舟木さんのふるさと愛知県の地元紙である中日新聞で、「舟木さん生誕地に資料館~きょう一宮・萩原に開館」という嬉しいニュースが掲載されてから、一ヶ月半近くが経ちます。以下のような写真入りの大きな扱いの記事でした。
記事の一部を再掲載します。
~ヒット曲「高校三年生」などで知られる歌手、舟木一夫さんの生誕地である一宮市萩原町で、舟木さんにちなんだ郷土資料館が六日開館する。地元の郷土史研究者が私費を投じ、生家跡近くの土蔵を生家の建材を使って改築した。当初は舟木さんの昔の写真などを展示し、その後は萩原町の歴史を紹介していく。~
資料館開館こけら落しの特別展「舟木一夫と萩原町」は、10月から年内12月までの月2回の日曜日のみしか、観られないということで、なかなか日程調整ができず、本日17日にやっと行くことができました。私の住まいは三重県桑名市で、限りなく愛知県寄りにあります。桑名から二つ目の駅の弥富から名鉄電車が尾張一宮まで走っていて一時間足らずで萩原に着きます。御一緒して下さる舟友さんがいらしたので楽しくお喋りしながら萩原へと向かいました。舟木さんの「ROCK'N ROLLふるさと」の歌詞とは逆回りですが赤い単線電車でのんびりとした田園風景の続く中、萩原に到着。萩原駅からは、先ず「♪駅の正面 右折して 徒歩で六分 つきあたり♪」の生家跡まで歩き、「生家跡詣で」をしました。
現在の生家跡はこんな感じです。右手の古い長屋は生家跡のお隣で、電柱の奥左手の白い建物が生家跡に建ったアパート「ユニヴァリィ フナキ」です。「ユニヴァリィ フナキ」敷地内の舟木さんの生家があった場所には、元から郷土史研究会が建てて下さっていた看板が現在もしっかりと立てられています。
生家跡から名鉄尾西線の線路をはさんですぐのところに踏切があります、生家跡からも資料館がすぐ向こうに見えていますから、子ども時代の舟木さんにとっても遊びのエリアだったということになりますね。そんな場所に資料館ができたことは私たちにとってもとてもありがたく嬉しいことだと、あらためて感じました。ちょうど昼食時だったので、資料館の見学は、ちょっと後回しにして、駅から歩いて10分ほどのところにある鰻屋さんの「うお六」で昼食をいただきました。私のいただいたのは鰻定食の鰻ハーフ(鰻半尾分)
お値段はとってもお値打ち価格で、お腹も満腹・・・こちらのご主人が舟木さんの同級生ということは皆さんご周知のことですから、萩原にお昼時に来られる舟木さんファンにはおなじみのお店ですね。
ROCK'N ROLLふるさと 作詩・作曲:上田成幸
春の風ふわり 蝶の羽ひらり
花の影ゆらり 昼寝の雲とろり
迷い子のオタマジャクシ
そろり・・そろり
ヒバリのラブシーン
ピィロロ ピィロロ ピィロロ ピィロロ
花の影ゆらり 昼寝の雲とろり
迷い子のオタマジャクシ
そろり・・そろり
ヒバリのラブシーン
ピィロロ ピィロロ ピィロロ ピィロロ
俺のふるさと愛知県
濃尾平野のド真ン中
濃尾平野のド真ン中
学校サボって れんげの畑
ハモニカ ピップッポー
俺のふるさと愛知県
一ノ宮からのりかえて
単線電車で十二、三分
その名も萩原町
ハモニカ ピップッポー
俺のふるさと愛知県
一ノ宮からのりかえて
単線電車で十二、三分
その名も萩原町
徒歩で六分 つきあたり
これこそオギャアとこのオレ様が
お産まれになった 長屋
春はつくしのおひたし
夏はキュウリの生かじり
秋空トンビも 年末(くれ)には夜逃げ
ふるさとROCK'N ROLL
俺のふるさと愛知県
濃尾平野のド真ン中
恋しさちらほら 想い出きらり
濃尾平野のド真ン中
恋しさちらほら 想い出きらり
ふるさとROCK'N ROLL
ふるさとROCK'N ROLL
ふるさとROCK'N ROLL
ご自作の「ROCK'N ROLLふるさと」には萩原の四季の風景が盛り込まれていますが、秋から冬へ向かう今の萩原の風景をカシャッ!林檎が紅く色づき、たわわに実っていたり、咲き残ったコスモスがさみしげに風にゆれていたり・・・こんな風景を幼い頃の舟木さんも、見ていたのかなぁ・・と思いつつ、お腹いっぱいになって歩いていると、身も心も満足、満足で幸せいっぱいでした。
再び萩原駅から線路に沿って生家跡を左手に見ながら踏切を右に渡って資料館へ・・・
新聞記事にも掲載されていた舟木さんの「ROCK'N ROLLふるさと」が刻まれた歌謡碑が私たちをお出迎えしてくれます。歌謡碑の裏面は、こんな感じ・・・
残念ながら館内は撮影禁止なので、写真は撮れませんでしたが、私の手持ちの資料にも展示品をイメージできるかな?と思われるものが何点かあるので、せめて・・・という感じではありますが、ちょこっとアップしておきますね。左下の写真は生家の窓枠と舟木さんの写真で創られた展示品で、この特別展示の目玉ですね。右の方が郷土史研究会事務局の金子さんです。
一番古いものでは舟木さんの小学生時代のお写真もありました。資料館の管理とお世話をして下さっている金子さんともお話させていただきました。「舟木さんと萩原」に関する資料も、もっと増やしていければ・・と金子さんもおっしゃっていましたので、何か少しでも関わりのあると思われる資料をお持ちなら金子さんに御一報していただけたらいいのですが・・・
入場は無料ですが、「カンパ」は大歓迎とのことですから、なんとかこの資料館の運営が続いていくようにひとりでも多くの舟木さんファンの方が訪れてくださることを願っています。
入り口のところで、館内に展示されている写真など含めて、金子さんが画像をPCを使った画面で見せて下さいました。幼い舟木さん、デビューしてすぐにスターになって故郷に帰ってきた若き日の舟木さんなどに出逢える私たちにとって聖地?のような資料館です。
いつかお忍びででも舟木さん御自身がこの資料館をのぞきに来られる日がきたなら、金子さんはじめ、御尽力下さった地元の皆さんも本当にお喜びになられると思います。
上の新聞記事の右上の中学時代の舟木さんのお写真が、とっても可愛くてまるで既にアイドルの兆しが見えるようで、私の一番のお気に入りの舟木さんでした![]()
![](http://i.yimg.jp/images/mail/emoji/15/ew_icon_s309.gif)
資料館から線路を挟んで見える白いアパート「「ユニヴァリィ フナキ」が生家跡です。