タイトルに「私のお気に入り」の前に「今の」とつけているのは、「昔のお気に入り」に対比させているのですが、その「昔」というのは、私の場合、舟木さんが「高校三年生」でデビューされてから「絶唱」までという短期間です。昨年の9月に「幸せな再会」を果たして以来、舟木さん歌唱の一般発売されているオリジナル音源は、ほとんど集めて聴いてみたのですが、記憶の糸をたぐってみても、やっぱりはっきりと印象に残っているのは「絶唱」までというありさまでした。「初恋」は私の好きな抒情歌系なので、例外的に聴き覚えはありましたが、同じ抒情歌系なのに「夕笛」は、あまり記憶には残っていなくて、その他の曲となると悲しいかな全く圏外なのです。
でも、改めて舟木さんのレコードやCDなどで当時は知らずにスルーしてしまっていた曲を何度も聴いていくうちに、ほんとうにたくさんの私好みのすてきな曲があることに気づいて夢中になりました。
ちょっと、タイトルとズレてしまったので、軌道修正して「今の私のお気に入り」にもどしましょう。
「今の」というのも、ちょっと曖昧な言い方ですが、乱暴に分けて言えば、舟木さんが30周年を機に、大きく巻き返しを図って快進撃が始まって以降の曲というアバウトな感じです。
本日から三夜連続で一曲ずつ、年代順に「今の私のお気に入り」を紹介させていただきます。
なぜだか、3曲ともB面なのですよね。私ってマイナー志向なんでしょうか(笑)
めぐり逢う日を・・・ 作詩:建石一 作曲:津村泰彦
(1994年1月「ありがとうあなた」B面)
(1994年1月「ありがとうあなた」B面)
お前に逢いたい この街
ひとり悔むよ 別れを
大人気(おとなげ)なかったと
にわか雨 見上げる 裏通り
しめった煙草が ほろ苦い
しめった煙草が ほろ苦い
恋のかたちは ひとつと
言ってた言葉が ささるよ
うぶなお前を 笑った
俺こそ バカだった
言ってた言葉が ささるよ
うぶなお前を 笑った
俺こそ バカだった
どこにいるのか 今夜は
あれから飲んでも 酔えない
きっと今なら 素直に
心を 告げるだろう
あれから飲んでも 酔えない
きっと今なら 素直に
心を 告げるだろう
にわか雨 上がった 夜の街
最後の煙草に 火をつける
最後の煙草に 火をつける
めぐり逢う日が 来たなら
お前と見つけて みたいよ
おとぎ話の つづきを
二人で もう一度
お前と見つけて みたいよ
おとぎ話の つづきを
二人で もう一度
にわか雨 見上げる 裏通り
しめった煙草が ほろ苦い
しめった煙草が ほろ苦い
恋のかたちは ひとつと
言ってた言葉が ささるよ
うぶなお前を 笑った
俺こそ バカだった
言ってた言葉が ささるよ
うぶなお前を 笑った
俺こそ バカだった
我が家の裏庭に咲いているさざんかの花