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Channel: 舟木一夫の世界~れんげ草の咲くさんぽ径~
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8月12日は西條八十の御命日~西條先生の詩の世界を舟木さんの歌声で

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今さらですが、西條八十のプロフィールです。

西條 八十(さいじょう やそ)

イメージ 21892年(明治25年)1月15日 - 1970年(昭和45年)8月12日)。日本の詩人、作詞家、仏文学者。
早稲田大学在学中に日夏耿之介らと同人誌『聖盃』(のち『仮面』と改題)を刊行。三木露風の『未来』にも同人として参加し、1919年(大正8年)に自費出版した第一詩集『砂金』で象徴詩人としての地位を確立した。後にフランスへ留学しソルボンヌ大学でポール・ヴァレリーらと交遊、帰国後早大仏文学科教授。戦後は日本音楽著作権協会会長を務めた。1962年、日本芸術院会員。
象徴詩の詩人としてだけではなく、歌謡曲の作詞家としても活躍し、佐藤千夜子が歌ったモダン東京の戯画ともいうべき「東京行進曲」、戦後の民主化の息吹を伝え藤山一郎の躍動感溢れる歌声でヒットした「青い山脈」、中国の異国情緒豊かな美しいメロディー「蘇州夜曲」、古賀政男の故郷風景ともいえる「誰か故郷を想わざる」「ゲイシャ・ワルツ」、村田英雄の男の演歌にして船村メロディーの傑作「王将」など無数のヒットを放った。
また、児童文芸誌『赤い鳥』などに多くの童謡を発表し、北原白秋と並んで大正期を代表する童謡詩人と称された。薄幸の童謡詩人・金子みすゞを最初に見出した人でもある。
1970年(昭和45年)8月12日に死去。78歳没。墓所は千葉県松戸市に在る東京都立八柱霊園である。



花咲く乙女たち  作曲:遠藤実
https://youtu.be/XRG8pXe-5LY

イメージ 3カトレアのように 派手なひと
鈴蘭のように 愛らしく
また忘れな草の 花に似て
気弱でさみしい 眼をした子
みんなみんな どこへゆく
街に花咲く乙女たちよ
みんなみんな どこへゆく
街に花咲く乙女たちよ

あの道の角で すれちがい
高原の旅で 歌うたい
また月夜の 銀の波の上
ならんでボートを 漕いだひと
みんなみんな 今はない
街に花咲く乙女たちよ
みんなみんな 今はない
街に花咲く乙女たちよ

黒髪を長く なびかせて
春風のように 笑う君
ああだれもが いつか恋をして
はなれて嫁いで ゆくひとか
みんなみんな 咲いて散る
街に花咲く乙女たちよ
みんなみんな 咲いて散る
街に花咲く乙女たちよ


若き旅情   作曲:遠藤実  (映画「花咲く乙女たち」挿入歌)  
https://youtu.be/q4o-_EvPvNY

たったひとりの姉さんが                                    わが町の八間通の植え込みに咲いてた高砂百合
遠くへ行った淋しさに
イメージ 4あてなく旅に出たこころ
ああ若き日 ああ若き日
涙たたえて旅をゆく
 
海の匂いのする町で
たそがれ灯る灯をみれば
どこかに姉の居るような
ああ若き日 ああ若き日
波に鷗が飛んでゆく
 
山にゆれてる白い百合
海辺の紅い桜貝
おもいでばかり目について
ああ若き日ああ若き日
姉を偲びて旅を行く




夕笛  作曲:船村徹
https://youtu.be/EOlAgqzMTdQ

ふるさとの 蒼い月夜に
ながれくる 笛の音きいて
きみ泣けば わたしも泣いた
初恋の ゆめのふるさと
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おさげ髪 きみは十三
春くれば 乙女椿を
きみ摘んで うかべた小川
おもいでは 花のよこがお

ふるさとへ いつの日かえる
屋敷町ふるい あの町
月の夜を ながれる笛に
きみ泣くや 妻となりても

あゝ花も恋も かえらず
ながれゆく きみの夕笛.



吉野木挽き唄~絶唱 作曲:市川昭介 アルバム「日本の四季~舟木一夫西條八十の世界を歌う」収録
https://youtu.be/Umy4GTTpSKA

イメージ 6愛おしい 山鳩は
山こえて どこの空
名さえはかない 淡雪の娘よ
なぜ死んだ ああ 小雪
 
結ばれて 引き裂かれ
七年を 西東
いのち短く 待つ日は永く
泣きぬれた ああ 小雪

山番の 山小舎に
春が来る 花が咲く
着せて空しい 花嫁衣裳
とこしえの ああ 小雪

なぜ死んだ ああ 小雪


さあさ踊ろうよ 作曲:市川昭介  アルバム「日本の四季~舟木一夫西條八十の世界を歌う」収録盤

お手手つないで 仲よく円く
さあさ踊ろよ 空でも踊る
まるい大きな お月さまイメージ 7
月が呼んだか 呼ばれてきたか
長いたもとの 可愛いあの子
いつか踊りの 花となる

きりょう千両 笑くぼは万両
好きなあの子が 笑って踊りゃ
手振り合わせて 千万両
二人三人 小さな輪から
五人七人 輪に輪がふえて
日本国中の 輪が出来る

右が笑えば 左も笑う
笑う顔から 踊りの輪から
世界平和の 春が来る


*オリジナル盤は1964年発売
*カップリングの「ニッポン音頭」(作詩:西條八十)がA面です。こちらの曲は舟木さんは唄ってません。


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京の恋唄  作曲:竹岡信幸
https://youtu.be/AQOidGL9fFE

イメージ 8好きだけど たまらないほど好きだけど
あなたは可愛いい 薄羽の蝶々
抱くにはあんまり か弱くて
かなしく見おくる 嵐山

さやさやと 嵯峨野の青竹風に泣く
あなたの来ない日 さみしい夕
昔も今でも 人の世は
恋ゆえ泣くのか 京の秋

恋あわれ 残るあなたの置手紙
抱けばほのかに 袖の香かおる
消えゆくあの夢 この夢おぼろ
若い日さみしく 鐘がなる



三百六十五夜  作曲:古賀政男 アルバム「ひとりぼっち 第3集 舟木一夫懐かしの歌」収録
https://youtu.be/qj3Wu_uBENo (舟木さんの歌唱は1.3.4番)

イメージ 9みどりの風に おくれ毛が
やさしくゆれた 恋の夜
初めて逢(お)うた あの夜の君が
今は生命(いのち)を 賭ける君

たそがれ窓に 浮かぶのは
いとしき人の 旅すがた
我ゆえ歩む 道頓堀の
水の夕陽が 悲しかろ

気づよく無理に 別れたが
想い出の道 恋の街
背広に残る 移り香(が)かなし
雨の銀座を ひとりゆく

鈴蘭匂う 春の夜
灯(ともしび)うるむ 秋の夜
泣いた 三百六十五夜の
愛の二人に 朝が来る


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