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Channel: 舟木一夫の世界~れんげ草の咲くさんぽ径~
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ちょっと箸やすめ~今日から「復活舟木ファン」二年目に入ります!

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私が、舟木さんに再会できたのが、一年前の9月9日でした。大阪の新・歌舞伎座の特別公演「浮浪雲」と「シアターコンサート」の舞台です。ということなので、9月10日の本日から私の舟木さん追っ掛け二年目に突入ということになります。これは、とっても私事ですが、やっぱり「復活記念の日」として日記にアップしておくべきかなぁ・・と思い立ったのが昨晩遅く・・10日に日付けが変わってからです。ちょっとばかり・・ダラダラと、一年前の記念すべき「再会」に至った経緯を記しておきます。
 
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私は二十代の初めから、四十年近くの間、関西で暮らしていました。大阪~兵庫~大阪~京都・・と関西のあちらこちらで人生のほぼ半分以上を過ごしました。ことに、最後の十年ほどは、生活にも少しゆとりができて、文楽、歌舞伎、能・狂言、落語、もろもろの演劇・・その他様々な舞台芸術を主に、関西を足場にして楽しませてもらいました。
2012年5月で二十数年勤めた生活協同組合連合会の職を定年退職となり、その後10月までは、契約職員として勤務することになっていました。郷里に戻る10月を前にして、それまでの土日は田舎に引っ込むと機会が減ってしまうナマの舞台を、とにかくみっちりスケジュールを組んで楽しもうと思っていました。
 
さて、昨年9月9日の日曜日に舟木さんの「特別公演」を観に行ってみようと決めたのは、8月の初めくらいだったと思います。なぜ、そうしたかというと、これまた、積極的な意志ではなく、パソコンを開いてネットの「チケットぴあ」サイトで9月9日の関西での諸々の公演を「アトランダムに検索をかけていたら、ひっかかってきた」という、なんともイージーな動機です。
「?舟木一夫?」・・・そういえば昔、好きだったなぁ・・・順吉さんだ!・・・なんだかここんところ、また中高年の間で人気が出てきてるって聞いたような気がするな・・・どんなになってるんだろう?、なんたって70歳近いもんねー、でもお芝居も面白そう・・・「絶唱」とか聴いてみたいし、好きだったけど、結局ナマの舟木一夫って今まで、見たことないし・・三重に帰ったら、もう見る機会もなさそうだし・・・え~っとチケットはいくら?三階席なら・・・うん安い安い・・落語会よりも安いくらい(笑)・・・じゃあ、まぁ、行ってみるか・・・という感じでした。
行ってみるか・・と決めたはいいのですが、今の舟木さんのファンというのはすごい熱烈おばさまたちが多いと聞いてもいたので、会場の雰囲気がどんなものか、歌舞伎や文楽など伝統芸能なら、ひとりで行くのも平気で慣れてるのですが、大衆演劇や人気歌手のコンサートには全く不慣れな私には、予想がつかない世界でしたから会場に入る時も、かなりキンチョーしました。三階席の1列目でしたから、まだ一階席よりはアウエイ感は薄かったかもですが、それでも、ドキドキものでした。今なら舟木さんに会えるのでドキドキなのですが、この時ばかりは、周囲の人たちの中で浮いてしまいそうな、落ち着かない感じがありました。
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先ずはお芝居・・・「浮浪雲」です。かるーいタッチの人情喜劇で、舟木さんは実に飄々として肩の力が抜けた佇まい・・・「絶唱」の順吉さんとはエライ違い(笑)でも、舟木さんのセリフのひとことひとことが、なんとも人生哲学に満ちていて、いいお芝居だなぁ・・と思いました。それに舟木さんが演じるあの雲さんの派手な着流しと髷が、不思議な事にとってもお似合いなのです。立ち姿も声も色気にあふれていて、しかも温かみのある風情・・・「今でも人気があるのは、わかるなあ」というのがその時の第一印象です。
 
そして、いよいよシアターコンサート・・・何よりも驚いたのは、例のプレゼントの場面です。舟木さんがデビューされた頃にテレビで観た光景、さすがにテープこそ飛んではきませんが、ステージ上のスターにレイを賭けにいったり、花束やリボンを掛けたプレゼントを渡しにいくファン、歌いながらステージから受け取りにいくスター・・まるで昭和のあの時代にタイムスリップしたような光景を見た時には本当に驚きました。
 
以下は、このブログをスタートさせた以前に、mixiで伝統芸能についての日記を6年ほど記していたので、2012年9月9日の記録も、mixiで残していましたから、そこから転載したものです。
 
その時の私の感想がコレ
 
 
本当に、偶然とも云える「再会」だったのですが、この時に再会した舟木さんは、長かったブランクをものともせずに私の心を鷲掴みにして下さいました。コンサートが終わって、素敵だったなぁ、・・・どうしてこの人は、50年経った今も、こんなに素敵なんだろう?・・私の錯覚だったのかな?・・・よ~し、もう一回、公演中に確かめに来よう!・・・というわけで、千秋楽前日(この時点で千秋楽のチケットは既に完売でした)の21日に再び新歌舞伎座に向かいました。そして、やっぱり舟木さんの素敵さは、ホンモノでした(笑)
9月9日の「再会」以来、私の中でどんどん舟木さんの存在が大きくなっていったのですね。
 
この一年間で、なんとか長かったブランクを埋めようとして、とにかく舟木さんの音源を集めるところから始めました。以下は、この一年で、私が舟木さんの旅路をプレイバックしたり、今の舟木さんに少しでも近づきたいとう想いを助けてくれた大切なものたちです。ほかにも映画のDVDや舟友さんの御好意で、いろんな資料にめぐり会うこともできました。全部をご紹介することはできませんが、たくさんの舟友さんのおかげで、舟木さんのこれまでの旅路にちょっとずつ近づけた想いがしています。感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、舟友の皆さまと一緒に舟木さんの55年目に向けて旅をしていけたらこんな嬉しいことはありません。人生の秋を迎えた私に、こんな幸せな時間を下さった舟木さんと舟友の皆さまに心からの感謝を込めて・・・ありがとうございます、そして、これからもよろしくお願いします。
 
 
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