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Channel: 舟木一夫の世界~れんげ草の咲くさんぽ径~
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ちょっと箸やすめ~ちょっと早いですが、秋らしく「センチメンタル・ボーイ」

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猛暑に悩まされましたが、東海から関西地域でも、やっとひと雨降って、いくらか秋の気配が感じられます。
東京では本日27日に「ラヴリーコンサート」が開催されますね。関東より北の舟木さんファンの方や南や西からも遠征される皆さんがいらっしゃるのでしょうね。舟木さんのステキな歌声を聴いて初秋の風に吹かれるような心持になって楽しまれることだと思います。お元気な舟木さんの御様子またきっとどなたかが報告して下さることを期待して心待ちにしています。
 
ちょっと珍しいレコードがオークションに出品されていたのを手に入れることができましたのでご紹介します。
 

     舟木一夫のセンチメンタル・ボーイ 主題歌と挿入歌 ~東京映画『君に幸福を』より~
 
      センチメンタル・ボーイ/お菓子の好きな少女/星にそっと/恋の残り火
                  四曲とも   作詩:河端茂 作曲:山屋清
 
イメージ 1
 
 
『その人は昔』に続く、東京映画『君に幸福を~センチメンタル・ボーイ』の主題歌は映画のサブタイトルと同名の『センチメンタル・ボーイ』です。この曲はコンサートでも時々、歌っていらっしゃるのですが、挿入歌はほとんど聴くことはありません。私もyou tubeでしか聴いたことがなかったのですが、LP(33回転)17cm盤で4曲入りというレコードが発売されていたんですね。挿入歌としてはほかにも『ジングルベル』『聖夜(きよしこの夜』があるようです
 
君に幸福を センチメンタル・ボーイ(東京映画) 
1967年12月16日公開 脚本:松山善三 監督:丸山誠治
1967年7月公開の『その人は昔』に続く東京映画制作の映画。同じく松山善三氏の脚本で共演もやはり
内藤洋子さん。
~ストーリー~
能登から上京して、洋菓子店に勤める史郎は、日本一のケーキ作りの名人になることが望みだった。
ある日、同僚の木村はそんな史郎にガールハント術を伝授した。木村は遊園地でハントした仙子をそば屋に住み込ませ、恋愛中だった。ガールフレンドのいない史郎は木村の言う通り、日曜日の遊園地に出かけたが、ラウンドアップから落ちて来たハンドバッグを頭に受け気絶してしまった。次の日曜日も浅草観音の社殿で同じことが起り、史郎はガールハントを諦めてしまった。まもなく分った犯人は同郷の女子大生の十紀で、これが縁で二人はすっかり親しくなった。史郎は十紀の前では菓子職人とは言えず大学でインド哲学を専攻し、菓子屋でアルバイトしていると嘘をついた。十紀はそんな史郎に家庭教師のアルバイトを探してくれたが、史郎は次第に自分の嘘が苦しくなりある日本当のことを打ち明け、逃げるように十紀と別れた。二人はすでにお互いに愛しあっていることを知っていたが、史郎は十紀に会おうとはしなかった。一方、十紀は史郎に会えない淋しさから、正月休みを両親と過ごすべく、史郎あての手紙を残して能登に帰った。間もなく史郎も故郷に帰った。温泉芸者の母まつは史郎を暖かく迎えたが、史郎は芸者から足を洗えないでいる母を軽蔑していた。和倉太鼓の名手でもある史郎は、和倉一の大きなホテルでその腕前を披露したが、その時に十紀がホテルの持主の一人娘と知って驚いた。史郎は身分違いの恋と、十紀を諦めようと思った。二人の仲は十紀の両親に知られ、そのため十紀はホテル経営の勉強という名目で、米国留学させられることになった。再び東京に戻った史郎は、十紀がアメリカに発つ日、大きなケーキを作って港に駆けつけた。だが、十紀を乗せた船はすでに港を離れたあとだった。
 
 
もちろん私は、この映画をリアルタイムでも観てません。昨年の11月~12月くらいにかけて大阪シネ・ヌーヴォで「スクリーンで観る舟木一夫と時代を彩ったスターたち」という特別上映企画がありましたが、その時にこの映画もリストアップされていたのですが、上映日と私のスケジュールが合わなくて見る機会を逃してしまい残念な想いをしました。作品の内容自体は、『その人は昔』ほど格調高いというものではないように思いますが、いかにも青春映画という甘さと当時の舟木さんや内藤洋子さんの初々しい姿を観るだけで、昔に還ったように心がときめくような感じがするのでしょうね。このVHSをお持ちの方はそれほど多くはないように思いますから今となってはとても貴重な映像なのだと思います。
 
 
キネマ写真館 日本映画写真データベース サイト↓ こちらで映画のいくつかのカットが見られます。
 

http://www.youtube.com/watch?v=Z6ovPQMc8f0 (you tube)   画像ボケてます
センチメンタル・ボーイ 主題歌
イメージ 4
夢をあげよう 夢をあげよう
ぼくの夢をみんなあげよう
きみが倖せになれるなら
ぼくには夢がなくなってもいい
えくぼ押さえてる きみの小指に
投げキスをして
ああ ぼくはセンチメンタル・ボーイ
 
虹をあげよう 虹をあげよう
ぼくの虹をみんなあげよう
きみを美しくできるなら
ぼくには虹がなくなってもいい
涙うかべてる きみの瞳に
ほほえみながら
ああ ぼくはセンチメンタル・ボーイ
 
歌をあげよう 歌をあげよう
ぼくの歌をみんなあげよう
きみに微笑みがもどるなら
ぼくには歌がなくなってもいい
遠く消えてゆくきみの背中に
手をふりながら
ああ ぼくはセンチメンタル・ボーイ
 
 
 
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お菓子の好きな少女 挿入歌
 
あの娘に贈ろう このケーキ
夢で逢うとき ほほえむ娘
お菓子を いつも手に
虹の橋を渡る
ぼくの 大事な こいびと
夜明けと一緒に 消える人
ヤイヤイ ヤイヤイ
あの娘と いつの日語るだろう
ホッホッ ホッホッ
マロンの香りが ただよう娘
ひとりのはかない 夢だけど
明日を生き抜く 希望なのさ
ぼくの 大事な こいびと
あの娘に贈ろう このケーキ
 
 
あの娘にあげたい このケーキ
虹を呼ぶよに ほほえむ娘
夜ごとに 夢で逢う
可愛いあの娘だけと
歳も 名前も しらない
お菓子が好きだと わかるだけ
ヤイヤイ ヤイヤイ
あの娘に いつの日逢えるだろ
ホッホッ ホッホッ
チェリーによく似た 可愛い娘
ひとりのはかない 夢だけど
明日を生き抜く 希望なのさ
歳も 名前も しらない
あの娘にあげたい このケーキ
 
 
 
 
 
イメージ 2
(you tube)
星にそっと 挿入歌  
 
心にきめた別れなのに
ひとりの夜は泣けてくるさ
ふたりだけの思い出が
ひとりぼっちのぼくを苦しめる
心にきめた別れなのに
なぜか涙が
なぜか涙が
こぼれ落ちる
 
未練はないと笑ってみても
ひとりの夜は泣けてくるさ
人眼さけて星にそっと
恋の日記のページを開いてみせた
未練はないと笑ってみたが
なぜか涙が
なぜか涙が
こぼれ落ちる
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
恋の残り火  挿入歌
             
この道は恋を棄てる道
待ちかねたあの娘が
駆け寄ってきても
でも でも
笑ってはいけない
さよならをいうだけ
この道はこの道は
恋を棄てる道
 
この川は恋を流す川イメージ 5
爪かんであの娘が
好きよといっても
でも でも
振り向いてはいけない
さよならをいうだけ
この川はこの川は
恋を流す川
 
この恋はひとりで消す恋
指からめあの娘が
泣いてすがっても
でも でも
負けてはいけない
さよならをいうだけ
この恋はこの恋は
ひとりで消す恋
 
オマケ、ちょっと早目のクリスマス?
http://www.youtube.com/watch?v=X4pgyYZ9sR0 舟木さんの『ジングルベル』  ジャケット↑

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