.com/watch?v=tZiKR1xZXPk(音と映像がyoutubeにアップされています)
     
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    新歌舞伎座 シアターコンサート 
    2014  5月2日 昼の部/夜の部
     
    イメージ 46階のエレベーターの壁には、12月に開催される「青春歌謡BIG3」のポスターが貼られていました。劇場の入口には『満員御礼」と出ていました。 
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    イメージ 12そして、来年2月の特別公演の看板もデ~ンと置かれていました。9月の演舞場、10月から11月にかけての中日劇場、そして来年の2月と半年に、3回もの長期公演です。舟木さんの「やる気」は、本当にハンパじゃないですね。嬉しさ9割、でも、あまりのハードスケジュールに1割りは心配・・・って感じです。このことについては、コンサートのトークでも少しふれていらしたのでまた後ほど。
     
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    劇場に入ると、すぐ目の前に「舟木さんあめちゃん」の看板が・・・・(笑)ワンコインはちょっとお高いですけど、記念に4番だけ買いました。新歌舞伎座さんの商売上手には、参りま~す(笑)
     
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    開演の10分程前に舟木さんが下手から低音の渋い声で「長らくお待たせしました・・」などという感じで登場!「え~ッ!あり得へん!」とどこからか嬉しい悲鳴(笑)確かに、通常なら、プレゼント類は受付に預けるのが一般的なことですから、ふつうなら「あり得ない」ことなのかも(笑)
     
    以下は、舟木さんのトークを交えてのレポです。昼をメインに夜も少しミックスです。
    舟木さんのトーク部分はピンク文字です。
     
    イメージ 15白地にピンク系の可愛い手刺繍のような刺繍が入ったオーバーシャツにジーンズ、白系統のスポーツシューズ。いつものようにアメダマをなめながら、お喋りしつつプレゼントを受け取る舟木さんです。
    開口一番は、今、客席の皆さん、トシのわりになんちゅう派手なのを着てるんだという目で・・(笑)ここに来る時も、雑草にいたるまで新緑の季節ですね。早いですね、こないだ年が明けたと思ったら、もうすぐクリスマス(笑)プレゼントは、ロビーでお預かりでいいじゃないかってなもんですが、やっぱりいただきものは、直接・・中身を確認したりしながら(笑)受け取る途中で腰を伸ばしたり叩いたりしつつ、もうおじさんじゃなくてじいさんですから・・独り言のように「古希・・希に古いって何だって云うんだ・・」(笑)
    最近、何が、ハラたつたって、長いこと同じ姿勢で本読んでたりすると、かたまっちゃう・・昔から僕は活字中毒で、何か読むものを持ってないと落ち着かない・・雑読中の雑読です。でも、昔は、時代小説は結構読んだ気がします・・・時々、プレゼントの紙袋の中を覗き込んで、ニコッと笑って、お菓子でしょう・・リポビタンD・・これ飲んで頑張れってか!(笑)・・十代の頃、リポビタンDを2本飲んで酔っ払ったこと、あります(笑)今、お元気で頑張って下さい!って言われました。言って下さった方のトシは?・・(笑)舟木さんよりも年長の方だったのかな?(笑)重たそうな鉢入りの花?を受け取って・・・マンションのガーデンごと頂いたような(笑)・・・
    では、大急ぎで着替えて・・そうですね1時間20分くらい待っていただいて・・・(笑)と袖に引っ込む舟木さんでした。
     

    第一部   ヒットパレード
     
    階段の最上段にあらわれた舟木さんのこの日の衣裳は、あずき色(ライトによっては海老茶色?)のようなタキシード、胸に白いバラ。おなじバージョンのシアターコンサートですが、第一部は、南座ではシルバーのタキシード、中日劇場ではピンクのジャケットと変わりました。今回も、期待どおりお衣装が変わっていて本当に毎回どんな雰囲気の舟木さんを見せていただけるかも大きな楽しみですね。

    あゝ青春の胸の血は  作詩:西沢爽 作曲:遠藤実
    http://www.youtube.com/watch?v=RwE1dzaoxYU(ライブ音源)
     
    イメージ 7瞼にあわき 花すみれ
    ゆきずりの 君 今いずこ
    虹は消えても 若き日の
    はかなき 思い出 忘るまじ
    あゝ・・青春の胸の血は
    夢ひとすじに 燃えるもの

    イメージ 11
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
    暑くもなく寒くもなくいい季節になりました。ここんとこ、かたまって(新歌舞伎座に)おじゃまするんですよね。12月には、輝さん(西郷輝彦さん)、三田さん(三田明さん)と一緒に、来年の2月には一ヶ月公演で(拍手)、もう上本町六丁目にアパートでも借りた方が・・・(笑&拍手)遠藤先生の七回忌ということもあって、遠藤メロディは二部のほうで聴いていただきます。一部では、こんなにヒット曲ばかり詰め込んだということはないというような構成で・・
     
    花咲く乙女たち 作詩:西條八十 作曲:遠藤実
    http://www.youtube.com/watch?v=AGSd6H4J06k(ライブ音源)

    北国の街
     
    こういうヒット曲というのは、長い間歌ってきても、自分の声が変わっていくから歌い手のほうも飽きない。若い頃、歌ってた曲は年数が経つと難しくなってくる・・言葉が若いですから・・「高校三年生」が、今、歌いづらいかというとそんなことはない。三十代、四十代の頃は気持ち悪くて歌いづらかった。若い頃の唄は、時間が経てば経つにつれて値打ちが出てくる。デビューした頃は、こんなに長くやってこられると思ってなかった。僕らがデビューした頃はざっくばらんな先輩が、たくさんいて先輩との距離感が近く、とびこんでいけるいい時代だった。

    絶唱
    哀愁の夜
    高原のお嬢さん
     
    この9月に新橋演舞場一ヶ月、10月から11月は中日劇場、そして来年2月がこちら・・6ヵ月の間に一ヶ月公演が3回あって・・大丈夫か、オイ!とか云われるんですが、やれるうちにやっておかないと・・お互いさまに・・舟木さんとしては、お客様の方が、来られるうちにという意味も含まれているのかも・・僕らの世界は、シャレの世界ですから、マジメな奴に勤まる世界ではない・・「この世界では比較的マジメ」という人でも、世間では、つとまらない(笑)僕が、今まで会った人で、あのひとは頑丈だ・・と思ったのは里見先輩。年をとれば誰でも、色々、こまかいこと(身体の衰えなど)は出てくる。70才過ぎて、いちいち精密検査どかしたって仕方ないだろうと・・それよりも、お客様に喜んでいただける仕事を楽しくする方が・・・一生かけてやってきたことですから・・自分自身が楽しまなくちゃ・・・
     
    イメージ 8銭形平次
    ~サインボール/スタンディングなし~
     
    ここ20年くらいの間に、一番数多くやったのが銭形平次。でも、もうやらないでしょう。十手の立ち回りはシンドイんです。十手は二本あって、鉄ですから刀より重い。もしこれが立ち回り中に客席に飛んだら大変なことになる。「手首が折れても、十手は放さない!」という事が常に頭にある・・それに比べると刀は意外とラクなんです。着流しでの立ち回りは、線(身体の動き)が見えるから難しいんですが、型がインプットされてしまえばラク・・・・袴は、逆に立ち回りの時、中で足の動きがあっても外には見えないので、動きが大きく見えるように構えないといけないから結構ハードです。後、待ってる出し物は「水戸黄門」しかない(笑)と黄門様のおなじみのセリフを云って笑わせる舟木さんでした。どーして、こんなハナシしてるんだろ?(笑)舟木さんが、ひとつひとつの立ち回りの型を実演で見せて下さるのですが、その形が実に美しくキマっていてうっとりしました。コンサートで立ち回りの型まで見せていただけてとってもトクした気分でした。
     
     
    夜の部では、「銭形平次」の後に、お仕事仲間の女性歌手の方たちのすっぴんエピソードを「その1」からいくつか・・舟木さんはお話がとても上手くて、客席は、笑いの渦で楽しませていただきました。すっぴんの女性歌手の方に、あいさつされても、誰だかわからなくて、おデコに手を当てて下向いて、左右に歩きながら一生懸命、う~ん、う~ん、と考えてるジャスチャーにも笑いました。特に美空ひばりさんのすっぴんエピソードは、人からお聴きになった話か、はたまた伝説レベルかは不明ですが、いかにひばりさんの歌が素晴らしいかということがオチになっていて舟木さんらしい見事な洒落のセンスを感じました。僕らの世界は、特に女性の場合、衣裳が派手なので、メイクがおとなしいと衣裳に負けてとんでしまうので、どうしても普通のメイクというわけにはいかないんです。そして、舟木さんがデビュー当時に、メイクを嫌がって逃げ回っていて、デビューから3ヵ月くらいはノーメイクだったそうですが、ついにメイクさんにつかまってしまったというお話は、何度聞いても可愛いくて好きです。
    一部ラストは・・これは歌っとかなきゃどうしようもない・・と「高校三年生」「学園広場」を

    高校三年生  作詩:丘灯至夫 作曲:遠藤実
    学園広場  作詩:関沢新一 作曲:遠藤実
    http://www.youtube.com/watch?v=NLI_R6mQ56s(映画「学園広場」より チーちゃんといい感じ)
     
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    ~新歌舞伎座 シアターコンサート 2014  5月2日 昼の部/夜の部(下)につづく~

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    ~新歌舞伎座 シアターコンサート 2014  5月2日 昼の部/夜の部(上)のつづき~
     
    イメージ 130分の休憩をはさんで、第二部です。
     
    「遠藤実スペシャル~決して散らない花々」は、今回は、七回忌としてのオフィシャルコンサートですが、2009年に、ふれんどコンサートとして開催されています。また、遠藤先生のお別れの会の折の、舟木さんの会見の言葉も併せて、少しですがご紹介しておきます。

    ~密着写真集「瞬・華・愁・透」 の「瞬」掲載文より抜粋~
    遠藤実スペシャル~決して散らない花々
    俺の中で、先生は”過去”にはならない 自分の想いを精一杯、歌にこめるだけ
    (2009年1月29日 遠藤実先生 お別れの会の会見より)
    先生には一度も叱られたことがないんです。あまり強いことを言うと、このコはへたりそうだ」と思われていたらしくて・・・。”師匠と弟子”という距離感はありませんでした。負の感情を喉元でぐっと飲み込んで、ご自身の中で消化してしまうような・・・本当に優しい方でした。

    2009年2月25日 ふれんどコンサート NO.65 メルパルク東京
    セットリスト
    十字路/くちなしの花/すきま風/からたち日記/星影のワルツ/若いふたり/高校三年生/おもいをこめて手をふろう/天竜母恋笠/旅鴉/北国の春/他人船/未練ごころ/女の舞台/哀愁出船/襟裳岬/みちづれ/夢追い酒/ギター仁義/ソーラン渡り鳥/お月さん今晩わ
     
    第二部   遠藤実スペシャル~決して散らない花々
    緞帳が上がると、明るい紺系統のスリーピース、胸に白バラ、ゴールドのペンダントの舟木さん。

    イメージ 2お月さん今晩わ(作詩・松村又一)
    ~藤島桓夫さん歌唱によるSP原盤で~
    http://www.youtube.com/watch?v=0rZoCA7TYYw(SP原盤動画)
    これは、遠藤先生の最初のヒット曲です。先生、24歳、かずおちゃん、12歳。この時のペンネームが星幸男。聴いてると、藤島先輩の歌い方、可愛いですね・・・とちょっと可愛く歌マネしてみせる舟木さんでした。

    十字路(作詩:西沢爽)
    http://www.youtube.com/watch?v=6J7MV-3vtZI(小林旭さん歌唱の原曲)

    くちなしの花(作詩:水木かおる)
    http://www.youtube.com/watch?v=c-GQkc6quiU(舟木さん歌唱:kazuyanさんの動画)
     
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    すきま風 (作詩:いではく)
    http://www.youtube.com/watch?v=sGNqEPweTUk(舟木さん歌唱:kazuyanさんの動画)

    3曲とも、俳優さんの歌。遠藤先生は、何よりも歌う人の個性を大切にして作曲された。小林旭さんの歌マネもお上手な舟木さんです(笑)
    遠藤先生のところにレッスンに行き始めて、まだ時間がたっていない時に、先生に、今はこういう曲を歌っているけど、君には、将来「湖畔の宿」みたいな曲を歌ってほしいなぁ・・と言われた。ブルーストーンの歌が歌いたくてこの世界に入ったので、「湖畔の宿」は歌いたい歌だった、だから、先生はさすがだと思った・・遠藤先生の一番繊細な部分があらわれた歌。女唄・・お千代姉さんの歌と男唄を・・・デビューした頃、お千代姉さんに、聞いたことがあるんです「なぜ、とぎれ、とぎれに歌うんですか?」と島倉さんの「からたち日記」の歌い方をマネしてみる舟木さん・・爆笑・・とぎれ、とぎれなので、大丈夫かなぁ・・と心配なさって聞いたみたいです(笑)
    2曲ともメロディーの美しさを舟木さんが賞賛なさっていましたので、この2曲はカラオケバージョンでお聴き下さいね。

    イメージ 4からたち日記 (作詩:西沢爽)
    http://www.youtube.com/watch?v=OUjpDa6t0Ko

    星影のワルツ(作詩:白鳥園枝)
    http://www.youtube.com/watch?v=6Teea_Vy8o0
     
    二番のあと、ワンコーラスをインストゥルメンタルでたっぷりメロディの美しさを聴かせる演出が舟木さんらしく、しかもその間、客席に背中を見せたシルエットが、たまらなくステキでした。絵になりますねぇ・・舟木さんのうしろ姿。
     
    若いふたり (作詩:杉本夜詩美)
    http://www.youtube.com/watch?v=7MIoUVV9Tlg&feature=youtu.be(北原謙二さん歌唱の原曲)
     
    遠藤先生が、僕のようなやんちゃな乱暴者と出逢う以前の、青春歌謡の大ヒット曲ということで・・・
    舟木さんがデビューなさって数ヵ月の頃に、遠藤先生が舟木さんの特集を企画した「別冊・近代映画」に寄稿されている文章があります。その中で、「若いふたり」のことも書いていらっしゃいますのでご紹介します。

    イメージ 5いつまでも謙虚であれ・・ コロムビア作曲家 遠藤実
     
    いい青年でしょう。街であっても思わずふり返りたくなる。男のぼくでも・・(笑)
    一目見て・・・あ、これだ、これが舟木一夫だ・・そう思いました。
    この芸名、じつは、ぼくがだいぶ以前に考えて、あたためていたものなんだ。いまにして思えば、学園ムードが今日のように盛り上がる兆候はなんとなく昨年あたりからあったんだな。
    ぼくの作った北原謙二くんの「若いふたり」が大いにヒットした。いわゆる清純ムードへの大衆の要求が、あの頃からあったんだ。舟木クンは、いまや中学生から高校生といった若い世代のアイドルですね。かりに、ここで彼が学生服を脱ぐとしても、やはり白いワイシャツといったところだな。背広をつけたり、へんな色もののシャツを着たんじゃせかっくの若いファンの夢がぶち壊しです。
    作曲家としてのぼくも、当面はその心がまえでやっていく。舟木クンの才能と勉強熱心さがこのまま伸びていけば、うち(コロムビア)の美空ひばり、島倉千代子、あるいはこまどり姉妹といったところ、他社でいえば江利チエミ、三橋美智也といったスケールの大きな歌手に成長する可能性は大ありだと思うんだ。敢えて彼にアドバイスをするとすれば、まず、いつまでもデビューのときの感激を忘れないでほしいということ。人気が上昇すれば、自然と収入も増える。だんだん自分がかつて世話になった人たちが、バカに見えだす・・そんなことにならないでほしい。他人のことは気にせず、どこまでも自己のペースで進め。とはいっても決して義理人情を忘れてはならないということですかな。
    ~別冊近代映画 舟木一夫特集号 高校三年生/ステキなその魅力 (1963年11月号)より~
     
    イメージ 6

    久しぶりのバージョンなんで、次に何を歌うのかわかんなくなってます(笑)まぁ、イントロが出てくればわかりますからいいでしょう。昭和の流行歌の演歌の世界を、遠藤先生と船村先生、お二人が支えてこられた。遠藤先生は古賀メロディーの後継者、船村先生は、それまでの演歌を切り替えたという好対照。
    ここは、三度笠ですか?
    ・・・と後ろのバンドメンバーを振り返って確認をとる舟木さん。
    出逢った頃の、遠藤先生は、どういう人だったかというと「やさしい人」。その頃の先生は老けて見せようとしてた・・髭を生やしてみたり、黒ぶちのメガネをかけてみたり。玉置さんも、同じで老けたフレームのメガネをかけたりしてた。僕は、先生から叱られた覚えは一回もない・・・最初に先生のピアノで歌ったのが「湖愁」・・・先生の曲ではなくて(笑)・・その時に、だんだん、声が小さくなっていって・・先生はピアノがあまり上手ではなかった・・それで「先生のピアノ、歌いづらいですね」と云った(笑)
    初めて、レッスンに行って、こんなこと云う舟木さんも大物なら、叱らない先生も大物ですね(笑)
     
    イメージ 7天竜母恋い笠(作詩:西沢爽)
     
    おさらばヨー 
    泣かずにおくれよ ほととぎす
    泣いてはれよか 泣いてはれよか
    谷間の霧が
    一目逢いたい おふくろさんに
    逢えぬつらさを 乗せてゆく
    天竜 天竜下りの三度笠
     
    旅鴉(作詩:藤田まさと)
    http://www.youtube.com/watch?v=xaycWRKh4VQ(五木ひろしさん歌唱の原曲)

     
     
     
     
     
    「天竜母恋笠」・・・アタマは四分の五、次が、四分の一・・・「おさらばヨー・・」「俺の目を見ろ・・」不思議な拍数ですが、ひっかかるんですね。ひとふし演歌」を実演してレクチャーして下さる舟木先生です。「旅鴉」は、初めて聴いたとき、「詩、メロディ、アレンジ、歌い手」のバランスがとってもいいと思った。
    イメージ 8遠藤先生との出逢いは、15歳のとき、漫画か何か読みながら、ラジオから流れてきたこの曲(「初恋マドロス」)に「あれ?」とひっかかった。情のあるいいメロディーだと思った。それまでは、三橋さんの○○とか、春日さんの○○とかいう風に流行歌を聴いていて、誰が作ったかと気にしたことはなかったけれど、この曲はどなたがお書きになったのかと調べてみて、初めて遠藤実という名前を知った・・デビュー前にどの先生につくか二者択一の時のキメテはなんとなくインプットされていたこの時の出逢いだったのかも・・・「高校三年生」まで僕を連れていってくれたのが「初恋マドロス」
    演歌から「港唄」「波止場唄」を抜いたら、グンとさびしくなる。そのジャンルの歌を・・

    初恋マドロス (作詩:西沢爽)
    http://www.youtube.com/watch?v=BFj0GpNe6is(美空ひばりさん歌唱の原曲)
     
    哀愁出船(作詩:菅野小穂子)
    http://www.youtube.com/watch?v=rI7JlRn13vY(美空ひばりさん歌唱の原曲)

    襟裳岬 (作詩:丘灯至夫)
    http://www.youtube.com/watch?v=yWV3VVn5il8(カラオケバージョンでお楽しみください)
     
    イメージ 9襟裳岬は、大変スケールの大きい歌・・譜割(フワリ)の大きい歌はツボにハマると大きくなる。たったあれだけの四行詩で、スケールが出る。流行歌は風景が見えてこないといけない。心情ばかりを聴かされると疲れる。この間、NHKで船村先生のギターで「夕笛」を歌った時(の対談で)・・あの曲は8小節しかなくて、それを7回繰り返す・・と「ルルル♪」と実演して見せる・・先生に、ズルイですよ。と言ったら、「そこをなんとかするのが歌い手だろ」と・・こんな会話も、歌い手と作家の方の間でなくなってきたようで淋しい。僕は、二十代から遠藤先生にも「今回は、これを歌います。でも、次は、こんなのにして下さい。」と言ってました。遠藤先生に云われたこと、悲しい歌は微笑んで歌うといい・・それで、じゃあ楽しい歌はどうしたらいいですか?と聞いた。勝手に楽しくやれよ!とひとりツッコみする舟木さん(笑)
    歌い手としてのスタート地点で仕事に関わることなら、率直な気持ちを目上の人にもぶつけて自ら懐にとびこんでいくという舟木さんの姿勢も、見事ですが、そういう若者を大きく手を広げて受け容れてくれる作家の方たちやプロデューサーに恵まれていたことも今の舟木さんが歌に向ける真摯な想いを失なわずにいられるベースとなっているのだと、あらためて感じる、舟木さんと遠藤先生や、船村先生との関係性を物語るお話を聞かせていただきました。こういったお話を聴けることも舟木さんのライブならではなのですね。

    僕が、勝手に思ってる、遠藤演歌のど真ん中の曲を5曲続けて・・・    
                                                                                                    三船和子さんと遠藤先生
    イメージ 10他人船 (作詩・作曲:遠藤実)
    http://www.youtube.com/watch?v=0E7C_VDt0qU(三船和子さん歌唱の原曲)
     
    別れてくれと 云う前に
    死ねよと云って ほしかった
    ああ この黒髪の 先までが
    あなたを愛しているものを
    引離す 引離す 他人船

    背中を向けた 桟橋で
    さよなら云えず 濡らす頬
    ああ この指切の 指までが
    あなたを愛しているものを
    引離す 引離す 他人船
     
    いつか逢えると それだけを
    のぞみにかけて 生きてゆく
    ああ この目の下の ほくろさえ
    あなたを愛しているものを
    引離す 引離す 他人船

    詩も遠藤先生による楽曲は珍しいですね。自伝「涙の川を渉るとき」には、この曲のモデルとなった女性との関わりについても赤裸々に描かれています。遠藤氏が、ながしのエンちゃんと云われていた頃の様々な実体験もまた多くの名曲をこの世に送り出すことに深く濃く繋がっていっているのでしょう。

    みちづれ(作詩:水木かおる)
    http://www.youtube.com/watch?v=C7N82okiiFY (舟木さん歌唱:kazuyanさんの動画)
     
    水にただよう 浮草に
    おなじさだめと 指をさす
    言葉少なに 目をうるませて
    俺をみつめて うなづくおまえ
    イメージ 11きめた きめた おまえとみちづれに
     
    花の咲かない 浮草に
    いつか 実のなる ときをまつ
    寒い夜更けは お酒を買って
    たまのおごりと はしゃぐ姿に
    きめた きめた おまえとみちづれに
     
    根なし明日なし 浮草に
    月のしずくの やどるころ
    夢の中でも この手をもとめ
    さぐりあてれば 小さな寝息
    きめた きめた おまえとみちづれに

     
    「遠藤実スペシャル~決して散らない花々」のバージョンを、南座で4公演、中日劇場で2公演、そして今回の新歌舞伎座で2公演、拝見して、毎回、どの曲も何度お聴きしても味わい深いものがありますが、その時々で、私の印象に残る曲というのが、あります。今回は、「みちづれ」を、お聴きしていて、しみじみとぬくもりのある心癒される曲だと感じました。それは、舟木さんが歌っていらっしゃる表情もステキだからかなと思うのですが・・・なんとも穏やかで優しさに満ちたまなざしで歌われています。すっぽりと歌の世界に溶け込んでいらっしゃる感じがします。お酒は飲まない舟木さんなのに、「寒い夜更けは お酒を買って たまのおごりと はしゃぐ姿に」も違和感なく(笑)ただ、ここで歌われている女性が、あまりにも私自身とはかけ離れているので「私はムリ」って感じなのですが・・・作詩は水木かおるとなっているのですが、男性です。男性が求める理想の女性像ってところなんでしょうね。詩も、曲も、男性ですから、牧村三枝子さんでヒットしたのですが、この曲は私的には男性の歌い手の方の方が、素直に歌の世界に入っていけるような気がします。舟木さんも本当に気持ちよさそうに歌っていらっしゃいます。男のロマン、男の夢・・こんな女性には死ぬまでなれそうもないのが残念!(笑)
     

    夢追い酒 (作詩:星野栄一)
    http://www.youtube.com/watch?v=IAPOhHYwbuY(渥美二郎さん歌唱の原曲)

    ギター仁義 (作詩:嵯峨哲平)
    http://www.youtube.com/watch?v=rI7JlRn13vY(北島三郎さん歌唱の原曲)
     
    イメージ 12二番
     
    風の冷たさ 身に沁みる
    俺は落葉か ギター弾き
    ”おひけえなすって
    手前おけさおけさの
    雪の越後にござんす”
    故郷想えば 初恋の
    死んだあの娘も 生きてりゃ二十才
    俺もあん時ゃ うぶだった

     
     
     
    遠藤 実(えんどう みのる、1932年7月6日 - 2008年12月6日)
    ~ウイキペディアより一部抜粋~
    戦後歌謡界を代表する日本の作曲家の一人である。東京府東京市向島区(現在の東京都墨田区向島)生まれ、杉並区南荻窪1丁目に居住していた。第二次世界大戦時に新潟県西蒲原郡内野町(現在の新潟市西区内野)にて疎開生活を送っていた。新潟特有の門付けという演芸スタイルが、後の作曲家人生に大きな影響を与えた。門付けとは、越後獅子等の芸を民家の軒先で披露し、金品を貰う習慣である。1949年、17歳の時上京。さまざまな職を経て、ギターを携えて流しの演歌師になる。
     
    「ギター仁義」・・・この曲は、若き日のながしのエンちゃんと呼ばれていた頃の遠藤先生を思わせる曲です。
     
    イメージ 13ソーラン渡り鳥(作詩:石本美由起) 原曲:こまどり姉妹
    http://www.youtube.com/watch?v=VWBbtcEGoTw
     
    三番
     
    瞼の裏に 咲いている
    幼馴染の はまなすの花
    辛いことには 泣かないけれど
    人の情けが 欲しくて泣ける
    ヤーレン ソーラン
    ソーラン ソーラン
    娘ソーラン ああ 渡り鳥

    こまどり姉妹(こまどりしまい)
    北海道厚岸郡厚岸町出身の双子デュオ歌手である。1938年(昭和13年)2月16日、北海道厚岸郡厚岸町で炭鉱労働者をしている父親の双子として生まれた。家族は、その後樺太へ渡り、敗戦まで樺太で育つ。太平洋戦争後は、極貧生活の中、帯広市や釧路市の炭坑町を転々とし、銭函でついに家賃が払えなくなり夜逃げ。大楽毛に移り住み、ここで姉妹は日銭を稼ぐために門付けを始めた。1951年(昭和26年)上京。東京都山谷の木賃宿に住み、父親に連れられ、三味線を片手に台東区浅草の飲食街を流すようになる。その頃スカウトを受け、1959年(昭和34年)、コロムビアに入社し「浅草姉妹」でデビュー。デビュー曲は当初「三味線姉妹」であったが、浅草を流していたという経歴から「浅草姉妹」へ変更となった。またデビュー当時の芸名は「並木栄子 並木葉子」だったがまもなく新たな芸名を一般公募、2人の意思で「こまどり姉妹」という名が選ばれた。~ウイキペディアより一部抜粋~
     
    イメージ 14


    遠藤先生と同じように門付けから、メジャーの世界に入られたこまどり姉妹への想い入れは、強くおありだったんだと思います辛いことには 泣かないけれど」こんな風に、歯を喰いしばって世に出てきた人たちを「根性」という言葉とともに評価することも昭和の価値観だったのでしょうね。私が高校時代には、クラスで文化祭のために「根性」という旗を手づくりしました(笑)昭和は遠くなりにけり・・・です。
    アレンジも、舟木さんの歌唱も、原曲と比べると、力強さやソウルフルなところが、より感じられるのがなぜか不思議です。平成の世にも「スマートな根性、ここにあり!」という舟木さんならではの素晴らしい歌唱に客席中が酔いしれていたのが伝わってきました。

    ~アンコール
    北国の春(作詩:いではく)
     
    大満足の客席。例によってアンコールの拍手・・・お約束で再び上がる緞帳。のどかな風景が目の前に広がってくるような舟木さんの「北国の春」でした。
    終演後は、お見送りの列に並びました。ゆっくり目のお出まし。タクシーに乗り込まれるところ、車中で笑顔で手を大きく振ってくださる舟木さんを見届けてから帰路に着きました。あともう1日、新歌舞伎座でのコンサートに行かれる方、お楽しみ下さいね。
     
    イメージ 15イメージ 16
     
     
     
     

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    イメージ 15月5日、本日は「端午の節句」です。昨日まで爽やかな五月晴れの東海地方でしたが、ゆうべから小雨模様となっていて生憎の天候の「子どもの日」ですが・・・
    右の切り絵は父の遺作の「鯉のぼりと菖蒲」です。なぜか、最近はあまり鯉のぼりを見なくなった気がします。立てるスペースがないからなんでしょうね。
     
    ちょっと思いついて、舟木さんのご自作で、「子どもの日」に、かかわるようなものがないかと、考えてみたところ、さすが舟木さんの守備範囲の広さです、「こどもたちのヒーロー」の歌を書いていらっしゃいました。ペンネームすずきじろうで作詩をなさっています。
     
    イメージ 2
     
     
     
    この曲は、歌手生活15周年記念として7月2日から26日まで開催された日劇特別公演のお芝居「怪傑児雷也」(演出:岡本喜八)のテーマソング的なもののようです。シングルとしては、公演に先立って同年6月に発売されています(B面は「さくら仁義」)この当時のことは、私は全く存じ上げませんので、またしても大倉明氏の「青春賛歌」のお世話になります。
     
     
     
     
     
    ~大倉明著「青春賛歌」より一部抜粋~
    昭和52年(1977)7月の東京は"歌手公演花盛り”の月になった。美空ひばりが6月から2ヵ月連続で新宿コマ劇場公演「富士に立つ女」、橋幸夫が明治座で「花の騎兵隊」、西郷輝彦が日劇でミュージカル「わが青春の北壁」、そして舟木は2日から26日まで、日劇でNHK[藍より青く」のヒロインを演じた女優・真木洋子を相手に「怪傑児雷也」で大暴れした。「怪傑児雷也」は「肉弾」「独立愚連隊」などの映画監督・岡本喜八が初めて舞台に挑んだものでガマガエルに大蛇を乗せて大暴れするシーンなどを劇画タッチのスペクタクルとして演出した。6月1日には、「すずきじろう」のペンネームで舟木自身が作詩した主題歌「怪傑!!児雷也」を出しているが、アニメ作家に作曲してもらおう渡辺宙明氏を起用した日本コロムビアのディレクター・矢部公啓は「社長に呼び出され「なんで子どもみたいな歌を作るんだ」と注意されたという。公演は一ヶ月の定期券を買って来る客がいたほど大盛況で、洒落の利いた主題歌も好評だったが、7月10日午後、公演中の舟木のもとに「父・栄吉が消化管出血のため、午後3時に東京・慈恵医大病院で亡くなったという知らせが届いた。舟木は昼の部を終えて病院に駆けつけ、取ってかえして夜の部をこなした。矢部は「歌の部では必死に涙をこらえていましたが、ファンもすでに知っていたようで辛いものがありました」、と振り返る。
     
    イメージ 3怪傑!!児雷也  作詩:すずきじろう 作曲:渡辺宙明
    http://www.youtube.com/watch?v=_liokbHv7cQ
    上記の動画の映像は1921年公開「豪傑児雷也」と思われます。
     
    走る走る走る走る 稲妻に乗りドロンロン
    今日も来る来る 今日も来る来る
    人か魔物か あれは児雷也
    右手(めて)をかざして 切る九文字(くもんじ)に
    妖気ただよう ガマが棲む
    父母のうらみに 燃えたつ瞳
    めざす仇は 大江戸の空
    頑張れ頑張れ児雷也 敗けるな児雷也
     
    響く響く響く響く 雷(いかづち)の中ドロンロン
    駆けて来る来る 駆けて来る来る
    人か魔物か あれは児雷也
    銀の剣は 正義の光
    続け愛する 綱手姫
    結ぶ心に みなぎる力
    敵をけちらせ 大蛇を倒せ
    頑張れ頑張れ児雷也 敗けるな児雷也
     
    2005年南座・菊之助さんの児雷也  ↓
     
    イメージ 4荒ぶ荒ぶ荒ぶ荒ぶ 嵐をついてドロンロン
    飛んで来る来る 飛んで来る来る
    人か魔物か あれは児雷也
    天地ゆるがす 変幻もよう
    進め児雷也 悪を切れ
    広い世界の 果てない空に
    夢をつかんで 夜明けを告げろ
    頑張れ頑張れ児雷也 敗けるな児雷也

    児雷也とは (世界大百科事典より)
    読本,合巻,歌舞伎,映画などで活躍する義賊的な怪盗。〈自来也〉とも。もとは中国の小説に登場する〈我来也(がらいや)〉で,襲った家には,〈我来也(われきたれるなり)〉と書き残す盗賊。これを翻案した読本《自来也説話(じらいやものがたり)》が出版されるや幻怪の構想が大いに人気を得,やがて合巻や歌舞伎などによって,蝦蟇(がま)の妖術を駆使して権力に立ち向かう児雷也像が,幕末から明治にかけての民衆世界に広く定着した。

    私は、舟木さんの「児雷也」の舞台は、もちろん拝見できていないのですが、十年ほど前の2005年に京都・南座での歌舞伎公演を観劇しています。その時の、パンフレットがありましたので、「児雷也」について少し、掲載しておきます。この舞台には、9月の演舞場公演で天一坊をつとめられる尾上松也さんも出演なさっています。
     
    歌舞伎 通し狂言 児雷也豪傑譚話
    河竹黙阿弥原作、今井豊茂脚本、尾上菊五郎演出)
    http://www.youtube.com/watch?v=Hj98yLVh5AI 
    1分弱ですがこの時の歌舞伎公演の宣伝映像です
     
    2005年3月 京都南座
    児雷也:尾上菊之助
    大蛇丸:尾上松緑
    綱手:市川亀治郎
    月影太郎照行/鹿六娘お辰:尾上松也
    仙素道人:尾上松助
     
    イメージ 10あらすじ
    幕府の執権職に任じられた月影郡領は、武勇に優れた若者・大蛇丸を養子に迎える。しかし、実はこの大蛇丸こそ、この世を魔界にかえようと企む蛇の化身だった。その妖術に操られた郡領は、盟友である大名・尾形左衛門と松浦将監を滅ぼし、尾形の嫡子・雷丸と松浦の息女・綱手姫を谷底へ突き落とす。
    しかし二人は仙人の仙素道人によって命を救われ、やがて成人した後、雷丸は児雷也という名と蝦蟇の妖術、綱手は蛞蝓の妖術をそれぞれ授けられる。そして大蛇丸の野望を打ち砕くため、その鍵となる名剣・浪切丸を求めて旅立つ。一方、成人した大蛇丸も今では月影家の主となり、絶大な権力を振るっていた。義賊となった児雷也は、一度は大蛇丸の妖術に破れるが、生き別れになっていた姉・あやめの犠牲によって力を取り戻し、浪切の剣を手に入れるため硫黄の噴出す地獄谷へと突き進む。後を追った大蛇丸との立ち回りの末、浪切の剣の霊力によって大蛇の本性は浄化され、緒方・松浦の家名再興も許されて、3人は国づくりに力を合わせることを誓い合う。
     
     
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    今年9月に新橋演舞場で開催される「天一坊秘聞・八百万石に挑んだ男」のチラシの舟木さんの衣裳や舞台化粧を拝見していて、当時の「児雷也」の時のイメージと重なって見えてきたので、ちょっと並べてみます。
    舟木さんの白いお衣裳の下から見えている黒いメッシュ状の下着(素網と呼ばれるもののようです)も刀の構えも、表情もとっても似てます・・もちろん同じ舟木さんなのですから当たり前か?(笑)
     
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    ・・・・とはいえ、三十代半ばの「児雷也」の時の舟木さんと、古希を間近にした「伊賀之亮」の舟木さんは、ほとんど変わらずにその佇まいと醸し出す空気感が、全く歳月を感じさせないことに驚かされます。
    これが、本物のスターでありアイドルの理想的な在り様なのかも・・・私たちが遠いあの頃を思い出すことを可能にしてくれる姿かたち、そして雰囲気・・それを保ちづつけることのできている舟木さんってプロ中のプロ魂の持ち主だとあらためて感銘を受けます。
    「子どもの日」にちなんだ、舟木さんの作った歌・・という切り口で思いついた記事なのですが、資料を探しているうちに、図らずも別の感動を覚えてしまいました(笑)
     
    下の「ヒーローはいつも少年の憧れ」の記事は、手元にある「児雷也豪傑譚話」(南座/2005年)のパンフレット掲載の記事の全文です。松竹演劇部の演出家・水口さんのお名前が偶然にも「一夫」さんなのにもビックリ!(笑)

    ここに出てくる「ヒーロー」たちに、憧れを抱た「最後の少年たち」の中に舟木さん(上田少年)もきっと含ま
    れていることでしょう。子ども時代には、歌い手ではなく「チャンバラの役者」か「講釈師」になりかった。と
    おっしゃっていますから、娯楽時代劇映画やラジオから流れてくる「講談」~お父上の萩原劇場では浪曲や講談もかかっていたそうですし~に、上田少年も「胸を熱く」なさったのでしょうね。
    イメージ 11
     
    舟木一夫となってから、舞台で数多くのヒーローを演じて来られた舟木さんが、15周年記念曲として出そうとなさった「怪傑!!児雷也」・・・当時のコロムビアの社長から「こどもみたいな歌」とダメ出しがあったというエピソードを知ると、芸能にかかわる表現者にとって「こども心」~かのミヒャエル・エンデの大ヒット小説「果てしない物語」の舞台となっていたファンタージェンの国の女王様の名前も「幼ごころの君」です(笑)~というものがいかに大切で生涯その「子ども心」を失わずにいられるのかを教えられるような気がします。
    いつまでも「少年」のような純な魂を思い出させてくださる舟木さんの佇まいは、何より私たちの憧れの的です。
     

    ヒーローはいつも少年の憧れ   水口一夫  2005年3月 京都南座パンフレットより
     
    イメージ 7今の子供たちが「ハリー・ポッター」「ロード・オブ・ザ・リング」の主人公に憧れるように、僕たちの少年期は、忍術を使うヒーローに憧れた。印を結び一瞬にして煙と共にドロンと姿を消す。空を飛ぶ。他のものに姿を変える。あんな風に術を使えたらいいのにと真剣に思ったものだ。少年雑誌に”君にも出来る忍術虎の巻”などといううさんくさい付録でも付こうものなら、発刊日を待ちかねて買いに走ったものだ。
    字を読める人が人口に占める割合を識字率というが、江戸時代の日本は世界でもトップクラスの率を誇っていた。武士階級は全て、庶民でも京都、江戸、大坂の大都市になると七割、当時のロンドン市民の新聞購読率が四割であったというから、その高い水準がわかる。かならず、八、九才になると寺子屋・手習所といった初等教育機関に入門という当時のシステムが、この識字率の高さにつながっているのだ。
    文化文政それに続く幕末期に、錦絵、読本、草双紙の類が、庶民のサブカルチャーとして一斉に花開くのは、その知的水準の高い土壌があったからだ。大坂では、六十軒の貸し本屋が営業していたという記録があるし、江戸、京でも同様であった。人気の草双紙は、三日間のみ貸し出す、三日切という処置が取られたほど、大衆の中に浸透していた。草双紙合巻という出版物は、平仮名書き、全冊挿絵入りの読み物で、現今で云えば、絵本、劇画ということになろうか。大人の読み物が「女子供」にも楽しめる読み物になったのがこの合巻である。滝沢馬琴の「八犬伝」、中国の四大奇書の一つ、百八人の豪傑が終結する「水滸伝」の翻案、その「水滸伝」を日本にしかも女性に置き換えた「傾城水滸伝」、お馴染みの悟空が活躍する「西遊記」。これらの作品と前後して「児雷也」は、まず。文化三年(1806)に感和亭鬼武作になる読本「自来也説話」が出版、翌年には大坂角の芝居で劇化され、市川團蔵の自来也で大当たりを得た。今回の黙阿弥の舞台は、天保十年(1839)美図垣笑顔作、歌川国貞画で刊行された「児雷也豪傑譚」が基である。表紙絵は、当時のスター岩井紫若、三世尾上菊五郎の似顔で飾られ、ベストセラーになった。この「児雷也」は明治元年(1986)まで、ガマの児雷也、大蛇の大蛇丸、ナメクジの綱手、いわゆる三すくみの妖術や全国の名所を背景にした手に汗にぎるスペクタクルで作者をリレーしながら四十三篇まで続いた。
    この舞台化されたスーパーヒーロー児雷也は、石川五右衛門や鶴屋南北の天竺徳兵衛に想を得たもので、その後、女に書き換えた「女児也(にょらいや)」、「児雷也」ものの講談本へとその系譜が続く。
    映画草成期、”目玉の松っちゃん”こと尾上松之助は、1000本を超える映画を撮った、日本映画最初の大スターだ。なかでも「児雷也」は、今から見ると、極々単純な映画のトリックだが、消えたり現れたりの「児来也」の妖術シーンに子供たちは熱狂したという。
    明治末から大正にかけては、講談本の一種、立川文庫の英雄たちが少年の胸を熱くした。「猿飛佐助」「霧隠才蔵」の真田十勇士、「荒木又右衛門」「宮本武蔵」の剣豪物、「国定忠治」や「清水次郎長」の侠客もの、「水戸黄門」「大岡越前」の武家物、枚挙にいとまのないほど、時代劇のヒーローの宝庫であった。
     
    昭和50年に国立劇場で通し狂言として復活上演され
    尾上菊五郎がタイトルロール児雷也をつとめた↓
     
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    菊五郎さんが菊之助時代に主演をなさったNHK大河ドラマ「源義経」では、舟木さんは平敦盛・・・どこまで行ってもしっかりそのフィールドの広さゆえ繋がっていく舟木さんってスゴイです。
     
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    ちなみに、映画「忍術児雷也」(
    1955公開)で主演の児雷也を演じたのは、後に名女形として歌舞伎舞台で活躍なさった四代目中村雀右衛門さんです。当時の芸名は大谷友右衛門。
                    
     
    舟木さんは、佐々木小次郎にも深い憧れと想いがおありだったようですが、友右衛門さんは、1950年代に、映画「佐々木小次郎」でも主役の小次郎を演じていらっしゃいます。もしかしたら舟木さんは、子ども時代に、その小次郎を御覧になっているかも・・・?

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    9月の上演まで、まだ4ヶ月もあるというのに、新橋演舞場特別公演のニュースを、本日、5月6日付で、早々とサンケイスポーツがとり上げてくださってます。また新橋演舞場のHPでも、公演の詳細がアップされています。ますます、ワクワク感が高まってきますね
     
    サンケイスポーツ・ネットニュースより↓
    http://www.sanspo.com/geino/news/20140506/oth14050605000015-n1.html
     
    舟木一夫「特別公演」で重厚な時代劇とコンサート!
     
    東京・新橋演舞場で「9月特別公演」を行う舟木一夫歌手(69)が東京・新橋演舞場で9月2日から24日まで「特別公演」を行うことが5日、分かった。
     
    芝居とコンサートの2部構成。1部「-天一坊秘聞-八百万石に挑む男」は、1961年公開の映画「八百万石に挑む男」を初めて舞台化。将軍吉宗のご落胤と名乗り出た天一坊(尾上松也=29)と、高みを目指す軍師、山内伊賀之亮(舟木)を描く。
     
    重厚な時代劇で、舟木は「私も線の太い物ができるようになったということ」と意気込み、屋根の上での立ち回りも披露する。
     
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    2部のコンサートでは6月発売予定の「眠らない青春」「恋人形」を歌う。66年の初座長公演以来、上演回数は3300回超を記録している。
     
     
    新橋演舞場九月公演  舟木一夫 特別公演
    イメージ 29月2日(火)~24日(水)
    昼の部:11:00~   夜の部:16:00~
    2014年7月25日(金)チケット販売開始
     
    大好評につき今年も開催!★新橋演舞場恒例の大人気企画★
     
    ◆「みんな de 舟木」開催!
    10日(水)・18日(木)[夜の部]
    舞台終了後の熱気冷めやらぬ演舞場内にて、お客様全員と舟木一夫が揃って記念撮影!写真は後日プレゼントとしてお送りします。
    みんなで舟木一夫と最高の瞬間を-
     
    ◆「みんな ni プレゼントナイト」
    平日夜の部限定!
    平日の夜の部(千穐楽除く)にご来場いただいたお客様全員に、各公演異なるデザインの特製グッズ(非売品)をプレゼント。さらに、すべてのグッズを集めて繋げるとちょっと嬉しいサプライズが!

    詳細は決まり次第、松竹ホームページ等で発表いたしますので、お楽しみに!
     
     
     
     
    第一部 八百万石に挑む男  天一坊秘聞    齋藤雅文 脚本/金子良次 演出
     
    軍師 伊賀之亮が、天一坊と共に徳川八百万石へ挑む!
    「我こそは将軍吉宗公の御落胤なり」と名乗り出て、天下をゆるがす大騒動を巻き起こした天一坊。
    江戸時代に実際に起きたこの事件は、歌舞伎、映画、小説など幅広いジャンルで題材となってきました。
    その中でも、「羅生門」を始め数多くの大作を手掛けた橋本忍の脚本による映画「八百万石に挑む男」(一九六一年劇場公開)は、伊賀之亮が天一坊と共に高みを目指す旅路を重厚に描き出し、今なお色褪せぬ名作としてファンを魅了しています。
    今回、舟木一夫が軍師 伊賀之亮に扮し、この作品を初めて舞台化。天一坊役には、歌舞伎俳優として目覚ましい活躍をみせる尾上松也といった豪華な顔ぶれを得て、大きな野望を追い求める男たちの壮大な物語をお贈りいたします。
    徳川幕府も盤石となった八代将軍吉宗の治世。謎の浪人、山内伊賀之亮は、天一坊と名乗る若者と出会い、徳川幕府を根底から引っ繰り返す壮大な夢を描く。
    将軍吉宗の御落胤と語る天一坊は、紀州徳川家家宝の短刀とお墨付きを携えていた。
    一介の素浪人伊賀之亮が、軍師として、天下の徳川を相手に痛快無比な大勝負を挑む…。
     
    天一坊役の尾上松也さんのブログです。↓
     
    以下は、参考までに東映映画のあらすじです

    東映映画 八百万石に挑む男 1961年9月13日公開   
    山内伊賀之亮:市川右太衛門 /天一坊:中村嘉葎雄 

    イメージ 3東海道は金谷の宿場。賭場で負け続けの若者が懐中から短刀を出した。用人棒の赤川大膳の眼が光ったのも道理、紀州家に伝わる家宝の品である。大膳は仲間の藤井左京とその出所を追求するが、若者はさらにお墨付を出して将軍吉宗の落胤だといった。本人の真疑はさておき、短刀とお墨付は本物と睨んだ左京は、美濃の国常楽院の伯父天忠の許へ若者を伴った。話はこの若者宝沢が紀州の永寿寺にいた昔に遡る。当時十三歳の宝沢は幼い頃、祖母から短刀と手紙を見せられた記憶がある。それを聞いた友の柳沢は、本堂の須弥壇の中でその品を見たと告げた。深夜、宝沢はそれを盗み出したが手燭が床に落ち、本堂は焼け落ちた……。常楽院の大忠は宝沢、すなわちこの若者に天一坊の尊号を与えた。折も折、天忠の友で元は九条関白家にその人ありといわれた山内伊賀之亮が訪ねて来た。天一坊と対座した伊賀之亮は、彼が贋物なら天下の徳川相手に乗るか反るかの大勝負を挑むべきだといい放った。天一坊の腹は決った。伊賀之亮はただちに土地の豪農豪商に働きかけて軍資金を集め、天一坊を儀式に慣れさせると同時に、案山子同然の大阪奉行、京都所司代らを相手に御落胤を名乗り出て、天下の耳目を驚かそうという巧妙な作戦を立てた。大阪に発つ前夜、天一坊は強欲な商人武州屋が夜伽に差し出した娘ぬいに、一夜の情をかけた。伊賀之亮の計画は見事に当り、天一坊の美々しい行列は大阪、京都を経て、江戸は八ツ山に入った。すでにわが事成れりと喜ぶ天忠らにひきかえ、伊賀之亮は真の勝負はこれからだと思う。というの
    も、知恵袋といわれる老中松平伊豆守と名奉行大岡越前守の実力を知っているからであった。果して伊豆守は、その真疑に拘らず天下騒動の基因ともなりかねない天一坊を、贋物として処断する腹なのだ。伊豆守の役宅で越前守と会った伊賀之亮は二人の心底を見抜き、すでに敗れたことを知った。その夜、天一坊の宿舎に幼馴染の柳沢が訪ねて来たが、事の露見を恐れて左京が斬り伏せた。苦しい息の下から柳沢は、天一坊こそ本当の落胤だと告げた。しかし、このとき江戸周辺は、越前守の采配によって蟻一匹這い出す隙もなく固められているのだった。伊賀之亮は最後のはなむけとして、天一坊に乾坤一擲の智恵を授けた。天一坊はわが子を宿して尋ねて来たぬいを冷たく振り切り、死の親子対面に向うのだった。
     
    ここで一曲どうぞ・・・
     
    愛につつまれて 作詩:丘灯至夫 作曲:戸塚三博   (1967年11月「センチメンタル・ボーイ」B面)
    http://www.youtube.com/watch?v=g00ySQWOkD0 kazuyanさんの動画です
     
    イメージ 6花びらのような 顔あげてごらん
    湖のような 瞳をとじてごらん
    ふるえているね そばにいるのに
    ふたつの夢は いつかかさなり
    信じあうふたり 愛しあうふたり
    すばらしい夜は 胸がたかまり更ける
     
    あの星のかげに 愛らしい声の
    天使がいそうで みあげてる二人
    きらきらと光る 清らな夢が
    君のまつ毛の 先にゆれてる
    いつまでも君と いつまでも僕と
    すばらしい恋に じっとしているふたり
     
    言葉はいらない 幸せだけを
    両手の中に 抱きしめたまま
    信じあうふたり 愛しあうふたり
    愛の降る夜に 想いあふれるふたり
    想いあふれるふたり
     
     
     
    わが家の庭にツツジの蜜を求めてやってきた、黒アゲハ。ヒメジョオンの花粉のところにはアブが・・・
     
     
     
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    LOVE-LY CONCERT No.26
    ~KAZUOのわがまま選曲 日本の名曲たち ポップスワールドⅡ~
     
    セットリスト
    1.モンローウォーク~夜の部では、スタンディング
    イメージ 1(作詩:来生えつこ 作曲:南佳孝)
    2.時の過ぎゆくままに
    (作詩:阿久悠 作曲:大野克夫)
    3.別涙(わかれ)
    (作詩・作曲:因幡晃)
    4.針葉樹
    (作詩:麻生香太郎 作曲:筒美京平)
    5.水鏡
    (作詩・作曲:鈴木一平)
    6.秋冬
    (作詩:中山丈二 作曲:堀江童子)
    7.雪列車
    (作詩:糸井重里 作曲:坂本龍一)
    8.冬のリヴィエラ
    (作詩:松本隆 作曲:大瀧詠一)
    9.時代遅れの酒場
    (作詩・作曲:加藤登紀子)
    10.本牧メルヘン
    (作詩:阿久悠 作曲:井上忠夫)
    11.あんたのバラード
    (作詩・作曲:世良正則)
    12.ラヴ・イズ・オーヴァー
    (作詩・作曲:伊藤薫)
    13.神田川
    (作詩:喜多條忠 作曲:南こうせつ)
    14.東京
    (作詩・作曲:森田貢)
    15.なごり雪
    (作詩・作曲:伊勢正三)
    16.岬めぐり
    (作詩:山上路夫 作曲:山本厚太郎)
    ~アンコール(スタンディング)
    冬の稲妻
    (作詩:谷村新司 作曲:堀内孝雄)
    ジョニーの子守唄
    (作詩:谷村新司 作曲:堀内孝雄)
     
    イメージ 2開演前のプレゼントタイムの舟木さんは、白地にイエローの糸刺繍のゆったりしたシャツにジーンズで登場お喋りしながら、プレゼントを受け取ります。お喋りの内容はまた後ほど・・・
    いよいよステージ開幕。Vネックの白地にマリリンモンローのプリントのTシャツに薄手のジーンズのジャケット、ボトムも勿論ジーンズ、スポーツシューズという、いたってラフなスタイルでした。これがまたよくお似合い!
     
    アンコールでは、ジャケットを脱いでTシャツで・・・
     
    イメージ 3私は、お見送りは、メルパルクの建物のすぐ脇の交差点で・・・信号が赤になりますように!
    ラッキーにも、信号が赤に変わって、タクシーの中で手を振って下さる舟木さんをお見送りできました。

    車の中の白っぽいシャツの人影が、舟木さん。私的には、これで大満足です(笑)
     
    この日も見事な舟友さんの花束でした。
     
     
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    コンサートの詳細は、後ほど
     

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    イメージ 28イメージ 1後援会主催のコンサート、通称「ラヴコン」が先ずは大阪で開催されました。5月の爽やかな季節ですので、せっかく関西まで足を延ばすのですから、コンサートだけではもったいないと思い、前日8日から京都に入りました。大好きな京都の街を散策してきましたので、ちょっとだけ写真でご紹介します。
    いつものようにバスで京阪の祇園四条駅前下車、徒歩で四条河原町のホテルに行き、荷物だけ預けて、南座前から市バスに乗り、岡崎公園方向に向かいました。ずいぶん前から閉館になっていた京都会館の後に建設中のロームシアター京都(2016年1月オープン予定と書いてありました)前で、バスを降りて、ふと道路の向かい側を見ると・・・「浮舟」発見!舟木さん見っけ(笑)
    イメージ 2「みやこめっせ(京都市勧業館)」に併設されているカフェ・レストランの名前でした。同じ敷地内には「源氏物語記念碑」もありました。
    目指すは京都市美術館コレクション展「恋する美人画」
     
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    印象的だった作品を・・・・
     
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    イメージ 6修学旅行生たちの小さなグループと一般の観覧者が少しだけでしたので、ゆっくり観ることができました。この後は、京都の街ウォーキングです。歩き慣れてはいますが京都は、あまりにも神社やお寺が多いので、かえって珍しさがなくて、うっかり見過ごしているスポットも結構あります。「満足稲荷神社」・・・これは思わず二度見してしまいました(笑)おイメージ 7参りしたらすごい御利益がありそうですから、足をとめてお参りしてきました。「舟木さんがいつも満足なさるステージをつとめることができますように・・・」私たちは、いつも満足してますが、ご自身の「満足度」も気になるところですから・・
     
     
     
     
    イメージ 8そして、三条大橋を渡って・・「弥次さん、喜多さんの像」・・先斗町の小路をちょっとのぞいたら「鴨川をどり」の看板が見えたので、歌舞練場の前に行くと可愛いイメージ 9舞妓さんが中に入って行くのが見えました。京都に住んでた頃に、毎年、四月の「都をどり」(祇園甲部歌舞練場)か五月の「鴨川をどり」(先斗町歌舞練場)を見物に行ったものです。
     
     
    イメージ 10舞妓さんを見つけると「京の恋唄」「逢う瀬」などを連想してしまう私です。若き日の舟木さんの京都を歌った歌の中の恋のお相手は可愛い舞妓さん(笑)
    ←「恋する美人画展」公開作品「春雨」です
     
     
     
     
    京の恋唄 作詩:西條八十 作曲:竹岡信幸
    恋あわれ 残るあなたの置手紙
    抱けばほのかに 袖の香かおる
    消えゆくあの夢 この夢おぼろ
    若い日さみしく 鐘が鳴る

     
     
    逢う瀬  作詩:藤浦洸 作曲:戸塚三博
     
    あいにゆこうか あうまいか
    あわねばなおも かなしさを
    耐えてたたずむ 横顔に
    散るは祇園の ともしびか
     

    木屋町沿いを流れる高瀬川に添って三条通りに再び出て、西へ・・・向かうは京都文化博物館。
     
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    博物館の企画展は「光の賛歌 印象派展(開期5月11日まで)」を開催中でしたが、なんだかすごい混雑で、入場を待つ人の長蛇の列・・いく分殺気だっていて、待たされて怒り出したりしてるお客さんも・・・

    イメージ 30美術鑑賞を楽しみに行って、こんな状況ではどうしたものやら・・・私は、時間もあまりなくて当初から企画展は、あきらめていたので、ひたすら人混みを避けてフィルムシアターに向かいました。
    5月11日の母の日にちなんで4月22日から6月1日まで「母を想う-日本映画の中の母の肖像」というテーマでたくさんの作品が上映されています。この日は「噂の女」(1954年大映京都作品/監督:溝口健二/出演:田中絹代、大谷友右衛門、久我美子)私が2才の年の公開で、田中絹代さんは43才の頃の作品です。歌舞役者の中村雀右衛門さん(名女形)が当時はまだ大谷友右衛門で田中さん扮する母と久我美子さん扮する娘を両天秤にかけるちょいワルな色男の医者役を演じてるのも興味深い映画でした。舞台は、京都島原。京都で一軒だけ太夫の置屋とお茶屋を営む老舗「井筒屋」の女将とその娘との「母と娘」としてまた「女と女」としてのぶつかり合いや情愛を描いたものです。映画の中でちょうど「鴨川をどり」の舞台を観ているシーンもあってタイムリーな上映だなぁ・・と感激。戦前・戦中・戦後間もなくの映画フィルムを数多く所有しているフィルムシアターは、京都暮らしをしていた頃から私のお気に入りスポットで、ここでは何本かの素晴らしい作品を観ることができました。私にとっての「昭和の映画の学校」というところでしょうか。消費税が上がりましたが、入場料金は変わらずワンコインなのが嬉しい・・・いい映画を堪能した後は、またウォーキング・・・京阪祇園四条に向かいました。
     
     
    イメージ 12今度は四条大橋を渡って・・・すっかり忘れてましたが、もう鴨川の納涼床が開催されてました。昼間はこんなですが、夜になると・・・
     
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    この後は、京阪電車に乗って、大阪の森ノ宮ピロティホールへ・・・ 
     
     
     
     
     
     
     
     
    イメージ 14劇団民芸の「八月の鯨」(奈良岡朋子さん、日色ともえさんなど出演)を観劇して、再び京都のホテルに戻りました。翌日9日は、「ラブコン」のために遠征してこられた舟友さんと京都駅で待ち合わせて「舟木さんを探すさんぽ径/敦盛&忠長コース」をご案内(笑)
     
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    イメージ 172月に続いて再び、くろ谷の金戒光明寺までご一緒しました。木屋町の老舗喫茶店でいっぷくしてからJR京都駅に向かい一路、いざ新大阪のメルパルクホールへ!

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    日本の名曲たち ポップスワールドⅡ
     
    今年のシアターコンサートもそうですが、後援会主催のコンサートは、開幕前に舟木さんが幕前に私服で登場してプレゼントをまとめて受け取るスタイルです。
     
     
    イメージ 20白地に黄色の花もようの刺繍のゆったりしたシャツにジーンズ。お喋りしつつ、プレゼントを受け取っていく舟木さん。
    以下は、プレゼントタイムでの、舟木さんのお喋りピンク文字です。
     
    さすがに3日間あけてのステージはキツクなってきたので・・・69才と半年ですからね。長期公演は早くから予定が決まってるからいいんですが・・コンサートのスケジュールの方が、多分途中からどんどん詰まってくる感じなのでしょうか?・・・今までは中(なか)三日くらいでいけると思ってましたが、来年からたのむから4日はくれよ!(笑)こないだ新歌舞伎座では、三日間5公演だったんですが、イメージ 21いい感じで入っていくのが難しいカンジで・・なんか淋しいハナシしてますが(笑)・・私、仕事以外ではほとんど喋ってないです。マスクしてると自然と喋らなくなるのでマスクしてる(笑)歌ってるより長時間喋ってるほうが疲れる。今一番、情けないのは徹夜できなくなったこと・・もうアカン、あきまへん(笑)こないだの南座、中日劇場、新歌舞伎座で一般のお客様が何をビックリなさったかというと歌う前にいただきものをもらいに出てきたこと(笑)こんな欲の深い歌い手は見たことない・・・それとフツーにつき合ってるお客様は何だ?ってことになる(笑)来年二月の新歌舞伎座のスチールを撮るのにカツラ合わせに行ってきたんですが・・・9月から12月の間に3回も長期公演をするなんて70歳のヤツのやることじゃない・・でも、仕事やめたってすることないからお客様もそこそこ手を打っていただいて・・・昼のステージのプレゼントはいつにもまして多かったので、すみませんね、時間がかかって・・と気遣う舟木さん。全然痩せないな、ここ二、三年は痩せも太りもしない。食べる量もほぼ一定です。
     
    全てのプレゼントを受け取って袖へ入る舟木さん・・
     
    以下、昼と夜のコンサートのトークをミックスして報告します。ピンク文字は舟木さんのトーク
     
    オープニングは「モンローウォーク」で登場です・・・ポップスバージョンだから、舟木さんのステージ衣装もかなりカジュアルです。Vネックの白地に薄墨色のプリントTシャツ(あとで舟木さんのトークでマリリンモンロー「七年目の浮気」の有名なシーンのプリントだとわかりました)に、ジーンズ。ジャケットもジーンズ素材。スポーツシューズ。Vネックの胸にはペンダント。

    1.モンローウォーク(セクシーユー)~夜の部では、スタンディング
    (作詩:来生えつこ 作曲:南佳孝)
     
    今年も半分きちゃったですね。何でこんなに早いんですかね。なぜ、今日は譜面台があるのか?・・あります(笑)遠藤先生(遠藤実スペシャル)のは18曲くらいを3日か4日で覚えたんですが、だんだんアブナイ・・今日はポップスバージョンで・・なぜ色々なものをやってるかというと音源ですね。意識して歌い直して音を残しておいて、私も老後の楽しみに・・・やれる時にやっていきます、お互いに(笑)
    こうした、音源をまとめて大全集として近いうちにぜひ企画してもらいたいですね。

    2.時の過ぎゆくままに
    (作詩:阿久悠 作曲:大野克夫)
     
    3.別涙(わかれ)
    (作詩・作曲:因幡晃)
    http://www.youtube.com/watch?v=3vZa_Nsi_ls(ちあきなおみさん歌唱&因幡晃さん歌唱)

    4.針葉樹
    (作詩:麻生香太郎 作曲:筒美京平)
     
    こないだの遠藤スペシャルが興行として成立するか・・興行、僕が好きな言葉ですが、みなさんのおかげで演舞場(5月31日)の切符はもうないんですが、「情報」では、「好評発売中」(笑)こないだ知り合いのおじさんに頼まれて、いつも私のことを祈って下さってる宮司さんですが、めったにこういうことはしないんですが、2枚頼んだら「ありません、舟木さん」そんな風におかげさまで(完売ですということでしょう)・・(会場拍手)中日劇場が二日目のお昼(3月29日)に「札止め」でした。「満員御礼」と「札止め」は違うんです。「満員御礼」は満席。「札止め」は立ち見も入れてる状態。「満員御礼」は風船がメいっぱい膨らんでいる状態、「札止め」はその風船が揺れてる状態、これ以上入れると消防法などに触れたり、事故などが発生する恐れがある。
    舟木さんによる興行用語レクチャーでした(笑)さらに「賑わい」ですね・・と・・
    「にぎわい」という言葉は寄席などの興行の世界でもよく使われる言葉で、どこか粋で洒落てます。私も好きな「賑わい」ぼそっとおっしゃいましたが私にはとってもインパクトがありました(笑)

    ポップスも95%が悲しい歌ですね。ポップスパターンにもいろいろあるでしょうが、時代によって違いが出てくる・・その時代の楽器にもよるのでしょうけど、「針葉樹」よりもう少し後の時代というところを2つ、3つ

    イメージ 225.水鏡
    (作詩・作曲:鈴木一平)
    http://www.youtube.com/watch?v=A2O8BM_ZEQE(舟木さん歌唱)
    CD「心に沁みた流行歌」ほか収録

    6.秋冬
    (作詩:中山丈二 作曲:堀江童子)
    http://www.youtube.com/watch?v=7AugQhO3TL8(作詩者の中山丈二さん歌唱)

    7.雪列車
    (作詩:糸井重里 作曲:坂本龍一)
    http://www.youtube.com/watch?v=K2xUjzrZjBg(原曲:前川清さん歌唱)

    前川くんが歌うと(「雪列車」の原曲歌唱)ポップスパターンには聴こえない・・と舟木さんまたもや歌マネ(笑)上手い!
    いきなり、さっきからあのシャツ、柄は何だろう?って(笑)モンローちゃん・・と舟木さんが言ったら前の列の方のお客さんが「?」ってかんじだったのでしょうか「あれっ?」って・・と舟木さん。最近若いコにモテなくなったので、せめてTシャツでも(笑)~これ以上モテてどうするんですか!(私のツッコミです)~最近は上手く歌おうとか、聴かせようとかいう気持ちはさらさらなくなってきた。歌いながらいろんなことを思い出したり、イメージを広げたり、楽しんでます。ここでパア~ッ!と風景が出てくる歌を・・

    8.冬のリヴィエラ
    (作詩:松本隆 作曲:大瀧詠一)

    9.時代遅れの酒場
    (作詩・作曲:加藤登紀子)
    http://www.youtube.com/watch?v=3_X3DfFbkVU(原曲:加藤登紀子さん)
    http://www.youtube.com/watch?v=T8Hn_FzfPk0(原曲:高倉健さん)
     
    イメージ 23森くんも「冬のリヴィエラ」は今、歌った方がいいと感じているでしょう。「時代遅れの酒場」も好みがあって登紀子さんがいいのか、健さん(高倉)がいいのか・・上手いのは登紀子さんですが、寝言みたいな健さんの歌は、「唐獅子牡丹」から、つながってきてる、あの健さんのヘタさは・・中途半端は良くない(笑)
    「寝言」・・・youtubeで初めて健さんの「時代遅れの酒場」を聴いて、納得!(笑)でも、いい味です。
    客席からの視線を感じたのか、着ているジャケットの左下のロゴのようなものを指さして、これですか「KAZUO」って書いてあるんですが・・「YUKIO」じゃなくて・・(笑)最近私のトークが・・シモネタに走るんじゃないかと心配されてる方も・・(笑)落語と同じで、シモネタをギリギリのところで止めるのが「芸」なんです。止め切れなかったのが「夢幻-MUGEN-」という歌、ハ・ハ・ハ・・私的にはこの曲は大好きなんですけど、どうしてかNGの方もいるんですよね(笑)この歌は、若い頃に歌うよりも、50才・・50でも、まだ早いか・・もう70ですから、もうこわれてもいいか・・・もともとこわれてるんですからね(笑)
     
     
     
     
    この歌は合わないだろうと思われるような歌がありますね。みなさんのように近距離にいてくださると、そんなことはないですが、「舟木一夫=高校三年生」と思う方は「風雪流れ旅」とか歌うというと「なんだ?!」と思われるでしょうね。僕はね、もったいなかった歌い手なんです。「高校三年生」で、きた歌い手ですから、若い頃から自分が歌い損なってた「湖畔の宿」のような方に行きそこなったから、ちょっともったいなかった。一番若くてイイオトコの頃に・・・(そっちの方にいけなかった)・・わたしのつぶやき:若い頃より今の方がずっとイイオトコですよ・・(笑)本来ならば、舟木一夫のイメージに合わない・・・ミスキャストという言葉がありますが・・お芝居でも「ちゃんの肩車(坂東妻三郎さん主演映画「狐の呉れた赤ん坊」の舞台化)坂妻さんのような押し出しの強い人の役、もう一本は「一本刀土俵入り」という話・・もともとの定型を変える方がインパクトが出て良くなる・・こんど演る「八百万石に挑む男」、歌舞伎では「天日坊」ですが、その坂妻さんや市川右太衛門さんが演った伊賀之亮を舟木が演る?!しくじるよ!・・しくじらないように演ってみます。
    「しくじるよ!」なんて、誰が言ったんですか!(怒)・・・舟木さんの気合いと自信に満ちた決意表明にシビれました(笑)ドッシリではなくすっきりとスマートな骨太さで、これまでにない伊賀之亮像になることでしょう。歌もミスマッチというところをあえて・・・と
     
    イメージ 2410.本牧メルヘン
    (作詩:阿久悠 作曲:井上忠夫)
     
    11.あんたのバラード
    (作詩・作曲:世良正則)

    12.ラヴ・イズ・オーバー
    (作詩・作曲:伊藤薫)
    舟木さん歌唱:CD「心に沁みた流行歌」ほか収録
     
     
    それにしても・・とご自分の着てるものを指して、まだこういうの着て歌っても大丈夫ですかね・・(拍手)
    まぁ、誰だって歌い手は歌いたい歌があって、歌い手になるわけなんです。役者さんでも、脇(役)・・あんな脇が演りたいなという発想も多いんですが、歌い手の場合は、「前歌さん」という方もいましたが、それでもその人が歌っている時にはその人が主役ですから・・僕なんかも芝居で主役をやらせていただいていて思うんですが「いろは長屋の用心棒」なんかでも、大門くん(角倉重三郎役)がやった役をやりたいなと思ってたんですが・・歌い手は一回ヒット曲を出してからジャンルが増えるんですが・・アイツがこういう歌を歌っても不思議じゃないというのを三つ並べて・・

    13.神田川
    (作詩:喜多條忠 作曲:南こうせつ)

    14.東京
    (作詩・作曲:森田貢)

    15.なごり雪
    (作詩・作曲:伊勢正三)

    16.岬めぐり
    (作詩:山上路夫 作曲:山本厚太郎)
    http://www.uta-net.com/movie/4314/(原曲:山本コータローとウィークエンド歌唱)

    イメージ 25~アンコール(スタンディング)
    冬の稲妻
    (作詩:谷村新司 作曲:堀内孝雄)
     
    ジョニーの子守唄
    (作詩:谷村新司 作曲:堀内孝雄)
    舟木さん歌唱:CD「心に沁みた流行歌」ほか収録
    舟木さんの歌唱 
    オーラスの「ジョニーの子守唄」では、ジャケットを脱いで、半袖Tシャツになる舟木さん。チョー薄着でもカッコよくて、セクシーなのにあらためて目が釘付け(笑)何度も古希、古希と云うようでごめんなさい、舟木さん。でも、ホント、とても古希間近かとは思えません。・・タキシードやスーツとはまた違った舟木さんの魅力がいっぱいの「ラブコン」でした。正直、私は、演歌もポップスも不案内で特に男性歌手とかグループの曲は聴いたことがある程度でハマったことがありません。加藤登紀子さんと中島みゆきさんは、全曲集的なテープを買って聴いてましたから、私的には曲としては、「時代遅れの酒場」と、あとは、「別涙」と「岬めぐり」などが好きかな・・・
    もちろん、舟木さんが歌えば、どの歌も、ぜ~んぶ好きになりますけどね。
     
    終演後、メルパルク前の交差点あたりで、待つこと10分ほどで舟木さんの乗ったタクシーが目の前に・・信号が青ならそのままスーッと通り過ぎるだけ、もし赤なら・・確立は半々でしたが、ラッキーなことにかなり長く信号待ちがあったので、後部座席の左側に座っていらした舟木さん、手を大きく振って下さいました。最後の最後まで、ステキな舟木さんを拝見してシ・ア・ワ・セ気分で、お見送りすることができました。
    アンコール含めて18曲、そしてタップリのトークを堪能させていただき大満足・・舟木さんも満足のいくステ
    ージだったかと思います。前日の京都の「満足稲荷神社」へお参りの御利益あったようです(笑)
     
                京都ウォーキングで、出逢ったバラの花たちです
     
    イメージ 26イメージ 27
     

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    二年半ぶりにリリースされるニューシングル「眠らない青春」は、70年代半ば頃、舟木さんご本人が作曲家の川崎浩史氏と共作で楽曲を作り始めた頃に出来た作品。当時アルバム「レマンのほとり」に収録したもので、今回アレンジを変え、完全新録音での発売となります。また、カップリングの「恋人形」も、同時期に山路進一氏と作った楽曲で、こちらは初レコーディング曲となります。
     
    イメージ 36月18日発売予定のニューシングル「眠らない青春」と「恋人形」の編曲を担当された杉村俊博氏・・・舟木さんの密着写真集「瞬・華・愁・透」の「透」誌上に登場なさっています。どこかでお名前を見たような、ぼんやりとした記憶はあったのですが、失礼なことに、今更ながら、気がつきました。
     
    「明日咲くつぼみに」も「浮世まかせ」も、杉村氏の編曲によるものです。
    そして、さらに「WHITE」でも、多くの編曲をなさっています。どうも、すみませんでした、杉村さん。(ペコリ)
     
    さらに、後から気付きましたが、2014年シアターコンサートの京都南座のパンフレットや「青春歌謡BIG3」のパンフレットにも「音楽監修:杉村俊博」というお名前を見つけました。遡ってチェックしてみたら、もうかなり以前から杉村さんがコンサートの音楽監修をなさっていらっしゃるのですね。なにしろ、舟木さんと再会してまだ2年も経っていない私ですので、舟木さんのステージや舞台などになくてはならないスタッフの方のお名前など、まだまだ存じ上げなくて申し訳ないです。不勉強でお恥ずかしいです。
     
    以下は、杉村俊博氏編曲による舟木さんのオリジナル曲です。
    聴きなれた曲ばかりですが、あらためてアレンジに注目(注耳?)してお聴きくださいね。
    いずれも、kazuyanさんのステキな動画です↓
     
     
     
    「WHITE」の編曲も数多く・・・
     
    序曲だけのコンサート
    http://www.youtube.com/watch?v=jzRhqhInPrA
     

    ほかにも、くやしまぎれ/斜-me-節 /End・Love
    ~糸車~/かくれんぼ/下町どこさ/ガラスの架橋 
    など多数
     
    「眠らない青春」は、1976年8月発売のアルバム「レマンのほとり」に、収録されていて、その時の音源では、作詩が里中さとる、作曲が岩鬼まさみ、編曲は竜崎孝路となっています。
    作詩の里中さとるというのは舟木さんのペンネーム、作曲は岩鬼まさみとなっていますが、それについては、舟木さんご自身が、以下のように語られています。
     
    イメージ 4~この歌もメロ先(メロディを先に作ること)なんだよ。フォークのフリー・ランサーというグループがいてね、メロディはリーダーの川崎弘(注:ニューシングルでは浩史となっています)との合作。”ヒロ、そこんとこの展開、こうしよう”とか言いながら(笑)でも、ただ書いていただけで、俺のための作品でもなんでもなくて。そうこうしていくうちに、サビのメロディに後付けしてるとき”ゆく春の~”の痛さがぽーんときたんだよ。その痛さをね、全体に広げてマイルドな歌詞にできないものか・・・ということになって、まとまったのがこれだよ~(密着写真集「瞬・華・愁・透」 の「瞬」掲載文より抜粋)
     
    この舟木さんのおはなしから、作曲は舟木さんと川崎浩史氏との合作ということで当時は「岩鬼まさみ」という名前で発表なさったということなんでしょう。曲が先にできて、そこに詩をのせていって出来上がった作品なのですね。なお、編曲の竜崎氏は、舟木さんファンはご周知のように、舟木さんのオリジナル曲やカバー曲の音源の多くを編曲なさっていらっしゃる著名なアレンジャーです。
     
     
     
     
    6月18日にリリースされる際には、作曲は、川崎浩史ということになるそうです。また、アレンジャーは1976年当時の竜崎孝路氏から今回は杉村俊博氏に変わります。現在、「青春歌謡BIG3」のステージで舟木さんが歌っていらっしゃる「眠らない青春」は、おそらく杉村氏による新アレンジのものだと思われます。「恋人形」についても杉村氏の編曲です。以下をご参照下さい。
     
    舟木さんのニューシングル 6月18日発売
    1. 眠らない青春(作詩:舟木一夫 作曲:川崎 浩史 編曲:杉村俊博)
    2. 恋人形(作詩:舟木一夫 作曲:山路進一 編曲:杉村俊博)
     
    以下、杉村氏による、舟木さんとの出逢いと、舟木さんの印象、かかわり方や、仕事仲間として、杉村さんから御覧になった舟木一夫という人について・・・などなどを語っていらっしゃるのをご紹介します。
     
    ~密着写真集「瞬・華・愁・透」の「透」掲載~音楽仲間INTERVIEWより~(2012年10月1日刊)
                                                     作曲家・編曲者:杉村俊博氏

    イメージ 130年ちょっと前・・・僕がちょうど30歳、舟木さんが35歳の時に初めてお会いしました。よくご本人が言われる「寒い時期」だと思います。その頃、コロムビア所属歌手のみなさんのステージ譜を書かせていただいていまして、「舟木さんの譜面も書いてみないか」とお話をいただいたんです。
    気持ちをゆっくりさせて、踏み込んだ話やプライベートの話をするようになったのは、ここ10年くらいじゃないかなぁ・・・。これは僕の勝手な思い込みかもしれないのですが、舟木さんはなぁなぁの付き合いというのはね、避けている様子というか、立場や空気を読んで行動される方だから。そういうのはダメだろうなぁという空気がありました。
    基本的には、最初にお会いした時から、変わらないですね。でも、最近、舟木さんはゆったりされてきた、というか・・・スローになってきた気がします。もともと、舟木さんはせっかちですが(笑)、そのテンポ感がよかったのでしょうね。
    兄貴・・・といっては舟木さんに失礼ですけど、僕だけではなく、みんなのことをきめ細かく見ていてくれる。怒る時は怒る、盛り上げてくれる時は盛り上げてくれる。バランス感覚のいい方だと思います。

    記憶力が抜群にいい。例えば、こういう話があります。「絶唱」にしても「哀愁の夜」にしても・・いろんな作
    品それぞれにアレンジが何パターンもあるんですね。なのに「何年何月にどこそこで使った『絶唱』で・・
    」と。アレンジしたのは僕だけど、はてどんなアレンジだったかなぁ・・・と悩んでいると「こういう流れでテンポはこうで」と説明してくださる。ということは、僕らがアレンジしたものをしっかりと受け止めて歌を重ねてくれている、ということです。ただただ、リズムに乗って唄っているのではなく。ありがたいなぁという想いと、尊敬ですよね。歌とちゃんと向き合ってくれているというか。単純に嬉しいし、アレンジし甲斐もあります。
    舟木さんがもし、アレンジャーになっていたら、ものすごいアレンジャーになっていたと思う。「テンポ、もっと
    落ち着かせたほうがいいんじゃないの?」とか「楽器、これに変えて」とか指摘されるんです。流れについても遠慮なく言ってくれる。結果的に、いい流れを作り出すんです。もう「まいった。1本とられた!」という感じ
    ですね(笑)
     
    わが家のいちはつ(アヤメ科)です。二、三日前にもう花が終わってしまいましたが・・・
     
    イメージ 5イメージ 6 
     

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    来月、6月5日には、デビュー52年目を迎え、秋以降は、12月12日のお誕生日(古希祝い)を挟んで半年間に3回の長期公演(9月新橋演舞場、10月から11月中日劇場、来年2月に新歌舞伎座)というハードなスケジュールにチャレンジなさる舟木さんです。私たちファンとしては、舟木さんの舞台をたくさん拝見できることは、とっても嬉しく大歓迎であることは間違いないのですが、一方では、やはり舟木さんのご健康が心配になってしまいます。
    イメージ 1「やれるときに、やっておく」という言葉を、今年に入ってからの舟木さんのステージでのトークで度々お聞きしています。「音源を残しておくために色んな歌を歌っている・・」ということもおっしゃっています。
    ステージでの歌唱は、未だに素晴らしい進化を重ねていらっしゃる舟木さんから、こういった言葉を聞くと正直とてつもなく淋しい想いにかられますが、「出し惜しみなんかしない、その時、その時を精いっぱいやるだけ・・・」という舟木さんらしい凛とした誠実な姿勢に、こちらまで背筋がピンと伸びるような気持ちになります。

    そんな気持ちでいる折も折、5月9日の「ラヴコン」のトークの中でおっしゃった舟木さんの言葉で、ずっと私の頭から離れない言葉があります。それは・・・
    「僕はね、もったいなかった歌い手なんです・・」
    舟木さん流の独特の表現ですから、捉え方は、聞く側の、それぞれの想像力によって、様々だと思います。また、それでいいのだと私は思っていますが、私が私なりに、この「もったいなかった歌い手」という表現を、どのように感じたか・・また、この言葉から、何を思い出したのか・・・勝手気ままに、少し書いてみようと思います。

    資料1
    アルバム「デビュー3周年記念 ひたむきな青春 舟木一夫の魅力」  1966年6月発売

    イメージ 2以前にも、ブログでご紹介しているアルバムです。↓
    http://blogs.yahoo.co.jp/ycmay26/68275369.html
     
    舟木さんがおっしゃる「もったいなかった歌い手」という言葉から、私の記憶によみがえった部分を再度掲載します。

    今から48年前のちょうど5月に、舟木さんご自身がこのアルバムのために寄稿なさった文です。舟木さん21歳の時の「想い」が綴られています。(アルバム記載原文のまま)
     
     
     
     
     
    イメージ 3みなさん こんにちわ
    こんにちわと書くのは、ぼくのくせみたいなものですから、ゆるしてください。
    いま、ぼくは休養をかねて、したしい人と伊豆の山奥のひなびた湯の宿にきています。眼下には、あざやかな新緑のひだの間をぬって流れる、白い渓流がみえます。きこえるものといえば水音だけのこの宿で、3年をふりかえって、いま、感無量です。ふりかえるなどということは、この道、30年、40年の人がすることだとすれば、ぼくにその資格は、まだないのかもしれません。

    いろいろのことがありました。
    いろいろの人を知りました。
    いろいろのことを学びました。

    なんだか、自分がこうなろうと考えていたのとは、ちがう歌手になったような気がします。流行歌というのは、暗い、裏街にたゞよう血のぬくもりを感じさせるようなものだと思っていたからです。ありのまゝの自分、若さを表にだして、ひたむきに歌ってこられたぼくは、幸せものです。しみじみと、そう思います。おおぜいのファンのみなさんに、こころから、ありがとうをいいたいきもちで、いっぱいです。
    しかし、このままではいけません。もっと成長しなさい。はばのひろい歌手をめざしなさい。ファンのみなさんのはげましが、耳にひゞきます。それにこたえるのが、ぼくの義務みたいなものだと信じます。
                                       1966年5月 -伊豆の山奥でー 舟木一夫
     
    弱冠21歳の舟木さんは「流行歌」というものについて、既にこのような認識をお持ちだったのですね。
    「流行歌というのは、暗い、裏街にたゞよう血のぬくもりを感じさせるようなもの」だと思っていらしたのですね。
    このブログで今年の1月12日付けで舟木さんのカバー企画CD「心に沁みた流行歌」について記載しています。(http://blogs.yahoo.co.jp/ycmay26/68954008.html

    イメージ 4その中で、なかにし礼氏の著書「歌謡曲から『昭和』を読む」についても紹介しているのですが、なかにし氏の「歌謡曲=流行歌」観と21歳だった舟木さんの中にあった「流行歌」観とが根っ子を同じくしていることに驚かされます。以下、なかにし氏の文章から再び一部を抜粋させていただきます。
     
    ”歌謡曲から「昭和」を読む” なかにし礼著 NHK出版新書 366(2011年12月10日 第一刷発行)
    ~歌謡曲という大河 憧れとアンチテーゼより~
    歌謡曲が終焉へと向かう時期に、私が考えたことを最後に記しておこう。歌はもともと、大人のためにあった。とりわけ悲しみややるせなさに押しつぶされながらも、なお生きていかなければならない大人のためにあった。悲しみに耐え切れずに伏せていた顔を、ふと上げたときに見る朝日の光、あるいは夜空に輝く月の光。人はそれに一瞬、心を奪われ、そして憧れる。同じように、人は歌に一瞬、心を慰められ、そして憧れる。戦争の時代や戦後の混乱を生きる人びとにとって、歌とはいつもそんな憧れの対象としてあった。しかし、高度成長の時代、人びとは生きることに自信をもつと同時に、歌に対する憧れを理解しなくなった。

     
     
    私が子どもの頃は、歌謡曲とは大人の世界を謡ったものがほとんでした。ですから、意味もわからず聞き覚えた歌を歌っていると、意味がわかっている大人は、いくらか「眉をひそめる」という空気があったような記憶があります。だから、家族がいない留守の間とか、だれも聞いていないような時に、こっそり歌っていたということもあったかも・・・と今になって思います。
    舟木さんが21歳のときにおっしゃっている「暗い、裏街にたゞよう血のぬくもり」とは、当時の子どもたちに
    とってはまだ踏み込むことがゆるされないタブーの世界と言ってもいいかも知れません。舟木さんが若くして、このような世界を、あえて歌いたいと思われたことは、ごく当たり前の家庭環境で育った私たちとは違った特別な条件の中で育ったということが、少なからず影響しているのではないかと感じます。
    私たちが、子ども時代に抱いていた歌謡曲=流行歌のイメージを覆すような明るく清新な若さにあふれた爽やかなデビュー曲「高校三年生」で登場した舟木一夫という少年が、その清潔で爽やかな風貌の奥に、ふと垣間見せる「憂いの影」・・・おそらくは、舟木さんが「ただただ清潔で爽やか」なだけであったならあれほどまでの熱狂が巻き起こったのかどうか・・と今さらながら思います。舟木さんが纏っていた「憂いの影」は、よりくっきりとその爽やかな清々しさに、陰影を与え、平面でのっぺりした青春像ではなく、未熟な若者であっても人としての苦悩を内に孕んだ、彫の深い青春像を、どこかで当時の人たちにイメージさせていたからこその熱狂だったのではないかと、この若き日の舟木さんの「流行歌」の捉え方を述べた文面を見て納得できる想いがしました。

    また、以下は、同じくこのアルバムに、掲載されている文章です。
    署名は、「日本コロムビア邦楽部・企画室」となっています。
     
    イメージ 5舟木一夫は歌手であるまえに、人気ものでありすぎたかもしれない。
    人気があるということは、大勢のひとに愛されているのとおなじことだから、いいことである。しかし、そのことは歌手・舟木一夫にとってほんとうによいことだったのか。どうか。公開放送の舞台風景。司会者に紹介されて舟木一夫があらわれる。ドッと湧く客席。うたいはじめる舟木一夫・・・よくある風景である。ちょっとだけちがうこと、彼のばあい、ドッときた客席がなかなかしずまりかえらない。熱狂的なファンは歌をきかずに姿をきいているという感じ。とたん、彼の顔にチラッと不満げな表情がはしる。
     
    ~ぼくは歌手です。歌をきいてはくれないんですか~
     
    正直で純な、歌うことをこよなく愛する21才の青年である舟木さんのあまりにも真っ直ぐな想いに対して以下のように書き手の方は続けています。
     
    ーそんなときの忠告ー
    実力不足のせいさ。熱狂的なファンがしずかに歌をきいてくれるような実力、歌唱力をもつこと。これはほんとうをいうと、ちょっと厳しすぎる。注文が無理すぎるともいえる。だが舟木一夫はその壁にいどまねばならないし、それができる人だ。あたえられた作品(詩と曲、その中に流れている世界)を解釈できる深い理解力、研究心、うれいのある声、繊細な表現力、楽器のような感受性、そのすべてが花と開いたら、彼は、すべてのファンを激しく自分の歌の世界にひきこめる大歌手にきっと成長することができる。デビュー以来、おおきくゆれ動くこの世界で一条のまっすぐな航跡をひいて、ひたむきに進んできた人だ。これからも、青年としての深い自覚、激しい精神力をもってすゝんでいってほしい。

    イメージ 10確かに、舟木さんは、子どもの頃から、普通の子どもたちとは、異質の精神的な重荷を背負っていらしたということは、あるでしょう。同じ年令の若者よりも、ずっと心の成長は深く根を張り、人間が生きていく上での哀しみや苦さという感情は、私たちの想像を超えるものであったと思います。けれど、そんなことを加味してもやはり20歳になったばかりの若者であることに違いはなく、音楽関係者や芸能関係者という経験豊かな大人たちの目から見れば、そういった人生の「暗い裏街」の世界を歌うには、まだまだ本当の意味での大人としての経験もなく、むしろ若木のような繊細さが魅力の若い歌い手である・・これから人としての経験と歌い手としての勉強を積んでいけば、君が考えているような歌も歌えるようになり、聴く人をその歌の世界にひきこめるようになるんだよ・・とそんな温かさの感じられる「忠告」の文面もまた、今の私から見れば的を射ていると納得できます。

    「あたえられた作品を解釈できる深い理解力、研究心、うれいのある声、繊細な表現力、楽器のような感受性」・・本当に、ひとつひとつの言葉に舟木一夫という若い歌い手への真っ当な評価と愛情が感じられます。そして、私たちが、今感じている舟木一夫という歌い手の力量と魅力の全てを言い尽して下さっていること、舟木一夫という歌い手は、弱冠二十歳の頃から、このような輝かしい資質を備えていたのだということも、この文面からしっかりと伝わってきて、心から嬉しく、思わず「そうそう、そうなんですよ!」と叫びそうになります。
     
    1966年デビュー3周年前後の舟木さんの歩み(『青春賛歌』大倉明著より)
    3月22日 NHK大河ドラマ「源義経」に平敦盛役で出演
    3月27日 日活映画『哀愁の夜』公開
    4月27日 大阪梅田コマ劇場公演「舟木一夫ショー」開催。(5月1日まで)
    5月3日 東京浅草国際公演「舟木一夫ショー」開催。(9日まで)共演和泉雅子
     1966年5月 -伊豆の山奥でー 舟木一夫  (上記にご紹介した文はこの頃に書かれたものですね)
    6月4日 東京ヒルトンホテル「紅真珠の間」でデビュー満3周年記念パーティー開催
    6月25日 日活映画『友を送る歌』公開
    7月1日 東京サンケイホールで「デビュー3周年記念リサイタル」開催(3日まで)
    9月17日 日活映画『絶唱』公開
     
    舟木さんが歌い手への道を歩み始める以前の、中学生時代から、明るく心弾むような流行歌ではなく、哀愁を帯びた曲調の流行歌に心惹かれていらしたことがわかる資料があります。小中学校で親しかったご友人の言葉です。
     
    資料2
    別冊近代映画 舟木一夫特集号 1963年11月号掲載
    ~舟木一夫さんへ言葉の花束より~
    デビュー当時の所属プロダクション社長・堀威夫氏、遠藤実氏など数人の身近な方からのメッセージが掲載されています。その中から、小・中学時代の友人の方のものを・・・

    イメージ 6女学生にモテるし、ケンカもいけます!   青山博夫
     
    シゲちゃんとは、小学校からずっと一緒でした。家がお互いにすぐ近くだったので、誘い合わせて学校に行ったものです。~中略~中学は、一宮市立萩原中学校でした。シゲちゃんも僕も、歌が大好きでした。そのために気心が合ったのかも知れません。彼はいつも朗らかで、その上、たいへん意志の強い少年でした。どこの学校にもボスがいるものですが、僕たちの学校にもボスがいました。このボスがまたたいへん強い。ところが、シゲちゃんは、負けるのを承知で向かってゆく、といったところのある少年でした。喧嘩も人並み以上に強かったのですが、あまりしない方でした。時々、ボスに向かってゆくくらいでした。そして、勉強の方は・・・良くもなく、悪くもなし、まあ普通でしたが、国語は強かったように思います。僕はゴツイ方でしたが、シゲちゃんは御存知のように、甘い雰囲気を持った少年なので、女の子には、妙に人気があったものです。一宮は田舎です。しかしこんな田舎でも、シゲちゃんはアカぬけてしていたといえましょう。~中略~当時のシゲちゃんは、三橋美智也や春日八郎の歌を好んで唄っていたようです。マヒナ・スターズも好きだった時期があったように思います。
    さっきも云いましたように、彼は朗らかでしたが、歌も朗らかな歌が好きなようにみえて、渋い歌を好いていたように思います。孤独な陰を持った歌を愛していたように思います。学校へ行く以外は、ステレオを聞いたり、レコードを買って聞いたり、またテープに声を入れてみたりしていました。
     
     
    「孤独な陰を持った歌を愛していたように思います」・・・まだ、中学生だった頃から、舟木さんは、このような「ブルーストーン」の歌に心惹かれる感受性をお持ちだったことがよくわかります。
     
    舟木さんがずっとステージのトークでも毎回のようにおっしゃっている「僕は、ブルースが歌いたくて歌い手になった」ということを、公に向けて発表したのは、デビュー5周年を前に、「舟木一夫音楽事務所」開設披露パーティーでの挨拶文の中でのようです。「高校三年生」で「清潔さと爽やかさ」をセールスポントとして彗星のごとく歌謡界にデビューし、またたく間にスター歌手としての地位を得た舟木さんだからこそ、こうした「宣言」をするという手続きを踏んで、次のステップに進む必要があったのかもしれません。
     
    「ブルースに挑戦した舟木一夫」というタイトルで、日本コロムビア宣伝部の森谷氏が、「ブルースを歌える歌手になりたい」という舟木さんの想いを受けて、以下のような一文をよせていらっしゃいます。

    イメージ 7資料3
    別冊近代映画 舟木一夫特別号 1968年9月号掲載
    ~ブルースに挑戦した舟木一夫~
     
    ブルースをうたう歌手になりたい
    ブルースを歌える歌手になりたい
     
    歌 歌 歌の世界にあって
    彼の信念はますます強く
    あくまでも固い
    息の長い歌手でありたい
    人気におぼれぬ
    実力の歌手でありたい
    かれは 栄光に酔わない
    かれは どこまでも謙虚に
    ただ 自分の信ずる道を歩く・・・

     
     
     
    現実としては、この「舟木一夫音楽事務所」設立のあたりから、スター歌手・舟木一夫の人気としては下降線をたどることになり、その後も様々な人生の荒波が舟木さんの旅路の行く手を阻むことになります。決して順調だったとは言えない、それからの旅路ではあったのだと思いますが、舟木さんが「流行歌というものは 暗い、裏街にたゞよう血のぬくもりを感じさせるようなもの」という認識を年若い頃から既にお持ちだったことが、今となっては幸いしていたのだと思わせる、現在の舟木さんのステージでの歌唱です。
     
    時代の生んだ申し子というような爆発的な人気を博し、熱狂の中で迎え入れられたアイドル、あるいはスター歌手・・そういう幸運に舞い上がることができなかったのは、舟木さんが少年時代から自分の心を捉えていた歌の中に「暗い」もの「人間の悲哀」「きれいごとではない生身の人間の血の温度」を感じ、歌とは表面の華やかさを求め、快楽を満足させるだけのものではないということが理屈ではなく身に沁みてわかっていらしたからだろうと推測します。「悲しさや切なさ」を歌と言う表現手段で外に向けること、またその歌を聞いて共感の涙を流すことにこそ「流行歌」の存在する大きな意味があることを、子ども心にも実感なさっていたのだろうと思います。
     
    イメージ 8ブルースをうたう歌手になりたい。
    ブルースを歌える歌手になりたい。
     
    子どもの頃に、自分の心を癒し、心の友とも言えるように感じた歌というのは、おそらく明るく楽しい陽気な曲ではなく、哀愁や、人の心の裏側にひそむ欲望など含めた、魂の発露を感じるような歌ではなかったのかと思います。幼かった上田少年の心に秘めた哀しみや諦めなど外に出すことの出来ない苦しい想いなどのシンボルとしての「ブルース」だったのだと・・・
    歌は楽しく、心弾み、元気が出るために歌うもの、聴くもの・・・そういう捉え方もある一方で、自分の心の内に秘めた、抑圧された感情を、そのまま表現してくれている歌というのも逆に心を癒してくれるものだと思います。明るく元気の出る応援歌が「歌の表の顔」であるなら「ブルース」とは、聴けば切なく哀しみが迫ってくるのですが、共感の涙で、そんな苦しみを洗い流してくれるというもうひとつ別の癒しを得ることができる歌ではないでしょうか。舟木一夫という歌い手は、やはり後者のタイプで癒しを与えてくれる歌い手と言えるのでしょう。
     
     
    凡人が経験することのない「絶頂」と「どん底」の季節のどちらも経験された舟木さんが、今なお「ブルース」
    にこだわる想い・・・それを、なんとかしてほんの少しでもわかりたいという気持ちがずっとありました。
     
    もう、こんなにたくさんのジャンルの歌を、思う存分にステージで歌っていらっしゃるのだから・・・と思って
    いる私なのですが、ご自身を「もったいなかった歌い手」・・・・「行きたい方向に行けなかった・・」という舟木さんの言葉に、ついつい心をからめとらてしまいぐだぐだと、勝手な想いを述べてしまったわけですが・・舟木さんは、やはり心の奥深くでは、「歌たかった方向の歌」で「舟木一夫」という歌い手の真価を問うてみたかったのだと思い続けていらっしゃる・・・でも、そんな若き日の情熱を未だに失わずにいらっしゃるからこそ、こんなにも魅力的なのだと私には感じられます。
     
    舟木さんご自身のオリジナル曲の中のブルースらしいブルースです。

     
    イメージ 9追憶のブルース 作詩:万里村ゆき子 作曲:戸塚三博
    (1969年5月発売)
    15周年記念再録音盤(1977年)でお聴きください。
    http://www.youtube.com/watch?v=_X-fHAR5raQ
     
    おまえは泣いてた 青ざめた霧に
    だかれて泣いてた わかれの夜
    信じていたのと 目をあげて
    おれをみつめた いとしさを
    忘れられなくて 悲しくて
    色あせたこの町 ひとり歩くよ
     
    涙にかくれた 虹色の夢は
    こわれてくずれた 愛の夢さ
    はるかなおまえに 逢えた日に
    はなれはしないと ちかいあう
    そんな夢だけが きえのこる
    見も知らぬこの町 夜は更けるよ
     
     
     
    イメージ 11ふたつの心は むすびあわせても
    かなしくもつれる 絹の糸さ
    わかっていながら きずつけた
    あの日のおまえを さよならを
    歩いて歩いて 忘れよう
    思い出ははかなく 夜はつめたい

    0 0

    2014年 下半期 観たもの、聴いたもののスケジュール&備忘録
     
    *5月、6月のスケジュール以降から
     
    五月
    5月2日   大阪新歌舞伎座シアターコンサート 昼・夜
     
    5月8日   森ノ宮ピロティホール 劇団民藝公演「八月の鯨」
    5月9日   大阪メルパルクホール ラヴリーコンサート 14:30・18:00
     
    5月14日  めいとう名人会  名東文化小劇場
            柳家権太楼・柳家さん喬ふたり会
                     権太楼 「笠碁」「火焔太鼓」 さん喬「そば清」「唐茄子屋政談」
    5月21日  名古屋中電ホール 桂吉弥・柳家三三 二人会
     
    5月31日  シアターコンサートin新橋演舞場  昼・夜
     
    六月
     
    6月6日   南座 坂東玉三郎舞踊公演     
    6月7日   枚方市民会館大ホール 柳家小三治独演会
     
    6月24日  シアターコクーン 三人吉三 昼の部
    6月25日  歌舞伎座六月大歌舞伎 昼の部
    6月25日  新宿道楽亭 古今亭文菊ひとり会 文菊乱れ咲き 
     
    6月30日  日本特殊陶業市民会館 フォレストホール  青春歌謡BIG3 
     
    七月
     
    7月4日   大阪メルパルクホール ふれんどコンサート 
    7月26日  名鉄ホール 柳家小三治独演会   
     
    八月
     
    8月4日   国立文楽劇場 夏休み文楽特別公演
    8月5日   大阪フェスティバルホール  青春歌謡BIG3
     
     
    九月
    9月2日~24日 新橋演舞場・舟木一夫特別公演 現在の予定
     
    9月2日(昼)  
    9月10日(水)夜(みんなde舟木)
    9月11日(木)昼
    9月17日(水)夜
    9月18日(木)昼/夜(みんなde舟木)
    9月19日(金)昼
    9月23日(火祝)昼
    9月24日(水)昼/夜
        

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    イメージ 1「青春歌謡BIG3」全国ツアーは、大盛況のうちに全国を縦断中のようです。
    そして、来週には、さわやかな五月の風とともに北海道に上陸しますね。北海道の皆さま、またはるばる北海道に駆け付ける皆さま、楽しみになさっていることでしょう。
     
    5月19日(月) 青春歌謡BIG3  旭川市民文化会館
    5月20日(火) 青春歌謡BIG3   ニトリ文化ホール
     
    今回の、北海道でのコンサートに先駆けて、北海道のローカルラジオ局「FMアップル」で、特別番組として「青春歌謡BIG3」のお三人の曲のリクエスト特集の放送があるという情報を、舟友さんから教えていただきました。幸い、本日は、所用もなく、在宅していましたので、リアルタイムで3時間みっちり番組を楽しませていただきました。舟友のひまわりさん、ありがとうございました。
     
    以下に放送された「リクエスト曲」を簡単にご報告します。
    (ピンク文字は舟木さんの曲)
    ビッグサプライズとして、オーラスで6月18日リリースの音源での「眠らない青春」が流れました。これには大感激でした。
     
    サイマルラジオ/FMアップル(札幌豊平区)
    放送日時:5月17日(土)13時~16時
    長谷川宏和の語り部シアター
    特別番組「青春歌謡BIG3」開催記念「BIG3・リクエスト特集・全30曲」
     
    ~1964東京オリンピックのファンファーレから~
    イメージ 2・デビュー曲 
    1高校三年生
    2君だけを
    3美しい十代

    4チャペルに続く白い道
    5高校騎兵隊
    6学園広場

    http://www.youtube.com/watch?v=qOHYVvHI7SY
     
    ・映画主題歌
    7明日は咲こう花咲こう
    8高原のお嬢さん
    映画「高原のお嬢さん」(唄なしカラオケ盤)
    9十七歳のこの胸に

    ・リズム歌謡系
    10太陽にヤァ!
    11恋のGT
    12アイビー東京
     
    13潮風が吹き抜ける町
    14風のワルツ(三田明さん)
    15一葉舟

    イメージ 3・時代劇
    16燃ゆる白虎隊
    17銭形平次
    18ねがい(「江戸を斬る」主題歌)

    ・民謡調
    19ふたつちがい(郡上音頭)
    20青年おはら節(おはら節)
    21花笠娘(花笠音頭)

    ・ちょっと大人の歌
    22ガラスの涙
    23青山通り
    24紫のひと

    ・青春を思い出して・・
    25若い港
    26山のかなたに

    イメージ 4・2020年の東京オリンピックに向けて?
    ~最新曲~
    28君に似た人
    29燃えろ夜明けまで
    30眠らない青春(2014年6月18日リリース音源)
          こんなジャケットのようですね。↓
     
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    恥ずかしながら、私にとって北海道は未知の国です。ですから北海道と聞くと映画「その人は昔」で観た映像が一番印象にあります。・・・ということで、当時の「その人は昔」関連の画像をアップしますね。
     
    その人は昔 作詩:松山善三 作曲:船村徹
     
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    今の、北海道の気候は、ちょっとわからないのですが、このところまたちょっと気温が低くなっているようですね。初夏というには、まだ、少し肌寒い北海道をイメージしています。そんなこんなで、舟木さんの御自作のこの曲も、ご紹介しておきます。
     
    歌手生活15周年記念盤 舟木一夫オリジナルⅡ
    アルバム/「愛はまぼろし」収録(1977年9月発売)
    復刻盤:CD(2013年6月発売)

    イメージ 13ちぎれ雲 作詩:すずきじろう 作曲:里中さとる
    雪どけの風に追われて
    ちぎれ雲 泣いているのか
    うらみさえ言わないで 
    遠ざかる君の背に
    北国の花の便りが
    とどくのは とどくのは
    いつの日のこと
     
     
    イメージ 14俺だけが ささえなんだと
    ふるえてた細い肩先
    あの人の幸せを 
    祈るのか ちぎれ雲
    むらさきの影をおとして
    別れ行く 別れ行く
    ふたりを抱いた
     
     
     
     
    イメージ 15噂さえ今はとだえて
    矢車の花も咲く頃
    旅を行くちぎれ雲 
    お前なら分かるだろ
    男ごころの切なさ
    あの人に あの人に
    とどけておくれ

    0 0

    イメージ 1来月6月(6月5日)は舟木さんのデビュー月・・・そんな時期なので、舟木さんの過去の音源の中で私のお気に入りのものをあらためて振り返ってみようかと、最近よく聴いている曲の中から何曲かをとりあげてみます。
    50余年にわたる旅路の中で舟木さんがレコーディングなさった曲数は膨大なのですが、デビュー15周年を記念して発売された、「限りない青春の季節 舟木一夫大全集」10枚組(1977年6月発売)のアルバムに収録されている中で、「未発売オリジナル12曲」という1枚があります。その中から、現在youtubeにアップされている6曲をご紹介します。
    デビュー当時の歌声とも、現在の舟木さんの歌声とも違う三十代半ばの舟木さんの歌声から、舟木さんファンの皆さまそれぞれの青春後期~私は今になって思えば三十代半ばというのは、まだ青春後期だったと思えてなりません~のご自身を思い起こしてひととき懐かしんでいただけたらと思います。

     
    イメージ 2白い夜明け  作詩・作曲:中大介
    http://www.youtube.com/watch?v=tDrq8l6xX7M
     
    今日もさすらいの 旅人達は
    遠い星をみて 明日を占う
    人はみな 重荷に疲れ
    傷ついて 生きているのさ
    心渇いた 誰もいない街で
    ひとりみつめる 白い夜明けよ
     
     
     
    今日もさまよう 若者たちは
    夜の砂漠に 肩を寄せ合う
    人はみな 孤独に泣いて
    慰めを 探し求める
    風は冷たく 夢は閉ざされても
    唄いあかそう 青春の夜明けよ
     

    イメージ 3霧のわかれ  作詩:横井弘 作曲:船村徹
    http://www.youtube.com/watch?v=dpG3FqvX64A
     
    白い霧が埋める 駅へつづく山道
    わざと足を早めて 歩く人がかなしい
    いじめないで下さい
    私だってつらいわ
    燃えてそして別れる 巡り合わせだったの
     
    青い森の梢に 星が一つ流れて
    甘い花のかおりが やみにゆれたあの夜
    早く逢いたかったわ 
    せめて夏の初めに
    熱くほてる背中に 秋が来てるなんて
     
    白い霧にのまれて 汽車が影になってく
    窓の中の貴方が 遠い人になってく
    さがさないで下さい
    夢をみたと思って
    山の宿の女は 山の宿で死んだの
     
     
    イメージ 4君が心は 作詩:島崎藤村 作曲:竹岡信幸
    http://www.youtube.com/watch?v=TsiMg6W4XJU
     
    君が心は こおろぎの
    風にさそわれ 鳴くごとく
    朝影清き 花草に
    惜しき涙を そそぐらむ
     
    それかきならす 玉琴の
    一つの絃(いと)の さわりさえ
    君が心に かぎりなき
    しらべとこそは きこゆめれ
     
     
     
    ああなどかくは 触れやすき
    君が優しき 心もて
    かくばかりなる 吾こいに
    触れたまわぬぞ 恨みたる
     
     
    哀しみの街  作詩:栗村雪男 作曲:和田香苗
    http://www.youtube.com/watch?v=y3yzVzUBlDA
     
    イメージ 5夜の赤坂 ただひとり
    白いコートで 行く女(ひと)は
    少しやつれた 眼もとが淋しい
    今日もざわめく 一ツ木ぬけて
    昨夜(ゆうべ)なくした 恋を追う
    悲しい女(ひと)か なぜか気にかかる
     
    霧の原宿 ぼんやりと
    黒いブーツで 行く女は
    細い小指の 指輪を見つめて
    せめてお酒の 力がなけりゃ
    はずせないわと ひとりごと
    涙で歩く 暗い石だたみ
     
    雨の新宿 濡れながら
    絹のスーツで 行く女は
    光るうなじに 心が泣いてる
    思い切るよに その足とめて
    ビルの谷間の うらないに
    差し出す手には 愛の傷ひとつ
     
     
    イメージ 6雨の別れ  作詩:万里村ゆき子 作曲:戸塚三博
    http://www.youtube.com/watch?v=8Blu4y3uce0
     
    雨にうたれて あなたを抱いた
    その日は遠い 愛の別れ
    白いチャペルで あなたを待った
    その日はすでに 還らない
    二人で強く 生きてみようと
    誓った心 どこへいった
    雨にうたれて あなたを探す
    誰か教えて 愛の行方を
     
    帰ってほしい 生きる喜び
    離れてほしい 生きる悲しみ
    雨にうたれて あなたを探す
    誰か教えて 愛の行方を
    愛の行方を 愛の行方を
     
     
    イメージ 10
     
     
    イメージ 7恋のホロッポ 作詩:松山善三 作曲:船村徹
    東京映画「その人は昔」挿入歌
    http://www.youtube.com/watch?v=COZ_qi2IYhM
     
    ホロッポホロホロ ホロッポホロホロ
    何故君は走っているの
    ホロッポホロホロ ホロッポホロホロ
    何故だか私はわからない
    ホロッポホロホロ ホロッポホロホロ
    何故君は泣いているの
    ホロッポホロホロ ホロッポホロホロ
    何故だか私はわからない
    ホロッポホロッポ
    一緒に泣いてあげようか
    ホロッポホロホロ ホロッポホロホロ
    ホロッポホロッポ ホロッポホロッポ
     
    ホロッポホロホロ ホロッポホロホロ
    何故あなたはだまっているの
    ホロッポホロホロ ホロッポホロホロ                                           
    「恋のホロッポ」(B面/今度の日曜日)は、その後1983年発売
                                          シングル盤は内藤洋子さんとのデュエット(映画音源と思われます)   
     

    イメージ 9何故だか僕にはわからない
    ホロッポホロホロ ホロッポホロホロ
    何故貴方は泣いているの
    ホロッポホロホロ ホロッポホロホロ
    何故だか僕にはわからない
    ホロッポホロッポ
    一緒に泣いてあげましょうか
    ホロッポホロホロ ホロッポホロホロ
    ホロッポホロッポ ホロッポホロッポ
    ホロッポホロッポ一緒に遠くへ行こうよ
    ホロッポホロホロ ホロッポホロホロ
    ホロッポホロッポ ホロッポホロッポ
     
     
     
    イメージ 8


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    五月もあっという間に過ぎ去ろうとしています。私事ですが、間もなく62回目の誕生日を迎えます。なぜだか昔から早く年をとりたい願望っぽいものがあった気がします(笑)普通だと、特に女性の場合は、歳をとることを厭うというか、年齢を隠したがるようなのですが、私は全くそんなことにはおかまいなしで、笑い話のようですが、もう60歳になるんだと勘違いして、59歳の誕生日の頃に、「大人の休日倶楽部ジパング」の窓口に加入申し込みに行ってしまいました。
    もちろん「来年、お越しください。お待ちしております」と言われました(笑)
     
    イメージ 1さて、5月1日付けのブログ(http://blogs.yahoo.co.jp/ycmay26/69316222.html)で、舟木さん歌唱の「五月のバラ」について少し触れていますが、その時には、舟木さんの歌唱の音源はyoutubeにアップされていなかったので尾崎紀代彦さん歌唱の音源を紹介しています。
    この度、舟友さんが、舟木さんの「五月のバラ」をステキな動画にしてアップして下さいました。
    お聴きになったことのない皆さまにぜひ聴いていただきたく、また、私の生まれ月でもある過ぎゆく五月への想いも重ねて、再度ご紹介いたします。
     
    ラストナンバーとして「五月のバラ」が歌われたこのライブ「歌とモノローグで綴る15年の歩み」は、舟木さんにとって単なる数字としての形式的な15周年にはしたくなかったということがとてもよくあらわれている「舟木一夫十五周年リサイタル」(1977年11月1日~3日:東京郵便貯金ホール)のパンフレットの巻頭の言葉、というか、このリサイタルを開催するにあたってのファンに対する誠実な想いにあふれた、またあるいは「歌い手・舟木一夫」として歩み続けて行こうとする「覚悟」のようなものを感じさせる文章をご紹介します。

     
    イメージ 2十五周年リサイタルに寄せて   舟木一夫
     
    ようこそおいで下さいました。本当にありがとうございます。
    十五周年リサイタルだなんて?、何だか大げさで少しテレくさいんですが、やらせていただくからには”らしい”ステージにしなくては・・・と、僕自身の”青春の十五年”を聞いていただく事にしました。
    僕の青春と皆さんの青春が、このリサイタルの中によみがえり、あふれ・・・そして今・・だからこそ今・・・そんなステージになることのみを願っています。
    正直に”話し”・”唄い”ます。聞いて下さい・・・。

    このライブでは、かなりの部分をタイトル通り舟木さんの「モノローグ」(トーク)がしめています。
    ステージの構成は1章から6章というブロックに分かれていて、「五月のバラ」は、6章のラストで歌われています。アンコールでは「高校三年生」「絶唱」そしてオーラスでは「学園広場」なのですが、この時には、舟木さんは嗚咽から、おそらく号泣・・・客席からの大きな拍手で、気持ちを奮い立たせて最後まで歌い切っていらっしゃいます。
    このライブアルバムを初めて聴かせていただいたのは、昨年の今頃だったと思いますが、その時には、舟木さんはなんて幸せな歌い手なんだろうということを先ず第一番に感じました。素晴らしいファンとの絆、信頼関係を築いていらっしゃることに何よりも感動しました。現在の舟木さんをステージで拝見する度に思う事は、ファンの想いの強さ、そしてその想いに誠実に、そして取り繕うことなく常に自分らしい形で応えようとする舟木さんの在り様は、このライブアルバムそのままに、今もずっと変わることなく続いているのだということの驚きです。
     
    イメージ 4このライブアルバムの終わり近くの舟木さんのモノローグ(トーク)部分もご紹介させていただきます。
     
    今、僕は、はっきりと思うのは、あの事件は、僕にとっては、必要不可欠のものだったんじゃないかという事です。人がどう思おうとかまいません。僕はあんな方法でしか、一つのトンネルを抜けられなかった。これは大いに未熟なことですけれども。でも、とにかくぬけたんです。一番大切な事は、抜け出す方法ではなくて、抜け出すという事実だと思います。だから僕は、その時点で初めて歌を手の中につかみました。わずか一年半ほど前です。
     
    その時に初めて僕は、ふっきれました。その時から僕の心は歌に対してべらぼうに感じるようになりました。嬉しかったですネ。だから色々意見は、あるでしょうが、あれはあれで仕方がなかったんです。それで失ったものよりも、僕は今、大きなものを手の中に持ってます。歌です。
    僕の気持ちを皆さんに伝える方法は歌しかありません。他に何も手段がないんです。だから、歌そのものが、手の中へ入ってくれれば、僕はそれでいいんです。

    このあと「絶唱」と「学園広場」を、以下のように、かみしめるように歌われています。
    その歌唱は、まさに「歌を手の中に入れた」感動にうちふるえるかのようで胸が熱くなります。
     
    イメージ 3愛おしい 山鳩は
    山こえて どこの空
    名さえはかない 淡雪の娘よ
    なぜ死んだ あゝ小雪

    空に向かって あげた手に
    若さがいっぱい とんでいた
    学園広場で 肩くみあって
    友とうたった 若い歌
     
    涙ながした 友もある
    愉快に騒いだ 時もある
     
     そして、再び、モノローグ・・・
     
    でも、今僕は、歌をしっかりと抱くことが出来ています。だから、今僕の気持は毎日がとても晴れやかです。この歌のように。( ・・・と「五月のバラ」に入ります。)

    五月のバラ  作詩:なかにし礼 作曲:川口真
    http://www.youtube.com/watch?v=DWGir_iD0G4(舟友のkazuyanさんの動画です)
    ライブアルバム「限りない青春の季節~歌とモノローグで綴る15年の歩み」(1977年12月発売)に収録
     

    イメージ 5
    わすれないで わすれないで
    時は流れすぎても
    むせび泣いて むせび泣いて
    別れる君と僕のために
     
     
    (さよなら)
    五月 この僕が帰るまばゆい五月
    紅いバラは 思い出のバラは
    君の庭に咲くだろうか
     
     
     
    (さよなら)
    水を花びらにあげて涙の水を
    恋のバラに 悲しみのバラに
    君の白いほほよせて
    イメージ 6 
    わすれないで わすれないで
    時は流れすぎても
    むせび泣いて むせび泣いて
    別れる君と僕のために
     
    (さよなら)
    五月花ひらきめぐるふたりの五月
    紅いバラを美しいバラを
    僕のもとに とどけておくれ
     
    (さよなら)
    花に唇を寄せてふたりの花に
    恋の夢を 消えさらぬ夢を
    おいもとめる ひとり泣いて
    イメージ 7わすれないで わすれないで
    時は流れすぎても
    むせび泣いて むせび泣いて
    別れる君と僕のために
     
    わすれないで わすれないで
    時は流れすぎても
    むせび泣いて むせび泣いて
    別れる君と僕のために
     
    ララララ~ララ ラララララ~ララ・・・・・

    舟友のkazuyanさん、素晴らしい動画と舟木さんの歌声のアップを本当にありがとうございました。
     
    さらに「End Love」の動画も、近いうちに完成とのことです。楽しみに待ちましょう。
    http://blogs.yahoo.co.jp/uesaka679kazuo/12187958.html(kazuyanさんのブログ)

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    本日の、ブログの内容的には、ひとつ前の日記でご紹介した「五月のバラ」の続編というところなのですが、タイトルは「~舟木一夫自作曲によせて~」のくくりとしています。
     
    毎度、私事で恐縮ですが、本日が61歳最後の日、明日26日から還暦過ぎて三年目に突入します。
    巷では、高齢化社会の問題が様々にとりあげられていて、ことに就労人口の激減化が進んで、どの業界でも人手不足が深刻になり、日本の国力の衰退への危機感が報道されています。また、「老老介護」が当たり前になってきつつあることなども含めて、定年退職後、どのように第二の人生を歩いていくのか、舟木さんがおっしゃる「同世代」の方々は、どなたも同じ悩みや迷いの季節にいらっしゃるのではないかと思います。
    人が生きていく限り、「悩みや迷い」は尽きないのでしょう。それぞれが、それぞれの選択のもとに自分らしい生き方を、そしてできるならば、少しでも活力のある楽しい毎日を送ることができれば、幸せですね。
     
    舟木さんの歌で青春時代を共有した世代、とてつもなく大きな塊でしょう。そんな塊のセンターに今なお燦然と輝き続けていらっしゃる舟木さんの姿に励まされ、癒していただけることの幸せをあらためて感じています。そして、また、その塊の世代のおひとりおひとりと、つながって、ステージであれ、ブログ上であれ、同じ時空間に集わせていただけることに深く感謝して、明日からのあらたな一年を過ごしていければと願っております。
     
    イメージ 1
     
    先日、舟友のkazuyanさんが、公開してくださった動画「五月のバラ」への反響の大きさ、また、皆さまからのあたたかなコメントに力を得て、私としては、ずっと以前から「五月のバラ」とは、まるで姉妹のような曲だと思っておりました舟木さん御自作の「End・Love」の動画をご紹介させていただきます。
     
     
    「五月のバラ」の感動の余韻冷めやらぬ中で、また、こうしてkazuyanさんのお人柄や創作センスがたっぷり詰まった素晴らしい動画で「End・Love」をご紹介できる喜びは、ひとしおです。
    先ずは、動画で「End・Love」をお楽しみくださいね。

    イメージ 2End・Love  作詩・作曲:上田成幸 編曲:杉村俊博
    (1982年6月発売 アルバム「WHITE」収録)
    http://www.youtube.com/watch?v=7JXy8jtGKZA 
    (kazuyanさんによる動画でお楽しみ下さい)
     
    君の肌で 熱いこころで
    俺は 大人になった
    さよならなんて そんな言葉で
    愛を過去には できない
    風は五月 うしろ姿の
    春は哀しく 遠く
    出逢ったことを 悔みきれない
    二人だけが 揺れる
    できることは 尽きたよ
    終わりなんだね
    今は君に夢を ひとりぶんの希望(のぞみ)を

    何か言えば つらいようだよ
    何も言わない 言えない
    せめて別れの 合図なんだと
    気づくものが ほしい
    窓をあけて 風を入れるよ
    背中むけるよ いいね
    息をひそめて 椅子をはなれて
    そうさ それでいいさ
    ”忘れないで下さい・・・”
    やっとそれだけ
    むせび泣いて君は 扉ごしにぶつける
    忘れないで生きろよ 愛をありがとう
    明日は君の空へ 燃える薔薇を投げよう
    燃える薔薇を投げよう
     
    編曲は杉村俊博氏です。杉村氏についてはこちらをご覧下さい↓
    http://blogs.yahoo.co.jp/ycmay26/69358997.html

    私は、舟木さんと再会を果たしてから、まだ2年足らずです。「雷に打たれたような衝撃」~これは、突然訪れた「恋」のような衝撃でしょう(笑)~を受けて、私の知っていたはずの「舟木一夫」って、なんてことない氷山の一角だったんだ!・・・という想いで、それからどんどんその魅力と表現者としての実績の大きさを自分なりにたどって、今日に至っています。ですから、時系列としては「五月のバラ」を歌っていらっしゃる舟木さんが先なのですが、私が、舟木一夫という歌い手の歌を知っていく過程では「WHITE」のCDで聴いた「End・Love」が先になります。
    1977年12月発売のライブアルバムに収録されている「五月のバラ」を聴いたのは、「End・Love」を聴いて半年後くらいだったと思います。その時に、すぐ「End・Love」のことを連想してしまいました。
     
    イメージ 7「WHITE」は、ご周知のようにⅠからⅢまで3枚で、舟木さんの創り上げたひとつの世界となっています。「End・Love」は、最初の「WHITE」のラストに収録されています。1982年6月の発売となっています。その翌年83年4月に「WHITE Ⅱ」が発売されています。
    私自身が自力で調べてみたので、間違っているかもしれないのですが、「End・Love」をステージにかけていらっしゃる記録として「1980年11月の後援会主催のコンサート」というのを見つけました。それ以前にも歌われたことがあるのかも知れませんが・・、もし詳細をご存じの方がいらっしゃったら是非お教え下さい。
     
    (復刻盤・CDは1995年4月発売) ↑
     
    ~なかにし礼氏作詩、川口真作曲の「五月のバラ」について~(ウィキペディアより)
    五月のバラ(ごがつのばら)は、津川晃の楽曲である。作詞:なかにし礼、作曲・編曲:川口真。1970年4月、再デビュー2枚目のシングルとしてエキスプレスより発売。
    1960年代、日本で活躍したカヴァーポップス歌手フランツ・フリーデルが、1969年に津川晃と改名し再デビュー歌謡曲のジャンルでレコードリリースするようになりそのシングル第2弾として1970年4月にリリースされた。1972年、ブレンダ・リーの来日の際には「思い出のバラ(Omoide no Bara)」としてシングルリリースされた。1973年、尾崎紀世彦のアルバムに収録されたことで楽曲が知られるようになる。1977年5月に『サウンド・イン"S"』出演した際には「五月のバラ」を歌唱。ブレンダ・リーも、7月に『ビッグショー』で「思い出のバラ」を披露している。同年には、数名の歌手による競作曲としてリリースされた。
    2008年にヒットした秋川雅史のアルバムにも同楽曲が収められるなど、スタンダード・ナンバーとして様々なジャンルの歌手によってカヴァーされている。
     
    イメージ 8舟木さんが、15周年リサイタルでステージのラストにかけられた1977年は、まさに「五月のバラ」が世に広く知られるようになった時期だったということですね。私は、この時期には既に舟木さんからも離れ、結婚、出産、子育てで、日常的に軽音楽に親しむということが全くありませんでしたから、これほど多くの歌手にカヴァーされている名曲であることすら知らずにいました。確かに聴き覚えはあるのですが、スルーしていたわけです。この曲に限らず、先日の「ラヴコン」でのセットリストでさえ、「?」という曲が半分ほどありました。ただ、加藤登紀子さんと中島みゆきさんの音楽テープは、歌詩が好きで、ほぼそればかり聴いてました(笑)
    私は軽音楽のコンサートや、ニューミュージックの方たちのライブにも関心が全くなくて、伝統芸能の舞台の世界にひたすらハマっていたタイプです。
    そんな私が、舟木さんのステージを拝見して、軽音楽の魅力、歌い手の力というものに開眼させていただいたのですから、本当にありがたく、今更、言葉にするのもおかしなものですが舟木さんには心から感謝しています。初めて舟木さんのステージを拝見した時のセットリストの中の御自作の曲は「君よ振りむくな」と「恋唄」でした。もちろん、この2曲が御自作だとは、知らずにいましたから、家に帰ってネットで調べてみてわかったことです。舟木さんが、ご自身で曲を作っていらっしゃることにも驚き、その詩の世界の素晴らしさにも感激しました。そして「WHITE」の存在を知ったというわけです。歌い手としての力量と作家としての力量を備え、また舞台での風格と客席を包み込むようなスケールの大きさに圧倒されて、千秋楽間近に、もう一度その感動を味わいに向かいました。そこから、今に至っています。
     
    前置きが長くなりましたが「End・Love」に軌道修正します(笑)
     
    イメージ 3
     
    「ラブソング」でもあり「わかれ」を歌ったものでもある、この曲の、晴れやかさ、爽やかさ、そして温かさ・
    ・・。私が、過去に出逢ったことのない、しかも、私の琴線に、まさに「ビビビッ!」と触れて来るフィーリン
    グに本当に嬉しくなりました。青春の恋の傷みも哀しみも、十二分に伝えつつ、それだけではない明日への力強い一歩を踏み出そうとする、この若いふたりだからこそ、大人になった私から見ると、素晴らしい恋の日々の熱い想い出を抱きしめて、それぞれが、涙をこらえて、歩き出そうという健気さにジーンと胸を揺さぶられる想いがしたのです。「わかれ」のワケは、おそらく、二人の若さゆえ、これから歩いていく長い旅路へのまなざしの先が同じではなかったのかも知れないのだと勝手に想像しました(笑)
    決定的な運命的な悲恋というものが、あまりリアルではなくなった時代感覚の中で、いわゆる「ボタンのかけ違い」「気持ちの行き違い」の積み重ねでの破局というシチュエーションのようなものを感じます。
    若い、というより幼い少年と少女が、出逢い、恋におちて、楽しい時を過ごし、時にはケンカをしたり、また仲直りをしたり・・・青春のまばゆい季節をともに過ごしていく中で、それぞれに成長し、男と女の部分を意識するようになって、「なんだかちがう・・」という迷いを抱え、ある日・・・こんな場面がやってきてしまった・・
     
    そんなストーリーをイメージさせながら、あくまでも、若者らしい、明日への希望(のぞみ)を感じさせる「恋
    の終わり=End・Love」の世界を爽やかな五月の風と五月のバラを背景に仕上げた舟木さんのセンスに拍手喝采です。
     
    そして、この曲の中に流れている五月の風と、風景は「五月のバラ」の中で歌われている主人公たち、そしてバラの鮮やかな姿と香りをも思い起こさせてくれるような気がします。
     
    イメージ 4五月のバラ  
      ♪わすれないで わすれないで
        時は流れすぎても
     ♪むせび泣いて むせび泣いて
       別れる君と僕のために
     (さよなら)
      ♪五月 この僕が帰るまばゆい五月
        紅いバラは 思い出のバラは
       君の庭に咲くだろうか

    End・Love
      ♪”忘れないで下さい・・・”
         やっとそれだけ
     ♪むせび泣いて君は 扉ごしにぶつける
      ♪忘れないで生きろよ 愛をありがとう
        明日は君の空へ 燃える薔薇を投げよう
          燃える薔薇を投げよう
     
    最後にもう一度、舟木さんの素晴らしい「五月のバラ」をkazuyanさんの動画でお楽しみ下さい・・・
     
    イメージ 5五月のバラ 作詩:なかにし礼 作曲:川口真
    http://www.youtube.com/watch?v=DWGir_iD0G4
     
    わすれないで わすれないで
    時は流れすぎても
    むせび泣いて むせび泣いて
    別れる君と僕のために
    (さよなら)
    五月 この僕が帰るまばゆい五月
    紅いバラは 思い出のバラは
    君の庭に咲くだろうか
     
    (さよなら)
    水を花びらにあげて涙の水を
    恋のバラに 悲しみのバラに
    君の白いほほよせて
     
     
    イメージ 6
     
     
    わすれないで わすれないで
    時は流れすぎても
    むせび泣いて むせび泣いて
    別れる君と僕のために
     
    (さよなら)
    五月花ひらきめぐるふたりの五月
    紅いバラを美しいバラを
    僕のもとに とどけておくれ
     
    (さよなら)
    花に唇を寄せてふたりの花に
    恋の夢を 消えさらぬ夢を
    おいもとめる ひとり泣いて
    わすれないで わすれないで
    時は流れすぎても
    むせび泣いて むせび泣いて
    別れる君と僕のために
     
    わすれないで わすれないで
    時は流れすぎても
    むせび泣いて むせび泣いて
    別れる君と僕のために
     
    ララララ~ララ ラララララ~ララ・・・・・

     

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    イメージ 1こちらでご覧になれます。歌舞伎美人公式サイト↓
     
    聞き手
    ~9月は新橋演舞場の「舟木一夫特別公演」の『―天一坊秘聞― 八百万石に挑む男』で天一坊をなさるそうですね。映画の「八百万石に挑む男」(中川信夫監督、橋本忍脚本)の初の舞台化で、舟木さんが山内伊賀之亮を演じられるとうかがいました。これはまた新たなジャンルへの挑戦ですね。
     
    松也さん
    ~びっくりしました。僕が出てもいいのかなと思いました。『天一坊』は、歌舞伎でも馴染みのある芝居で、僕も菊五郎のおにいさんが『天一坊大岡政談』(平成13年6月歌舞伎座)をなさったときに、出演いたしました。そのとき、ちょうどコクーンで『三人吉三』をやっていたんですよね…。
     
    舟木さんにはまだお目にかかったことはありませんが、先日お電話でお話をさせていただきました。舟木さんという大先輩の大スターと二枚看板でさせていただけるなんて、こんな光栄なことはありません。信頼する齋藤雅文さんが脚本を担当されるので、楽しみです。

    聞き手
    ~歌舞伎では大役が続いています。それも『菅原伝授手習鑑』の桜丸、武部源蔵、『心謎解色絲』の山住五平太、そして『仮名手本忠臣蔵』の顔世御前と、敵役から二枚目、女方まで幅が広いですね。どんな俳優になりたいとお考えですか。
     
    松也さん
    ~立役が増え、女方の機会もあまりないだろうと思っていた矢先の顔世御前(平成24年4月新橋演舞場)で、驚きました。その後も女方が続いたので、こういう路線で行くのかと思いきや、今度は大敵が来たり。どんな役が来るか、まったく想像できないので、敵役から女方から二枚目から何が来ても、できるように準備をして、楽しんでいけるようにできたらと思います。
    最近は敵役をさせていただくことが増えました。敵役は面白いです。いじめる楽しさというか、最後はやっつけられることが多いですが、つくっていく楽しさがあります。敵役もどんどんやっていきたいです。
     
    聞き手
    ~お父様の松助さん(六世尾上松助 平成17年12月26日没)が、今のご活躍をご覧になったら喜ばれるでしょうね。
     
    松也さん
    ~僕にいい役が付くと、父は「若いのにいい役をやりやがって」と怒っていました。自分が僕の年代のときに、いい役なんてしていませんでしたから。40歳を超えてようやくある程度の役がつくようになってきたと思います。ですので、うれしさとジェラシーと半々だったでしょう。役者は親子でもライバル。今でも多分、上の方で父はそう思っているのではないでしょうか。
    父の生きているとき、僕は女方ばかりでした。今回の『三人吉三』のお坊も、父がやるタイプの役でしたし、敵役も父は得意でしたから、今なら毎月のように聞きたいことが山ほどあります。いてくれたらなと思うことは多いです。

    イメージ 2以上が、舟木さんとの共演となる新橋演舞場九月公演の「天一坊秘聞― 八百万石に挑む男」についての意気込みのインタビューです。
    ちょうど昨夜の「SMAP×SMAP」に、来月6月のシアターコクーン「三人吉三」に出演なさる中村勘九郎、中村七之助ご兄弟とともに出演、され、そのユニークなキャラクターで爆笑の連続でした。今なら動画がご覧になれそうです。↓
    http://video.fc2.com/content/20140526sk3zeZvA

    6月公演の「コクーン歌舞伎・三人吉三」についても、「歌舞伎美人」サイトで是非ご覧になってみて下さいね。
    http://www.kabuki-bito.jp/special/welcometokabuki/32/index.html
     
                        松也さんは御自身の研鑽のための自主公演も開催さ            れています。
     
    イメージ 3

     

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    イメージ 1先週の金曜日、5月23日に地元桑名の私設バラ園で、真っ盛りのバラたちの華麗な姿を楽しんできました。地元の工務店が、毎年、私設バラ園を無料開放してくださっています。こじんまりとしたスペースですが、手入れのよく行き届いたお庭に、ところせましと300種以上ものバラが咲き競っていました。
    バラの名前は、その姿のように華やかで個性的で・・・例によってついつい舟木さん探しをしてしまいました(笑)
    そして、「五月のバラ」「End・Love」の動画に加えて「バラが咲いた」のニューバージョン動画を、この美しいバラの季節に完成させてくださった舟友さんの「バラ三部作」もあらためて一挙にご紹介させていただきます。
     
    イメージ 2
     
     
     
     
     
     
     
     
    では、しばし「バラ園」を散策しながら、舟木さんの歌声をお楽しみくださいね。あらためて多彩な作品を並べてみてお若い頃からの舟木さんの歌い手としての守備範囲の広さと、表現者としてひとつひとつの作品への深い理解力、描写力を備えていらしたことに驚かされます。

     
     
     
     
     

     新吾十番勝負  作詩:植田梯子 作曲:安藤実親               ↓品種名:あおい  葵新吾~新吾十番勝負
    http://www.youtube.com/watch?v=nWb3dzG0nus
     (1966年11月 17cmLP「舟木一夫の新吾十番勝負」収録)
     
    イメージ 3さびしかろうと 涙は見せぬ
    耐えて育った 山と河
    抜いた刀に 抜いた刀に
    涙かくして
    新吾強いぞ 一人旅
     
    水に捨てよか 儚い恋は
    いずれ一夜の 忘れ草
    若いいのちを 若いいのちを
    勝負にかけて
    葵の剣は きょうも舞う
     
    誰が吹くのか 横笛遠く
    風に流れて 消えてゆく
    今宵新吾の 今宵新吾の
    十番勝負
    なぜかさびしい 月明り
     
     
    イメージ 5
    イメージ 6
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
    イメージ 4品種名:アカペラ  
    ~民謡~刈干切唄(宮崎県民謡)
    http://www.youtube.com/watch?v=b6DjBdLOUic
    刈干切唄(宮崎県民謡・1967年公開/映画「北国の旅情」挿入歌)
     
     
     
     
     
     
     
    イメージ 7ここの山の 刈干(かりぼ)しゃ すんだヨ
    明日はたんぼで たんぼで 稲刈ろかヨ
     
    もはや 日暮じゃ 追々(さこさこ)かげるヨ
    駒(こま)よ いぬるぞ いぬるぞ 馬草(まぐさ)負(お)えヨ

    おまや来ぬかよ 嬉しい逢瀬(おうせ)ヨ
    こよさ母屋(おもや)の 母屋の 唐黍(とうきび)剥(む)きヨ
     
     
     
     
    イメージ 8品種名:白鳥(ハクチョウ) ~白鳥の歌(若山牧水)
    http://www.youtube.com/watch?v=nh8SP6E7Mfc
    作詩:若山牧水 作曲:古関裕而
    (1968年アルバム ひとりぽっち2集「舟木一夫の想い出の歌」ほかに収録)
     
    白鳥(しらとり)は かなしからずや
    空の青 海の青にも
    染まずただよふ
     
    幾山河(いくやまかわ) 越えさり行かば
    寂しさの はてなむ国ぞ
    今日も旅ゆく
     
    いざ行かむ 行きてまだ見ぬ
    山を見む このさびしさに
    君は耐ふるや
     
    イメージ 9
     
     
     
     
     
     
     
     
     
    もう一曲「白鳥(しらとり)」というオリジナル曲もありますね。
     
    白鳥 作詩:横井弘 作曲:竹岡信幸
    (1973年発売/「都井岬旅情B面)
     
    イメージ 10はてしなく 雪の舞い散る
    湖に 浮かぶ白鳥
    その鳥は 恋に疲れて
    還らない 君の姿か
    衿足も細く ああ哀しく
     
    花かげに 君と築いた
    ささやかな 愛の山小屋
    人の世の つらい掟が
    ここにまで あると知らずに
    頬よせた日々の ああはかなさ
     
    なにもかも みんあ運命(さだめ)と
    湖を 埋める粉雪
    その雪に 独りただずみ
    口笛を そっと鳴らせば
    白鳥の影も ああ泣いてる
     
     
     
     
    イメージ 11品種名:紫野  ~紫のひと
    紫のひと 作詩:丘灯至夫 作曲:北原じゅん
    http://www.youtube.com/watch?v=rMLq8xJwdG0
    (1970年9月発売)
     
    忍び逢う 夜のふたりは
    むさらきの 霧に抱かれて
    離れては 離れては 生きてゆけない
    すがりつき 泣いたあのひと
    あのひとの 声がきこえる
    むらさきの 霧の降る夜
     
    忍び逢う 恋のはかなさ
    むらさきの 霧に抱かれて
    あなただけ あなただけ 生きる希望(のぞみ)よ
    顔埋め 泣いたあのひと
    あのひとは 霧の彼方に
    むらさきの 霧の彼方に
     
    イメージ 12ひとの目を 避けるふたりに
    いつかくる 恋の終わりよ
    このままで このままで 死んでゆきたい
    夜明けまで 泣いたあのひと
    あのひとが いまも恋しい
    むらさきの 霧の降る夜
     

     
     
     
     
     
    イメージ 13品種名:祭り   ~おみこし野郎
    (1964年8月発売)
     
    イメージ 14
     
     
     
     
     
     
     

     
     
     
     
     
    イメージ 15品種名:花嫁  ~悲恋三部作
    なぜだか幸せな花嫁ではなくて、薄倖の花嫁ばかりなのですが・・・
     
    ~絶唱
    http://www.youtube.com/watch?v=Ip62KFsYiwo
    (1966年8月発売)
     
    イメージ 16
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
    ~夕笛
    http://www.youtube.com/watch?v=erEnc2zSdEQ
    (1967年8月発売)
     
    イメージ 17
    イメージ 18
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
    ~残雪
    http://www.youtube.com/watch?v=2j_OsNWlUyM
    (1968年3月発売)
     
     
    イメージ 19品種名:ラヴ  
    Love Letters 
    http://www.youtube.com/watch?v=UN2HSacd8O4
    (1996年6月発売シングルCD/10月発売舟木一夫「全曲集・Love Letters」)ほか収録
     
     
     
     
     
     
     
     
     
    イメージ 20Love Letters 
    作詩:E・Heyman 作曲:V・Young
    訳詩:吉田旺 編曲:竜崎孝路
     
    たとえ遠くに 離れていても
    この愛をこめた
    便り読みかえすとき
    あなたのにおい あなたの吐息
    あなたのすべて いたいほど
    感じてしまう
     
    二人の愛は 終わったけれど
    この愛をこめた
    便り読みかえすとき
    あなたのなみだ あなたのしぐさ
    あなたのすべて いたいほど
    感じてしまう
     

    イメージ 21品種名:恋心  ~恋~恋唄
    http://www.youtube.com/watch?v=6EiCib4_kOU 
    (下記の二つのヴァージョンともに聴けます)
    (1977年1月発売/「一葉舟」B面)
    (2004年7月再録音盤発売/「たそがれの人」B面)
     
    恋唄  作詩:すずきじろう 作曲:浜圭介  
     
    おもいでつもる ふるさとに
    昔あずけた 恋ひとつ
    ただなつかしく たずねれば
    涙のあとを 見るばかり
     
    イメージ 22あなたがとても 好きだった
    竹の葉末の 露の色
    ふるえながらも この腕に
    こぼれて落ちた 夢のいろ
     
    しみじみ胸に よみがえる
    忘れたはずの うたのふし
    今ははるかな 恋唄の
    おぼろにけぶる うしろ影

     
     
                           ↑2004年盤CDジャケット
                                                                                                        1977年盤のシングルジャケット↓
                                                                                                                                                  
     
    イメージ 23
    イメージ 24
    カヴァー曲「恋心」の音源もありましたね。
    アルバム「ひとりぼっち第一集 舟木一夫の夜」(1967年発売)収録
    ~残念ながら今はyoutubeにはアップされていなくてPCでは聴けないようです。
     
     
     
     
     
    最後は、舟木さんの曲とは、関係がないのですが、アンネのバラ」も御紹介します。  
    アンネの誕生日は、まもなくやってくる6月12日のバラの季節・・・「アンネのあまりにも短かった一生、その一瞬の青春のきらめき」を少し偲んでみたいと思います。

    イメージ 25アンネ・フランク(アンネリース・マリー・フランク、ドイツ語: Annelies Marie Frank  発音[ヘルプ/ファイル] 、1929年6月12日 - 1945年3月上旬)
    『アンネの日記』の著者として知られるユダヤ系ドイツ人の少女である。ドイツのフランクフルト・アム・マインに生まれたが、反ユダヤ主義を掲げる国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)の政権掌握後、迫害から逃れるため、フランク一家は故国ドイツを離れてオランダのアムステルダムへ亡命した。しかし第二次世界大戦中、オランダがドイツ軍に占領されると、オランダでもユダヤ人狩りが行われ、1942年7月6日に一家は、父オットー・フランクの職場があったアムステルダムのプリンセンフラハト通り263番地の隠れ家で潜行生活に入ることを余儀なくされた(フランク一家の他にヘルマン・ファン・ペルス一家やフリッツ・プフェファーもこの隠れ家に入り、計8人のユダヤ人が隠れ家で暮らした)。ここでの生活は2年間に及び、その間、アンネは隠れ家での事を日記に書き続けた。1944年8月4日にゲシュタポに隠れ家を発見され、隠れ家住人は全員がナチス強制収容所へと移送された。アンネは姉のマルゴット・フランクとともにベルゲン・ベルゼン強制収容所へ移送された。同収容所の不衛生な環境に耐えぬくことはできず、チフスを罹患して15歳にしてその命を落とした。1945年3月上旬頃のことと見られている。
     
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    「アンネのバラ」の「ル-ツ」と「正式名称」(アンネのバラ、その由来と日本伝来のルート)  
     
    http://www.kscc.jp/anne.html~より抜粋させていただきました。
    ~このことについて当時私が調べた出版物、公園や学校におけるこのバラの説明板、 園芸店の表示によると「アンネのばら」「アンネ.フランク」「アンネの形見のばら」「アンネの想い出」の四つを見つけた。一方「ル-ツ」には 「アンネ一家が、ナチスの厳しい追及を逃れるために息を殺して潜伏したオランダの隠れ家の中庭に咲いていてアンネを慰めたバラ(の子孫)」、 「ベルギ-の園芸家が、アンネの隠れ家の裏庭に生えていた野薔薇を品種改良して作り出してアンネフランクと命名したばら」、「アンネの生家の庭に 植えられていた薔薇(の子孫)、「アンネフランクの父オット-フランク(アンネ一家でただ一人生き残った。)がスイスで作っていたばら」、の四つ であった。しかし、この事については、『はじめに』で述べた通り国際的なバラの新品種登録の文献によって一挙に解明する事ができた。
    下記の文献から分かることは、「アンネのバラ」は一般的な俗称であり、正式な品種名は「Souvenir de Anne frank」英語では ないが、強いてそれ式にいえば<ス-ベニア.デ.アンネフランク.F>である。(最後の「F」は「小輪種」であることを示す登録記号)ス-ベニアを土産、 想い出等と訳せば「アンネの形見のバラ」「アンネの想い出」などは正式名称の日本語訳の一つといえる。更に、このバラがベルギ-人の園芸家デルフォルゲ氏 によってアンネの没後15年経って作られ、国際登録の上、スイス在住のアンネの父オット-フランク氏にも贈られたことからル-ツは明確である。しかも、新品種を作出するために、その親としてすでに国際的に登録済みのピ-ス(平和)や少女を表す小輪種の遺伝子を取り入れるなどアンネと同年代で彼女の日記などから其の考え方に共鳴していることが伺える。
     
    書名= モダン ロ-ゼス 8 1980年発行、(中身は国際的なバラのチエックリストであり、バラの国際的登録機関であるアメリカばら協会、 マックハ-レン 社の編集.発行。)アンネのバラの部分は下記のとおり。
     
     ・品種名=Souvenir de Annefrank .f (ス-ベニア デ アンネフランク)
     ・作出者=Delforge (デルフォルゲ.ベルギ-の園芸家)
     ・作出年=1960年(アンネは1945年没だから15年経っている)
     ・交配種=Peve de capri
           Cante clere
           Cante clereの親にはPeaceがはいっている)
     ・特徴=花は中輪、花びら17枚、花がオレンジ、先が黄色、先が裂ける、四季咲き。

    イメージ 27ラストは、kazuyanさんの最新ヴァージョンの「バラが咲いた」をお楽しみください。
    http://www.youtube.com/watch?v=CN74CYc1YXQ
    バラが咲いた 作詩・作曲:浜口庫之助  
    (1976年6月 アルバム「花もよう」収録)

    バラが咲いた バラが咲いた
    まっかなバラが 
    淋しかった僕の庭に バラが咲いた
    たったひとつ咲いたバラ 小さなバラで
    淋しかった 僕の庭が 明るくなった
    バラよ バラよ 小さなバラ
    そのままで そこに咲いてておくれ
    バラが咲いた バラが咲いた
    まっかなバラが
    淋しかった僕の庭に バラが咲いた
     
     
    イメージ 28バラが散った バラが散った
    いつのまにか
    僕の庭は前のように 淋しくなった
    僕の庭のバラは 散ってしまったけれど
    淋しかった僕の心に バラが咲いた
    バラよ バラよ 心のバラ
    いつまでも ここで咲いてておくれ
    バラが咲いた バラが咲いた
    僕の心に
    いつまでも散らない まっかなバラが
    淋しかった 僕の庭が 明るくなった
     
     
    品種名:カクテル/ハーモニー/(左から)
     
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           和音→
     
     
     
     
     
     
     
     
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    そして、もう一度・・・
    「五月のバラ」 
    http://www.youtube.com/watch?v=DWGir_iD0G4
    「End・Love」 http://www.youtube.com/watch?v=7JXy8jtGKZA
     
    バラの撮影は桑名市「薫風バラ園」素晴らしい動画は舟友のkazuyanさんほかでした。感謝を込めて

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    真夏日となった5月31日の東京、今年2月の京都、3月の名古屋、5月初旬の大阪に続き新橋演舞場で2014年シアターコンサートが開催されました。

    携帯からなので、画像に沿って簡単にご報告します。

    劇場前には大きな看板が…
    ステージ衣装の舟木さんとリハーサルでしょうかリラックスムードの舟木さんが迎えて下さいました。

    私は昼夜とも拝見しましたが、いずれの回も満席です。

    楽屋には「大入袋」も出た様子です。

    昼は客席に遠藤先生の娘さん、夜は大川橋蔵さんのご夫人と息子さんの丹羽貞仁さん、和泉雅子さんも来られてたそうです。

    第一部のヒットパレードでは、新曲の「眠らない青春」も加えられていて嬉しいサプライズ!

    パフレットのインタビューには9月のお芝居のことも少し書かれています。

    例によって昼の部の後半から徐々に加速度がついて尻上がりに舟木さんの歌声がツヤを増し、夜は絶好調という感じになりました。

    この日は9月3日発売予定の録音録画でカメラが入ってました。
    私たちが待ち望んだシアターコンサートの音源と映像ですから発売が楽しみですね。

    いつものように終演後は舟木さんのお見送りのファンでいっぱいでした。
    半袖Tシャツの舟木さんに「お疲れさまでした!」の声がいっぱいでした。
    信号待ちで停車した窓から手を振る舟木さんに皆さん大喜びで最後まで盛り上がってました(笑)
    この日のファッションは…


    開幕前のプレゼントタイムは涼しげな揚柳素材のグレー地に白の大きな花柄のシャツに黒のコットンパンツに黒系のスポーツシューズ。


    第一部はターコイズブルーのタキシードスタイルの上着に黒のパンツ、胸に白バラ


    第二部は純白のスリーピースにパープルのシャツ、ぺンダント


    コンサートれぽは後ほど

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    イメージ 142014年シアターコンサートのラストステージが、現在の舟木さんのホームのようでもある新橋演舞場で開催されました。この日の東京都心は、31.5℃と今年一番の暑さとなったそうです。劇場の外も暑かったのですが、昼夜とも満席で、客席はさらに熱く、盛り上がりました。開場の30分程前から、入口付近には長蛇の列ができていましたから、当日券は少しは出ていたのかもしれません。聞くところによると楽屋では「大入」袋が出たそうですから、舟木さんはじめ関係者の方々も大盛況に御喜びだったことでしょう。
     
    私は、演舞場に着くと、いつもように先ずは、チケット売り場奥の「演舞場稲荷大明神」に向かい、「ステージの成功と無事祈願」の御詣りをすませて、待ち合わせの舟友さんと向かいのカフェで開場時間待ちしました。
     
     
     
     
     
     
     
    イメージ 1劇場の玄関前には、大きな看板が飾られています。へぼな携帯カメラなので、強い日差しで照り返しがあってうまく撮れませんでしたが、ステージ衣装の舟木さんと、リハーサル中の笑顔の舟木さんのとってもいいお写真でした。ロビーに入ると、これまた、九月の特別公演の大きなポスターがあちこちに掲げられていて、舟木さん一色の演舞場でした。こちらもライトを設定し忘れたので、へぼ画像しか撮れませんでしたが、初めて見る山内伊賀之亮のポスターもありました。
     
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    イメージ 4パンフレットは、中日劇場も新歌舞伎座もパンフレットは販売されていませんでした。2月の南座と今回の演舞場の「松竹系劇場」でのコンサートでしか発行されていないようです。
    写真と内容については、一部新しいものが、差し替えてありましたので、また買ってしまいました。今回のパンレットの表紙と裏表紙は、南座のステージ衣装のお写真となっていました。
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    表紙が、第二部 遠藤実スペシャル~決して散らない花々、裏表紙は、第一部のヒットパレードです。
     
     
     
     
     
     
     
     
    開演時間の10分ほどまえに、舟木さんが登場してプレゼントを手にズラ~ッと列を作って並んでいらっしゃるファンの方々から、軽快なトークをしながら手際よく受け取っていかれます。
    この日は、楊柳生地で、地色がグレー、大きな白い花のような模様の涼しげなシャツ、黒の多分コットン素材のパンツ、靴も黒系の運動靴風のラフなスタイルでした。
    先ずは、この時のおしゃべりの一部から・・・
    (ピンク文字が舟木さん)
     
    昼の部
    今回のステージの構成をテストケースのスタイルとして、こういうものが定着すれば、他の歌手(後輩)のス
    テージのパターンの例としてもらえる・・自分の生まれ育った世界へのお礼が、さりげなくできないかと思っ
    たりする・・自分がリアルタイムで間に合って育ててもらった日本の名曲たち(流行歌、古典含めて)その歌
    を仏さんに供えて拝んだって仕方ない(笑)自分が何らかの影響を受けて育った名曲たちを何年かかけて歌っていく・・・遠藤実スペシャル、船村徹スペシャル、大先輩のいろんな方のスペシャルっていうことになるのかも知れない。こういうことは、キャリアの長い歌い手がやるしかないですからね。若い頃はこういう発想すらしたことがなかった。古株の持ち場というところでしょうか。
    プレゼントをすべて受け取って・・では、今日はどうもありがとうございました(笑)と袖に引っ込む舟木さん
    でした。最後はジョークまじりに、笑いをとりつつも、この日のプレゼントタイムでのお喋りの中身は、とて
    も濃く、深く、これからの「歌い手・舟木一夫の仕事」の方向の広がりを示唆するものだと私には思えました。

     
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    夜の部
    舟木さんからプレゼントを受け取って幕内に運んでいく、コーラスの女性たち(バニーズ)が、どうもひとり
    多い・・?舟木さんが「ひとりコーラスの女性が増えました」・・・ややあって「アレ、実は男です(笑)」さて、どなただったんでしょうか!(笑)
    今日は、クッキーが多い、デビュー当時にいっぱいあって、今はなくなったのは、ぬいぐるみ。18、9(歳)の
    男の子が、それ抱いて寝るのも気持ち悪いし、3、4ヵ月、ためといて子どもの施設とかに贈ってました。当
    時は、プレゼント置き場ように一部屋借りてて、その方が自分の部屋より広かった・・

     
    KAZUO FUNAKI THEATER CONCERT IN SHINBASHI ENBUJO
    2014年5月31日  昼の部:14時開演  夜の部:18時開演
    第一部 舟木一夫 ヒットパレード
    第二部 七回忌に偲ぶ 遠藤実スペシャル~決して散らない花々
     
    以下、舟木さんのトークを織り込んで、昼夜まぜこぜのれぽとさせていただきます。
    (舟木さんのトーク部分はピンク文字)

    イメージ 11第一部 舟木一夫 ヒットパレード
     
    緞帳が上がって、鮮やかなターコイズブルーのタキシードスタイルの上着に、ボトムは黒でしたが、脇にラインが入ってたのかどうかよく覚えてないので、タキシードと言っていいのかどうか、服飾方面に不案内な私なで、よくわかりませんが、舟木さんはいつまでたっても、この「青春カラー」のターコイズブルーが本当によくお似合いです。
     
    ~オープニング
    あゝ青春の胸の血は
     
     
    こうやって演舞場の一日だけのコンサートのステージに立つと年末のような気がします(笑)
    ようこそお越しくださいました。遠藤先生のスペシャル、決して散らない花々を二部の方でお聴きいただく・・・そうなると一部の方にヒット曲がズラッと・
    ・と
     
     
    花咲く乙女たち
    北国の街
     
    「北国の街」を歌い終えると、上手そでの方に「ちょっと業務連絡に・・」と歩いて行って、なにやら伝えてか
    ら、またステージ中央に戻ってこられました。
    一部ではヒット曲をギュッと詰め込んでますが、今日は、一曲増えてるんです。京都から名古屋、大阪とやってきた中では、カゲもカタチもなかった新曲が・・・(「眠らない青春」と察知した客席からは拍手が・・)
    何日か前に、なんとか一曲入れてもらえないかと・・・9月の発売に間に合わせたいんですよね(コロムビア
    が?)・・・ズルイでしょ・・・

    デビューした頃は、流行歌のヒット曲というのは、アレンジを変えないというのが鉄則だった。その後、15
    年くらいで、シンセサイザーとか出てきて逆にアレンジを変えないと古くて変だということになって・・と例
    にあげたのが、「タン・タッカ・タッターァタ・・・♪」
    と歌ったのが「高校三年生」で、それに気づいた舟木さん
    この曲が出てくるところが・・(笑)とちょっとテレた感じですが、当然ご自身のデビュー曲での、たとえ話
    になりますよね。OK!ですよね。そして、バンドの演奏形態の講義?になって、リズム隊とかブラス隊とか、ちょっと難しい方向に・・・これ以上喋ると、自分が何を言ってるかわからなくなる・・・と打ち止めに(笑)
     

    イメージ 12絶唱
    哀愁の夜
    高原のお嬢さん
    眠らない青春

    「高原のお嬢さん」は、これまでのシアターコンサートとは違っていて「青春歌謡BIG3」のステージのヴァージョンのスローバラードアレンジになっていました。おそらく、最後の「眠らない青春」のアレンジとのコントラストをつけるという構成上の意図もおありだったのではないかと思いました。照明は、深紅と白とピンクが行き交って、ゆったりとしたピアノの音色が、まるで外国映画のラブ・ストーリーのバックミュージックを思わせるようにお洒落でムーディーでした。こんなアダルトな「高原のお嬢さん」が歌えるようになった舟木さん、そして、聴かせていただけるようになった私たちファン・・・トシをとるのも全然悪くないなァと感じる嬉しい一瞬です。
    そして、その後に続く「眠らない青春」はポップなノリの良いアレンジで、ラストでは、サックスが思いっきりドライブして楽しい締め括りの「眠らない青春」でした。舟木さんは、ニコニコしながら、じっと、そちらを見て、最後にひとこと「長げェよ、このォ!」とご満悦な表情でした。
    もちろん、客席からは拍手喝采でした。
     
    イメージ 13サックスのはじけた音色を受けて・・・僕がデビューした頃には、バンドもすべてセンパイ(キャリア、年令ともに)ですから、レコード通りではない、ナマの雰囲気をお持ち帰りいただくということで、いろんなことをやりました。・・・と楽しかった当時を懐かしむような表情の舟木さんでした。
     
     
     
    6月5日がくるとデビュー52年目に入るんですけど(拍手)ただね、デビュー年数だけならいいんですが、トシもくっついてくるから・「もうすぐ70ですね」ならまだいいけど「古希ですね」なんて言われるとなぐってやろうかと・・コキッ!(笑)と首を傾ける仕草。
    先輩の背中から色々教わって・・習うより慣れろ・・どちらかというとその方がセンスがいるんだろうと・・・
    最近仕事場へ行くと私が一番年上
    ・・この後、また「すっぴん・トーク」および「顔がデカイ・トーク」などで笑わせて、最後には、すっぴんでイイ男は、なかなかいないでしょ?と言って客席から拍手をもらった舟木さん、大テレで上着の裾をちょっとつまんで、いつものようにテレ隠しのキュートなポーズが可愛かったですよ。

    今回の新曲は、前回の「明日咲くつぼみに」とは、ガラリと変わって、またしても、すっかり「青春」のシンボルの世界にたちもどったような、若々しさを感じさせますね。青春スター・舟木一夫の真骨頂ともいうべき、すてきな「眠らない青春」が、たくさんの方たちに広く知っていただけることを心から願うばかりです。タイトルが「眠らない青春」なんて、本当に洒落てるなぁ!と今にしてあらためて思います。
    まるで、この曲をお作りになった時から三十数年後の今を想定していたかのような運命的なものを感じる「眠らない青春」です。

    ここは、もう歌わなきゃすまないというヤツで・・
     
    銭形平次(サインボール)
     
    私は何もしてないんですが、これは、音羽屋の先輩(橋蔵さん)が、偉かった。
    今度、出てくれる尾上松也くん・・この前、電話で話しましたが・・180cm・・私も負けないようにつぎ脚かなんかして(笑)チラシ見て思ったんですが、松也さんはメーキャップすると同系統
    (舟木さんと)の顔だと・・モロ、馬ヅラ、今はもうカモシカのような・・(笑)そのうち、なんか飛んでくるぞ・・・(笑)
    ボールを打ち終わって・・今までは、ずっと「明日咲くつぼみに」のシールでしたが、今日からは「眠らない
    青春」・・新製品を(笑)新製品と言っても写ってるヤツは古いからしょうがない(笑)
    さらにこれは、もう歌わないわけにはいかないというのを・・・

    高校三年生
    学園広場
     
    第二部に進む前に、「ちょっと箸やすめ」です。
     
    イメージ 7師弟対談 (別冊・近代映画「ステキな20才の歌声~舟木一夫新春グラフ」1965年2月号)
      ~若いころの苦労って いいものサ! 遠藤実/舟木一夫 ~
     
    ガッチリ手を組んで”明日の歌謡界”を席圏する大暴れをしよう!と大いにハッスルした黄金の師弟コンビ
     
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    舟木:二、三日前、先生にお電話したんです。夜中の一時か二時に・・まだお帰りじゃないときいて、たいへんだなぁと思いました。ずいぶん遅くまで仕事をなさるんですね。
    遠藤:仕事ばかりじゃなくて、たまには酒を飲むのこともあるしね(笑)とくに年末はいろんな会合が多くて、身体がいくつあっても足りないな。そうそう、こないだ古賀政男先生のお祝いの会があってね。知ってるかい?
    舟木:ええ。テレビで拝見しました。ずいぶん盛大な会だったようですね。
    遠藤:そりゃあ、ぼくなんか足下にも及ばない作曲家の大先輩だからね。なにしろ、これまで先生が作曲された曲が、ざっと三千五百曲ほどだというんだから・・。
    舟木:三千五百?すごいですね。古賀先生といえば、ぼくらすぐ思い出すのは「酒は涙か」とか「丘を越えて」だとか・・・。
    遠藤:齢のわりに案外古い歌を知っているじゃないか。両方とも、先生がお若い頃の、いわば初期の作品だね。しかし、本当の名曲というのは時代を超越して生き延びるものだから、若いきみたちがきいたって、少しも不自然じゃないだろう?
    舟木:不自然どころか・・ぼく、古賀先生のおつくりになった曲はどれも大好きです。たしか先生にも、ぼくの「丘を越えて」をきいていただきましたね。
    遠藤:うんうん、きみがまだコロムビアから売り出す前の、修業時代にね。あのときは正直言って、ちょっとびっくりしたよ。若いくせに、よく古い歌を知っているものだと思って(笑)まあ、しかし、音程もなかなか正確だし、リズムにもよく乗っていて、これはイケルと思ったよ。
    舟木:こんなにすばらしい曲が、ぼくがまだ生まれる前にジャンジャン流行して、みんなに愛唱されていたことを考えると、なんだか妙な気分になるんです。
    遠藤:妙な気分って?
    舟木:ええ、たとえば戦後の若い世代は、一時にワッとあちら製のポピュラーやジャズに飛びついて、とかく日本の歌謡曲ってものを軽視する傾向があったでしょう。
    遠藤:まあ、表面だけみれば、そういえないこともないね。
    舟木:だけど、その前に、ぼくらもずっと戦前の日本の流行歌を見直す必要があったんじゃないでしょうか。ぼく「丘を越えて」はまだ小学校にもあがらないころから、よく歌っていました。いったい、いつどうして覚えたかも思い出せないほど、ごく自然に耳になじんでいたんです。
    遠藤:いい歌っていうのは、そんなものだね。よくリバイバルなんてことをいうけど「丘を越えて」や「酒は涙か」ほどの名曲になると、いわゆるリバイバル以上だね。事実、歌謡曲界の表面には浮かびあがらないでも、日本全国で、連綿と愛唱され、聴きつづけられてきたというわけだ。それも戦前派のおじいさんやお父さんばかりでなく、きみたちのような若い人たちにまでね。
    舟木:そうですね。三千五百曲もの古賀先生の作品のなかには、まだまだぼくらがそれと知らず親しんでいるメロディーがたくさんあるでしょうね。たとえ、これが古賀先生の作曲された曲とは知らなくても。
    遠藤:そりゃあそうさ。古賀先生が「丘を越えて」を作曲されたのは、ちょうとぼくが生まれたころだが、それから延々とこの道一すじに生きてこられた先生の精進ぶりには、敬服させられるよ。
     
    イメージ 10遠藤:ところで舟木くんもいよいよ二十歳になったわけだね。どうだい、おとなになった感想は?
    舟木:はあ、なんだかこう、身も心もひきしまるような・・。とにかく、これまでのようにシャニムに仕事に追いかけまわされるだけじゃなく、もっと冷静に自分をみつめる余裕をもちたいんです。社会的にも一人前の大人として責任をとらなくちゃならない齢なんだし。
    遠藤:たしかにその通りだね。ぼくなんか、きみの年齢には社会人として一人前どころか、いっぱしのベテランだったからなぁ。
    舟木:先生の二十歳時代というと?
    遠藤:うん、きみたちとちがって家庭の事情で十五、六のときから働きどおしに働いてきたからね。ずいぶんいろんな仕事をした。やらなかったのは泥棒と人殺しくらいのもんだ(笑)その点、きみたちは恵まれているよ。
    舟木:よく、みなさんがおっしゃるんですが、先生のおつくりになるメロディーの底に流れる哀愁は、お若い時代に御苦労なさった人生体験の反映だとか・・・。
    遠藤:(苦笑して)自分では特別意識していないが、まぁ、そんなことになるのかな。歌の勉強にも、流しの演歌師をやっていたころの苦労が大いに役だったとは思っている。きみの「修学旅行」にしても、生まれて一度も修学旅行をした経験のないぼくとしては、まったく想像だけで作曲したものなんた。あの曲には、少年時代のぼくの夢とあこがれがそっくり秘められているんだ。それだけに、あの曲の大ヒットは嬉しかった。
    舟木:・・・(しんみりと、うなづく)
    遠藤:昼間働いて、夜くたくたに疲れた身体で作曲を勉強する・・いまとなっては、それも楽しい思い出だがね。
    舟木:その点、ぼくなんて温室育ちで、まだまだ苦労が足りませんね。
    遠藤:そんなことはないさ。ぼくのところにレッスンに通ってきていたデビュー前の一年間はよく勉強したよ。それに、ほら有名な苦労話があるじゃないか。四谷の上智大学の土手で夜遅くまで歌ったとか、人気のなくなった銭湯で勉強したとか・・。
    舟木、いやあ、どうも。(すっかりテレて小さくなってしまう)でも、若いころの苦労って、できるだけしておくものですね。ぼくもいまになってあの四谷時代を思い出すと、ときどき涙がこぼれそうになつかしくなるんです。
    遠藤:若いころの苦労は買ってでもせよという諺もある。まあ、ぼくなんかにいわせれば、その苦労も程度問題だがね。過ぎたるは及ばざるがごとしともいうしね。しかし、人間なんといっても努力さ。一にも二にも、ただ努力あるのみ。おたがいに来春も「努力」をモットーにしてがんばろうじゃないか。
    舟木:ええ、ぜひとも。来年もよろしくおねがいします。
     
    なんだか、今、遠藤先生が御健在だとして、舟木さんと師弟対談が実現したとしても、きっと、同じようなことをお二人ともおっしゃってるような気がする対談だと思います。ずっと、ぶれず、一本筋の通ったご気性と流行歌への熱い想いが、師弟の間に、揺るぎなく流れ、行き交っていることが伝わってきます。
     
    ~2014 シアターコンサートin新橋演舞場 5月31日 (下)へつづく~
     

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